鳳ブログ
先日、休みを利用して壬生菜(みぶな)でキムチを漬けました。
壬生菜は水菜の仲間でして、京漬物の水菜と言うのは正しくは水菜ではなくて壬生菜です。いわゆる水菜は繊維質が強くて漬物には不向きで,主に鍋物の具材やサラダなんかに使います。当店でも水菜のサラダはよく注文される料理です。以前は「はりはり鍋(クジラ鍋)」の具材として一般的でした。
ほろ苦い大人の野菜って感じで、京都ではお茶漬けの具材としてもよく利用される京野菜です。そろそろイグして食べごろです。宜しければどうぞ。
先日、赤かぶらでキムチを漬けました。赤かぶらは京都の冬を代表する野菜の一つです。「かぶ」を京都では「かぶら」と言います。
私のオモニは以前からあまり根野菜ではキムチを漬けませんでした。ほとんどが白菜や青菜系の葉っぱのキムチです。最近では「ヨルムシ=大根葉」ばかりでキムチを漬けています。
以前は大根を薄くカットし、チャンジャ(タラの塩辛)のアラをたんまり使い「チャンジャキムチ」と称して大根でキムチを漬けたりしていました。でも今はチャンジャのアラが手に入らなくなり漬けなくなりましたね。あ~あのキムチは美味しかったなぁ~。
赤かぶらのキムチ、そろそろ食べごろです。
寒くなりました。たった1週間ほどで15度の違いはさすがに体がついていかないです。風邪を引かないように気をつけたいですね。
☆レジ横の観葉植物を入れ替えました。秋らしい装いの、全て造花のアレンジです。なかなかキレイで気に入っています。
秋を通り越して夏から一気に冬っぽい感じになりましたが、体調を壊さず皆様のご来店をお待ちしたいと思います。
当店横の小庭に植えてあるツワブキに花が咲きました。黄色い小花で野菊のようです。
ツワブキとは「艶のあるフキ」が転じて「ツワブキ」と呼ばれるようになったとか。本来は10月に咲くそうですが、今年は暑すぎたのか11月も半ばになってようやく咲いてくれました。
つい1週間ほど前までは11月を過ぎているのにエアコン冷房だったのですが、昨日から急に冷え込んできました。ようやく冬の到来を感じさせてくれます。さあ温かい料理を多数ご用意して、皆様のご来店をお待ちしたいと思います。
寒くなってきました、と言いたいところなんですが、最近暖かいを取り越して暑いくらいの日が多いですね。来週の火曜日くらいからまた例年並みに冷え込むそうですが~。
と言うことで、当店の今週のおススメ一品料理が「煮込み大根」です。寒い日にはぴったりのアテなんですが、今週は暖かい予想です。
一見、日本のおでんっぽいのですが、ダシは和牛のスジと乾燥明太で取っていて、ニンニクやプッコチを利かせてピリ辛と言うよりビリビリ辛い味付けです。寒い日にはもってこいの料理ですが、まだまだ暖かい日が続くようですね。すみません。