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2025-08-24 12:42:00

強い会社の創造戦略

【現代における企業の役割戦略】【10】

[8]サスティナブリティ経営戦略

「企業マネジメント」というのは、「売上」を伸ばし、「コスト」を吸収し、「利益」をあげるということで、そのための「戦略」としての「経営戦略」が不可欠なのである。しかしながら、環境と社会に対する「課題」は急速に高まり、企業は社会に貢献し、環境を改善しながら「利益」をあげていかなければならなくなった。

「強い会社創造戦略論」を構築し「サクセシイブ・カンパニー」を目指すには、いまや「SDGs」を「経営戦略」の主な機能の一つとして位置づけ「社会的役割」を果たしていかなければならない。

(1)社会的経済的環境の転換

「社会的経済的環境」は、いまや「人間」と「自然」とが調和して、さらに「グローバル・コミュニティ」という「新しい経済的世界観」に転換していくことである。この「世界観」では、「グローバル経済」は、地球の自然的、社会的限界の範囲内で「企業マネジメント」を展開しなくてはならないことを意味している。

「経済的システム」にとっては、地球は、「自然資本」と「人的資本」の究極の供給源であるから、健全な「企業マネジメント」というのは、企業は自然の限界の範囲内で、「生活者」の「課題」と「要望」を実現することである。現在の「経済システム」では地球自体が生体システムであるので、その盛衰は地球自体の「サブシステム」では「持続可能」なバランスが維持できるかどうかである。

「生体サブシステム」では、地球に生息する有機体であり、支配できるのは「人間」であるから、自然界のあり方を決定できるのは「人間」なので、「価値観」をつくらなければならない。

「企業マネジメント」を展開する「サブシステム」を機能させるための燃料を提供する「太陽エネルギー」のフロー、「経済システム」に必要な物資エネルギーを提供する天然資源、さらに処理するべき「廃棄物」にもおよぶ。なぜなら「廃棄物」は「失われた利益」として位置づけなくてはならない。

 

(2)サスティナビリティ経営戦略化

「経営戦略」では、今後重要な機能としては、「サスティナブリティ経営戦略(Sustainability Management Strategy:SMS:略称)」を確立していかなければならない。

このためには、社会的経済的環境の転換があり、このなかで「自然的環境」を重視しなければ「社会的役割」を果たすことができなくなる。「SMS」は、「ビジョン」「企業戦略」「企業マネジメント計画」「企業システム」という「マネジメント体系」のなかに位置づけなければならない。

その基本的な考え方としては、次のことをあげることである。

1.企業マネジメントの中核となる価値観

2.経営者の信念に基づくもの

3.スタッフのモチベーションを高め共感できるもの

4.経営の原理原則に沿うもの

5.店舗マネジメントとオペレーションの原理原則を的確にできるもの

 

(3)SMSの目標

「SMS」の目標としては、いまや「グローバル」な取組でなければならない。つまり、負担のかけられた地球の「天然資源」や「社会システム」と「人間」の「経済システム」が「調和」しないかぎり、「地球資源」は危機に瀕してしまう。

こうした「経済システム」の変化は、「企業マネジメント」を完全に転換しなければならない。こうした様相は「企業文化」の大転換をも意味している。「SMS」は、「企業」がおかれている「社会」との「共進化」を推進するものでなければならない。

 


2025-08-24 12:39:00

【脱炭素でスマートな旅館 国際観光施設協会エコ・小委員会 55】 旅館が抱える三つの課題その4 ~食のカイゼン~

    • 2025年8月23日
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 旅館の食には課題が多く、働き方のカイゼン・動線のカイゼン・食品ロスのカイゼン・食器洗浄のカイゼンがある。食は旅館で唯一の製造工程があるばかりでなく、食事の提供という旅館にとって重要なサービスがあり、客室や浴室の改修と違い、仕入れ↓仕込み↓調理↓配膳↓下膳↓食器洗浄と一連の流れがあって関係者も検討項目も多い。

 現在の厨房は大広間で団体食を効率的に提供するシステムであったものを、個人向けに、主にビュッフェスタイルでの提供に修正している。はじめに働き方のカイゼンから考えてみたい。旅館の働き方で問題になるのは中抜け勤務である。

 これは団体向けの勤務体系で、午前中に天ぷらなどの調理、冷料理盛り付けを行い、一度完成品を温蔵庫、冷蔵庫で保管する。昼ごろから15時ごろまでの中抜け休憩後に夕食の仕上げと盛り付けをして、勤務時間の関係でお客さまが食事される頃には厨房での作業は終えている。

 レストランでは、売り上げが一番高い時間帯に人手をかけるのが常識で、その意味で旅館の調理は常識から外れている。最近は調理師が不足し、調理師がいない旅館もあり、調理師学校では和食の人気がなく、パティシエなどに流れている。中抜け勤務を止めて、調理場の労働環境を改善しないと若い人が居つかなくなる。午後からの通し勤務で食事時間に出来たてを提供する方法に変えれば、調理場の働き方カイゼンになる。

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 もう一方の食事の提供にも問題がある。旅館は1泊2食のためか食事の開始時間が集中し、スタッフは下膳とバッシングに時間を取られ、肝心のサービスに手が回らず、飲料のオーダーが取れていない。テーブル数に合わせてお客さまを入れるのでなく、スタッフサービスの質を確保できる入り込み数で決めたい。下膳や食器を洗浄室まで運ぶには配膳ロボットを活用するなど、機器導入やレイアウト変更などバック作業は人手が掛からないよう改善したい。

 夕食時間として決められた18時前後から21時までの3時間から4時間の間にサービスを均等にすることで、お客さまもゆっくりと料理とお酒を楽しめる。そうすれば調理場も時間に余裕ができ、作り置き無しで出来たてを提供し、完成品の冷蔵庫、温蔵庫への出し入れ作業や、機材と広い配膳台が不要になる。電磁調理器や多機能調理器を導入して、タイマーで自動調理するコンパクトキッチンは人手が掛からない。調理のカイゼンは働き方の見直しに合わせて行わないと、せっかくの設備が機能しない。食のカイゼンは効率化の追求でなく、食の付加価値向上が目的であることを忘れてはならない。

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 (国際観光施設協会理事、エコ・小委員会委員長、日本建築家協会登録建築家、佐々山建築設計会長 佐々山茂)
     

【脱炭素でスマートな旅館 国際観光施設協会エコ・小委員会 55】 旅館が抱える三つの課題その4 ~食のカイゼン~ - 観光経済新聞

 

 

 


2025-08-23 13:35:00

コンビニのおにぎりが無くなる!? 和食の危機と希望

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海外から日本へ行く友人・知人に「日本の旅行で、何が一番楽しみ?」と尋ねると、多くの人が「日本食」と答えます。平成25年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された和食は、豊かな自然資源と歴史ある産業に支えられています。

伝統的な料亭はもちろん、個人経営のレストランやファミレス、そしてコンビニも、もはや日本の食文化活性の一役を担う存在と言っても過言ではありません。先の海外の友人・知人のなかで「日本のコンビニではあたたかい弁当が食べられるんでしょう?」「いろんな種類のラーメンやサラダがあると聞いたよ」と楽しみにしている人も多い印象です。

002

しかし、この和食文化が危機的状況に追い込まれていることを、ご存知でしょうか。もしかしたら近い将来、身近な和食──例えばコンビニのおにぎりでさえ、いつかなくなってしまうかもしれません。

和食の現場で、一体何が起きているのか。今回、日本サステナブルシーフード協会の代表理事を務める鈴木允さんに解説いただき、おにぎりの魚介の具の現状を紐解きます。

鈴木 允(すずき まこと)

鈴木 允(すずき まこと)

日本サステナブルシーフード協会代表/「おさかな小学校」校長。1980年、東京都生まれ。京都大学総合人間学部在学中「魚が減っている」という漁業の問題を知り、漁師見習いの生活を体験。卒業後は水産卸売会社のセリ人として築地市場で8年間働く。さらに東京大学大学院農学生命科学研究科で学びながら、国際的な非営利団体MSC(Marine Stewardship Council 海洋管理協議会)の日本事務所に入り、認証プログラムとMSC「海のエコラベル」を広める活動に尽力。2019年6月には「日本漁業認証サポート」を設立。宮城県気仙沼市にも拠点をおき、持続可能な漁業へ転換していくために活動している。魚をとる人と食べる人をつなぐために発信し、子どもたちに向けたオンライン授業「おさかな小学校」を開講中。

おにぎりの具で消滅危機に瀕しているのは...

鈴木

まず、日本のコンビニの種類と店舗数、そこで売られているおにぎりの具材の種類と数を調べてみました。すると販売個数が多い魚介類の具は、上から「たらこ・明太子」「鮭」「ツナ」「昆布」でした。あとは「海苔」ですね。

次に、それぞれの魚介類の状況について、漁師さんに聞いたり、統計資料を読み解いたりして、調べてみました。危機的な状況にある順に並べ替えると、以下のようになります。

003

鈴木

何がどう危機なのか、一つずつお話しますね。

── よろしくお願いします!

【鮭】100円台のおにぎりは無くなるかもしれない⁉︎


鈴木

今回の記事では、日本の大手コンビニ3社のおにぎりを比較していこうと思います。

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左からA社、B社、C社のおにぎりの断面

鈴木

C社の鮭だけ、色が違うの分かりますか? 価格もA社が175円、B社が168円に対して、C社は139円です。

── C社だけ違う魚種を使っているということでしょうか。

鈴木

そうです。食品表示を見ると、他2つが輸入しているベニザケを使っているのに対して、C社はおそらく北海道の「シロザケ」を使っているんですね。

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日本で食べられている鮭の主な種類。銀鮭や紅鮭は輸入が多く、シロザケが国内で漁獲・出荷されている品種で一番安い。シロザケの標準和名は「サケ」だが、紅鮭や銀鮭との混同を避けるため、シロザケという通称が使われている

鈴木

鮭って、一般的にはピンクがかったオレンジ色のイメージがあるかと思います。しかし、鮭は白身魚に分類されているんです。鮭の赤みは「アスタキサンチン」というエビや貝類に含まれている色素に由来しており、紫外線から体や卵を守る役割があります。鮭は、この色素を自分で作ることができず、エビやカニを食べて体に取り込みます。鮭は産卵の時期になると川を上ります。そして卵を紫外線から守るために色素を移すので、海にいる鮭はオレンジ色でも、川の上流に行く鮭の身は白くなるんですね。

また、10月ぐらいに「秋鮭」としてスーパーで売られる鮭は、基本的に海で獲られたものです。鮭は川に遡上する準備ができると、銀色の体色から、婚姻色とよばれる赤い色に変わっていきます。銀色のものを「ギンケ」、婚姻色が出てきたものを「ブナケ」と呼びますが、ブナケのものは身の色も白く、ぼそぼそした感じになっていくので、安く取引されるようになります。これをうまく活用した商品が、鮭フレークなんです。

こうした鮭フレークに使われるような一番安価な身が、コンビニのおにぎりに入っているんです。C社のシロザケも、このタイプを使っていると思います。

ところが、日本で獲れる鮭の量が今、激減しています。宮城や岩手では、ほぼ獲れなくなってしまいました。

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出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」を用いて鈴木さん作成

── 本当だ! ここ20年でどんどん減っていますね......。

鈴木

理由の一つは、海水温の高さです。鮭は川で生まれ、海を旅して産卵の時期にまた川に戻ってきます。基本的に寒い海で過ごすため、5度から13度が鮭にとって生息可能水温と言われています。

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出典:Kaeriyama et al. 2012

鈴木

上の図を見てください。2005年には北海道でも水温が保たれていますが、だんだん水温が上がっているのが分かりますか? このままいくと、2095年には、日本とオホーツク海、ベーリング海をつなぐ「はしごが外される」と予測している研究もあります。これは2012年の研究ですが、海水温の上昇は当時の予測を越えるスピードで進んでいるようです。

── これは......結構ショックです。

鈴木

そうなんですよ。加えて、日本の孵化放流のやりすぎも不漁の要因の一つだという説もあります。

孵化放流とは、河川を堰き止めて遡上してきた鮭をまとめて捕獲し、人工授精によって稚魚を生産して、川に放流するものです。他の魚でも行なわれていますが、鮭が一番大規模なんですね。

── その孵化放流が、なぜ不漁の原因に?

鈴木

もともと日本人の食卓に鮭の切り身が安く日常的に並ぶようになったのは、「北洋漁業」といって、北太平洋のアラスカあたりまで行って鮭を獲るようになったからです。しかし、1970年代後半に200海里の排他的経済水域が設定されると、日本の船は自由に北洋で操業できなくなりました。そこで、国内での生産に目が向けられるようになったんです。

日本の川はアメリカやロシアに比べて短く、産卵に適した場所がもともと少ないんですよね。だから、稚魚をたくさん作って放流する方法が主流になり、日本の鮭漁業を支えてきました。ちょうど200海里時代に北海道や東北地方での漁獲量が増えていくのですが、それを支えたのが孵化放流です。

ですが、餌を与えられて育った鮭は、いわば温室育ち。川から海に降りたときに、海岸でカモメなどの鳥や大きな魚に食べられてしまうこともあります。また、広い海に出た際に、ロシアやアラスカの海で生まれた野生児たちに負けてしまうようなんです。

一方で、日本の川でも野生魚が産卵していることが少しずつ分かってきて、自然に産卵できる環境を整えようという取り組みが行なわれるようになっています。稚魚を放流するのではなく、発眼卵といって、孵化する直前の卵を河川に放流する取り組みもはじまっています。

── そうした変化は、いつ頃から起こっているんでしょうか。

鈴木

野生魚が注目されるようになったのはここ10年くらいです。一方で、旧来の孵化放流のやり方は社会に深く根付いているので、なかなか大きく変えるのは難しいという側面もあるようです。教育の一環で、子どもたちが放流をする地域もたくさんあります。

── すでに歴史のあるやり方に異を唱えるのは、簡単なことではないですよね。

鈴木

そうですね。ただ、孵化放流がいけないということではなく、野生魚の産卵場所も保護しつつ、孵化放流も続けていきましょう、という形で進んでいくのがいいと思います。あとは、鮭がちゃんと住める場所を作る動きが、2095年までに間に合うかどうかというところです。

ところで、最近のコンビニでは200円前後の、ちょっと高級なラインのおにぎりも売っていますよね。そうしたおにぎりでは、鮭フレークではなく、鮭のハラミやハラスを使っています。

── 鮭が減っているから、そうした商品が出てきたということですか?

鈴木

そうですね。食べ比べてみたんですが、中身も結構違いました。

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左からA社、B社、C社

── 本当ですね。形だけでなく色も少しずつ違います。

鈴木

A社の具は何の鮭か分からなかったんですが、食品表示を確認すると、B社はアトランティックサーモンという、ノルウェーの海で養殖されている高級な鮭を使っていました。価格も248円で一番高かったです。C社の鮭は、チリから輸入しているギンザケを使っているようです。

チリのギンザケを含め、輸入鮭の値段は総じて上がっていますし、日本での漁獲量も減っています。だからコンビニのおにぎりが生き残るためには、安いシロザケのフレークを使って低価格を守るか、ベニザケやアトランティックサーモンを使って高級路線で行くか、というところだと思います。

── 鮭の品種や、それに伴う違いは意識したことがなかったんですが、こんなに差があるんですね。

【海苔】複合的な理由で廃業が相次ぐ

鈴木

次は海苔です。最近、お米のおいしさや品質を全面に出して、海苔を使わないおにぎりも売られていますよね。

── そういえば、よく見かけますね。

鈴木

背景には、海苔の不漁があります。全国の海苔生産は、2000年頃からずっと減少傾向にありましたが、ここ2、3年で不作が続き、大騒ぎになっています。

── そうだったんですね!

鈴木

海苔養殖がはじまったのは江戸時代と言われています。ですが、当時は海苔の生態が分かっていなかったので、安定した生産はできていませんでした。全国で海苔養殖が行なわれるようになったのは、1949年に海苔の生態が明らかになって以降です。

昔は海苔が高級品だったので、贈答用とか冠婚葬祭、特にお葬式やお歳暮といったシチュエーションでよく使われていました。最近は、そうした習慣も減りつつありますよね。だから、海苔業界の中で、コンビニのおにぎりの海苔はすごく重要なマーケットになっています。

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鈴木

海苔養殖は、浅い海に「ひび」とよばれる細い棒をたてて行なわれるのが昔ながらの方法。なので、松島湾、東京湾、三河湾、瀬戸内海、有明海といった浅い海では、以前からさかんに行なわれていました。でも、2003年に約6500あった全国の海苔養殖の業者は、2018年には約3400に半減しています。

とくに、千葉県や、香川、徳島など瀬戸内海の産地では、養殖業者の数は大幅に減っています。そのため相対的に有明海への依存度が高まっていました。現在では、全国の海苔生産の半分以上が、有明海(福岡、熊本、佐賀)で行なわれています。コンビニのおにぎりの多くに「有明海産の海苔使用」と書かれていますが、そういう事情もあったのです。

ところが、有明の海苔の生産量が2022年シーズンあたりからガクッと落ちており、海苔の需給バランスが崩れています。

── 有明海で何があったんでしょうか。

鈴木

漁師さんに聞いたら、「色落ち」が大きな問題になっているとおっしゃっていました。海苔の色が黒くならず、黄緑色のような色になってしまうんですね。これは、海の栄養不足が原因だと言われています。有明海では夏だけ発生していた赤潮が冬にも発生するようになっているようなんですね。赤潮というのは、植物プランクトンなのですが、これが大量発生することによって、海苔に必要な栄養塩を消費してしまうようなんです。

また、雨不足も原因のようです。雨が降って山の栄養が海に運ばれることで、海苔に必要な栄養分が海に溶けだすのですが、降ってほしい時期に雨が降らない。諫早湾の干拓が原因で、海の水の流れが滞り、攪拌されず海面の透明度が上がったために、赤潮が発生しやすくなっている、という指摘もありました。さらに、有明海ではタイラギなどの貝類が減っていますが、プランクトンを食べる貝類がいなくなったことで、赤潮が発生しやすくなっているという声もあります。

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出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」を用いて鈴木さん作成

── 他の産地でも、軒並み生産量が減っていますね。

鈴木

有明海沿岸だけでなく、海苔業界全体で深刻なのが、後継者不足です。海苔の収穫シーズンは、大体11月から4月ぐらい。寒い冬に冷たい海水で作業するのは大変な仕事です。海苔作りは機械化が進んでいますが、必要な設備を一式揃えるのに数億円かかる。小規模な海苔屋さんや漁師さんが新規参入するにはハードルが高いですよね。

さらに、クロダイなど海藻を食べる魚の食害に遭ったり、それらを防ぐために新しい網を仕掛けなければならなかったり、手間もかかります。だから気候変動だけでなく、いろんな要素が重なって海苔の生産量が減っているのだと思います。

この傾向が続けば、海苔を使わないコンビニおにぎりは、これからも増えていくでしょうね。

【昆布】すでに絶滅危惧種?

鈴木

次は、昆布ですね。この前、買ってきた昆布をお見せしますね。

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縁が波線なのが利尻昆布(左)、緩やかな曲線なのが羅臼昆布(右)

鈴木

昆布は種類によって産地や味、用途もそれぞれ違います。よく食べられているものは利尻昆布、羅臼昆布、真昆布、日高昆布の4種類ぐらいと言われています。

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主要な昆布の種類と産地の分布

鈴木

例えば京料理の味のベースは利尻昆布、大阪の料理は真昆布が主流、などなど地域によって使われる昆布も変わります。

すべての昆布の生産量の9割以上は、北海道です。全体的に生産量が減っていますが、最近、特に深刻なのが、道南の生産地です。

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出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」を用いて鈴木さん作成

── 上図の紫の線が、北海道南部の函館などがある渡島半島エリアの生産量ですね。

鈴木

そうです。渡島半島では真昆布を収穫していますが、水温が上がっている影響や、ウニの食害の影響で、天然の昆布が育たなくなっているようです。

昆布は、収穫したらすぐ出荷できるわけではありません。獲ったら、海岸に並べて乾燥させます。そのあと倉庫で保管して、2年くらい熟成させるんです。さらに、昆布を使う料理人の方々のところに届くまで、さまざまな人を介すため、北海道で昆布の不漁でも、料理人の方々に危機感がなかなか伝わらないという現状があるようです。

ちなみに昆布は養殖もされていますが、養殖のためには天然の種苗が必要なんですね。複数の関係者に聞いたのですが、養殖の昆布から種苗をとってまた養殖する......という完全養殖はまだうまくいっていないようです。天然の昆布が減っているから、種苗が獲れず養殖もいずれできなくなる可能性があります。このあいだ関西で昆布を取り扱っている方に話を聞いたら「もう真昆布は絶滅するかもしれない」とおっしゃっていました。

── 絶滅......。

鈴木

ただ、業界の人に話を聞くと、料亭で使われる昆布と、コンビニのおにぎりに使われる昆布は、ちょっと違うみたいです。

昆布は厚さや幅によって1等~4等に等級分けされています。さらに1本の昆布のなかでも根元のほうが品質がよいとされているようで、料亭に使われるような昆布は、産地、等級、部位など、細かく指定されて注文があるようです。ひとつの産地で昆布がとれなくなったら、お店の味に大きく影響がでますよね。

一方、コンビニのおにぎりの昆布は、細かくカットして濃い味付けをするので、原料にはそれほどこだわりはありません。長昆布やあつば昆布といった品種も使われますし、料亭用の昆布の形を整える際に出る端材も利用されているようです。

昆布がとれなくなっていることの影響は、まずは料亭に影響があり、コンビニは最後の最後だと思いますが......。それでも、天然の昆布が減っている中、今後はどうなるか分からないですよね。

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左からA社、C社、B社

鈴木

ちなみに、各社使ってる昆布が違って、A社は種類を明記していません。B社は日高昆布。C社は一番危機的な状況の真昆布を使っています。これも、今後の状況しだいで、そのうち表記が変わるかもしれません。

【ツナ】欧米需要、急増中!

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左からA社、C社、B社

鈴木

次はツナ。こちらも各社パッケージの表記に特徴があり、A社は「ツナ」、B社とC社は、「シーチキン」と書かれています。

「シーチキン」は、はごろもフーズ株式会社の商標です。つまりA社以外は、はごろもフーズのツナを使っているということです。ちなみに原料を見ると、カツオとマグロと書かれているため、おにぎりに使われているシーチキンは、カツオとマグロのブレンドだと分かります。「シーチキン」ブランド、強いですね(笑)。

── この違いも、意識したことがなかったです。

鈴木

日本で売られているツナ缶は、主にキハダマグロとカツオ、それからビンチョウマグロ(正式名称:ビンナガ)から作られています。ビンチョウマグロの缶詰は高価なので、コンビニのおにぎりで使われているのは見たことがありません。カツオが一番手頃な価格で、安いツナ缶の中身はカツオです。

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ツナの種類

鈴木

日本ではカツオとマグロを明確に区別しますが、英語圏ではふたつまとめてツナと呼ばれています。最近は肉より魚の方が健康や環境にいいという認識が広がり、欧米圏で需要が増えて高値で買われるため、日本が買えない傾向にあります。さらに円安の影響もあって、ツナが手に入りにくくなっているのではと思います。

カツオやマグロは、広く回遊しているため国際管理されています。太平洋の場合は、「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」という機関が、カツオがどのぐらいいて、どれぐらいなら獲っても大丈夫なのかを評価し、各国はその調査結果に基づいてカツオを獲っています。

この調査結果によれば、カツオもキハダもまだまだ十分にたくさんいると考えられています。でも、需要の高まりから漁獲量は増え続けており、少しずつ減っていると報告されています。現場の漁師さんと話すと、「獲れなくなっている」という方が多いですね。

いま、太平洋でのカツオ・マグロ類の多くは、インドネシアや韓国、台湾などの船によって巻き網(大きな網で囲い込み獲る漁法)で獲っているようです。

おにぎりのツナの原料になるカツオは熱帯海域でとられるものがほとんどなので、直接の関係は薄いかもしれませんが、日本近海でカツオがとれなくなってきていることは気がかりです。カツオは熱帯海域の生き物で、3〜4月くらいに、赤道直下あたりから群れの一部が日本近海にやって来る。これを「初鰹」と呼びます。さらに、そのまま黒潮に乗って三陸沖まで上がり、秋にまた南へ戻るんですが、その脂の乗ったカツオを「戻り鰹」と呼んでいるんですね。

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出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」を用いて鈴木さん作成

鈴木

スーパーで売られている生のカツオは、一本釣りによってとられるものが多いですが、その漁獲高は年々減っています。熱帯域でまき網(大きな網で囲い込み獲る漁法)で獲る量が増えてきて、群れ全体が小さくなっているために、日本に来るカツオが減っているという指摘もあります。

── うーん......厳しいですね。

【たらこ・明太子】科学的な資源管理により、サステナブルな具材

鈴木

そういう意味で、たらこ・明太子は、今回紹介する具材の中で、一番サステナブルだと言えます。日本で食べられているたらこ・明太子はほぼ、ロシアとアメリカからの輸入です。そしてロシア産の68%、アメリカ産の100%を日本が輸入しています。

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── 世界で獲れるたらこや明太子のほとんどを、日本人が食べているということですか?

鈴木

そうなんです。ツナや鮭は他の国の需要が増えているから価格が上がっていますが、たらこは、他に需要のある国がないから、あまり変動しないんです。白身魚の値段が高騰したら影響を受けるかもしれませんが。

── ちなみに、たらこや明太子って、卵じゃないですか。たくさん食べすぎて、次世代がいなくなる、という危険性はないんですか?

鈴木

漁自体が科学的にしっかり管理されているから、いなくなることは今のところないと思います。

たらこ・明太子は、スケトウダラという、世界で一番獲れる白身魚の卵です。身は白身魚フライとか、ちくわやかまぼこなどの練り製品の原料にもなります。

── とても身近な魚なんですね。

鈴木

これはアラスカのスケトウダラの漁の様子ですが、5階建のビルくらい大きな漁船を使っていて、この漁船の中に加工場があるんです。船が着岸するときには、もう段ボールに梱包されたスケトウダラの加工品が出荷される、というレベルです。

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写真提供:アラスカシーフードマーケティング協会

── 効率化が徹底されている。

鈴木

しかも、漁獲量も少ない数に設定されています。アラスカの漁業では、100いるうちの10くらいしか獲りません。次の世代がしっかり育つように法律で決められている。だから、いなくならないんですよ。

── 先ほどの国際管理されている資源は無くならない、という話と繋がりますね。

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アラスカのサステナブルシーフードが使用された、たらこ・明太子のおにぎりは、セブンイレブンでも販売されている

コンビニは日本食文化の救世主?

── コンビニのおにぎりから、こんなにたくさん、厳しい現状から希望もある話まで伺えるとは、思っていませんでした。

鈴木

そうですね。僕も初め、気候変動を切り口におにぎりの具の現状を探ろうと思っていましたが、気候変動に加えて、社会的な背景や漁業の歴史や現状など、いろんな要因があるんだなと改めて気づきました。

あと今回、コンビニのおにぎりの消費量も調べましたが、日本人は一人当たり、年間で17個以上食べているみたいなんです。僕自身は、もっと食べている気がします。ここまで手頃におにぎりが食べられるのは、価格を保ちながら具をどうやって調達するかとか、どうやっておにぎりをプロモーションするかとか、コンビニ各社の企業努力があってこそだと思います。本当にすごいなと思いましたね。

── そもそもコンビニのおにぎりを100円台で食べられること自体、いろんな人たちの努力と工夫で成り立っているんだとよく分かりました。

鈴木

そうなんですよね。しかも、もしコンビニのおにぎりがなかったら、おにぎりというもの自体、日本人があんまり食べなくなっていたかもしれないと思うんです。

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セブン&アイ公式HPより

鈴木

コンビニのおにぎりは、1970年代から販売されていますが、外食が進んだり食べるものが変化したりする中で、パンや麺が主流になって、おにぎりがマイナーなものになっていった可能性もあります。でも、昆布の佃煮や梅干し、おかかなどの和食が今でも身近なのは、コンビニのおかげなのかもしれないなって思ったんです。

── 確かに、自炊をしない人でも、コンビニのおにぎりは食べていますよね。和食を知るきっかけの一つに、コンビニがなっていると言えるのかも。

鈴木

そういう意味でも、コンビニが和食の救世主の一翼を担っているような気がしますね。

とはいえ「コンビニのおにぎりは無くならないから大丈夫」というわけでもありません。例えば昆布。価格を抑える工夫を続ければ、今と大きく変わらない価格のまま、コンビニで昆布のおにぎりが食べられるかもしれません。けれど本当に質の良い昆布は獲れず、和食の料理人の方々には届かなくなるかもしれない。つまり、和食の屋台骨みたいなものが崩れつつあるんです。

ですからコンビニのおにぎりを食べるときは、ちょっとだけ、おにぎりの向こう側に、思いを馳せてみてほしいです。昆布や鮭のおにぎりを買って食べ比べするのも、おもしろいですよ。その昆布が日高昆布なのか真昆布なのか、もしくはブレンドなのか。鮭はベニザケなのか、アトランティックサーモンなのか、シロザケの鮭フレークなのか......とか。

── 次に、コンビニでおにぎりを買う時はパッケージの表記から具材まで、じっくり見てみます!


2025-08-22 21:24:00

北京、初の“ロボット尽くし”レストラン誕生 20種以上が接客・調理 

中国北京市で初のロボットがテーマのレストラン「ロボット焰究所」が8日、営業を開始した。完成度の高いロボット20種類以上が配置され、ホログラムの案内表示がSF的雰囲気を高める店内は、光と影が交錯し、随所でロボットと出会うことができる。

料理を待つ間は、配膳や片付けをするロボットが忙しく動き回る様子を眺めて楽しむことができる。廊下の奥には宋の政治家・文学者、蘇軾(蘇東坡)や唐の詩人、李白を模したバイオニックヒューマノイドと会話を楽しめる空間があり、近くでは科学者のニュートンが料理や調理に応用される科学原理を解説し、電磁気学やエネルギー保存の法則などの理論を分かりやすく紹介していた。

ロボット焰究所でトークショーを行うバイオニックヒューマノイドの「蘇軾」と「李白」

メニューと料理は特別に設計されており、注文用のメニューは「制御する食事システム」と呼ばれている。煎餅(ジェンビン、中国風クレープ)や串焼き、コーヒー、ミルクティーなどの軽食やドリンクは、全てロボットシェフが調理する。

テクノロジーを駆使した料理には、数々の技術革新の物語が秘められている。「煎餅ロボット」を例にとると、ロボットアームが生地を広げ、裏返し、調味料を加えて巻き上げるという一連の動作は簡単そうに見えるが、研究開発担当者らが数年がかりで実現させており、数千枚の図面作成、100件以上の特許出願、約1万個の部品のテストを経て、人に近い熟練度と安定した品質にたどり着いた。また、自動化設備を使った製造・販売は飲食業界の新業態にあたることから、法令を遵守した営業や今後の普及には行政と企業の連携、規制試行の新たなモデルの模索など水面下での支援も欠かせなかった。

レストランを運営する北京亦荘機器人科技産業発展の副総経理で、レストランの責任者を務める孫玲氏は「ここは単なるレストランではなく、中国のロボット産業が飲食サービス分野で集中的に実用化したモデル事例だ」と紹介。ロボットの研究開発は「高精尖(高度・精密・先端)」技術の集大成だが、研究開発以上に難しいのは商業化だと率直に話した。今後については、革新的なプラットフォームとしての役割を果たし、より多くのロボット企業に実証やデータ収集の機会を提供することで、「面白い」「見栄えが良い」から「本当に使える」ものへ進化させたいとし、未来の暮らしがすでに始まっていることを人々に間近に感じてもらうのも重要な意義の一つだと語った。【新華社北京】

北京、初の“ロボット尽くし”レストラン誕生 20種以上が接客・調理 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

 


2025-08-10 11:40:00
Subject: Tariffs take effect; job growth stalls during summer; Restaurant Legal Summit on tap
Tariffs take effect; job growth stalls during summer; Restaurant Legal Summit on tap
関税発効、夏季の雇用増加は鈍化、レストラン法務サミット開催予定
 
 
 
 
2025年8月7日
 
 
 
 
政権が新たな関税を発行
 
67カ国以上の商品に関税を課すトランプ大統領の大統領令は8月7日に発効する予定だったが、メキシコを含む一部の国では延長が認められ、さらに90日間の猶予措置が取られた。カナダの関税率は8月1日より25%から35%に引き上げられたが、現在、USMCA準拠の商品はすべて免除されている。8月7日より前にすでに輸送中の商品の出荷も免除されるが、関税を回避するためにルートを変更した商品には、新たな40%の積み替えペナルティが課せられる。
この命令によると、8月1日に米国と枠組み合意に達した欧州連合は、欧州の食品、ワイン、スピリッツなどの商品に15%の関税を課されている。ブラジル製品に対する50%の関税は、コーヒーや牛肉などの製品に対して8月6日に発効する予定だった。米国と中国は協定交渉を続けており、両国の当局者は最近、現在実施されている90日間の一時停止の延長を求めることに合意した。トランプ大統領は8月12日までにその計画に署名しなければならない。
私たちの協会は、食品および飲料製品をすべての関税交渉から免除するよう政権に引き続き求めています。声明全文を読む
 
 
6月と7月のレストランの雇用増加は失速
 
レストラン業界の雇用の伸びは、離職者数が増加し、雇用活動を相殺したため、過去2か月間で急激に停止しました。労働統計局(BLS)によると、飲食店の雇用水準は6月(+400)と7月(-300)で横ばいでした。その後、業界は3か月間、約68Kの雇用を追加しました。ここ数カ月間の雇用の伸びは不均一であるにもかかわらず、レストランの労働力の規模はパンデミック前の水準を上回っています。7月の時点で、雇用は2020年2月の水準を82K近く上回っています。分析全文を読む
 
 
労働市場の減速によって試される消費者の回復力
 
雇用の伸びが鈍化すると、消費者の信頼感と可処分所得の支出意欲が危険にさらされる可能性があります。レストランの売上は引き続き経済の強さに結びついています。消費者が雇用されていれば、経済の不確実性を乗り越えて支出水準を維持しようとするでしょう。 詳細情報
 
 
レストラン・リーガル・サミットの議題に複雑な法的問題
 
法律と政策の状況の変化が業界に影響を与え続ける中、レストラン・ロー・センターは、今日の最も差し迫った法的課題に焦点を当てるために、レストラン・リーガル・サミットの議題を策定しています。大手法律事務所と協力して開発されたセッションは、複雑な問題を解き明かし、実践的なガイダンスを提供するように設計されています。いくつかのセッションはすでに確認されており、移民法や進化する雇用法に関する議論も議題になっています。10月22日から24日まで、フロリダ州タンパで開催される第9回レストラン・リーガル・サミットに参加する予定です。議題を見る
 
 
サプライチェーンのリーダーがオーランドに集まる
 
サプライチェーン専門家交流秋のカンファレンスでは、フードサービスのサプライチェーンの専門家が日々の課題に対処できるように設計された洞察を提供します。今日の進化する状況を乗り切るために必要な知識と人脈を身につけましょう。議題をチェックして、今すぐ旅行を計画してください。 詳細情報
 
 
私たちが読んでいるもの
 
 
 
 
 
テキサス・ロードハウスのモーガンが勝利戦略を賭ける
 
カジュアルダイニングのCEOであるジェリー・モーガンは、ケンタッキー州ルイビルで開催された協会の最近の会議であるザ・テーブルで、将来の成功を築くことについて講演しました。彼は、自分の目標は、そもそも成功に導いた価値観を損なうことなく、業界の変化に合わせてブランドが繁栄できるよう支援することだと語った。詳細情報
 
 
適切な市場を正確に特定することで、ケータリングの大きな機会を生み出すことができます
 
個別化と効果的なマーケティングに焦点を当てることで、この追加の収益源が強化される可能性があると、最近のマーケティングエグゼクティブグループ(MEG)会議で対象分野の専門家は述べています。詳細情報
 
 
ウェビナー
 
 
 
 
 
レストラン運営データ抄録からの洞察
 
8月20日午後2時(東部標準時)に、コストを抑えながらパフォーマンスの最適化を目指すオペレーターにとって必須のリソースである2025年レストラン運営データ要約の独占ウォークスルーにご参加ください。このレポートは、業界全体の主要なパフォーマンス指標、直接営業費用、売上高を包括的に考察します。参加者は、レストランのパフォーマンスを同業他社のパフォーマンスと比較し、コストの不一致や潜在的な問題領域を特定する方法を学び、さらにデータ主導の洞察を使用して業務を合理化し、効率を高めます。このウェビナーに参加すると、レポートの購入が 25% 割引になります。今すぐ登録
 
 
消灯?ゲーム開始。ユーティリティの停止に備えて回復する
 
災害が発生したとき、それは必ずしも火災、洪水、強盗であるとは限りません。停電、ガス漏れ、断水などが考えられます。レストランにとって、こうした混乱は、在庫の損失、イベントのキャンセル、収益の損失など、大きな損失につながる可能性があります。8月28日午後2時(東部標準時)に、レストランのオーナー、経営者、マネージャー向けに特別に設計されたこのウェビナーにご参加ください。Always Ready: Utility Disruptions は、電気が消えてもビジネスを継続するための計画を構築するのに役立つ無料のステップバイステップのリソースです。今すぐ登録
 
 
税制の変更と知っておくべきこと
 
協会の政策チームは最近、発効間近の主要な税制変更について事業者が知っておくべきことを説明しました。この変更はレストラン運営者、従業員、および彼らがサービスを提供するコミュニティに影響を与えるため、アップグレードと拡張のための運転資金の増加と、サーバーの収入に対する所得税の減免を意味する可能性があります。このプレゼンテーションでは、オペレーターが数か月先の計画を立てる際に追跡する必要がある内容に関する情報を共有します。オンデマンドで視聴
 
 
 
 
 
 
 
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  August 7, 2025
  
  Administration issues new tariffs
 President Trump’s Executive Order imposing tariffs on goods from more than 67 countries was expected to take effect Aug. 7, however some countries were given extensions, including Mexico, which received another 90-day pause. Canada’s tariff rate increased from 25% to 35% effective Aug. 1, however, all USMCA-compliant goods are currently exempt. Shipments of goods already in transit prior to Aug. 7 are also exempt, but those rerouted to evade tariffs will face a new 40% transshipment penalty.
According to the order, the European Union, which reached a framework deal with the U.S. on Aug. 1, is being charged a 15% tariff on goods including European foods, wine and spirits. A 50% tariff on Brazilian goods was expected to take effect Aug. 6, on products such as coffee and beef. The U.S. and China are continuing to negotiate a deal, and officials from both countries recently agreed to seek an extension of the 90-day pause currently in place. President Trump has until Aug. 12 to sign off on that plan.
Our Association is continuing to urge the Administration to exempt food and beverage products from all tariff negotiations. Read our full statement
  Restaurant job growth stalls in June and July
 Restaurant industry job growth has screeched to a halt over the last two months, as the number of people leaving their jobs has risen, offsetting hiring activity. According to the Bureau of Labor Statistics (BLS), eating and drinking place employment levels were flat in June (+400) and July (-300). That followed a 3-month period in which the industry added nearly 68K jobs. Despite the uneven job growth in recent months, the size of the restaurant workforce remains above pre-pandemic levels. As of July, employment was nearly 82K jobs above February 2020 levels. Read the full analysis
  Consumer resilience tested by slowing labor market
 As job growth slows, consumer confidence and the desire to spend disposable income could be at risk. Restaurant sales continue to be tied to the strength of the economy. If consumers are employed, they’ll likely look past economic uncertainties and try to maintain their spending levels. Learn more
  Complex legal issues on agenda at Restaurant Legal Summit
 With the shifting landscape of law and policy continuing to impact the industry, the Restaurant Law Center is shaping the agenda for it's Restaurant Legal Summit to focus on today’s most pressing legal challenges. Developed in collaboration with leading law firms, sessions are designed to unpack complex issues and provide practical guidance. Several sessions are already confirmed and discussions on immigration regulations and evolving employment law are also on the agenda. Plan to join us Oct. 22-24, for the 9th annual Restaurant Legal Summit in Tampa, FL. View agenda
  Supply chain leaders to gather in Orlando
 The Supply Chain Expert Exchange Fall Conference will offer insights designed to help foodservice supply chain professionals address daily challenges. Equip yourself with the knowledge and connections needed to navigate today’s evolving landscape. Check out the agenda and plan your travel today. Learn more
  WHAT WE’RE READING
     Texas Roadhouse’s Morgan stakes out winning strategy
 Casual-dining CEO Jerry Morgan spoke at The Table, the Association’s recent conference in Louisville, KY., about building success for the future. He said his goal is to help his brand thrive as the industry changes, without compromising the values that made it successful in the first place. Learn more
  Pinpointing the right market can create big catering opportunities
 Focusing on individualization and effective marketing could enhance this additional revenue stream, subject matter experts at our recent Marketing Executives Group (MEG) meeting said. Learn more
  WEBINARS
     Insights from the Restaurant Operations Data Abstract
 Join us Aug. 20, 2 p.m. ET, for an exclusive walkthrough of the 2025 Restaurant Operations Data Abstract—a must-have resource for operators aiming to optimize performance while controlling costs. The report offers a comprehensive look at key performance metrics, direct operating expenses, and sales across the industry. Participants will learn how to compare their restaurant’s performance to those of industry peers, identify cost discrepancies and potential problem areas, plus use data-driven insights to streamline operations and boost efficiency. When you attend this webinar, you’ll receive a 25% discount on the purchase of the report. Register now
  Lights out? Game on. Prep for and recover from a utility outage
 When disaster strikes, it’s not always a fire, flood, or robbery. It could be a power outage, gas leak, or water shutoff. For restaurants, these disruptions can lead to major losses, like lost inventory, canceled events, and lost revenue. Join us Aug. 28, 2 p.m. ET, for this webinar designed specifically for restaurant owners, operators, and managers. We’ll talk with experts about Always Ready: Utility Disruptions, our free, step-by-step resource that helps build a plan to keep your business running, even when the lights go out. Register now
  Tax policy changes, and what you need to know
 The Association’s policy team recently explained what operators need to know about major tax policy changes that are about to take effect. The changes, which will affect restaurant operators, employees, and the communities they serve, could mean more working capital for upgrades and expansion and an income tax break on servers’ income. The presentation shares info on what operators need to track when planning for months ahead. Watch On Demand
             National Restaurant Association
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Washington, DC 20036
(202) 331-5900 | (800) 424-5156
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