インフォメーション

2015-08-30 09:50:00

安保法案の影に隠れて、EUでは使用禁止となっているネオニコチノイド系農薬の食品残留基準が大幅に緩和されていたのをご存知ですか? 「ホンマでっか!? TV」でもおなじみの生物学者・池田清彦先生のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』にこの農薬の恐ろしさが詳述されているのですが…、子供の発達障害を引き起こす可能性も否定できないとのことで、深刻度は大です。

ペテン国家・日本の環境行政

近年、日本での昆虫の減少は甚だしい。梅棹忠夫が若かりし頃(1930年代の終わりだろうか)、よく虫採りに行った京都の貴船には、蝶が紙ふぶきのように飛んでいたという。今の日本にそんな場所はない。20年ほど前、ベトナムのタムダオ山に虫採りに行った。山頂で吹き上がってくる虫を待っていると、麓からナミエシロチョウの大群が吹き上がってきて、暫くの間、視界も定かならぬ蝶ふぶきの只中に立っていた事があった。タムダオの原生林も、日本の照葉樹の原生林も、見てくれはさほど変わらない。熱帯に近ければ近いほど、種多様性は高くなるという一般則はあるにしても、現在の日本各地の虫影は少なすぎる。梅棹忠夫の言を信ずれば、戦前には日本でも蝶が沢山飛んでいるところがあったはずだ。この100年足らずの間に何が起きたのだろう。

開発に伴う生息地の破壊、大気汚染など、様々な原因があったろうが、恐らく最大の原因は農薬の使いすぎである。私の大学の研究室の2年後輩の上田哲行(石川県立大学名誉教授)は、この20年間でアキアカネの個体数が1,000分の1に減ったという研究結果を報告している。すさまじい減り方だ。

 

 

 http://www.mag2.com/p/news/26811?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000125_sat&utm_campaign=mag_0001657188_0829

 


2015-08-30 09:46:00

2015年08月28日

 
 古来からの作物を将来の世代に残すために国連食糧農業機関(FAO)はノルウェーにある世界種子貯蔵庫にジャガイモの種を保存するセレモニーを実施した。

[元記事]
Ancient crops to be deposited in Norway’s Arctic seed vault for future generations ? UN


【背景】
 近い将来、世界の人口はさらに20億人増加すると推定されており、それに応えるだけの食糧供給がなされなければなりません。
 ジャガイモは世界で3番目に栽培されている野菜で、世界で10億人以上が口にしていますが、気候変動や農業の近代化、土地利用の変化、病気などでジャガイモもいつ危機にさらされるかわかりません。農業の多様性を確保するためにも植物の種子を氷に閉ざされた保存庫に種子を保存する取り組みがなされています。

2015-08-29 09:53:00

今回は、「おもてなし」についての「茶道」の続きを説明しよう。

 

② 和敬清寂

 さらに、千利休は次のような「和敬清寂」を提唱している。

1.和

 「おだやか、なごやか、のどか」という意味で、主客相互が身分の上下を問うことなく「和」をつくりあげていくことである。

 

2.敬

 「つつしむ、うやまう」という意味で、主客相互が細やかな心遣いで、敬い「敬」をつくりあげていくことである。

 

3.清

 「すんでいる、きよいこと」という意味で、茶室の周辺は勿論のこと、茶室や道具もお客様を迎えるために清らかにしていくことである。

 

4.寂

 「しずかなさま、ひっそり」という意味で、「詫び・寂び」の心でお客様をお迎えすることである。「詫び」というのは、「真心で礼儀正しく真面目」ということで、「詫び」というのは「素直に目だたずに自然体」ということで、心に迷いがなく達観しているということである。

 

③茶事と礼儀作法で学ぶ「おもてなしの心」の原点

 「茶事」においては、亭主となった人は、まずお客様をお迎えするために、茶室に通じる門から通路、庭、玄関にいたるまで清掃し、水をまき茶室の周辺をきれいにする。さらに茶室の中は、目的や季節に合った掛け軸、花、水差、茶碗、釜などを用意して、炭をおこしお湯を沸かす。さらに最高のお菓子を用意して、お客様を迎える準備をする。これらのことは「しつらい」といいね語源は平安時代の「室礼」で、晴れの儀式の日に、室内を飾ってお客様に喜んでもらおうと準備することから来ている。

 お客様がお見えになったら、丁寧にご挨拶をし、お茶を点てるのであるが、この際には、お客様の好みは「濃いお茶がよいか、薄いお茶がよいか」「熱いお茶が好きか、普通の熱さがお好きか」というように、お客様一人ひとりの好みによって差し上げ、さらに、お客様が喜んでもらったかを考えることが「茶道」の「おもてなしの心」である。

 一方、招かれたお客様は、亭主の「おもてなしの心」の意図を汲み取り、「感謝」の念を亭主に申しあげる。かくして主客が一体となって、はじめて「一期一会」が成立するのである。かくして「茶道」は、小笠原流礼法とあいまって、日本文化の「おもてなしの心」の原点になっている。

 

④接客サービスへの「おもてなしの心」の応用

 「おもてなしの心」を「接客サービス」へ応用するために、次のことを思考していけば、実現はだれでも可能になると、「接客は利休に学べ」で提唱している。

1.人にやさしくしたい気持ちを持つこと

2.人に思いやる気持ちを持つこと

3.人に感謝する気持ちを持つこと

4.人に喜んでもらいたい気持ちを持つこと

5.人を愛する気持ちを持つこと

6.人を信ずる気持ちを持つこと

7.人と手を取り合う気持ちを持つこと

 

(4)料亭について

 料亭というと、高級、接待、宴会、要人の密談というイメージが高く、一般的には近寄りがたいイメージがあるが、その原点は「茶事」に出される茶懐石なのである。それが現在の料亭になったのは、17001800年代にかけてであろうとされている。

 京都菊乃井の村田吉弘の「京都料亭の味わい方」によると「建物の構えや庭の佇まい、床の間の掛け軸や置物など調度品の贅沢さ、生けてある花の風情、女将の挨拶や立ち振る舞いなど、すべての要素を複合的に楽しめる飲食の場が料亭」で、「食事を提供する場でありながら、日常とかけ離れた異空間」としている。

 日本料理の様式は数多くあり、その主なものとして懐石料理と会席料理がある。懐石料理は、鎌倉時代から安土桃山時代に「茶道」と結びつき茶を楽しむためにという原型が作られね江戸時代に確立された。一方、会席料理は、江戸後期に酒を楽しむための料理として発展し、現在の料亭、日本料理店、旅館などで提供されている。

 料亭は、日本文化の集大成の場として見ることができる。当然、料理は世界屈指の日本料理で空間は格式や威厳のあるものだが、そのなかで最も評価の高いのが女将を始め客室係の「おもてなしの心」の素晴らしさであり、常連客の多くは日常とかけ離れた応対に感動を超え「感謝」の気持ちを感じている。

 

 

 

 


2015-08-29 09:51:00

バーガーキング、マックに休戦を提案(ジョークで)

 
マクドナルドが応じれば、両社は9月21日にアトランタに仮設店を設置し合作のバーガーを販売する
マクドナルドが応じれば、両社は9月21日にアトランタに仮設店を設置し合作のバーガーを販売する 

 ファストフード大手の米バーガーキングがマクドナルドに、社会のために共同戦線を張ることを提案した。ただし、凝った広告の中での話だ。

 バーガーキングは26日付の米紙掲載の全面広告で、それぞれの会社を象徴するハンバーガーのワッパーとビッグマックを統合して「ザ・マックワッパー」を作ろうと提案した。バーガーキングは持ち株会社のレストラン・ブランズ・インターナショナルが保有している。

 今回の広告は、9月21日の「国際平和デー」と、これに関連するさまざまな活動を支援する非営利団体「ピースワンデー」の認知度を高めることが狙いだという。

 ニューヨーク・タイムズとシカゴ・トリビューンに掲載された広告には、「われわれは平和を求めています」と書かれている。「両社に取るに足りない意見の相違があることは分かっているが、いわゆる『バーガー戦争』を停戦してはどうだろう」

 バーガーキングには、人目を引く大胆なマーケティングを展開してきた長い歴史がある。1998年には、USAトゥデイに掲載した広告で左利き向けのワッパーを紹介した。エイプリールフールのジョークだった。2007年には、ワッパーがメニューから外されたと店員に告げられた客の反応を動画に撮影した。

 今回の広告によると、マクドナルドが応じれば、両社は9月21日にアトランタに仮設店を設置し合作のバーガーを販売する。バーガーキングはウェブサイトを立ち上げ、店構えや包装など提案の詳細を紹介している。

 合作バーガーの代金は現金ではなく、顧客の知り合いの誰かに対する「beef(不満を言うこと)」をやめると宣言することで支払うことになる。


2015-08-29 09:49:00

収穫関連情報 2015
Les vendanges 2015
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8月中旬時点での2015年の収穫量の予測は、2014年をわずかに下回る
Un potentiel de production viticole 2015 estime,
a la mi-aout, en legere baisse par rapport a 2014
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フランス農水省統計局(SSP)が8月19日付で発表した収穫量予測によると、2015
年の収穫量は、4,645万hlと予想され、2014年をわずかに下回ると見られる。8
月の雨と、酷暑の終了により、良い天候条件の中でぶどうの色づきが進んだ。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0825.html#committee-1

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ボジョレで収穫が始まろうとしている
ぶどうのとても良い品質が、偉大なヴィンテージを予測させる
Les vendanges dans le Beaujolais vont debuter
Une tres belle qualite de raisins laisse presager d’un grand
millesime
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ボジョレの畑(リヨンとマコンの間に広がる16,000ha)では、色づきが終了し、
最初の収穫は来週初め(注:8月24日の週のこと)に始まる見込みである。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0825.html#committee-2

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<お断り>
以下は、収穫状況に関して、各メディアからの情報を抜粋し、ご紹介している
ものです。公式の収穫開始日、ヴィンテージの評価などについては、各ワイン
委員会からコミュニケが発表され次第、随時メルマガでご紹介していきますの
であらかじめご了解ください。
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ガール県でぶどうの収穫開始
Gard Debut des vendanges a Vergeze
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南フランス、ガール県でぶどうの収穫が始まった。ニーム近郊のヴェルジェー
ズの協同組合では、8月11日に、辛口用とスパークリングのベースワイン用ミ
ュスカ・ア・プティ・グランの収穫を開始した。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0825.html#committee-3


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ボルドー:ぶどうの成熟が始まる
Vendanges 2015 a Bordeaux : les raisins commencent a murir, dans la
normale
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ボルドーのぶどう畑は、色づきの終わりから成熟の始まりにかかり、穏やかな
8月終盤を迎えている。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0825.html#committee-4

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ブルゴーニュ:2007年や2011年に近い、ぶどうの成熟の早さ
Vendanges 2015 en Bourgogne : une precocite proche de 2007 et 2011
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8月17日、ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)が、35の参照区画で、ぶどうの最
初のサンプル抜き取り検査を実施した。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0825.html#committee-5
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コニャックの出荷が回復
Les  expeditions  Cognac  affichent  une  belle reprise
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コニャックの2014年度(2014/8-2015/7)の出荷が回復し、数量ベースで3番目
に良い年、金額ベースで2番目に良い年となった。北米の好調がけん引してい
る。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0825.html#committee-6

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◆フランス情報◇◇
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ミラベル・ド・ロレーヌ収穫開始  今年は糖度が高い
Mirabelles de Lorraine Annoncees tres sucrees, elles sont recoltees a
partir de jeudi
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ロレーヌ地方で、ミラベル(黄色のプラム)の収穫が始まった。量は例年並み
だが、糖度がとても高い。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0825.html#france-1



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