インフォメーション

2015-08-21 13:18:00

ドイツ  2015/8/17(月)
ルフトハンザ、一流レストランのおもてなし[運輸]

独ルフトハンザ航空は10月1日から、フランクフルト発の長距離便のビジネスクラスで一流レストランのおもてなしをテーマにした新たなサービスを提供すると発表した。英スカイトラックス社が決める「航空会社レーティング」で、欧米初の5つ星を獲得する戦略の一環。

新サービスでは、客室乗務員は各乗客の名前を呼んで出迎えた後、注文を受ける。陶磁器を用いてテーブルをセットし、食事はフライトトロリーではなくサービスプレートに載せて運ばれる。

同サービスは8月1日から、米ニューヨーク、中国・北京、インド・デリーなど11都市発着のエアバスA380型機で開始。10月1日からはフランクフルト発のボーイング747―400型機、747―8型機で導入し、10月25日以降はフランクフルトとミュンヘンからアジア、中東へ向かうエアバスA340型機にも適用する計画だ。日本路線でサービスを受けられるのは10月以降としている。


2015-08-14 23:03:00

香港  2015/08/14(金曜日)
南薩連携自治体、香港売り込みを本格化[食品]

鹿児島県南部の3市・1町で構成する「南薩連携自治体」が、香港での売り込みを本格化する。各自治体の市長、町長らがプロモーションのため香港を訪れ、12日にはレセプションを開催した。香港での認知度を高めながら、インバウンドや特産品販売を進めていく考えだ。

南薩連携自治体は指宿市、南九州市、南さつま市、南大隅町の3市・1町で構成。レセプションには豊留悦男・指宿市長や霜出勘平・南九州市長ら40人余りが参加した。一行は香港で13日から始まったアジア最大級の食品見本市「フードエキスポ2015」を視察して、市場の動向や市民のニーズなどを探る。

指宿市の関係者によると、将来的には全日本空輸(ANA)などの物流企業と組んで、各地特産品の香港販売に向けた物流スキームの構築を検討する考え。

豊留市長は、南薩連携自治体の官民が協力して、香港で定期的にフェアを開催する構想を明らかにした。「鹿児島の良さを香港市民に知ってもらい、インバウンドや物品販売につなげていきたい」と意気込んだ。



<香港>

 


2015-08-14 22:58:00

広大なパーデュー・ファームズの敷地内にある第三孵化場の床にはシミひとつない。これまでにドアはつけ直され、温度管理と換気のシステムも改善された。すべて、空気汚染の可能性を最小限にするためだ。

ここには毎週150万個の卵が届き、その卵がやがては同社の鶏肉となるのだが、卵もやはり清潔だ。かつてはよく付着していた糞や羽は、その影すら見えない。孵化するまでの21日間、卵が置かれる場所は過酸化水素で毎日消毒され、21日の間、人間の手が卵に触れることはない。

パーデュー・ファームズ抗生物質を使用せずに育てている(写真:Jeremy M. Lange/The New York Times)

パーデューは約10年間かけて、抗生物質を一切使わずにニワトリを育てるこのシステムを完成させた。そして現在、同社は転機を迎えている。パーデューが販売する鶏肉の半分以上が、「抗生物質をまったく使用していない」と記して販売できる製品になったのだ。鶏肉会社としては初めてのことだ。

CEOがCM出演、「抗生物質不使用」を強調

競合のタイソン・フーズやフォスター・ファームズは、人間に効果を発揮する抗生物質を、自社の鶏肉事業から排除しようとしている。マクドナルドやチックフィレイ(チキンに特化したファーストフード・チェーン)などの顧客企業が、それを求めているからだ。しかし、タイソンやフォスターは、人間には使われない抗生物質の「イオノフォア」は使い続けている。そこで、パーデューは新しい広告でこの点を示唆した。

広告では、創業者の孫であるCEOのジム・パーデューが、「同業の企業の中には、今後数年間で抗生物質の使用を減らそうと計画しているところもあります。ですが、あなたは今夜の夕食には何を食べますか?」と問う。この時、「抗生物質をまったく使用していない」同社の鶏肉が示される。

鶏の感染症対策として、ワクチンの準備を行っている(写真:Jeremy M. Lange/The New York Times)

タイソンの広報担当者によると、同社は抗生物質の使用は最小限にしているという。「協力企業などともに、抗生物質の代替となるものについて研究している。しかし、それが入手できるようになるまでは、イオノフォアは今のところ使い続ける計画だ」。広報担当のゲイリー・ミケルソンはこのように話す。彼は、「マーケティング上の理由で、動物の健康に関して妥協するつもりはない」とも言う。フォスター・ファームズにもコメントを求めたが、返答は得られなかった。

 
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2015-08-14 22:54:00
市内のあちこちにあるマルシェ(市場)には、観光客だけでなく住民も買い出しに来る。素材が新鮮でよいものなら、簡単な調理でおいしくいただける。
働いている主婦が多いフランス事情を探ってきたが、今回は家庭の食事にスポットを当てる。日本でも、多くの主婦が日々の食事の用意に追われているが、家庭料理はシンプルでおいしいのが何よりだ。

 

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フランス料理というと、こってりしたソースにフォアグラやトリュフといった豪華なイメージが思い浮かぶ。しかし、家庭の普段の食事は、意外なほど簡素だ。フランス女性が家庭と仕事を両立できる背景には、そんな食卓事情も関係している。

フランスの朝食といえば、焼きたてのクロワッサンが有名かもしれない。確かに焼きたてはおいしいが、毎朝パン屋に買いに行くのは面倒だ。おまけに、若干値段が高い。

そこで、フランスの朝の食卓で重宝するのが、スーパーで売っている袋入りのパンやクレープ、箱入りのシリアル。子どもはココア、大人はカフェオレを飲んだり、カップに入ったヨーグルトを食べたりもする。用意は簡単、洗いものも少なくて済む。

火を使わなくともリッチな夕食を楽しめる

昼をしっかりとれば、夕食をキッシュとスープで済ませるのもいい。チーズの種類は多く、毎日食べても飽きない

昼、幼稚園や学校へ通う子どもはたいてい給食をとる。前菜、メイン、デザートのあるきちんとした食事だ。公立の場合、所得により給食費の減免もある。

公立校では、玄関の脇に1週間の献立表が掲示されていた。曜日ごとに夕食のメニュー案も併記されている。フルコースの給食とは対照的に、「キッシュとスープ」といったあっさりした料理名が並ぶ。フランスではかつて、1日の食事の中心は昼食だった。給食に関しては、伝統的な考えを踏襲しているようだった。

昼食をたっぷりとり、夕食は簡単でいいとなれば、働く親はありがたい。キッシュは総菜店でもスーパーでも手に入るし、冷凍食品もある。スープも、冷蔵や冷凍の多種多様な既製品がある。日本ではあまり見かけないが、フランスにはチェーン展開している冷凍食品の専門店があり、品ぞろえが豊富なこともあって、利用する人が多い。

 
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2015-08-14 22:51:00

生福利部(衛福部)食品薬物管理署の姜郁美・署長は、福島・茨城・栃木・群馬・千葉の5県で製造された食品類について、輸入解禁に向け検討していると明らかにした。現在義務化している製造地証明や残留放射線検査証明の添付は今後も継続する考えだ。第一段階としては、福島県以外の4県で製造された菓子やインスタントラーメン、食品容器など低リスクの製品になるとの見方を示した。乳製品やシイタケ、乳幼児用食品については慎重に検討し、ただちに解禁する考えはないとした。今月初め、衛福部は公式サイトとSNSのフェイスブックにアンケートページを開設し、市民の意見を募っている。10日夕方現在、福島周辺4県の証明書付き食品輸入解禁について、87%が賛成、12%が反対だったという。衛福部は、同調査を16日まで行い、今後の参考にするとしている。

 

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