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2020-08-27 13:24:00

 

前回は、「育ち方」の説明したが、今回は「失敗」と「引き際」について説明しよう。

 

 

 

現代経営者の条件(19)

 

 

 

[5]よき経営者の姿(5)

 

 

 

()失敗

 

 

 

①経営者の仕事

 

 

 

1.リ-ダ-の条件:人格的魅力とぶれない決断

 

 

 

2.代表者の条件:結果への責任感と社会への倫理観

 

 

 

3.戦略眼と組織観

 

 

 

②3つの誤り

 

 

 

1.状況認識の誤り

 

 

 

2.人物鑑定の誤り

 

 

 

3.人格的ゆるみの誤り

 

 

 

③失敗の原因

 

 

 

1.加齢

 

 

 

2.成功そのもの

 

 

 

3.組織への過剰密着

 

 

 

④失敗の予兆

 

 

 

1.自分勝手な論理

 

 

 

2.派手な行動を好む

 

 

 

3.決断のタイミングがずれる

 

 

 

⑤失敗の加速

 

 

 

1.「いい人たち」が経営者を取り巻く人々の中に多くいる。

 

 

 

2.宦官の跋扈:自分の権力のために意図的に経営者の権威を借りる

 

 

 

(6)退き際

 

 

 

①引き際の本質

 

 

 

1.権力の終焉

 

 

 

2.人生のもっとも豊かな時期の終焉

 

 

 

②後継者指名の課題

 

 

 

1.人物鑑定の判断基準の間違い

 

 

 

2.認識力が不十分で人物鑑定を誤る

 

 

 

3.後継者候補として適切な人がいない

 

 

 

・経営者の一族にやみくもな優先

 

 

 

・退いた後の権力保持

 

 

 

・在任中に果たせなかった夢を託す

 

 

 

③チェックと罷免のメカニズム:健全性と有効性

 

 

 

(チェック担当者の適切性)

 

 

 

1.経営者としての適格性を判断するための、その経営者についての「情報」の適切さ。

 

 

 

2.経営者の人物鑑定のための「識見」。

 

 

 

3.経営者からの「逆操作の危険回避」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2020-08-12 23:19:00

 

前回は「資質」について説明したが、今回は「育ち方」について説明しよう。

 

 

 

現代経営者の条件(18)

 

 

 

[5]よき経営者の姿(4)

 

 

 

(4)育ち方

 

 

 

  1. 経営者が育つ3つの条件

     

    経営者が育つことの本質は「自生」であり、「自育」である。

     

    1.高い志

     

     高くはるかに遠くを見わたす志の目標と、足下を見つめる低い目線、その両方をもっている人が、よき経営者として育っていく。

     

    2.仕事の場の大きさ

     

     若いころに経験する仕事の場の大きさである。大きな仕事の場には、深い悩みとぎりぎりの決断を迫る状況が生まれるであろう。その決断の経験が、「決断の要諦」をその人に学ばせる。

    さらに、大きな仕事の場は、しばしば混乱の場でもある。その混乱の中で、ごたごたを整理整頓しなければ,事は前に進まない。その整理整頓には、細かな目配りがどうしても必要になる。一つのミスをしても、全体が止まってしまう。

    その目配りの積み重ねが、その人の視野を広くし、かつ他人に対する温かな目と厳しい目の両方の必要性を深く刻み込む。こうした大きな仕事の場の経験の総体が、人が育つための土壌と肥料になっている。人は、仕事の場の大きさに応じて育つ。

     

    3.思索の場の深さ

     

     深い思索の場をもつように努力している人は、その考えるプロセスから物事の道理を自分で発見していく。経営について、人間行動について、社会の動きについて、よき経営者は自分なりの考えをもっているのが普通である。

    その考えは、「暗黙の理論」と表現すべきもののように思える。自らの経験を蒸留し、他者からのインプットを吟味して、自分なりの論理をもっている。よき経営者の話が多くの人を納得させるのは、たんに情緒的に訴えているからではない。

    論理的だからこそ、わかりやすい。その論理を、よき経営者は自ら作っていく。なぜ彼らはそれをできるのか。それは、彼らが深い思索の場をもっているからである。

     

    ②候補選び:志のある人を選ぶ

     

    1.経営者の候補としての選ぶプロセスの整備

     

    ・経営者の3つの資質(エネルギー、決断力、情と理)のすべてについてポテンシャルがありそうな人。

     

    ・志の高い人。その人が心の奥底に秘めているものである。(二世経営者の要件)二世経営者で大きく育つ人は、小さいときから、自分の立場を認識し、大きく成長する努力をしている人。

     

    2.選ばれた人のプ-ルに対して「育ちやすくする」ために何らかの環境整備を行う

     

    ・大きな仕事をかなり若いころから経験させるような人事配置。

     

    ◎子会社の経営 ◎大きなプロジェクトの責任者 ◎子会社を設立して新規事業経営

     

    ◎海外での長い事業経験

     

     

 


2020-08-12 15:54:00

TGIフライデーズは、自宅で快適かつ安全に、同店の味が楽しめる新たなコンセプト“Butcher Shop”のメニューを拡大する。このコンセプトは、COVID-19パンデミックがピークだった4月に打ち出したもの。当時は多くの州で飲食店の店内営業が禁止され、食料品店でタンパク質の品不足が発生していた。

同社は、家庭での調理用に特別な食肉製品を提供することでニーズに応え、新たな販路を築いた。キットのラインナップは、プレミアムミート、シーフード、チキン、リブ、サイドメニューなど。いずれも自宅で簡単に調理できるように、あらかじめカットされて下味がつけられ、グリルするだけになっている。こうした製品は、パンデミックによるパニック買いが終わった現在も人気があり、今回、新たなキットを加えてメニューを拡大した。新キットの一部は以下のとおり。
サーフ&ターフキット:フラットアイアン・ステーキ2ピース、チキンブレスト4ピース、サーモンフィレ2ピース、ガーリックマリネのシュリンプ18ピース、サイドメニュー、サラダ、スティックパン、シーズニング、バター、TGI Fridays特製ウィスキーグレーズ付
オールアメリカン・チーズバーガーキット:7オンスバーガーパティ、ハッラーのバンズ、アメリカンチーズ、トッピング、ポテトチップス(4人前)
特製ウィスキーグレーズ・リブキット:下処理済み、再加熱用リブ4ピース、サイドメニュー、追加用TGI Fridays特製ウィスキーグレーズ付(4人前)
特製ウィスキーグレーズ・バーガー&チキンキット:7オンスバーガーパティ、チキンブレスト、ハッラーのバンズ、アメリカンチーズ、トッピング、ポテトチップス、特製ウィスキーグレーズ・ソース(6人前)
ステーキ&リブキット:リブ2ピース、フラットアイアン・ステーキ2ピース、サイドメニュー、サラダ、スティックパン、ウィスキーグレーズ・シーズニング。

 

※2020年7月22日 Foodmarket.com

 

2020-08-12 15:52:00

《日系進出》ココイチが1号店オープン 日本の味提供、外食の回復見据え

「カレーハウスCoCo壱番屋」のインド1号店が3日、首都ニューデリー郊外に開店した。人口13億を超えるカレーの本場インドで、日本式のカレーを提供する。新型コロナウイルス感染症の拡大で外出を控える人が多いため、テークアウトや宅配にも注力。現在の外食産業は客足が遠のいているが、感染状況が落ち着けば需要は回復するとみて、ブランドの浸透に取り組む。

手指の消毒や連絡先の記入などを経て入店する=3日、インド・北部グルガオン(NNA撮影)

手指の消毒や連絡先の記入などを経て入店する=3日、インド・北部グルガオン(NNA撮影)

1号店は北部グルガオンの商業施設「DLFサイバー・ハブ」内に入居する。オープン当日は、近隣に住む日本人が開店前から店先に並んだ。

政府当局のガイドラインに沿って、店内では総席数の50%である30席を使用する。飲食提供に加え、テークアウトと宅配の注文にも対応する。

メニューには約40種類のカレーとサラダや飲料などを用意した。値段は、野菜カレーが350ルピー(約500円)、チキンカツオムカレーが520ルピー。大都市に住む30代を中心とする会社員を主なターゲットとしている。

CoCo壱番屋を展開する壱番屋の経営企画室・広報課の松井亜紀氏によると、カレーソースの味は基本的に日本と同じだ。現地の宗教に配慮し、牛肉と豚肉を不使用とした上で、ベジタリアン向けとノンベジ向けのカレーを提供。動物由来でない原料のカレーソースを日本から輸入している一方、その他の食材は現地で調達している。

祝日を利用して来店したというムサシ・オート・パーツ・インディアの佐藤勝一さん(48)は、「こちら(インド1号店)のほうがややマイルドだが、日本のココイチとほぼ同じ味」と再現性の高さに驚いていた。

 

■店舗展開はコロナ状況を見て検討

人口13億を超えるインドは、数年前から外食産業の拡大が期待されている。日系大手では吉野家ホールディングスが18年11月に、今年に入ってからは、すき家を傘下に持つゼンショーホールディングスが日本食の店をデリー首都圏(NCR)で始めている。

海外12カ国・地域に計186店舗(8月3日時点)を展開する壱番屋は、インド進出を目指して昨年に資本金1億8,750万ルピーで三井物産とイチバンヤ・インディアを設立した。出資比率は、三井物産側が60%、壱番屋が40%。1号店は2020年春に開く計画だったが、新型コロナの感染拡大により変更を余儀なくされた。インド政府が感染の封じ込め策として3月25日に全土封鎖を導入し、飲食店での店内飲食を全国的に禁止したためだ。

封鎖措置は6月から段階的に解除され、CoCo壱番屋の1号店も数カ月遅れでオープンにこぎ着けた。インド三井物産の流通事業部で部長を務める野村保氏は、「コロナで客足が遠のき、外食産業全体として足元の状況は非常に厳しい。ただ、ワクチンが開発されて普及し、社会が落ち着きを取り戻せば、徐々に消費者が戻ってくるとみている」と話す。インドでは「知名度がゼロ」(壱番屋・松井氏)の状態からのスタートとなるため、まずは店舗営業でブランドをアピールするとともに、テークアウトと宅配での販売にも力を入れる。

2号店以降の店舗展開は、新型コロナの感染状況を見ながら検討する。イチバンヤ・インディアの設立当時は、5年以内に10店舗、10年以内にフランチャイズを含め30店舗とする目標を掲げていたが、現在は計画を練り直しているという。

 


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