インフォメーション

2017-04-29 23:14:00

ウクライナによる日本産食品の輸入規制撤廃

平成29年4月28日

  1. 1 今般,ウクライナ政府から日本政府に対し,東京電力福島第一原発事故を受けたウクライナによる日本産食品の輸入規制を撤廃した旨通知がありました。

    2 これまでウクライナでは,同国に輸入される日本産食品に対して放射線検査強化措置が実施されていましたが,今般の通知により,当該措置が解除されたことが確認されました。

 


2017-04-29 23:13:00

~国際的な穀物等の需給の見通し(2016/17年度)~
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 穀物全体の生産量は、前年度より増加。消費量を上回るものの、期末在庫率は低下する見込み。
-穀物全体の期末在庫率(24.6%)は、前年度(24.9%)を下回る見込み-
(1)生産量:25.79億トン(前年度比+4.9%)
(2)消費量:25.55億トン(前年度比+5.0%)
(3)期末在庫率:24.6%(前年度差-0.3ポイント)

【品目別の需給見通し】
<小麦>
 生産量は、EU、中国で減少するものの、ロシア、米国等で増加することから、世界全体では前
年度を上回り史上最高の見込み。生産量は消費量を上回り、期末在庫率は上昇する見込み。
(1)生産量:751百万トン(前年度比+2.2%)
(2)消費量:741百万トン(前年度比+4.2%)
(3)期末在庫率:34.1%(前年度差+0.1ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積は減少するものの、冬小麦の単収が史上最高となること等から、前年
度を上回る。期末在庫率も上昇。
・EUの生産量は、収穫面積は増加するものの、フランスで多雨により単収が低下すること等から、
前年度を下回る。期末在庫率も低下。
・ロシアの生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回り史上最高。期末在
庫率も上昇。

<とうもろこし>
 生産量は、中国で減少するものの、米国、ブラジル等で増加することから、世界全体では前年度
を上回り史上最高の見込み。生産量は消費量を上回るものの、期末在庫量の伸びに対して消費量の
伸びが大きいことから、期末在庫率は低下する見込み。
(1)生産量:1,054百万トン(前年度比+9.4%)
(2)消費量:1,043百万トン(前年度比+8.5%)
(3)期末在庫率:21.4%(前年度差-0.6ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回り史上最高。期末在庫
率も上昇。
・中国の生産量は、国家備蓄政策廃止及び国内価格低下に伴う播種面積の減少等により、前年度を
下回る。期末在庫率も低下。
・アルゼンチンの生産量は、輸出税撤廃に伴い収穫面積が大幅に拡大することから、前年度を上回
り史上最高。期末在庫率も上昇。

<米>
 生産量は、中国で減少するものの、タイ、インド等で増加することから、世界全体では前年度を
上回り史上最高の見込み。生産量は消費量を上回るものの、期末在庫量の伸びに対して消費量の伸
びがわずかに大きいことから、期末在庫率はわずかに低下する見込み。
(1)生産量:481百万トン(前年度比+1.9%)
(2)消費量:479百万トン(前年度比+1.7%)
(3)期末在庫率:24.6%(前年度差-0.0ポイント)
・中国の生産量は、収穫面積、単収ともに低下することから、前年度を下回る。期末在庫率は上昇。
・インドの生産量は、単収は低下するものの、収穫面積が増加することから、前年度を上回る。期
末在庫率は低下。
・タイの生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回る。期末在庫率は低下。

<大豆>
 生産量は、アルゼンチンで減少するものの、米国、ブラジル等で増加することから、世界全体で
は前年度を上回り史上最高の見込み。生産量は消費量を上回り、期末在庫率は上昇する見込み。
(1)生産量:346百万トン(前年度比+10.5%)
(2)消費量:332百万トン(前年度比+5.7%)
(3)期末在庫率:26.3%(前年度差+1.8ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回り史上最高。期末在庫
率も上昇。
・ブラジルの生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回り史上最高。期末
在庫率も上昇。
・中国では、政府によるとうもろこしから大豆への転作奨励策等により、生産量が増加するものの、
消費量も増加することから、輸入量が増加。


詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。



2017-04-29 23:11:00

アメリカのフ-ドビジネス産業界において、「マクドナルド」がトップの座君臨していて、ハンバ-ガ-業界では、どこの企業も追随を図っていた。

しかし、突然のように新しいタイプのハンバ-ガ-・チェ-ンの「ウエンディズ」が登場した。

「ウエンディズ」は、新たなお客様を創造したばかりでなく、ハンバ-ガ-のアップスケ-ルを図りました。これは、「個性化戦略」確立のために非常に参考になる事例である。

 

個性化戦略(10

 

[6]歴史を塗り替えたウエンディズ

 

(1)ウエンディズの誕生

 

 アメリカのフ-ドサ-ビス産業界で、もはや新規にハンバ-ガ-・チェ-ンの新規参入は考えられなかったところに、「ウエンディズ」は、敢然とチャレンジしたので、フ-ドサ-ビス産業界はいうにおよばず、アメリカのマ-ケティングの歴史に大きなエポックを記した。

 「ウエンディズ」の創業者はデビット・Rト-マスで、彼はもともと「KFC」の大手のフランチャイジ-であったが、その後本部の副社長にまでなった。しかし、「KFC」がヒューブラインに買収されたので同社を退社した。

 その後「ア-サ-・トレ-チャ-ズ」の副社長にスカウトされ、同社を今日の姿に伸ばした。

しかし、彼はアメリカのフ-ドサ-ビス産業界における本命は、何といってもハンバ-ガ-の分野で、その当時売られているハンバ-ガ-の品質に飽き足らなさを感じていた。そこで、それをどうしても自分で手がけてみたく「ウエンディズ」を創業した。

 

(2)ウエンディズの原理原則

 

 彼は、常に物事を正しく行うためには、物事そのものをできるだけ「単純化」することを志向した。

さらに、すべての仕事を完璧にこなすことを心がけて、徹底化を図る「専門化」を志向し、いわゆるビジネスの3SSimplification:単純化、Standardization:標準化、Specialization:専門化)主義を適用した。

 また、「ウエンディズ」の「運営原理原則」を「品質(Quality)、サ-ビス(Service)、清潔感(Cleanliness)」におき、まさしく「マクドナルド」の発展のファクタ-を最大限に生かしていることに注目すべきある。

 

(3)お客様に対する競争戦略

 

 「ウエンディズ」の「競争戦略」が特に優れているところは、単に従来のハンバ-ガ-・チェ-ンの「差別化戦略」は、ベ-シックなハンバ-ガ-をタテに積んだり、横に大きくしたり、フィッシュ・サンドやステ-キ・サンドをメニュ-に加えたりといった程度で、明確さが不足していた。

 「ウエンディズ」の「競争戦略」は、「セグメンテ-ション(Segmentation)」ではなく、「ディスティンクション(Distinction)」である。この意味するところは、他と比較して「明確に識別できる」ということである。

 ハンバ-ガ-・チェ-ンで、「マクドナルド」や「バ-ガ-・キング」は、伝統的に10代のお子様を中心として、巾の広いお客様をタ-ゲットとしているが、「ウエンディズ」はヤング・アダルトをタ-ゲットとした「競争戦略」を確立した。

 「マクドナルド」は、全体の売上高の35%は、19歳以下のヤングに占められているが、「ウエンディズ」のお客様は、25歳以上が80%を超えている。

このように「お客様に対する競争戦略」が功を奏して、「ウエンディズ」のすべての「マ-ケティング戦略」ができあがっていき、新たな「お客様の創造」をしたことが評価を高めた。

 つまり、「ウエンディズ」は、客層を絞り込み「真空需要」を開発したのであり、この年代が待ち望んだ「ビジネス・フオ-マット」を行った。ここには、訴求対象の「創造的破壊」を行った。

 

(4)サ-ビスに対する競争戦略

 

 お客様に対するサ-ビス方法についても、「ウエンディズ」は特徴づけた。どのハンバ-ガ-・チェ-ンも、お客様は商品を召し上がったら、トレイを自らの手でトラッシュ・ボックスまで運び、容器やテ-ブル・マットや紙ナプキンを捨ててトレイをトラッシュ・ボックスの上においていくという作業をしなければならなかった。

 この片づけという作業は案外面倒であるということを、「ウエンディズ」は見抜いており、この作業を店側で行うというサ-ビスの方法を導入したのも、お客様にとっての喜びであると同時にサ-ビング側もダイニング・ル-ムの汚れをチェックできるという相乗効果をもたらした。


2017-04-29 23:09:00

米国マクドナルド社は、大多数の店舗で、全てのクォーターパウンダーバーガーにフレッシュビーフパティを使用する計画を明らかにした。

同社はダラスの325店舗、テキサスおよびオクラホマの77店舗でフレッシュビーフの試験的導入を行っていたが、2018年半ばまでにクォーターパウンダー、クォーターパウンダー・チーズ、ダブルクォーターパウンダー・チーズ、クォーターパウンダー・チーズデラックス、そしてシグネチャークラフテッドレシピバーガーに、フレッシュビーフパティを使用する予定だ。

マクドナルドの社長兼CEO、スティーブ・イースターブルック氏は、冷凍からフレッシュビーフへの移行は、大胆かつ目に見える一連の変化の象徴だと指摘する。米国事業部門の社長、クリス・ケンプチンスキー氏は「過去2年以上にわたり、食材の仕入れや食事の提供方法に関する変革ペースを加速させてきた。注文受付後にフレッシュビーフを調理するのは、技術レベルの引き上げを図る方法の一例にすぎない。これはまだ序章であり、早く次の変化をお見せしたい」と述べている。

 

※2017年3月30日 MEAT & POULTRY.COM

 ベリー(プライマル)の価格推移
 

 


2017-04-21 12:26:00

サンドイッチの価格が米国でニュースになった。米ワシントンのホワイトハウスの近くに、「Mirabelle」という最近人気の高級フレンチ・アメリカン・レストランがある。米紙「ワシントン・ポスト」(4月4日)は、その店のハムサンドイッチの価格がなんと26ドルになっていると報じた。

米ワシントンのレストランで26ドルもするハムサンドイッチが人気を博していることが話題になった(写真はイメージ) Photo:123RF

 チップや税金を含めれば、支払額は日本円で3600円を超すことになる。驚きの価格だ。見た目は至って普通なのだが、その店が提供しているランチメニューの中では一番人気だという。

 ワシントンは高額所得者が多い街だ。また、近年の米国の消費者は、外食の際に特別な「体験」を求めて対価を支払う傾向が強くなっている。業界では有名なこの店のシェフは、料理にこだわりの食材を使っているとうんちくを語っている。

 とはいえ、常識的に考えれば、サンドイッチの価格が26ドルというのは高い。「ワシントン・ポスト」も次のように評していた。「このサンドイッチは、ロケットのように上昇していくワシントンのレストランの価格を表す新たな事例といえる」。

 このサンドイッチはやや極端なケースではあるが、米国における外食価格の上昇は全般的に激しい。消費者物価指数(CPI)でファストフードではない料理店の外食価格を2000年と現在で比べると、57%も上昇している。

 日本の感覚からすると、「本当にそれほど値上がりしているのか」と思うかもしれない。そこで、実際に確かめてみよう。

http://diamond.jp/articles/-/125019?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

 

 


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