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今回は、「効果的なマネジメント」について説明しよう。
現代経営者の条件(11) |
[4]ドラッカーが語るリーダーの心得(4)
【効果的なマネジメント】
(16)経営管理の96%は、ル-ティン的な定例反復業務であることを、忘れてはならない
(17)アクション(行動)によるフォロ-アップ(追査)なきプロジェクトはパフォ-マンス(実績)を生まない
(18)強みの上に築け
強みの上に築け=Build on Strength:「得手、得意、強みの上に、組織なり、会社なり、各個人の仕事とキャリアを築き上げよ」という至言。
(19)知識は、本の中にはない
「本の中にあるのは情報のみである。知識とは、それらの情報を仕事や成果に結びつける能力である。そして知識は、人間、すなわちその頭脳と技能のうちにのみ存在する。
人間能力に関しては、「他の者と同じ能力を持つだけでは十分ではなく、そのような能力では、事業の成功に不可欠な市場におけるリーダーの地位を手に入れることはできない」
つまり、他に抜きん出ること、卓越性だけが利益というのだ。さらに純益の利益は、こうしたエクセレントな力で革新を果たす革新者の利益だけであるもいう。
しかも、経済的な業績は、すべてディファレンシエ-ション、つまり差別化による事業化の結果であるとする。従って、ほかの人や会社とは違ったことをする差別化の源泉、および事業の存続と成長の源泉は、企業の中の人たちが保有する圧倒的に優れた独自のユニ-クな知識であると、再び知識という原点に戻ってくるのである。
「知識は事業でもある」
「知識は優れて人間的な資源である」
「人間は自分が知覚したいと思うものを知覚する」
(20)知識労働者は単なる従業員ではなくて、むしろボランティアとして取り扱わねばならない。
(21)教師は学習を阻害するな
(22)明日のリ-ダ-(経営者)が学ぶべき3つの重要な事柄は、
1.自分で自分の面倒が見られること
2.下(部下)のマネジメントだけでなく、さらに上(上司)のマネジメントもし得ること
3.そして、経営の基本を広く着実に身をつけることである。
(23)マネジメントがなくなるなどとはまったくの誤りである。
(マネジメント上の役割)
1.目標の設定
2.組織化
3.動機づけと意思疎通
4.測定
5.人材開発
「マネジメント」とは、一つの「インスティテュ-ション」、すなわち「制度、機関、仕組み、経営者という集団が反復して行う行動」
2019/12/26(木)
越境EC総合試験区、24都市に新設
中国国務院(中央政府)は24日、クロスボーダー電子商取引(越境EC)総合試験区を24都市で新設することを認可したと発表した。
新設が認可されたのは河北省の石家荘市、山西省の太原市、内モンゴル自治区の赤峰市、遼寧省の撫順市、吉林省の琿春市、黒竜江省の綏芬河市、江蘇省の徐州市と南通市、浙江省の温州市と紹興市、安徽省の蕪湖市、福建省の福州市と泉州市、江西省のカン州市(カン=へんが章でつくりが夂の下に貢)、山東省の済南市と煙台市、河南省の洛陽市、湖北省の黄石市、湖南省の岳陽市、広東省の汕頭(スワトー)市と仏山市、四川省の瀘州市、青海省の海東市、寧夏回族自治区の銀川市。
設置に向けての具体的な作業は各省・自治区政府が進める。国務院はこれまでに設立を認可している越境EC総合試験区の施策をベースに、増値税や消費税の免税措置を導入するよう指示。一方でネットワークや取引の安全性、輸出入する製品の品質水準を確保するよう求めている。
越境EC総合試験区は、越境ECの管理モデルや情報システムの整備などにおける先行試験エリアで、2015年3月に浙江省杭州で最初に設置された。今回が4回目の認定で、累計の認定都市は59都市となった。
米ウーバー、インドのフードデリバリー事業から撤退か
ニューヨーク・タイムズなどの18日報道によれば、米ウーバー・テクノロジーズはインドでのフードデリバリー事業から撤退する計画を進めている。ウーバー・イーツをインド同業のゾマトに売却する方針だ。インドでのウーバーイーツ事業の価値は4億ドルに上るが、市場での競争は厳しく、ウーバーは損失を抑えることを優先しているようだ。
2019.12.18 13:10
2019/12/18(水)
19年の宅配便取扱量、600億件を突破
中国国家郵政局によると、中国における2019年の宅配便取扱量が16日午前に600億件を突破した。人口1人当たりの利用数は42件を超える計算。1件当たりの商品価値は約137元(約2,100円)という。
中国の宅配便取扱量は16年以降、年間100億件増のペースで拡大しており、規模は米国や日本、欧州を6年連続で上回っている。同局は先に、今年の通年取扱量が632億件に達するとの見通しを示している。
17日付経済日報によると、国内で宅配業務を行う企業は2万社に上り、就業人口は300万人を超える。これまでに7社が株式市場に上場するなど、産業規模は急速に拡大している。
2019/12/18(水)
菓子類の北海道フェア、ホーチミン市で開催
北海道の菓子類を中心に日本の食品や化粧品を紹介・販売する「HOKKAIDOフェア」が、ベトナム・ホーチミン市で16日から開催されている。日系企業と地場企業が協力し、ベトナムで北海道製品を売り込んでいく。
同イベントは、地場大手書店チェーン・ファハサ主催のもと菓子卸売業のナシオ(札幌市)と電子商取引(EC)決済システムなどを手掛けるイークラフトマン(同)が協力して実施する。今回で2回目の開催で、北海道を中心に日本全国の菓子や化粧品など55品目を販売する。
ナシオの平元彦専務は開演式典で、北海道にベトナム人観光客が多く訪れていることに言及し、ベトナムで「北海道ブランド」の人気が高まっていると指摘。北海道をはじめ日本製菓子の需要が同国で今後拡大することに期待を示した。
ファハサは展開する書店で日本の商品を販売しており、今後に日本商品の取り扱い専用フロアを設置した店舗を拡大する計画だという。
「HOKKAIDOフェア」は、ホーチミン市1区の青年文化会館で22日まで実施される。時間は午前8時から午後10時まで。