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2017-06-30 13:37:00

「デート」に使える外食チェーン店の条件

回転ずし、串カツ、うどん屋

ライフ 2017.6.28

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木村和久の「プロオヤジ宣言」。第5回のテーマは「デートに使える店」。恵比寿や六本木といった「オサレ」な街で、女性をチェーン店に連れていってもいいのか。木村さんは「使える店は十分にある」といいます。おすすめは「回転ずし、串カツ、うどん屋」。その理由とは――。

「男女の食事」と「デート」の違い

最近の外食チェーンは、演出が巧妙になり、1ブランドが大量に店舗を広げる形態は、少なくなっています。どこぞの街に昭和の頃からある、小さな食堂みたいなレトロ感を演出したりと、凝っていることが多いのです。だから、どこで運営しているのか、皆目見当がつきません。

今回は、あからさまなチェーン店から、運営元が分かりにくい、ステルス系の店まで含めて、チェーン店の良しあしを、述べたいと思います。

まず「デート」で使うテーマですが、「男女の食事」と「デート」は、何が違うのでしょう。それは、食事後の秘め事をするか、あるいはそういう可能性があるかが、鍵といえます。ですから飲食する街に、ステイできるホテルがあるかないか、それがデートの判断材料になります。その施設を使うか、使わないかは、あくまで別の話ですけどね。

次にデートメシをするのは、舞台装置として、オサレな街が多いです。今回は、個人的によく行っている恵比寿と六本木を舞台としますが、両方の街ともゴハンに行こうと誘われれば、女性も「これはただの食事ではない」と、気づくでしょう。もちろんステイ場所も沢山ありますから。

デートとして使う店は、一風変わっているほうがいいでしょう。ありきたりのチェーン店、ワタミとか牛角とかは、安心でおいしいですが、日常感が漂います。そう考えると、デートは「非日常感」をいかに演出できるかが鍵です。

ちなみに料理ですが、そこそこ食べれれば、問題ありません。人間どの欲でも満たされると、次の行動を起こしたがらないのです。おいしい食事だと、そこで満員札止め状態になり、「口説く」行為にたどり着けるかどうか、いささか疑問です。http://president.jp/articles/-/22422

 

 

 


2017-06-30 13:35:00

2017/06/27(火)

予想を上回る好発進、「餃子の王将」台湾1号店

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「餃子の王将」台湾1号店は、厨房の全作業工程が見渡せるコの字の大型オープンカウンターも特徴=高雄(NNA撮影)

中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは、高雄市のショッピングセンター(SC)「漢神巨蛋購物広場(漢神アリーナショッピングプラザ)」内に設けた海外1号店の業績が予想を上回る好調であることを明らかにした。

台湾1号店は今年4月20日にオープン。カウンターとテーブルの全72席を配し、従来型店舗とは一線を画す「和」とモノトーンを基調とした内装を特徴としている。

同社によると、5月単月の売上高は当初設定の1,000万円を大きく上回る2,600万円で、同月の来店客数も延べ2万3,000人を超えた。看板メニューの「王将煎餃(餃子、1人前75台湾元=約270円)」は1日平均530人前(3,180個)、サラダやスープなどが付く「王将餃子套餐(餃子セット、210台湾元~)」は70食をそれぞれ売り上げているという。

王将フードサービスは台湾出店に当たり、水餃子を主食扱いで食べる台湾に、焼き餃子をおかずとして味わうスタイルを提案。店内ではビールも提供しており、餃子を酒のさかなとする日本式の食べ方も徐々に浸透しているという。同社の広報担当者は「1号店では予想以上の手応えを感じており、年内の2号店オープンに向けて準備を進めている」とNNAにコメントした。

「餃子の王将」は現在、「太平洋崇光百貨(太平洋そごう)台北忠孝館」で開催中の物産展「JAPAN NEW! 夏季日本食芸大展」で餃子を限定販売している。7月2日まで。

 

 


2017-06-30 13:29:00

2017.6.27

生鮮・日用品のネット販売が日本では絶望的な理由

       
       
       
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流通業界ではしばしば「米国のトレンドは数年遅れで日本にも伝わる」といわれてきた。事実、ダイエーを創業した故中内功氏が持ち込んだセルフスタイルのスーパー、セブン&アイ・ホールディングス前会長の鈴木敏文氏が広めたコンビニエンスストアなどがそうだったし、米国で起きた基本的な流通の構造変化は日本に移植された。しかし、ネット時代になり、最近は米国の現象が必ずしも日本に伝わるとは限らなくなっている。「違う進化」を遂げようとしているように見えるのだ。(流通ジャーナリスト 森山真二)

アマゾンの
ホールフーズ買収の狙いは

 米国のアマゾン・ドット・コムは自然食品やオーガニックが得意分野の高級食品スーパー、ホールフーズ・マーケットを1兆5000億円で買収する。日本ではネット通販大手のアマゾンが高級食品スーパーで実店舗にも手を広げるなどと報道された。とはいえ、アマゾンは実店舗の運営にはあまり興味はないだろう。

 もちろん、アマゾンが実店舗で生鮮食品などを売り、それによって利益を上げるという試みも多少はあると見られるが、真の狙いは別のところにある。それはズバリ、生鮮食品の仕入れルートだ。さらに、ネットで注文を受けた商品をこの実店舗や、倉庫スタイルの拠点で受け取れるようにすることにあるのだ。

 米国では、ネットで注文して店舗に商品を取りに行くというスタイルが急速に広がり始めている。米アマゾンもネットで注文して、倉庫型の拠点に商品を受け取りに行く「アマゾン・フレッシュ・ピックアップ」の展開を開始している。

 今後、アマゾンは「アマゾンフレッシュ」の受け取り拠点を全米に1000ヵ所設置するプランを表明するなど、ネットで注文して受け取り拠点で引き取りという、ネットとリアルの融合に熱心だ。

http://diamond.jp/articles/-/133230?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

 


2017-06-25 10:20:00

今回は、「ウエンディズ」の「店舗に対する競争戦略」について、説明しよう。

 

個性化戦略(12

 

(6)店舗に対する競争戦略

 

①店舗デザイン

 

1.店舗デザインの明確化

 

 「ウエンディズ」の店舗デザインは、従来のハンバ-ガ-・チェ-ンと比較して思い切った明確化を図った。店舗そのものは、大きな窓ガラスで明るくしているところは、いままでのファ-ストフ-ドの店舗と変わりはないが、ファサ-ドに思い切って黄色を使っているところにまず驚かされた。

 「ウエンディズ」の看板には、店のネ-ミングとなった創業者ト-マスの2番目の娘の顔が飾られ、その顔の周囲には、「Quality is our recipe」と表現されているが、いかにも品質を重視しているかをうたっている。

 

2.店内について

 

 次に驚かされたのは、店内に一歩入った時である。壁にはすべて温かい木質のパネル材が使われているが、オ-ダ-・カウンタ-とダイニング・ル-ムの間には、ビ-ズで装飾されている。

 オ-ダ-・カウンタ-やお客様のテ-ブルは、すべて1910年代の新聞や広告を飾ってあり、オ-ルド・ファッションを的確に表現している。また、従来のハンバ-ガ-・チェ-ンのお客様の椅子は固定されていて、長時間座っているのには不向きであるが、「ウエンディズ」の椅子は曲げ木で、しかも固定されていた。

 店内全体の雰囲気は、他のハンバ-ガ-・チェーンよりは、はるかに豪華で、ゆったりと落ち着いているところは、まさにアダルトの世界を醸し出している。ダイニング・ル-ムは隅から隅まで、なんとカ-ペットが敷きつめられていて、ランプはティファニ-・スタイルで、ノスタルジックなデコ-ルでお客様を喜ばせている。

 

②ドライブ・スル-・システム

 

1.トライブ・スル-・システムのブ-ム

 

 「ドライブ・スル-・システム」というのは、お客様が車に乗ったままで、オ-ダ-・ボックスで注文し、車を降りずにドライブ・スル-・ウインド-より商品を受け取っていけるシステムである。

 「ウエンディズ」では、ダウンタウンのように、このシステムが採用できない場合を除き、何と第2号店から全店に採用した。この結果、いまではハンバ-ガ-・チェ-ンばかりでなく、ファ-ストフ-ドのどのチェ-ンでも採用しなくてはならないほどのブームを沸き起こした。

 

2.従来のドライブ・スル-・システム

 

 「ドライブ・スル-・システム」は、何も「ウエンディズ」が元祖ではなく、すでにハンバ-ガ-・チェ-ンの「ジャック・イン・ザ・ボックス(JackInTheBox)」とか、ホット・ドッグ・チェ-ンの「ウインナ-シュニンツル(Winerschninzle)」が採用していたが、どちらというと、両チェ-ンとも客席がまったくないか、あるいはあっても、ほんのわずかという程度で、どちらかというとテイク・アウトを主体としていた。

 

3.ドライブ・スル-・システムの利用度

 

 最近の傾向としては、ファ-ストフ-ドのチェ-ンといえども、お客様も客席に座ってゆっくり食事を味わいたいという「ニ-ズ」が高くなり、客席数は増大していて、店舗の建設コストは高まっている。

 しかし、「ウエンディズ」は、店舗コストを軽減する目的もあったが、それよりもお客様はハンバ-ガ-を召し上がるのに、わざわざ車を降りるより、そのままオフイスや家庭に持ち帰るお客様が思っていた以上に多いことが判明し、その利用度が何と3040%になるので、全店の採用につながった。

 

4.他社の動向

 

「ドライブ・スル-・システム」の旋風が起きたものの、他のチェ-ンは新設店ならいざしらず、既存店はドライブ・スル-用の車の乗り入れができるような面積がないために、完全においてきぼりになってしまった。

しかし、「マクドナルド」は、世界の王者であることを見せつけた。つまり、この旋風に乗り遅れずに、積極的にドライブ・スル-・システム併用型に転換させたのであった。

 

③店舗オペレ-ション・コスト

 

1.設備投資と売上高

 

 「ウエンディズ」の標準店の規模は、店舗面積が2200平方フィ-トで、「マクドナルド」の店舗面積の3700平方フィ-トの60%、「バ-ガ-・キング」の3000フィ-トの70%で、1店当たりの設備投資が「マクドナルド」の50%、「バ-ガ-・キング」の60%と少ないにもかかわらず、売上高は「マクドナルド」の90%で、何と「バ-ガ-・キング」より約20%多い。

 

2.投資回転と利益率

 

 投資回転が、「ウエンディズ」が2回転、「マクドナルド」が1.5回転、「バ-ガ-・キング」が1回転である。

 また、売上高対人件費率が「ウエンデイズ」が15%、「マクドナルド」が22%、「バ-ガ-・キング」が28%と高くなっている。この結果、税引前純利益率が何と「ウエンディズ」が23%、「マクドナルド」が18%、「バ-ガ-・キング」は10%となっている。

 

 

 

 

 


2017-06-24 09:37:00
世界初医師監修のレストランが開店 医学会キッチンオーソモレキュラー

国際オーソモレキュラー医学会が監修した医学会キッチンオーソモレキュラーが5 月29日、東京都港区にオープンした。同店は医学会のドクター(医師、薬剤師、栄養士)たちが最新の栄養学・医学に基づいた効果的なメニューを監修し、“心身の健康と本質的な美しさを追求した五感で楽しむメニュー”を売りとしている。ドクターが栄養に基づき監修したレストランは世界で初の試みとなる。

柳澤氏は「当店は世界初めての医師監修の栄養療法にもとづいたレストラン。開店の理由の1 つは、来年東京で国際オーソモレキュラー医学会を開催することがある。オーソモレキュラー医学会は、アミノ酸やビタミン・ミネラルを用いた分子栄養療法。これを実践する病気の予防に努めようという医師の集まりだ。副作用のある薬を使わずに、病気にかかる前に安全な食事療法やビタミン・ミネラルの摂取で健康維持を実現することを目指している。食材にこだわるだけでなく、健康な料理を提供したいというのがコンセプトだ。お客様には、自分の健康を食事から考えるきっかけになればと考えている。できれば日本中に広げていきたい。ぜひオーソモレキュラーという言葉と栄養から健康を考えることについて覚えていただきたい」とあいさつした。





詳しくは健康産業新聞第1621号(2017.6.07)で


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