インフォメーション

2015-03-28 18:10:00

米国務省(USDA)によれば、世界のコメの年間生産量は、1992~93 年の3億5400万トン(Milled Production=白米)から、2014~15年の4億7546万トンへと、この22年間で、1億2146万トン増加しています。世界はモミ(Paddy Rice)や、白米(Milled Rice)で表します。

 一方、日本の統計は玄米ですので、世界の統計と比べると少々混乱しますが、これは日本の年間生産量の17年間分にあたります(日本の生産量は玄米で800万トン。これを白米に換算すると90%の歩留まりとして720万トンになる)。

 国別で見ると、やはり中国の生産量が最大で、最新の14/15年は1億4450万トン。第2位のインドが1億200万トンで、中国とインドの2カ国だけで2億4650万トンと世界の総生産量(4億7546万トン)の半分以上を生産しています。生産量が増加した理由としては、作付面積を増加させていることと、多収品種の開発と普及、それに肥料や農薬の使用も普及してきたことがあります。

 消費も、やはり中国が1億4800万トンと突出しており、次いでインドが9900万トン、3位がインドネシアで3920万トン、4位バングラデシュの3520万トン、5位ベトナムの2190万トンと続きます。アジアの人口の多い国が大量に生産し消費していることがわかります。

 しかし、中国は単純に年間消費量から生産量を引くと350万トン不足しています。インドネシアでも270万トンが不足しています。バングラデシュは消費と生産がほぼ同じです。

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2015-03-28 18:05:00

高級ハンバーガー店がモスクワに、マクドナルドはロシア全土に

モスクワの街で見つけた米テスラモーターの電気自動車

 3月19日に2月のロシアの主要マクロ統計が公表された。特に注目されたのは小売売上の数字で、市場予想(5.8%減)を大きく下回る前年同月比7.7%減となり、ロシアの景気後退が一段と強まっていることが明らかになった。

 

 昨年後半はプラス1%前後を推移していた小売売上の前年比は、12月にはルーブル急落・インフレ急伸(=物価上昇)を背景とする駆け込み需要もあり、前年比5.3%増と急回復を示した。

 この時期はロシア国民にとっては年末とクリスマス(ロシアは1月7日)を控えて消費が一番盛り上がる時期だが、銀行預金残高統計と照らし合わせてみると、多くの国民が預金を取り崩してお金を消費に回した姿が見て取れる。

 さすがに今年に入り、1月、2月は実質賃金も前年割れとなっており、ロシア人も消費を大幅に抑制しているようだ。

モスクワの景気が一目で分かる通り

消費関連指標の推移
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 筆者はこの統計が発表される直前までモスクワに滞在していたので、「街角景気」を確認すべくモスクワの中心部にあるスターリ(旧)アルバート通りに出かけた。

 この通りは観光ガイドには必ず掲載されている観光名所でもあり、平日でも地元の若者、あるいは地方からやってきたロシア人で賑わっている。

賃金の推移
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 それは観光客相手の土産物と併せて多くのカフェやレストラン、特にファストフード店が軒を連ねているからである。

 筆者がまず向かったのは、2013年12月に開店したシェイク・シャック(ShakeShack)ハンバーガー店である。

 シェイク・シャックは米ニューヨーク初の高級ハンバーガー店で、今年1月にニューヨーク証取に上場したことで日本でも注目を集めている。

 ハンバーガー界のスターバックスとも呼ばれているやに聞くが、確かモスクワの店舗は以前はスターバックスの店舗であったような記憶がある。

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ハンバーガーレストランのシェイク・シャック

 筆者が入店したのは午後2時頃で、店の中の座席は2割程度の入りであろうか。閑散としている。

 

 無理もない。マクドナルドの「ビッグ・マック」は、現在モスクワで100ルーブル(約200円)である。それと比べて、シェイク・シャックのお勧めである「Shackバーガー」は205ルーブル(約410円)、ビッグ・マック同様にパテを2枚のダブルにすると345ルーブル(約690円)である。

 この不景気のご時世にそんな高いハンバーガーが売れるわけがあるまい。

 ところが、筆者の注文したハンバーガーが出来上がるまで約10分、食べ終わるまでさらに10分過ぎた頃には座席が次々と埋まってきた。

 店を後にした3時頃には8割以上の座席が埋まっていた。客層は多くが大学生であろうか、学校帰りの仲間と連れ立ってハンバーガーあるいはお茶を飲みながら皆でタブレットの画面をのぞき込んだり、会話を楽しんでいる様子であった。

 シェイク・シャックではワインやビールも飲めるのだが、さすがに昼間からアルコールを飲む姿は見られない。

50年代の米国を謳うジョニー・ロケッツはどうか?

 同レストランは2014年10月には2号店を市内ショッピングセンター内に開店している。少なからぬ数のロシア人にとっては、まだこの程度の贅沢を楽しむ余裕はあるのだろう。

 しかし、ロシア人の財布の紐が経済危機前に比べて固くなっていることは間違いない。それは、すべての外資系のファストフードのビジネスがうまくいっているわけではないことから分かる。

 同じアルバート通りに2013年4月、米系のファストフード、ジョニー・ロケッツ(JohnnyRockets)が開店した。同レストランは全米と海外数十カ国で「50年代アメリカ」をテーマとした店舗、それにハンバーガーとシェイクが売り物のレストランである。

 筆者はこの会社の元経営陣と親交があり、モスクワ開店当時に「東京からは撤退したのに、モスクワで開店するとはどういう風の吹きまわしだ?!」とメールのやり取りをしたことを覚えている。

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2015-03-28 18:03:00

台湾  2015/03/26(木曜日)
「らーめん せたが屋」、台湾1号店を開業[商業]

 



 

せたが屋(東京都世田谷区)は24日、しょうゆラーメンを主力とする「らーめん せたが屋」の台湾1号店「世田谷拉麺台北忠孝店」を台北市に開業した。アジアへの再進出となる。

店舗は台北MRT(台北捷運)忠孝敦化駅から徒歩圏の大安区忠孝東賂四段に設けた。魚介風味の効いたしょうゆスープが持ち味の看板メニュー「世田谷招牌拉麺」を220台湾元(約840円)で提供するほか、台湾人の嗜好に合わせたとんこつスープの「豚骨拉麺」(180元)や「豚骨麻辣拉麺」(220元)も用意した。

同社の前島司代表取締役はNNAに対し、「日本のとんこつラーメンの進出が目立つ台湾で、魚介系のしょうゆラーメンによる新たなムーブメントを起こしたい」と説明。「台北忠孝店の売上状況をみながら、2号店以降の出店を計画していく」と話した。中央通信社によると、調味料は日本から輸入したものを使用するが、豚肉やキクラゲ、乾燥タケノコなどの食材は台湾で調達し、日本と同じ製法で味を再現しているという。

せたが屋は2000年創業。07年、米ニューヨークに海外初出店し、現在系列店を日本に16店、米に2店展開している。過去にタイのバンコクと韓国のソウルにも出店したが撤退しており、現時点では台北がアジアで唯一の店舗だ。


2015-03-27 16:41:00

プロヴァンスワインの市場は健全な状況
Situation  saine  pour  les  Vins  de  Provence
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プロヴァンスの3つのAOPの2014年の収穫量は、1,385,500 hlで、過去2年、収
穫量が少ない年が続いた後、約15%増となった。このうちロゼが89%と大半を占
め、赤が7.5%、白が3.5%であった。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0325.html#committee-1

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第8回ローヌワイン渓谷祭
Decouvertes en Vallee du Rhone 2015 - 8e  edition
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業界関係者を対象としたローヌワイン渓谷祭が3月2日(月)~5日(木)にローヌ
で開催され、約620社が出展し、2,175名が来場した。このうち30%が31ヶ国の
海外から来場者であった。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0325.html#committee-2

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海中での垂下式養殖法によるムール貝がラベル・ルージュ取得
Les <Moules de filieres elevees en pleine mer> obtiennent le label
rouge
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海中での垂下式養殖法によるムール貝<Moules de filieres elevees en
pleine mer>が2015年2月16日付けの省令にてラベル・ルージュを取得した。
2015年2月26日のフランス官報に掲載された。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0325.html#committee-3

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(現地にて)<ご登録受付中><業界関係者対象>
クリュ・ブルジョワ・デュ・メドック・プリムール試飲会
Degustation Primeurs 2014 des Crus Bourgeois du Medoc
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クリュ・ブルジョワ・デュ・メドックのプリムール試飲会が、以下のとおり開
催されます。ぜひお越しください。ヴィンテージは2014年です。

■日時:3月31日(火)~4月2日(木)9 :30~16:30
■場所:Chateau d'Arsac
■対象:業界関係者・プレス関係者限定
■参加申込み先:
http://www.crus-bourgeois.com/spip.php?evenements_cru7&lang=en#spip.php?evenements_cru11&lang=en
■招待コード (Invitation Code):PRIM14
 ※事前登録が必要です。登録の際には、上記の招待コードをご入力ください。


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◆フランス情報◇◇
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シャルドネのワインの国際品評会
Chardonnay du monde 2015
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シャルドネ種から造るワインの国際品評会「世界シャルドネコンクール」が、
ブルゴーニュで行われた。日本を含む41カ国から826点が出品され、金賞56点、
銀賞196点、銅賞 23点、計275点の受賞が決定した。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0325.html#france-1

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ローヌ地方の白ワイン生産が2020年に倍増
Cotes-du-rhone Deux fois plus de blancs en 2020
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ローヌワイン委員会のフィリップ・ペラトン副会長は、ローヌ地方での白ワイ
ンの生産量が今後数年間で増加し、2020年には現在の倍となる見込みであるこ
とを明らかにした。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0325.html#france-2

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ブルゴーニュが防雹砲を追加設置
Bourgogne Vingt et un nouveaux generateurs antigrele d’ici juin
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ブルゴーニュは、昨年一部の場所に設置した防雹砲の有効性を認め、夏までに
さらに21基を設置することとした。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm0325.html#france-3



2015-03-27 16:38:00

日本が協力するミャンマーの郵便改善事業について、日本郵便とミャンマー郵電(MPT)が19日、共同で日本企業向けの説明会をヤンゴンで開き、ミャンマーの郵便事情が大幅に改善していると強調した。
 日本側が、配達の各手順を見直して合理的な手順を実現する「結束」と呼ばれる手法を導入。これまで4~5日かかっていた通常郵便は、平均1.6日で届くようになったという。2月に行った覆面調査では、ヤンゴン、ネピドー、マンダレーの三都市間の到達率は、2014年1月の87.8%から99.3%に向上している。

 また、ヤンゴン中央郵便局では3月1日から日本企業向けの窓口を設置したことを明らかにした。英語での対応が可能になり、日本の事情に詳しい職員が丁寧な対応を行うほか、電話での問い合わせにも応じる。

 説明会に出席したカム・アウン郵便長官は「日本の協力でサービスが大幅に改善したので、日本企業の皆さんにはまず試してほしい」と力説した。


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