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2015-03-14 10:28:00
写真提供:Joshua Lurie

1917年のオープン以来、LAダウンタウンのシンボル的スポットとして多くの人に愛され続けているGrand Central Marketですが、最近では新たなお店が多数出店して話題を呼んでいます。China CafeやRoast To Go、 Tacos TumbrasにA Tomasといった老舗店も根強い人気ですが、新世代のお店もぜひともチェックしておきたいですよね!今回はGrand Central Market のおすすめニュースポット11選をピックアップしました!

BELCAMPO MEAT CO. - DOWNTOWN L.A.

写真提供:Joshua Lurie

Belcampo Meat Co.はカルフォルニアのMount Shastaに本店を持つ、この地域では有名な精肉店です。Belcampo Meat Co. DownTown LAはLAの第一号店として話題を呼んでいます。Belcampo Meat Co.の看板メニューは、ジューシーな肉汁したたるバーガー。牛脂で揚げた皮付きフライドポテトも有名ですが、かなり油っぽいので人によっては受け付けないかもしれません。季節限定のメニューや、自分好みの部位を選べるオプショナルなメニューもあるので、そちらをトライするのもいいかもしれません。ディナータイムは、$60のプリフィックス・コースをおすすめします。胡椒の利いたミルクで煮込んだビーフリブやスモークされた牛タン、スクランブルエッグなどが楽しめる週末ブランチも人気です。

DTLA CHEESE

写真提供:Joshua Lurie

DLTA Cheeseは、Claremont Villageにある人気店、Cheese Caveを経営する姉妹が、Grand Central Marketに新たに出店したチーズ専門店です。店内で提供するチーズは大きく2種類に分けられます。ジャムやピクルスと言った、チーズのお供にぴったりの食材と一緒に頂くコールドタイプのチーズ、そしてもう一つはチーズ・サンドイッチやサラダなどの形として提供する調理してから頂くタイプのチーズです。ローストしたベイビーポテトにほうれん草、イディアサバルチーズ、ロメスコソースがかかった一品は、一度食べたら忘れられない絶品です。ベーコンをトッピングしたバージョンもあり、両方とも目玉焼きと一緒にサーブされます。ここでしか味わえないメニューを満喫してください!

EGGSLUT

写真提供:Joshua Lurie

Alvin Cailan氏がフードトラックから始め、Grand Central Market に出店するまでのサクセスストーリーを展開した『Egg Slut』は、今やLAでは言わずと知れた有名店です。ソフトなブリオッシュバンにチェダーやハニーマスタード・アイオリソース、ベーコンや自家製のターキー・ソーセージを挟んだ特製サンドイッチは食通をもうならせる美味しさです。人気メニューの『Fairfax』は、ソフトなスクランブルエッグ、Tillamook チェダーチーズ、チャイブ、オニオン、そしてSrirachaマヨネーズとのハーモニーがたまらない、おすすめの一品です。豪華にいきたい方におすすめなのが、和牛を使ったメニュー『Gaucho』です。これまた卵をはじめとした全ての素材が最高にマッチした至極の一品です。

G&B COFFEE

写真提供:Joshua Lurie

G&Bコーヒーはアメリカ屈指のコーヒー専門家として知られる、Kyle Glanville氏 とCharles Babinski氏がIntelligentsia Coffeeから独立し、2012年にオープンしたお店です。このお店の成功もあり、2013年にはLarchmont VillageにGo Get Em Tigerという名の2号店を出店しています。G&B Coffee では、一つのブランドのコーヒー豆ではなく、季節ごと選出したこだわりの豆を使い、お店ならではの本各的なコーヒーを提供しています。エスプレッソは美味しいと評判なので、是非とも試しておきたいところです。エスプレッソ以外にもアイスティーやアイスコーヒなアドのコールドドリンクのセレクションもありますが、おすすめはなんといってもコーヒーミルクシェイクです!同じくGrand Central Market内にあるMcConnellのブランド・アイスクリームとエスプレッソ、コーヒー豆がミックスされた、リッチで風味豊かな、一度飲んだら忘れられないシェイクです!

HORSE THIEF BBQ

写真提供:Joshua Lurie

小説家ラリー・マクマートリーによる1997年の作品『Comanche Moon』が由来と言う『Horse Thief BBQ』はその名の通り、バーベキューが楽しめるお店です。2013年には新たなシェフをチームに加え、パワーアップしたメニューが楽しめると評判をよんでいます。木陰が気持ちのいいパティオには共有のウッドテーブルが置いてあり、ピクニックをするような気分でお食事を楽しむことができます。牛の胸肉、ポーク、リブ、ポークスペアリブ、チキンにソーセージ、と言ったメニューから、自分の好きな肉を選び、好きな分だけ、重さで注文する仕組みになっています。オーダーしたプレートにはサイドが2品付くのですが、スイートポテト・カセロールやクリームコーンといったオーソドックスなメニューが、オークでスモークされたお肉ととても良くマッチします。2014年にはクラフトビールとワインが楽しめるバーが導入され、躍進がとまらない『Horse thief BBQ』。是非一度足を運んでみてください!

 

 


2015-03-14 10:26:00

シンガポール  2015/03/10(火曜日)
《日系進出》エバラ食品、香港子会社が支店開設[食品]

エバラ食品工業は9日、シンガポールに東南アジア地域における販売事業を展開する拠点を設立し、営業を開始したと発表した。香港の完全子会社、荏原食品香港(エバラ・フーズ・ホンコン)の支店で、同社と連携して日系飲食店向けなど業務用を中心に同地域での取引拡大を図る。

支店は中心部ロビンソン・ロードに設置。支店長ほか、日本人の営業担当者が日系レストランや問屋などへの営業を始めた。シンガポールのほか、マレーシア、インドネシアなどでの販売増を狙う。支店開設に伴い、13年5月に設立した駐在員事務所は閉鎖した。

エバラ食品の担当者によると、シンガポール支店では日本と中国・上海子会社が生産した製品を取り扱う。将来的にはOEM(相手先ブランドによる生産)調達などで現地ニーズに即した商品を投入していく。資本・業務提携するマレーシアのケアフード・インダストリーズと共同で商品開発を進めており、ハラル(イスラム教徒向け)対応の和風調味料で「東南アジアで売れる商品」をつくりたい考えを示した。

エバラ食品は2019年3月までの経営計画で、国内の安定的収益と、海外の成長基盤の確保を目標に掲げている。海外売上高は、現状の約2倍となる10億円を目指す。


2015-03-14 10:24:00

中国  2015/03/10(火曜日)
カゴメ、杭州子会社を清算=経営資源集約[食品]

カゴメは9日、浙江省杭州市に設立した野菜飲料の製販合弁、可果美(杭州)食品(浙江省杭州市)を清算することを明らかにした。上海法人の可果美(上海)飲料に機能を移管して、中国野菜飲料事業の経営資源を1社に集約する。

今年夏までに可果美(杭州)食品での生産と販売活動を停止し、清算手続きを始める予定。可果美(杭州)食品が生産していた野菜飲料は、中国での合弁パートナーとなる台湾頂新グループの康師傅控股に委託し、カゴメが技術指導を行う形で続ける。

可果美(杭州)食品は2005年、康師傅控股、伊藤忠商事との合弁で設立。野菜飲料などを生産・販売している。

<浙江>


2015-03-14 10:21:00

外食に惹かれて、上海で参入した2人。

 上海に馬肉専門店「西頭」が1月にオープンしました。立上げを担当した田口直樹専務から話を聞きました。昨年12月のオープン予定でしたが、所轄署の許可が思うように得られず、1ヶ月遅れになってしまったそうです。海外ではよく聞く話です。

 上海には馬肉を扱う日本料理店はありますが、専門店としては初。まだオープン後1ヶ月しか経っていませんが、直ぐにも黒字化しそうなほど好調だそうです。日本人客ばかりかと思いきや、6割は中国人。生肉そのままではなく、焼肉のようにお客様に自分で焼かせて食べさせます。

 田口さんは、人材派遣大手だったグッドウィルの出身。同社で外食専門の人材派遣部門を率いていましたが、廃業とともに別会社に移籍。その後、外食と馬肉卸を手掛ける「西頭」に転職しました。

 同じく上海で戦うのは、綱島要一さん。ローカルをターゲットに食べ放題焼肉店「炭宝貝(タンバオベイ)」を展開しています。現在5店舗で、中国版「牛角」を目指しています。綱島さんは、スマホ向け外食検索サイトの共同経営者でした。外食ビジネスに惹きつけられ、家族を日本に置いてまでして上海で創業しました。


2015-03-08 12:06:00

-日本茶、コメ、和牛の魅力をセミナーと試食でアピール- (ドイツ、日本)

2015年2月16日 ベルリン事務所

 ベルリンで開かれた世界最大の食品・農業・園芸見本市「ベルリン国際緑の週間」に合わせた和食の普及振興イベント「Taste of Japan」が1月16日、日本の農産品輸出団体とジェトロにより開催された。和牛・日本茶・コメをメーンテーマとし、セミナー、ワークショップ、レセプションの3部構成からなるイベントにはドイツ各地のレストランやホテル関係者、食品関係のバイヤーなど約400人が参加し、多彩な「和食」の魅力を堪能した。

<3部構成の日本産農産品輸出促進イベント>
 ベルリン見本市会場では、食品と農業・園芸に関する見本市である第80回「ベルリン国際緑の週間(IGW)」が1月15〜24日に開催された。今回は延べ8万人以上のビジネス関係者に加え、延べ33万人を超す一般来場者が訪れ、70ヵ国・地域、1,600以上の出展者がさまざまな食品の展示、試食品の提供を行った。

 期間中、300以上のセミナー、専門会合が開催された。60以上の国・地域、国際機関が参加する第7回ベルリン国際農相会合はその中でも最も重要な会合で、日本からは針原寿朗農林水産審議官が出席して、代表演説を行った。

 ジェトロとコメ・コメ加工品、牛肉および日本茶の輸出団体は1月16日、ベルリン中心部のマリティムホテル・ベルリンで、ドイツ各地の食品業界などの関係者を対象としたセミナー、ワークショップ、レセプションの3部構成のイベントを開催した。

 本イベントは、2014年1月にベルリンで開催された和食普及イベントに続くもので〔2014年のイベントには第6回農相会合に出席した林芳正農林水産相(当時)も出席した〕、日本産農産品をアピールする継続的な取り組みとして、当地では認知されてきている。

 2020年までに農林水産物・食品の輸出額を1兆円に拡大するという日本政府の目標達成に向け、輸出拡大に向けた品目別輸出団体として、コメ・コメ加工品は「全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会」、牛肉では「日本畜産物輸出促進協議会」、日本茶では「日本茶輸出促進協議会」が2014年末に新たに設立された。本イベントはこれら新団体設立後初めての輸出プロモーション活動となった。

<日本茶の多様性をソムリエが紹介>
 第1部のセミナーでは日本茶の紹介が行われた。日本茶輸出促進協議会の理事でお茶ソムリエの資格を持つ高宇政光氏が、さまざまな産地や異なる製法など、日本茶の多様性について説明した。また、日本茶が持つ伝統的な側面とモダンな側面を、日本と欧州のカフェを例に挙げ、日本茶の欧州における受容のされ方も紹介した。さらに、和菓子だけではなくケーキやクッキーなど洋菓子にも抹茶が幅広く利用されていることをアピールした。

 続いて、ドイツ在住の日本料理研究家、河野章子氏がコメを中心とした日本食文化について紹介した。特に参加者の興味を引いたのが日本とドイツのコメの炊き方の違いだった。河野氏はドイツの炊飯方法について「日本人が初めてドイツ人のコメの炊き方を見たらショックを受けるだろう」と冗談を交えながら説明した。ドイツではコメを研ぐ習慣はなく、パスタのようにゆでて食し、ゆでたお湯をそのまま捨てる人が多い。

<ジャパンブランドの和牛に高い評価>
 セミナーの最後には、日本畜産物輸出促進協議会の菱沼毅理事長と日本獣医生命科学の大学木村信熙名誉教授から和牛の紹介が行われた。和牛の飼育は明治時代から行われており、積み重ねられた伝統と技術の蓄積などをアピールした。和牛は少数の群れで飼育されており、細部に行き届いた牛舎と適切な餌の管理、そして畜産農家の愛情が注がれていることや和牛マークの認定による差別化を進めていることも紹介された。参加者からサンプルの霜降り肉の美しさに感嘆の声が上がり、舌の上でとろけるような芳醇な食感はほかの肉では味わうのが難しいだろうとの感想も聞かれた。

<日本食材を使ったさまざまな料理を実演>
 第2部のワークショップは食材ごとに別々の会場で行われ、各セミナーの講演者が料理を実演した。コメの会場では全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会が炊き込みご飯と押しずし作りを実演し、試食が行われた。参加者からは、「炊き込みご飯は初めて食べた。簡単に作れて美味しかった」「パワフルなデモンストレーションでコメに対する日本人の熱心さが伝わった」などの声が寄せられた。

 食肉事業者によって行われたワークショックでは、ドイツでは珍しい薄切り肉を使ったしゃぶしゃぶやすき焼きが振る舞われ、スライス肉を使った華盛りの実演では参加者から拍手が沸き起こった。日本茶の会場では、茶の手もみや石臼による挽き茶の実演などが行われ、繊細な日本茶の製造工程の説明を多くの参加者が興味深く聴講した。

 第3部では針原農林水産審議官と中根猛・駐ドイツ大使のあいさつの後、和牛のステーキ、すき焼き、握りずし、押しずし、炊き込みご飯、緑茶、冷茶、そば、イチゴ(品種は「あまおう」)、リンゴ、日本酒などがふるまわれた。ただし、押しずし薄味で上品な風味は、味の濃い食べ物に慣れているドイツ人にはあまり理解できなかったようだ。

(クリューガー・ユリア、川幡嘉子)

(ドイツ・日本)

通商弘報  54dd7ebc57670


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