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2024-05-14 12:23:00

米マクドナルド、5ドルのメニュー検討=インフレ下、消費者囲い込み―報道

時事通信社
米マクドナルドのロゴ
(時事通信社)

 【ニューヨーク時事】米ファストフード大手マクドナルドが米国内店舗で5ドル(約780円)のセットメニュー導入を検討していることが10日、分かった。米ブルームバーグ通信が報じた。根強いインフレが続く中、財布のひもを固くする消費者の来店機会を増やす狙いがある。

 報道によると、セットメニューは、マックチキンなどのハンバーガーのほか、フライドポテト、飲み物が含まれる見通し。  

マクドナルドが先月末に発表した2024年1~3月期決算は増収増益だったが、調整後1株当たり利益は市場予想を下回った。低価格メニューを通じて収益力の底上げを図りたい考えだ。

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2024-05-14 12:21:00

香港に「昭和レトロ」食堂街

地場企業運営、激戦市場で新趣向

香港に「日本グルメ横町」を名乗る飲食店街が出現した。さまざまな日本料理を楽しめる施設だが、ユニークなのは地場の運営企業が提示するそのキャッチフレーズ。ずばり、「昭和レトロ」だ。香港人に身近とはいえない「昭和」のイメージを前面に押し出し、よく分からないけれどどこか懐かしさを感じさせる空間。世界で最も和食と日本文化が浸透した都市の一つである香港で、激戦市場に新風を巻き起こすか。【取材・蘇子善、文責・福地大介】

赤ちょうちんに招き猫。昭和日本のリアリティーはともかくも、怪しいレトロ感を醸し出している=10日、尖沙咀(NNA撮影)
赤ちょうちんに招き猫。昭和日本のリアリティーはともかくも、怪しいレトロ感を醸し出している=10日、尖沙咀(NNA撮影)

 

九龍地区・尖沙咀の商業施設「新港中心(シルバーコード)」で4月末から試験営業を開始した。同施設2階(日本では3階に相当)のフロア大部分を使い、中央に食事のための共有スペース、その周囲に約10の飲食店ブースを配したフードコートのような作り。各ブースも共有スペースも全て「昭和」をテーマに内装が統一されているのが特徴だ。

場末の路地裏をイメージさせる薄暗い通路と店にともる赤ちょうちん。壁には塩やたばこのホーロー看板が掲げられ、昔の日本にあったポスターや小物があちらこちらで目に飛び込んでくる。「明智小五郎探偵事務所」「スナック呑んだくれ」など、架空の店のネオンも横町を彩る。

並んだブースにはすし、しゃぶしゃぶ、ラーメン、鉄板焼き、居酒屋などがあり、香港の消費者が一般的に思い浮かべる日本料理はほぼ網羅している印象だ。横町の入り口付近には水槽が置かれ、客は生きた魚介を買って刺し身、浜焼き、鉄板焼きなど好みの調理法で味わうことができる。

各ブースには独立した座席スペースが設けられ、すしカウンターや鉄板を前に一つのブースでじっくり楽しむもよし、複数のブースから少しずつ好みの料理を買ってきて中央の共有スペースで食べるもよし。ケーキなどのスイーツも売られている。

広いフロアを取り巻くようにさまざまな店舗を配したフードコートのような作り=10日、尖沙咀(NNA撮影)
広いフロアを取り巻くようにさまざまな店舗を配したフードコートのような作り=10日、尖沙咀(NNA撮影)

■ラー博からインスパイア

日本グルメ横町を運営するのは、地場の愛訊集団(iフリー・グループ)。もともとはモノのインターネット(IoT)などが本業のテクノロジー企業だが、飲食店や海外のキャラクターを使ったビジネスも展開している。

同社は新港中心に日本の漫画・アニメ商品を集約した「アニマ・トウキョウ」を開設しており、日本グルメ横町はその一部という位置づけになっている。アニマ・トウキョウは3フロアから成る大型施設で、路面フロアがアニメグッズなどの販売店、1階(日本では2階に相当)がアニメ関連の展示などを行う催事場、2階が日本グルメ横町という構成だ。

取材に訪れた日、横町でランチを楽しんでいた来店客からは「面白い環境だ」(50代女性)、「日本らしい内装がとても気に入った」(20代女性)といった声が聞かれた。日本料理が日常に浸透した香港の消費者にとっても、横町の雰囲気はユニークと感じられるようだ。

飲料ケースを使った屋台風座席も=10日、尖沙咀(NNA撮影)
飲料ケースを使った屋台風座席も=10日、尖沙咀(NNA撮影)

では、そもそもなぜ「昭和」なのか。愛訊集団(香港)の楊子堂(トムソン・ヨン)ゼネラルマネジャーは「新横浜ラーメン博物館(横浜市)にインスパイアされた」と教えてくれた。

全国からラーメンの有名店を集めたアミューズメントパークの同博物館は、昭和30年代の街並みを再現したことで知られる。西暦で1950年代後半から60年代に当たるこの頃は、国と地域は違えど多くの香港人にとっても郷愁を誘う時代であるため、コンセプトとして採用したということのようだ。

架空の店名を書いたネオンが雰囲気を演出=10日、尖沙咀(NNA撮影)
架空の店名を書いたネオンが雰囲気を演出=10日、尖沙咀(NNA撮影)

横町内の飲食ブースは全て愛訊集団が直接管理しており、日系飲食チェーンなどのテナントは入れていない。突出した集客力を持つブランドはない半面、一体的かつ臨機応変に運営できる機動力と、アニマ・トウキョウ全体の調和を重視したという。

■食事、酒、文化をワンストップで

尖沙咀は香港の中でも特に日本料理の競争が激しい繁華街。日本グルメ横町の勝算について楊氏は、昭和レトロのムードに加え「1カ所でこれほど多くの日本料理を選択できる場所はほかにない」と胸を張る。

フロアの一角にはジャパニーズ・ウイスキーを中心に提供するバーもあり、夕方から深夜まで営業している。「車で別の店に移動する必要はない」と楊氏が話すとおり、夕食後の一杯を求める客をその場で取り込もうという戦略だ。

横町では定期的にマグロの解体ショーや文化イベントを開催し、和服を体験できるコーナーも設置。飲食にとどまらないさまざまな日本体験をワンストップで提供する。

このほか、5月下旬には鉄道をテーマとしたカフェ「原鉄道珈琲店」も営業開始を予定している。「日本の列車に乗って車窓から景色を眺めながら弁当を食べるような感覚」(楊氏)を目指す。店名の「原」は、鉄道模型コレクターとして世界的に名高い故・原信太郎氏への敬意を込めたという。

横町のはずれにはウイスキーバーを併設=10日、尖沙咀(NNA撮影)
横町のはずれにはウイスキーバーを併設=10日、尖沙咀(NNA撮影)

香港に「昭和レトロ」食堂街 - NNA ASIA・香港・サービス

 

 


2024-05-14 12:18:00

"中国式ハンバーガー"が話題のB級グルメ「西少爺」、米国で資金調達 5年で300店舗オープン予定

中国のB級グルメチェーン「西少爺(Bingz)」がこのほど、米国でエンジェルラウンドの資金調達を完了した。評価額は5000万ドル(約77億円)となった。

西少爺は米国を海外最大の市場と見なし、最初の5年間で直営店を300店舗オープンする計画。1店舗あたりの年間売上高が最大で平均500万ドル(約7億7000万円)になると見込んでいる。計画どおりに進めば、米国事業の規模が地元中国で展開している事業を大きく上回ることになる。

2024年10〜12月期には米国1号店をオープンする予定で、現在はカリフォルニア州サンディエゴに北米全体をカバーするセントラル工場を建設している。同州内では25年中に直営店10店舗を開設する計画だという。

西少爺は14年、北京の有名な繁華街・五道口に1号店をオープンした。肉夹饃(中国式ハンバーガー)、凉皮(冷やし中華のような麺料理)、豆乳など、中国伝統の軽食をメインに提供している。大手IT企業から退職したエンジニアらによって設立されたことで話題になったほか、「インターネット思考」を活用したニューリテール企業の代表格でもあった。設立当初から多くの有名投資機構からも資金調達をしていたが、この10年間で期待したほどの規模にはならなかった。飲食業界に特化した調査会社「窄門餐眼」によると、西少爺の店舗数は現時点で約140店舗、うち99店舗が北京にあり、18店舗は上海にある。

*2024年5月3日のレート(1ドル=約153円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

“中国式ハンバーガー”が話題のB級グルメ「西少爺」、米国で資金調達 5年で300店舗オープン予定 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

 


2024-05-14 12:16:00

日本のイチゴが大ヒット、アメリカで脚光の200億円調達ベンチャー。「世界で一人勝ち」の理由

oishii farm Strawberry KOGA DAIKI

オイシイファーム(Oishii Farm)の共同創業者兼CEO・古賀大貴氏は、「植物工場は日本が勝つべくして勝てる領域」と断言する。

撮影:湯田陽子

日本のイチゴが、ニューヨークで旋風を巻き起こしている。

アメリカを代表するフレンチ界の巨匠、ダニエル・ブリュー氏のミシュラン二つ星レストラン「ダニエル」をはじめ、味に惚れた有名レストランのパティシエから注文が殺到。ソースや飾りといった素材の一部ではなく、デザートの“主役”として、加工せずそのまま提供している店がほとんどだという。

レストランだけではない。高級スーパー・ホールフーズをはじめとする100店舗以上のスーパーでも販売。店頭に並ぶそばから飛ぶように売れている。

食通をうならせるこのイチゴ、生産しているのは日本人CEO率いるオイシイファーム(Oishii Farm)だ。

2016年にアメリカで創業した同社は、畑やビニールハウスではなく屋内の「植物工場」で、完全無農薬のイチゴの量産化に成功。欧米の植物工場スタートアップが破綻・撤退に追い込まれる中、一人勝ちの状況となっている。2024年2月には、シリーズBで日本円にして総額200億円超の資金調達を実施したことでも話題となった。

共同創業者兼CEOの古賀大貴氏は、CNBCなどアメリカのメディアでも引っ張りだこで、4月には国際カンファレンス「TED 2024」に史上4人目の日本人として登壇。一躍時の人として脚光を浴びている。

「植物工場は、日本が勝つべくして勝てる領域」

そう断言する古賀氏に、一人勝ちの理由と戦略について聞いた。

競合他社はなぜ「レタスしか作れない」のか

oishii farm Strawberry KOGA DAIKI

オイシイファームのイチゴ工場。同社は世界で初めて、人工の「植物工場」でハチを飛ばして受粉させることに成功した。実の成る農作物を量産できるのは、世界でもまだオイシイファーム一社しかない。

提供:オイシイファーム

──TEDのライセンスを受けた「TEDx」ではなく、本家のTEDに登壇する日本人はそう多くありません。反響は?

TEDの舞台に立つことは非常に光栄であると同時に、大きな不安もありました。ただ、最後にステージ上からスタンディングオベーションを見た時は、(2017年の発売から)これまでの僕らの6年間の取り組みに対して世界が反応をしてくれたように感じ、不思議と緊張も吹き飛び、グッと熱いものが込み上げてきました。

──植物工場に対する期待の現れでしょうか。

植物工場は2015年前後から世界的に注目され、スタートアップへの投資も相次いでいました。ところが最近になって全く利益が出ないことに失望感が広がり、ここ1年間でトップを争っていた欧米の競合他社がバタバタと潰れていった。業界全体としては、植物工場はもうダメだという雰囲気になっています。

──しかし、オイシイファームは2024年2月、シリーズBラウンドで1億3400万ドル(約206億円)もの資金を調達しています。

すでに“儲かる”ビジネスモデルを確立しているからです。投資家もそこを評価してくれた。我々の思いとしては、オイシイファームが完全に勝馬に乗ったことを決めに行くのが今回のラウンドでした。

──競合他社はなぜ脱落したのでしょうか。

競合他社はレタスしか生産できなかったからです。レタスは単価が安いので、どんなに美味しいものを作っても結局は価格勝負になってしまう。結果、利益を出せないまま投資家が手を引いていった。

ただ、それは予想できたことでした。競合他社のほとんどがおそらく5年後には潰れてしまうだろうと。というのも、僕はそのサイクルを1回見ていたからです。

植物工場ではハチが飛ばない“常識”の壁

oishii farm Strawberry KOGA DAIKI

20年前に日本では第一次植物工場ブームが起こり、国内に数百カ所の工場があった。古賀氏は当時、コンサルティングファームで植物工場のコンサルティングを手掛けていた。

撮影:湯田陽子

──1回見ていたとは?

実は2000年代前半に、日本で第一次植物工場ブームが起きていたんです。海外からは全く注目されませんでしたが、日本ではシャープやパナソニック、東芝をはじめ名だたる企業が参入し、国内には数百カ所もの工場がありました。僕は当時所属していたコンサルティングファームでコンサルタントとして携わっていたんです。

この時のブームは完全にプロダクトアウトの発想で、LEDや空調といった既にある技術の使いみちとして始まりました。しかし、やはり技術的にレタスなどの葉物しか作れず、利益が出ずに下火になっていったんです。

──なぜ葉物しか作れなかったのでしょうか。

実の成る作物は、花を咲かせて受粉させる必要があります。つまり、ハチを飛ばさないといけない。でも、ハチは非常に繊細な生き物で、人工の光のもとでは巣から出てこなかったり、飛んでもフラフラしながらすぐ戻ってきてしまったりする。植物工場ではハチが飛ばないというのが業界の常識になっていて、そこを突き崩せなかったのです。

「40日後の出荷量」も分かる独自システム

oishii farm Strawberry KOGA DAIKI

共同創業者兼COOのブレンダン・サマービル氏と、アメリカの高級スーパー・ホールフーズの前で。オイシイファームのイチゴはレストランのほか、ホールフーズなど100店舗以上で販売されている。

提供:オイシイファーム

──オイシイファームはその常識を覆したと。技術的なハードルをどう乗り越えたのですか。

まずは、ハチに自然の中にいると感じさせる環境を作ることが重要だったので、そこをクリアすることから始めました。自然環境と植物工場の違いを丁寧に因数分解して原因を突き止め、そこを徹底的に詰めていけば生産できるだろうと仮説を立てたんです。

創業当初はとにかくそこに集中し、2〜3年目に何とかハチを飛ばすことに成功しました。

──次のハードルは?

生産性です。ハチが飛ぶようになったとしても、どれだけ受粉してくれるかで効率が全く変わってきます。通常のビニールハウスのイチゴは受粉の成功率が6〜7割。でも、オイシイファームでは独自の技術を導入し、受粉成功率95%を実現しています。

──独自の技術とは。

一つひとつの苗の健康状態や収穫量を把握し、環境管理を完璧にコントロールできるシステムを自分たちで構築しました。工場内をロボットが24時間巡回して苗単位で画像解析し、光や風、温度といった環境データもすべて記録。さらに、そのデータをもとにAIで計算し、今日はハチを飛ばすか飛ばさないか、また液肥や水やりといったコントロールまでできるシステムを内製化したんです。

40日後に何キロ出荷できるかも分かるので、季節を問わず、計画的に生産・販売できるようになっています。

日本のイチゴが大ヒット、アメリカで脚光の200億円調達ベンチャー。「世界で一人勝ち」の理由 | Business Insider Japan

 


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