3年で8業態! フレンチ・イタリアンから割烹、焼き肉、そばまで
2011年9月オープンの「俺のイタリアン」以来、「原価率は高くても、回転率を上げることで利益を確保する」という新たなビジネスモデルを成功させた「俺の」(東京都中央区)(関連記事)。「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」「俺の割烹」「俺の焼肉」「俺のやきとり」「俺のだし」「俺のそば」と新業態を次々に展開している。
同社が8業態目として2014年6月27日にオープンさせるのが、中華料理店「俺の揚子江」だ。“中華とワイン” “中華とジャズ” “中華とクラシック”という、これまでなじみの薄かった組み合わせを提案し、俺のシリーズで最も満足度の高い店を目指すという。
スタート当時は高級フレンチのスペシャル感のある料理を“価格破壊”で提供するインパクトが最大のウリだった俺のシリーズ。それがイタリアン、焼き肉、焼き鳥、おでん、そば、中華などと庶民的なジャンルの店を出すことで、本格感やスペシャル感は薄れないのか。またそうしたリスクを冒してまで、多業態にするメリットは何なのか。答えを探るべく、「俺の揚子江」に向かった。