インフォメーション

2015-03-27 16:21:00

シンガポール  2015/03/23(月曜日)
伊藤園、ビアードパパとコラボシュー販売[食品]

緑茶飲料大手の伊藤園と麦の穂(大阪市北区)は、シンガポールで抹茶シュークリームを共同開発し、麦の穂が展開するシュークリーム専門店「ビアードパパ」で売り出した。伊藤園が同国で他社と商品を共同開発するのは初めて。現地でブランド力強化を狙う。

抹茶シュークリームは、今月20~22日にシンガポール西部の大型商業施設「ジュロン・ポイント」内の催事スペース「WAttention Plaza」内のビアードパパの店舗で販売した。

伊藤園シンガポールの児玉博之ディレクターは共同開発の経緯について、「『抹茶(MATCHA)』という言葉は、シンガポールで非常に浸透している。シンガポールのシュークリーム事業において際立った地位を確立しているビアードパパとなら、両社の良さを生かしたコラボレーションができると感じた」と述べた。

麦の穂グローバルの井上慶マネジング・ディレクターは、「ビアードパパでは伊藤園と提携する前から定期的に抹茶シュークリームを販売しており、ほかの種類と比べて売り上げが1.5~2倍に上っていた」と話した。今回の共同開発については、「伊藤園の抹茶の香りや苦味を逃さないために、クリームとの配合に工夫を凝らした」と説明した。

両社は、インドネシアやマレーシア、ベトナム向けに販売する際の抹茶シュークリームの共同開発や、日本での提携も視野に入れている。伊藤園の児玉ディレクターは、「シンガポールを起点にアジア各地に情報発信したい」と語った。

ジュロン・ポイントのビアードパパでは、23~25日にいちごシュークリームを、26~29日に地場コーヒーチェーン「ヤクン・カヤ・トースト」と共同開発したシュークリームを販売する。


2015-03-21 11:09:00

  

http://jp.wsj.com/articles/SB12227838270682254491204580520963419456750?mod=djem_Japandaily_t#1

2015 年 3 月 16 日 11:09 JST

米5都市、食通にお薦めレストラン

 ネブラスカ州オマハからワシントン州のスポケーンまで、これまでダイニングスポットとしてはあまり知られていなかった米国の5つの中小都市からお薦めレストランと料理を紹介。ノースカロライナ州ダーラム、オハイオ州コロンバス、カリフォルニア州サクラメントなど。


2015-03-21 11:07:00

タイ  2015/03/16(月曜日)
カゴメ、トマトの消費拡大キャンペーン強化[食品]

カゴメの現地法人オソスパ・カゴメは12日、トマトの健康・美容効果を前面に打ち出したイベントマーケティングを強化する方針を打ち出した。トマトを利用した料理を紹介するなどしてトマトの消費量拡大を推進し、同社の主力商品であるトマトジュースの市場拡大につなげたい考えだ。

 



オソスパ・カゴメは昨年10月から、日本産のトマトをバンコクの高級商業施設「サイアム・パラゴン」や日本食品スーパー「UFMフジスーパー」で販売している。価格は1袋(300グラム入り)が250バーツ(約920円)。トマト本来のおいしさや栄養価をタイ人の消費者に伝えるとともに、トマト製品の専門ブランドとしてのカゴメのイメージをアピールするのが狙い。

タイ人の1人当たりのトマト消費量は年間4キログラム程度。世界平均の20キロ、日本の12キロを大きく下回っており、今後さらにトマトの消費量拡大に向けた取り組みを強化していく考えだ。

オソスパ・カゴメは、2013年10月に濃縮トマト飲料「トマト・エッセンス」、同11月にトマトとリンゴなどをミックスしたジュース「トマトフルーツジュース」を発売。昨年11月には100%トマトジュース「オリジナルトマトジュース100%」を発売した。昨年の売上高は1億2,000万バーツ。今年の売上高目標は前年比33%増。商品別の売り上げ構成比率は、「トマトフルーツジュース」が50%、「オリジナルトマトジュース100%」が30%、「トマト・エッセンス」が20%となる見込み。

昨年の国内のトマトジュース市場は800万リットルで5億4,700万バーツ規模。13年の300万リットル、2億2,300万バーツの2倍以上に拡大した。今年の市場は前年比50%程度拡大する見通し。

ブランド別シェアは王室系ドイカムが56%で首位。カゴメは21%で2位につける。今年は30%程度にシェアを拡大したい考えだ。

 

■近隣国市場開拓

オソスパ・カゴメは今年初めから、ミャンマーとベトナム向けに濃縮トマト飲料の輸出を開始した。両国のトマト消費量はタイとほぼ同じ水準で、消費者の反応は上々という。今後はカンボジアとマレーシア向けの輸出も検討していく。


2015-03-14 22:20:00

シンガポール  2015/03/13(金曜日)
九州特産品をPR、 シンガポールで商談会[社会]

九州7県の農林水産品を売り込む商談会「オール九州農水産物トレードフェア」が12日、シンガポール中心部のホテルで開かれた。

九州農政局や同経済産業局、農業団体や企業などでつくる九州農業成長産業化連携協議会と日本貿易振興機構(ジェトロ)が共催。各県の27社・団体が、現地のバイヤーら約100人に商品をPRした。

大分県のブランドおおいた輸出促進協議会は、特産の「サンクイーン」など、かんきつ類を出展。サンクイーンを試食した卸売業者の女性は「とてもジューシーでおいしい。前向きに商談を進めたい」と輸入に意欲を示した。

鹿児島県の食肉輸出促進協議会はホットプレートを持ち込み、「鹿児島和牛」の焼き肉をふるまった。日本食店の経営を検討中という男性来場者は「ほかの産地の和牛とも比べてみたい」と話し、和牛の食感を気に入った様子だった。

 


2015-03-14 10:44:00

米国農務省は、3月10日(現地時間)、2014/15年度の11回目の世界及び
主要国の穀物・大豆に関する需給見通しを発表しました。その概要は以下の
とおりです。
 -2014/15年度の穀物全体及び大豆の生産量は消費量を上回る見込み-

1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
24億7,465万トン(対前年度比 0.03%増)
(2)消費量
24億6,289万トン(対前年度比 1.6%増)
(3)期末在庫量
5億1,441万トン(対前年度比 2.3%増)
(4)期末在庫率
20.9%(対前年度差 0.1ポイント増)

《主な品目別の動向》
〈小麦〉
 生産量は、米国で乾燥及び2014年4月の低温の影響により減少、カナダ等で
も減少するものの、EUで春から初夏にかけての好天による増加、ロシア、中
国の単収上昇等から、世界全体では史上最高となる見込み。また、消費量もE
U、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消
費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
7億2,476万トン(対前年度比 1.2%増)
・EU、ロシア、中国等で増加、カナダ、米国等で減少
(2)消費量
7億1,453万トン(対前年度比 1.5%増)
・EU、中国等で増加
(3)期末在庫量
1億9,771万トン(対前年度比 5.5%増)
・EU、ロシア、米国等で増加、カナダ等で減少
(4)期末在庫率
27.7%(対前年度差 1.0ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、ブラジル、アルゼンチンで作付面積減少、南アフリカでは2015年
2月の受粉期に西部及び中央部産地で高温・乾燥に見舞われたことにより減少
するものの、EUで2014年7月の豊富な降雨量と生育に適した気温、米国で記
録的な高単収により増加すること等から、世界全体では史上最高となる見込み。
また、消費量も米国、中国、EU等で増加することから史上最高となる見込み。
世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
 なお、アルゼンチンは、受粉/結実期を迎えた地域で十分な土壌水分に恵まれ、
前月より上方修正。
(1)生産量
9億8,966万トン(対前年度比 0.01%増)
・EU、米国等で増加、ブラジル、南アフリカ、中国等で減少
(2)消費量
9億7,652万トン(対前年度比  2.5%増)
・米国、中国、EU等で増加
(3)期末在庫量
1億8,528万トン(対前年度比 7.6%増)
・米国等で増加
(前月に比べ、南アフリカで下方修正)
(4)期末在庫率
19.0%(対前年度差 0.9ポイント増)

〈米(精米)〉
 生産量は、中国、米国等で増加するものの、インドでモンスーン到来の遅れ
による作付遅延から収穫面積が減少、タイでは中央部で乾期米が干ばつにより
減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は中国、
インドネシア等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量
は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
4億7,486万トン(対前年度比 0.5%減)
・インド等で減少
(2)消費量
4億8,368万トン(対前年度比 0.6%増)
・中国等で増加
(3)期末在庫量
9,764万トン(対前年度比 8.3%減)
・インド、タイ等で減少
(4)期末在庫率
20.2%(対前年度差 2.0ポイント減)

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、米国、ブラジル、アルゼンチンで収穫面積の増加と単収の上昇に
より共に史上最高となること、大豆がとうもろこしに比べ価格優位にあること
等から、世界全体では史上最高となる見込み。また、消費量も中国、アルゼン
チン、米国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は
消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
3億1,506万トン(対前年度比 11.0%増)
・米国、ブラジル、アルゼンチン等で増加
(2)消費量
2億8,850万トン(対前年度比 5.7%増)
・中国、アルゼンチン、米国等で増加
(3)期末在庫量
8,953万トン(対前年度比 35.0%増)
・ブラジル、米国、アルゼンチン等で増加
(4)期末在庫率
31.0%(対前年度差 6.7ポイント増)



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