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タイ 2015/03/16(月曜日)
カゴメ、トマトの消費拡大キャンペーン強化[食品]
カゴメの現地法人オソスパ・カゴメは12日、トマトの健康・美容効果を前面に打ち出したイベントマーケティングを強化する方針を打ち出した。トマトを利用した料理を紹介するなどしてトマトの消費量拡大を推進し、同社の主力商品であるトマトジュースの市場拡大につなげたい考えだ。

オソスパ・カゴメは昨年10月から、日本産のトマトをバンコクの高級商業施設「サイアム・パラゴン」や日本食品スーパー「UFMフジスーパー」で販売している。価格は1袋(300グラム入り)が250バーツ(約920円)。トマト本来のおいしさや栄養価をタイ人の消費者に伝えるとともに、トマト製品の専門ブランドとしてのカゴメのイメージをアピールするのが狙い。
タイ人の1人当たりのトマト消費量は年間4キログラム程度。世界平均の20キロ、日本の12キロを大きく下回っており、今後さらにトマトの消費量拡大に向けた取り組みを強化していく考えだ。
オソスパ・カゴメは、2013年10月に濃縮トマト飲料「トマト・エッセンス」、同11月にトマトとリンゴなどをミックスしたジュース「トマトフルーツジュース」を発売。昨年11月には100%トマトジュース「オリジナルトマトジュース100%」を発売した。昨年の売上高は1億2,000万バーツ。今年の売上高目標は前年比33%増。商品別の売り上げ構成比率は、「トマトフルーツジュース」が50%、「オリジナルトマトジュース100%」が30%、「トマト・エッセンス」が20%となる見込み。
昨年の国内のトマトジュース市場は800万リットルで5億4,700万バーツ規模。13年の300万リットル、2億2,300万バーツの2倍以上に拡大した。今年の市場は前年比50%程度拡大する見通し。
ブランド別シェアは王室系ドイカムが56%で首位。カゴメは21%で2位につける。今年は30%程度にシェアを拡大したい考えだ。
■近隣国市場開拓
オソスパ・カゴメは今年初めから、ミャンマーとベトナム向けに濃縮トマト飲料の輸出を開始した。両国のトマト消費量はタイとほぼ同じ水準で、消費者の反応は上々という。今後はカンボジアとマレーシア向けの輸出も検討していく。
