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米国農務省は、3月10日(現地時間)、2014/15年度の11回目の世界及び
主要国の穀物・大豆に関する需給見通しを発表しました。その概要は以下の
とおりです。
-2014/15年度の穀物全体及び大豆の生産量は消費量を上回る見込み-
1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
24億7,465万トン(対前年度比 0.03%増)
(2)消費量
24億6,289万トン(対前年度比 1.6%増)
(3)期末在庫量
5億1,441万トン(対前年度比 2.3%増)
(4)期末在庫率
20.9%(対前年度差 0.1ポイント増)
《主な品目別の動向》
〈小麦〉
生産量は、米国で乾燥及び2014年4月の低温の影響により減少、カナダ等で
も減少するものの、EUで春から初夏にかけての好天による増加、ロシア、中
国の単収上昇等から、世界全体では史上最高となる見込み。また、消費量もE
U、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消
費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
7億2,476万トン(対前年度比 1.2%増)
・EU、ロシア、中国等で増加、カナダ、米国等で減少
(2)消費量
7億1,453万トン(対前年度比 1.5%増)
・EU、中国等で増加
(3)期末在庫量
1億9,771万トン(対前年度比 5.5%増)
・EU、ロシア、米国等で増加、カナダ等で減少
(4)期末在庫率
27.7%(対前年度差 1.0ポイント増)
〈とうもろこし〉
生産量は、ブラジル、アルゼンチンで作付面積減少、南アフリカでは2015年
2月の受粉期に西部及び中央部産地で高温・乾燥に見舞われたことにより減少
するものの、EUで2014年7月の豊富な降雨量と生育に適した気温、米国で記
録的な高単収により増加すること等から、世界全体では史上最高となる見込み。
また、消費量も米国、中国、EU等で増加することから史上最高となる見込み。
世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
なお、アルゼンチンは、受粉/結実期を迎えた地域で十分な土壌水分に恵まれ、
前月より上方修正。
(1)生産量
9億8,966万トン(対前年度比 0.01%増)
・EU、米国等で増加、ブラジル、南アフリカ、中国等で減少
(2)消費量
9億7,652万トン(対前年度比 2.5%増)
・米国、中国、EU等で増加
(3)期末在庫量
1億8,528万トン(対前年度比 7.6%増)
・米国等で増加
(前月に比べ、南アフリカで下方修正)
(4)期末在庫率
19.0%(対前年度差 0.9ポイント増)
〈米(精米)〉
生産量は、中国、米国等で増加するものの、インドでモンスーン到来の遅れ
による作付遅延から収穫面積が減少、タイでは中央部で乾期米が干ばつにより
減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は中国、
インドネシア等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量
は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
4億7,486万トン(対前年度比 0.5%減)
・インド等で減少
(2)消費量
4億8,368万トン(対前年度比 0.6%増)
・中国等で増加
(3)期末在庫量
9,764万トン(対前年度比 8.3%減)
・インド、タイ等で減少
(4)期末在庫率
20.2%(対前年度差 2.0ポイント減)
2.世界の大豆需給の概要(見込み)
生産量は、米国、ブラジル、アルゼンチンで収穫面積の増加と単収の上昇に
より共に史上最高となること、大豆がとうもろこしに比べ価格優位にあること
等から、世界全体では史上最高となる見込み。また、消費量も中国、アルゼン
チン、米国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は
消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
3億1,506万トン(対前年度比 11.0%増)
・米国、ブラジル、アルゼンチン等で増加
(2)消費量
2億8,850万トン(対前年度比 5.7%増)
・中国、アルゼンチン、米国等で増加
(3)期末在庫量
8,953万トン(対前年度比 35.0%増)
・ブラジル、米国、アルゼンチン等で増加
(4)期末在庫率
31.0%(対前年度差 6.7ポイント増)
