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2015-03-27 16:38:00

日本が協力するミャンマーの郵便改善事業について、日本郵便とミャンマー郵電(MPT)が19日、共同で日本企業向けの説明会をヤンゴンで開き、ミャンマーの郵便事情が大幅に改善していると強調した。
 日本側が、配達の各手順を見直して合理的な手順を実現する「結束」と呼ばれる手法を導入。これまで4~5日かかっていた通常郵便は、平均1.6日で届くようになったという。2月に行った覆面調査では、ヤンゴン、ネピドー、マンダレーの三都市間の到達率は、2014年1月の87.8%から99.3%に向上している。

 また、ヤンゴン中央郵便局では3月1日から日本企業向けの窓口を設置したことを明らかにした。英語での対応が可能になり、日本の事情に詳しい職員が丁寧な対応を行うほか、電話での問い合わせにも応じる。

 説明会に出席したカム・アウン郵便長官は「日本の協力でサービスが大幅に改善したので、日本企業の皆さんにはまず試してほしい」と力説した。