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2017-06-30 13:35:00

2017/06/27(火)

予想を上回る好発進、「餃子の王将」台湾1号店

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「餃子の王将」台湾1号店は、厨房の全作業工程が見渡せるコの字の大型オープンカウンターも特徴=高雄(NNA撮影)

中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは、高雄市のショッピングセンター(SC)「漢神巨蛋購物広場(漢神アリーナショッピングプラザ)」内に設けた海外1号店の業績が予想を上回る好調であることを明らかにした。

台湾1号店は今年4月20日にオープン。カウンターとテーブルの全72席を配し、従来型店舗とは一線を画す「和」とモノトーンを基調とした内装を特徴としている。

同社によると、5月単月の売上高は当初設定の1,000万円を大きく上回る2,600万円で、同月の来店客数も延べ2万3,000人を超えた。看板メニューの「王将煎餃(餃子、1人前75台湾元=約270円)」は1日平均530人前(3,180個)、サラダやスープなどが付く「王将餃子套餐(餃子セット、210台湾元~)」は70食をそれぞれ売り上げているという。

王将フードサービスは台湾出店に当たり、水餃子を主食扱いで食べる台湾に、焼き餃子をおかずとして味わうスタイルを提案。店内ではビールも提供しており、餃子を酒のさかなとする日本式の食べ方も徐々に浸透しているという。同社の広報担当者は「1号店では予想以上の手応えを感じており、年内の2号店オープンに向けて準備を進めている」とNNAにコメントした。

「餃子の王将」は現在、「太平洋崇光百貨(太平洋そごう)台北忠孝館」で開催中の物産展「JAPAN NEW! 夏季日本食芸大展」で餃子を限定販売している。7月2日まで。