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2025-12-24 16:09:00

未来価値創造戦略【4】

 

今回は、「未来価値創造戦略」の「企業の存在価値」として、「現代企業」の「役割の再認識」「社会的責任の再認識」「将来像の確立」と「現代経営者の条件の確立」「経営理念の再検討」が必要となるので、それらの説明をしよう。

 

[4]企業の存在価値

 

「未来価値創造」を行う場合、ただ「創造」ということばかり気を向けても、空事にすぎなくなってしまう。「未来価値創造」の第一歩は、自社の「企業の存在価値」を見直すことからはじめなければならない。

 

(1)現代企業の役割の再認識

「企業の存在価値」については、企業そのものが「現代企業の役割」を思考しているはずであるが、「再認識」をするか、あるいは「再構築」をするかをしなければならない。また「現代企業の役割」が存在しない場合は、是が非でも「確立」しなければならない。

「現代企業の役割」は数々あるが、「未来価値創造」には、「生活者の課題の解決と要望の実現の協力者」であり、「生活者の自己実現のライフスタイル」を提案できるかどうかにかかっている。

 

(2)企業の社会的責任の再認識

「企業の未来価値創造」を行うには、当然「企業の社会的責任」も「再認識」しなければならないが、残念ながら「社会的責任」を思考していない企業があまりにも多すぎるのが現状である。「サクセシイブ・カンパニー」の「基本条件」は、「現代企業の役割」と「企業の社会的責任」をかかげ、「経営理念」を導くものでなければならない。したがって、「企業の社会的責任」を再認識しなければならない。

1.企業存在に対する社会的責任

2.国民生活に対する社会的責任

3.地域住民に対する社会的責任

4.生活者に対する社会的責任

5.人的マネジメント資源に対する社会的責任

6.自然環境に対する社会的責任

7.取引先に対する社会的責任

8.投資家に対する社会的責任

 

(3)日本企業の将来像の確立

「未来価値創造」を行うには、「日本企業の将来像」を描かなくてはならない。多くの企業では、外国の物真似が多くて、「日本の文化」や「組織風土」になじまないものが多いにもかかわらず、相変わらず継続していて、先行き不安に陥っている。

外国に学ぶことは、一向に構わないし、「グローバル化戦略」を志向するには、むしろ積極的に外国に学ぶ必要があろう。しかし、「日本企業」として、独自の「文化」や「風土」を醸成し、「日本企業の将来像」を確立し、世界に広めていかなければならない。

 

(4)現代経営者の条件の確立

「未来価値創造」を行うためには、「現代経営者の条件」を確立し、経営者は「条件」に適合すべき努力をしなければならない。「条件」は、数々あるが、「未来価値創造」を実現するためには、次のことが重要である。

1.未来価値創造の目的をつくる能力

2.プロデューサー・シップを発揮できる能力

3.卓越したリーダーシップを発揮する能力

4.現場力を重視するマネジメント能力

5.全員マネジメントを確立する能力

 

(5)経営理念の再検討

「経営理念」は、基本的に改訂するものではないが、往々にして忘れがちなのは「創業者精神」である。ただし、「創業者精神」を重視するために、時代錯誤の「経営理念」で、「企業マネジメント」にまったく無視している企業が多いのも現実の姿である。

「経営理念」を確立した時点では、「企業の社会的責任」や「未来価値創造」などまったく意識をしなくても、「創業者」の確立した「経営理念」に包含されているものが多々存在している。「創業者精神」は別として、もし「経営理念」が現代にマッチせず、「未来価値創造」のために不向きであれば、「再検討」をしなければならない。


2025-11-30 12:20:00

未来価値創造戦略【3】

 

今回は、「未来価値戦略」に関する「心構え」として、「意義の徹底」「不可欠な能力」「方向性の提示」をするために「リーダーシップとコミュニケーション」と「財務マネジメントの強化」について説明しよう。

 

[3]未来価値創造のための経営者の心構え

 

「未来価値創造のための経営者の心構え」としては、「日本経済の将来像」の「21世紀の経営者」の「経営者はプロデューサー」「乱気流とカオス時代の経営者像」と「ポスト乱気流とカオス時代」の他に、特に「卓越したリーダーシップ」と「優れたダイレクト・コミュニケーション」による「ツーウエイ・コミュニケーション」をより積極的に行い「全員参加マネジメント戦略」と「共感マネジメント戦略」を強固にしなければならない。

 

(1)未来価値創造の意義の徹底

「未来価値創造」と簡単に言われているが、これを実現するには容易なことではない。誰しもが未知の世界であるし、世の中に必ずしも正解が存在する訳ではない。重要なことは、「未来価値創造」の「意義」は、「サクセシイブ・カンパニー」のための「最大の原理原則」であり、「お客様」の「感動・感謝・至福・共感・感嘆」を提供して「常連客化」「フアン化」「「愛着心化」になる「個性化戦略」である。

さらに、重要なことは、「現在価値創造」は、いつか他企業の「ベスト・プラクティス(best practice:最高の方法)戦略」によって追いつかれることがあるが、「未来価値創造」は「創造的破壊とイノベーション戦略」と「継続的アップスケール戦略」によって、「オンリーワン」たる「コア・コンピタンス」を実現するものであるという認識を持たなければならない。

 

(2)経営者の不可欠な能力

「企業マネジメント」における「経営者の能力」は多岐にわたるが、「未来価値創造」には、特に「不可欠な能力」を具備していなければならない。

 

①  マーケット創造力

「未来価値創造」は、既存のマーケットの推移からでは、間違っても「マーケットを予測」できることはありえない。ましてや「乱気流とカオス時代」には、何が起こることなど予測できる訳ではない。

重要なことは、どんな時代であっても、「マーケットの創造」を行うことである。「マーケットの創造」は、まさに「お客様発のシーズ」を実現することである。好例は「セブンーイレブン」の「プライベート・ブランド」の「セブン・ゴールド」で、従来の「プライベート・ブランド」の概念をまったくくつがえしてしまった。

また、「マーケットの創造」の好例は、「セブン銀行」である。「開いてて良かった」から「近くて便利」の方向性を、オール銀行の反対を乗り越えて実現したのは、まさに「マーケットの創造」を実現したことである。

 

②  創造的破壊とイノベーション力

「創造的破壊とイノベーション力」というのは、すべて破壊することでなく、良いものはさらに「アップスケール化」し、悪いものを破壊して、自社の「マネジメント力」や「マーケティング力」を他が追随できない「コア・コンピタンス」を行うことによって、「未来価値創造」を構築することである。

 

③  意思決定力

「未来価値創造」に欠かせない「経営者」の能力として、「意志決定力」にある。なぜなら、「未来価値の商品やおもてなし」を開発しても、果たして当初想定した「未来価値創造」のレベルに達していて、マーケットに登場させてよいかどうかの「意志決定」である。

重要なことは、当初想定したレベルに達していなくても、中途半端にマーケットに登場させてしまい、あげくの果てに失敗してしまうことである。この例は、多くの企業で見られる傾向で、企業イメージを喪失させている。

 

④  ネットワーク力

「未来価値創造」に重要なことは、「ネットワーク力」である。「ネットワーク力」というのは、当然企業内の組織を超えた「全員参加マネジメント戦略」と「共感マネジメント戦略」による「ネットワーク力」をベースとして、組織外の「ネットワーク力」を発揮させなくてはならない。

組織外の「ネットワーク」としては、メーカー、輸送業者、生産者の方々で、業界の最大の技術を結集というより、多大なるバックアップによる「未来価値創造」である。最近は、組織外として、「ビジネス・フォーマット」の異なるグループ企業の「ネットワーク力」の結集が行なわれていて、それぞれの持つ「ウォッチング力」や「商品の開発力」が「未来価値創造」に多大なる貢献をしている。

 

⑤  グローバル力

「未来価値創造」に欠かせないのは、「グローバル力」である。当然、「グローバル戦略」を展開するには、「未来価値創造」を行なわなければならないが、グローバル・マーケットには、優れた商品、技術、原材料、メーカーなどが豊富に存在していることを認識し、これが「未来価値創造」に大いに役立てなければならない。

 

(3)具体的な方向性の提示

やみくもに「未来価値創造」といっても、だれしも戸惑うばかりである。たとえば、「ファーストフード」や「コンビニエンスストア」が日本の市場に登場したときは、ほとんどの学者・コンサルタント・マスコミは、将来性に疑問をもっていた。

しかし、展開をした企業のトップは「新しいビジネス・プランの企画開発」として「具体的方向性」を提示して、「マーケット・イノベーション」を行うことによって、今日の姿を実現したのである。

 

(4)リーダーシップとコミュニケーション

「企業マネジメント」で重要なことは、「卓越したリーダーシップ」と「優れたコミュニケーション」であるが、特に「未来価値創造」には、通常のレベルを超えた「パワー」が不可欠である。「未来価値創造」には、組織内外に現状に安住感が蔓延しているので、抵抗感が存在し、「創造」を忌避してしまう。

なぜなら、「未来価値創造」は、そう簡単にできるものではないからである。ここで重要なことは、「お客様発」による「お客様の創造」を目的として、「カリスマ性」が高い「リーダーシップ」と「コミュニケーション」が不可欠の能力である。

「カリスマ性」というと、一般的なイメージは、「独善的」とか「強制的」であるが、「サクセシイブ・カンパニー」の「カリスマ(charisma)」とは、次の条件である。

1.超人的な才能・能力

2.人々を率いて、時代に大きく変革をもたらす力

3.人を惹きつける魅力

しかし、「カリスマ性」で重要なことは、相手が本当に理解し行動を起こすことができる「説得力」と「共感力」である。また、この際注意しなければならないことは、相手に「プレッシャー」を感じさせないことである。「カリスマ性」の効果を高めるためには、「目標によるマネジメント」を最大に駆使して、「全員マネジメント戦略」と「共感マネジメント戦略」が発揮できる「プロデューサー」に徹することである。

 

(5)財務マネジメントの強化

「未来価値創造」というと、一般的には投資が必要で「コスト」のかかる仕事だと思われている傾向がある。確かに、「未来価値創造」には、「コスト」が必要であるかも知れないが、「売上高経常利益率20%の維持」とか「自己資本比率60%以上」とかの「財務マネジメント」の「目標」をかがげ、「経営者」が「コスト」判断ができることが不可欠な能力である。

多くの企業が「未来価値創造」を「スローガン」にしていても、無理な投資が「企業マネジメント」を圧迫していることがあり、重要なことは、「経営者」自身の「財務マネジメントの強化」が求められている。

 

 


2025-11-13 17:31:00

大手ファストフードチェーン、ロボットやAIを続々導入…より少ない従業員で注文を素早くこなすために

Nancy Luna[原文](翻訳:大場真由子、編集:井上俊彦)

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マクドナルドの店の外に掲げられた看板。採用後に500ドルのボーナスを提供すると書かれている。
マクドナルドの店の外に掲げられた看板。採用後に500ドルのボーナスを提供すると書かれている。
AP Photo/Keith Srakocic
  • マクドナルド、サブウェイ、パネラブレッドはテイクアウトとドライブスルーに対応する新たな技術を発表した。
  • これらの店は人手不足に対応してデジタル注文技術を導入している多くのチェーン店に加わったことになる。
  • ここでは音声ボット、調理ロボット、モバイルオーダー専用のレーンなどを導入する13の外食チェーンを紹介する。

マクドナルド(McDonald's)とサブウェイ(Subway)は最近、テイクアウトとドライブスルーでの注文に対応する新たな非接触テクノロジーを発表した。

この全米最大級の店舗数を誇るファストフードチェーン2社も、人手不足が続き、サービスの高速化と人員削減を伴うイノベーションに大きな賭けをする外食企業の競争に加わった。

チポトレ(Chipotle)、ドミノ・ピザ(Domino's)、チェッカーズ&ラリーズ(Checkers & Rally's)は、注文を受ける際にAIを搭載した音声ボットを採用している。一方、スイートグリーン(Sweetgreen)などのファストカジュアル(ファストフードとカジュアルレストランの中間の業態)のチェーン店は、デジタルオーダーした商品を速やかにピックアップできるドライブスルーのレーンを導入しているところだ。

ファストフードの未来の姿?…タコベルの最新ドライブスルーを見てみよう

ファストフードの未来の姿?…タコベルの最新ドライブスルーを見てみよう

外食産業の自動化が急速に進んでいる背景には、労働市場の見通しが厳しい状況がある。2022年12月2日に発表されたアメリカ労働省のデータによると、外食産業の労働者数は新型コロナウイルスのパンデミック前の水準と比較するとまだ40万人も不足している。

ここでは、デジタル顧客向けに労働力を補強し、サービスを迅速化する技術を導入する13のチェーン店や外食企業を紹介する。


チポトレは2018年に初めてチポトレーン(Chipotlane)を導入した店をオープンした。この新形態の店舗ではモバイルオーダー専用のドライブスルーのレーンを設置している。このレーンは、消費者の注文と配達ドライバーの集荷のスピードを上げるために設計されたものだが、やがて全米のチェーン店がチポトレを真似るようになった

カリフォルニア州コスタ・メサのチポトレーン。
カリフォルニア州コスタ・メサのチポトレーン。
Nancy Luna

2022年9月、モバイル・ドライブスルー・レーンのある500店舗目をオープンした際、チポトレはチポトレーンの設置店舗は従来の店舗より「大量の注文を受けることができ、リターンが大きい」ことを実証し、収益性の高い店になったと述べた。2023年は同社は、255~285の新店舗計画のうち80%にチポトレーンを導入する予定だという

チポトレの店舗。
チポトレの店舗。
Chipotle

「価格交渉は正当な行為」講習会で語られた成功のプロセス

「価格交渉は正当な行為」講習会で語られた成功のプロセス

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2022年11月中旬、ファストカジュアル・チェーンのスイートグリーンは、ドライブスルーを設置した初の店舗をオープンした。このサラダチェーンは、この新デザインの機能を「スイートレーン(Sweetlane)」と呼んでいる

スイートレーンの完成予想図。
スイートレーンの完成予想図。
Sweetgreen

2022年6月、チキンのファストフードチェーン、チックフィレイ(Chick-fil-A)は、ドライブスルーのエクスプレスレーンのテストを開始したと発表した。エクスプレスレーンを備えた店舗では、モバイルアプリを利用した客は従来のドライブスルーのレーンではなく、エクスプレスレーンで自分のオーダーした商品を受け取れるようになるという

チックフィレイが試験的に設置したエクスプレス・ドライブスルー・レーン。
チックフィレイが試験的に設置したエクスプレス・ドライブスルー・レーン。
Chick-fil-A

コンバースナウ(ConverseNow)のようなテック企業は、AIを搭載したバーチャルアシスタントで、電話注文を受けるプロセスを自動化した技術を開発し、その方法を急速に進化させている。コンバースナウの技術は、ドミノ・ピザやファゾーリ(Fazoli's)などを含む1250以上の店で使われている

ドミノ・ピザのイノベーション・ラボ。
ドミノ・ピザのイノベーション・ラボ。
Nancy Luna

チェッカーズ&ラリーズは、AIを搭載した音声アシスタントの展開を実施した最初の大手外食企業のひとつになったと発表した。チェッカーズ&ラリーズ全803店舗のうち280店舗で音声AIが稼働している

チェッカーズ&ラリーズの自動ドライブスルーの完成予想図。
チェッカーズ&ラリーズの自動ドライブスルーの完成予想図。
Checkers

タコベル(Taco Bell)の最新ドライブスルーのイノベーションでは、サービスのスピードアップを狙っている。2022年6月、同社はミネソタ州に4つのドライブスルーのレーンが設置された新店舗タコベル・デファイ(Taco Bell Defy)をオープンさせた。この店舗にはチポトレーンのようにモバイルオーダー専用のレーンがある

ミネソタ州ブルックリンパークにあるタコベルの新コンセプト店舗。
ミネソタ州ブルックリンパークにあるタコベルの新コンセプト店舗。
Taco Bell

ファストカジュアル・チェーンのパネラブレッド(Panera Bread)は、2022年秋、ニューヨーク州北部の2店舗でAIを活用したドライブスルー技術のテスト運用を開始した。スタートアップ企業のオープンシティ(OpenCity)が作った自動ボット「Tori」がドライブスルーの客の注文を受けている

パネラ・ブレット。
パネラブレッド。
Panera Bread

ファーストフードチェーン、ポパイズ・ルイジアナ・キッチン(Popeyes Louisiana Kitchen)の一店舗で、パネラブレッドと同じオープンシティの音声ボット「Tori」を使い、2022年4月からドライブスルーでのテストを開始した。ポパイズによると、このボットを使ったことでサービスは20%スピードアップし、「Tori」が炭酸飲料やサイドメニューやデザートなど利益率の高い商品を自動的に勧めるため、ドリンクの売り上げも150%増加したという

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Mary Meisenzahl/Insider

エスコン、ジャングリア。東京では得られない解放感で、ビジネスが動くカンファレンス

エスコン、ジャングリア。東京では得られない解放感で、ビジネスが動くカンファレンス

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バーガーキング(Burger King)の親会社であるレストラン・ブランズ・インターナショナル(Restaurant Brands International)は、最近フロリダ州のマイアミにデリバリーに特化したフードホールをオープンさせた。このフードホールはバーガーキング、ポパイズ、ファイヤーハウス・サブズ(Firehouse Subs)など複数のチェーンの食事をひとつのセントラルキッチンで提供するものだ

バーガーキングの親会社がマイアミにオープンした 「カイロ・フードホール(KYLO Food Hall)」。
バーガーキングの親会社がマイアミにオープンした 「カイロ・フードホール(KYLO Food Hall)」。
RBI

カイロ・フードホールはウォークイン・オーダー用のキオスクを設置し、レジを設置していない

レストラン・ブランズ・インターナショナルがオープンした新しいフードホール、カイロ・フードホール。
レストラン・ブランズ・インターナショナルがオープンした新しいフードホール、カイロ・フードホール。
RBI

2022年12月1日、マクドナルドは、デジタルオーダーした商品がベルトコンベアーで運ばれ、ドライバーが受け取れる オーダー・アヘッド・レーン(Order Ahead Lane) のある店舗をテキサス州にオープンさせた

マクドナルド。
McDonald's

2022年9月、サンドイッチチェーンのサブウェイは、カリフォルニア州のカリフォルニア大学サンディエゴ校(UC San Diego)内に、同社初の無人スマート冷蔵庫を設置した。冷蔵庫にはAIが搭載されており、包装されたサンドウィッチが常備されている。サブウェイによると、客はスマート冷蔵庫に直接話しかけ、中の商品について尋ねることができるという

サブウェイのスマート冷蔵庫とサンドイッチ。
サブウェイのスマート冷蔵庫(左)とサンドイッチ。
Subway; Jörg Carstensen/Picture Alliance via Getty Images
サブウェイ、会話できるスマート自動販売機を展開へ

サブウェイ、会話できるスマート自動販売機を展開へ


チリーズ・グリル・アンド・バー(Chili's Grill & Bar)は、ハンバーガー、ステーキ、チキン、サーモンの調理時間をプログラムし自動化するようプログラムされた先端技術を搭載したグリルを使っている。このグリルを使えば焼き加減がミディアム、または「中心がピンク色」のバーガーは約50秒で焼き上がるという

チリーズの新しいワンタッチプログラム式グリル。
チリーズの新しいワンタッチプログラム式グリル。
Nancy Luna/Insider

2021年12月、シェイク・シャック(Shake Shack)は、ミネソタ州メープル・グローブに初のドライブスルー店舗をオープンした。このうち1つのレーンはモバイルオーダーのピックアップ専用となっている

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Shake Shack

Source: Restaurant Dive


チポトレは2018年の初めに、電話注文にAIを搭載した音声アシスタントのテストを開始したが、キッチンでもイノベーションを進めている。2022年、同社はミソ・ロボティクス(Miso Robotics)のトルティーヤチップ製造ロボットでChippyのテスト使用を始めた。

人物の背後にトルティーヤチップ製造ロボットChippyが見える。
人物の背後にトルティーヤチップ製造ロボットChippyが見える。
Chipotle
調理から接客、配達まで…外食産業でのロボットの仕事ぶりを見てみよう

調理から接客、配達まで…外食産業でのロボットの仕事ぶりを見てみよう


2025-11-08 09:09:00

チポトレなど米ファストカジュアル勢が苦境 低所得層が外食手控え、株価総崩れ

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Ken Wolter / Shutterstock.com

米外食チェーン、チポトレ・メキシカン・グリルのスコット・ボートライト最高経営責任者(CEO)は、若年層の消費者や年収10万ドル(約1540万円)未満の世帯が外食への支出を切り詰めていると述べた。米ファストカジュアルチェーン各社の株価は軒並み下落を続けており、ボートライトは同様の外食手控えは業界全体に広がっているとも指摘している。

 

年収10万ドル未満の世帯は、チポトレの売上高のおよそ4割を占める中核的な顧客層だ。だが、ボートライトによるとこの層は外食の回数を減らしており、とくに25〜35歳の年齢層で顕著だという。

チポトレの株価は10月31日までの1年で43.7%、10月には19.2%下落している。

ファストカジュアル業態のほかのチェーンも苦戦している。地中海料理の新興カヴァの株価は1年で59.9%、10月も10.5%下落し、10月31日には52週ぶりの安値をつけた。サラダ専門のスウィートグリーンの株価も1年に比べ82.8%下げており、10月も21.5%下落している。

 

チキンウィング専門のウィングストップも振るわず、株価は過去1年で26.1%、10月には13.9%下落している。

一方、ハンバーガーのシェイク・シャックの株価は1年前から20.4%下げているものの、10月には予想を上回る四半期決算が好感されて3.6%上昇した。同社は第3四半期(7〜9月)に売上高が15.9%増え、黒字転換も果たしている。

外食を控える若年低所得層

ボートライトは、チポトレのコア顧客層が受けている圧力は業界全体でみられるものだと警鐘を鳴らしている。失業率の上昇やローン返済、インフレ、賃金の伸びの鈍化などが外食予算を抑える要因になっている。

全米レストラン協会の2025年のリポートでも、こうした傾向が浮き彫りになった。経済的な不安を抱えるなか、米国の消費者の40%が支出を減らし、41%が購入を遅らせている。顧客が以前よりも価格を意識するようになっていると回答した飲食店運営業者は95%に達した。

ファストフード大手では明暗

伝統的なファストフードチェーンのなかにも、こうした動向の影響を受けている企業があるものの、ファストカジュアル勢ほど深刻ではない。ただ、ウェンディーズは明らかな例外で、CNNなどによると経営陣の交代や売上高の低迷を受けて株価は1年で55.9%も急落している。

 

バーガーキングやティム・ホートンズ、ポパイズ、ファイヤーハウス・サブズを傘下に持つレストラン・ブランズ・インターナショナルの株価は、1年前から5.5%下落している。ただ、直近四半期の売上高は前年同期比6.9%増えている。

マクドナルドの株価は比較的堅調で、年初来1.3%上昇している。戦略的なバリューセットキャンペーンで中間所得層の顧客を呼び戻したことが寄与したとみられる。とはいえ、CNNによると低所得層の支出は依然として低調なのが現状だ。

ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)やタコベル、ピザハットの親会社ヤム・ブランズの株価は、今年に入り4.5%上昇している。ヤフー・ファイナンスによると、売上高が堅調に伸びていることや、多角的な国際展開によって厳しいマクロ経済環境を乗り切っていることが評価されているもようだ。

 

ウェンディーズやマクドナルド、ヤム・ブランズは11月上旬に第3四半期の決算発表を予定しており、ファストフード大手の業績動向がより明確になる見通しだ。

(forbes.com 原文)

チポトレなど米ファストカジュアル勢が苦境 低所得層が外食手控え、株価総崩れ | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

 


2025-10-25 13:21:00

未来価値創造戦略【2】

 

今回は、「未来価値創造戦略」の「第2回」として、「意味」「時代の到来」「方向」「挑戦」「意義」について説明をしよう。

 

[2]未来 価値創造戦略

 「日本企業の将来像」を描くには、「未来価値創造戦略」を確立し、さらに実現に向けて「ピープル・パワー」を結集しなければならない。このなかで、特に「未来価値創造の時代の到来」を認識するとともに、「お客様発のマーケティング戦略」と「マネジメント・マーケティング・キーワード」を意識しながら「未来価値を創造」しなければならない。

(1)未来価値創造の意味

「未来価値創造」といっても、その意味が皆目分からないので、「現在価値」を認識することによって、「未来価値」を探ることにする。

①  現在価値の未認識

「未来価値創造」と簡単に言っても、ほとんどの人が具体的には何を指しているか皆目わからないのが、現実の姿であろう。しかしながら、世の中には、「現在価値」が数多く存在しているが、意識していないと気がつかないことが多々ある。

たとえば、、「ラグジュアリー・ホテル」の「ホスピタリティ」や、有名旅館の「おもてなしの心」は、「スタッフ」が当たり前のようにふるまうので、「お客様」は普通の態度でいたら、ほとんど気がつかない。

「ラグジュアリー・ホテル」に車で到着すると、車のトランクに入っているバッゲージのネームタッグを見て、「〇〇様いらっしゃいませ」と迎えてくれる。さらに、ベルボーイやフロントは当たり前のように名前で歓迎し、ただちに部屋に案内される。

有名な旅館では、旅館に着くと接客係がすぐに「お客様」の荷物を持ち、部屋に案内してくれるが、途中で「お客様」の背丈を見て、「お客様」に合う浴衣のサイズをそれとなく用意をしてくれる。これらは、「お客様」が気がつかないように振る舞うので、まったくわからないままに見過しされてしまう。

 

②  具体的な現在価値

世の中には、「これはすごい」「これは素晴らしい」「これはいままでにない味だ」「これ

は新しい」「これは感動ものだ」ということがかなりあり、これらは「お客様の心」を打つものである。これらの事象は、人によって感じ方が違うものであるが、ほとんどは「お客様」にとって、「現在価値」である。

 

③  具体的な未来価値

「未来価値創造」の具体的な事象としては、現在は「世の中にまったく存在しない」ものである。たとえば、商品であれば、「おいしい」を通りこして「これは最高」「これは絶品」というものである。

また、商品の価格でいえば、価格が1,000円ではあるが、1,500円の「価値」があるというものである。これが1,200円では「現在価値」で「未来価値」は存在しない。さらに、これらの商品について何度も購入されるという「価値」のレベルである。「おもてなしの心」でいえば、「満足」「感激」を上回るもので、「感動・感謝・至福」を提供して、「お客様」が「共感・感嘆」を感じられ、「また来ます」という「価値」のレベルである。

 

(2)未来価値創造時代の到来

 現在の「マーケティング戦略」を確立するには、未来の生活行動予測によって、「お客様の立場に立つ」という「価値創造」を行うことであった。しかし、「乱気流とカオス」が頻発する時代になり、現在の「マーケティング戦略」では、追いつけなくなってしまった。

 この情況を打破するためには、「戦略」そのものの「創造的破壊とイノベーション戦略」を行い、「お客様発のマーケティング戦略」に大転換を図ることによって、「お客様」との「参加・共創的と企業のサプライズの提供」的な「未来価値創造」を行わなくてはならない時代が到来したことを認識しなければならない。

 

(3)未来価値創造の方向

「未来価値創造」を行うには、「創造的破壊とイノベーション戦略」を積極的に行うことによって、「個性化戦略」を確立して、「グローバル・スケール」で世界に胎動していかなければならない。

最近は、「ブルーオーシャン戦略」なる言葉が聞かれるが、実は「個性化戦略」そのものである。今後の方向として、「分析的アプローチ」は、「集中と選択」で活用し、「現場重視」「ウォッチング」「インタビュー」「デジタル・マーケティング」重視による「機能的アプローチ」による「未来価値創造」を行うことである。

「未来価値創造」の中でも、最も最優先に考えていかなければならないことは、「日本の文化」である「おもてなしマネジメント」を確立することである。いわば、「物心面」より「精神面」を重視する「未来価値創造」である。

 

(4)未来価値創造に挑戦

現在の多くの企業の問題点は、「現在価値創造」すらも行えていない。このままの姿で、「企業マネジメント」を行っていれば、現在どんなに優れた企業でも、自ずと限界に達してしまうことは自明の理である。

したがって、「サクセシイブ・カンパニー」のためには、「未来価値創造」に挑戦せざるを得ないことを自覚しなければならない。そのためには、「経営者がプロデューサー」となって、「全スタッフ」に「起業家精神」を発揚させ、かつ垣根を超えた組織づくりをしなければならない。

つまり、「タテ」とか「ヨコ」などをまったく意識させない「全員参加マネジメント戦略」の新しい組織によって、「情報・知識・暗黙知」を総合的に構築することによって、新天地が開かれていくのである。

「未来価値創造」で、最重要視しなければならないことは、「帰属意識」の高い「個」を「全員参加マネジメント戦略」という高度な「チームワーク」と「エンパワーメント」によって統合していくスクラムを組むことによって、各「スタッフ」の能力を高め、さらに高度な「情報・知識・暗黙知」の持続的な知識を図ることである。

 

(5)未来価値創造戦略とは

「未来価値創造戦略」を確立するには、企業はなによりも、より良い会社を創りあげも「クォリティ・オブ・ライフ」を提供しなければならない。そのためには、企業は独自の技術やアイデアを開発しなければならない。

①  ビジネスの未来価値創造

1.お客様の参加・共創のビジネスの未来価値創造

2.フランチャイズ・ビジネスの未来価値創造

3.画期的な未来価値創造

4.協働的なビジネスの未来価値創造

5.アウトソーシングの未来価値創造

 

②  お客様の未来価値創造

1.21世紀のマーケティングの未来価値創造

2,変化を創造する未来価値創造

3.自己革新による未来価値創造

4.ヒドノミクスの未来価値創造

5.お客様個人の未来価値創造

 

③  個性化の未来価値創造

1.アップスケールの未来価値創造

2.競争相手はお客様という未来価値創造

3.自己差別化の未来価値創造

4.オンリーワン主義の未来価値創造

5.価値訴求の未来価値創造

 

 


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