インフォメーション

2016-08-05 23:22:00

昨今、消費者の健康志向や食に対する安心・安全への意識が高まるなか、新たな業態の店舗が増えている。

ダイエーは、店舗事業の中で、“食”に特化した新業態「フードスタイルストア」と「都市型スーパーマーケット」の2 つを柱に事業を推進。特に、フードスタイルストア事業では、専門性の高い商品を扱う「ボタニカルショップ」を展開。“植物が持つパワーを日々のくらしにプラスしよう”をコンセプトに、身体も心も健康になるライフスタイルの提案が狙いで、①スーパーフード、②マクロビオティック、③オーガニック、④アレルゲンフリーに関連する食品、化粧品、雑貨などボタニカル商品を取り揃え、独自性を打ち出す。

現在は「ダイエーいちかわコルトンプラザ店」(千葉県市川市)、「ダイエー赤羽店」(東京都北区)、「ダイエー神戸三宮店」(兵庫県神戸市)の3 店舗で展開しているが、同社によれば、「運営する全国182店舗のうち、条件が合えば随時、新業態店舗へのリニューアルをかけていく方針」としている。

また、近畿や関東を中心に256店舗のスーパーマーケットチェーンを運営するライフコーポレーションが、大阪・西区にある既存店を改装し、オーガニックに特化した新業態店舗「BIO-RAL(ビオラル)靭店」としてリニューアルオープンした。

同店は、①オーガニック(有機)、②ローカル(地元・地域)、③ヘルシー(健康)、④サスティナビリティ(持続可能性)をキーワードに、生鮮品、惣菜、日配食品、加工食品、生活関連品など「安心、トレンド、高質」にこだわった商品を取り揃えている。

さらにイオンがこの度、欧州でオーガニック小型SM事業を展開するBio c’Bon社(ビオセボン)を傘下に持つMarne & Finance Europe社と事業提携し、合弁会社「ビオセボン・ジャポン」を設立。現在は用地候補を選定中で、年内には、首都圏にオーガニックに特化したスーパーマーケット「Bio c' Bon(ビオセボン)」の1 号店をオープンする予定だ。

最近では、“買い物難民”が問題になりつつある。徒歩圏内にあるスーパーが廃業したため、車を持たないシニア層を中心に買い物ができない人たちが増えているのだ。そうした背景もあり、近年は生鮮や加工食品などの宅配事業や移動型スーパーマーケット事業が注目されている。

有機・特別栽培野菜などのネット宅配事業を展開するオイシックスはこの度、「移動型スーパーマーケット」の支援事業を手掛ける「とくし丸」の株式を取得し連結子会社とした。

2012年創業のとくし丸は、フランチャイズ方式による「移動型スーパーマーケット」の仕組みを提供する事業を展開。全国のスーパーマーケットと提携し、商品を積み込んだ移動車両でシニアや買い物難民と言われる消費者の自宅や居住地域に訪問し、商品を販売する。現在、27都道府県、53社のスーパーマーケットと提携し、年間流通金額が約15億円と、年率で300%の成長をみせている。

オイシックスは、とくし丸買収の経緯について「当社の現状は販売チャネルがインターネットによる30、40代女性が中心のため、地域のシニアや買い物難民へリーチできるとくし丸社の強みを生かすため」とした。オイシックス社は、3 年後にはとくし丸社の年間流通金額100億円を目指すとしている。


■異業種とのコラボに活路

新業態店舗が続々オープンする中で、食系チャネルも多様化をみせる。

これまでの健康・自然食品の主要チャネルだった百貨店は、フロアリニューアルに伴い売り場面積を縮小するなど健康食品に対する位置づけを変更。また、健康・自然食専門店などは、売上減やオーナーの高齢化、後継者不足などの理由から廃業する店舗も年々増加傾向にある。

そうした中で、新たな販売チャネルとして、コンビニやバラエティショップ、量販店などでもオーガニックや健康食品を扱うケースが増えてきた。

コンビニチェーンの中で積極的に健康志向商品を展開しているのがローソンだ。同社ブランドのナチュラルローソンを中心に、商品開発や品揃えを強化。ナチュラルローソンブランドのグリーンスムージーは総販売数が2,700万本を超えるなどヒット。この他、減塩弁当や低糖質パン、オーガニック製品、トクホ、機能性表示食品などの商品群も拡充し、2015年度の健康志向食品の売上高は2,000億円で、今後の健康志向の高まりから集客増を図り、2017年度までに3,000億円に引き上げる方針としている。

また、オーガニックや自然食を扱う食系卸では、新たなニーズの掘り起しを図るため、家電量販店や雑貨、アパレル、アウトドアショップといった異業種店舗にも販路を拡大するケースが増加。雑貨やアパレルショップの利用客は、オーガニックやスーパーフードなど流行に敏感な女性が多く、おしゃれ感覚でオーガニックやスーパーフード製品を購入しているといい、店舗側も差別化を図るため、積極的に食品を扱い始めている模様だ。




健康産業新聞第1599号(2016.7.6)より一部抜粋


2016-08-05 23:14:00

米国で「朝食戦争」が勃発している。ファストフードチェーンやレストランなどが、次々と新しい朝食メニューを投入し、顧客の争奪戦を繰り広げている。このトレンドの波にうまく乗っているのが、マクドナルドだ。

米国では密かに「朝食戦争」が勃発している。

 ファストフードチェーンやレストランなどが、次々と新しい朝食メニューを投入したり、プロモーションを展開するなど、顧客の争奪戦を繰り広げている。というのも、外食産業の新たな切り札として、「朝食」に熱い視線が注がれているからだ。

 米国ではいま、朝食に対する新たな潮流が生まれており、今後「朝食戦争」がさらなる広がりを見せそうだと注目されている。

 このトレンドの波にうまく乗っているのが、マクドナルドだ。売り上げが低迷していた米マクドナルドは、2015年10月に朝限定のブレックファーストメニューの一部を終日提供するという大胆な決断をした。

 米マクドナルドはこれまで、レギュラーメニューとブレックファーストメニューを同時にオペレーションするのは困難として、完全に切り離して営業を行ってきた。しかし、売上低迷という危機的状況を打開するため、メニューの改革に乗り出したのだ。

 消費者側にしても、「朝食」を食べるのは朝だけに限らないし、ランチなどに食べたいブレックファーストメニューもある。マクドナルドの決定は、「朝食」の枠を超えるニーズに応える動きだ。

 この戦略が功を奏し、徐々に売り上げも回復傾向にあるようだ。米マクドナルドでは現在、ブレックファーストメニューが、売り上げの約25%を占める。ランチやディナーの売上が横ばいのなか、このブレックファーストの売り上げを伸ばすことでファストフード界の王者が復活の兆しをみせているのだ。

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1607/29/news022.html


2016-07-29 23:33:00

「おにぎり」は日本のソウルフードのひとつと言っても過言ではないでしょう。幼い頃は母親のお弁当の定番であり、社会人になってからはコンビニで手軽に買えるファストフードとしてずっと日本人の身近にあったおにぎり。そんな「おにぎり」ですが、日本から遠く離れたヨーロッパでも親しまれ始めているようです。

おにぎりを見事にカスタマイズ。ドイツのおにぎり屋さん事情

ドイツのベルリンの駅構内に設置されたおにぎり屋さん「rice up (ライス・アップ) 」が、いま若い女性を中心に人気なのだそう。

中でも1番人気は「アボカド&コリアンダー&ライム」おにぎり。

コリアンダーとは、そう、パクチーのこと。

アボカドといえばマヨネーズで和えるのが定番ですが、ライムでさっぱりと仕上げた味も、何だか美味しそうですよね。

もともとジャーナリスト・カメラマンだったトーステン・ロイター氏とアレフ・カルバート氏が開いたこのお店のメインターゲットは、在住邦人ではなくドイツ人。

仕事での数回の来日を経て、ベルリンでのおにぎり需要の可能性を感じ、2011年にrice upを開店させました。

食に関する冒険心が少ないというドイツ人好みの具材をアンケート調査や試食を重ねて開発し、使用する食材はすべて無添加というのが人気の理由とのこと。

素材にこだわり、手軽に取り入れられる健康食としてアピールしているようです。

確かに私もアメリカで出会った多国籍の人達に何度か和食について聞いたことがありますが、みんな口をそろえて「日本食はヘルシーだ」と言っていました。

和食の持つヘルシーさが、ドイツでも健康志向が高く美容に気を配る女性にウケているのでしょうか。

和食の魅力を世界にアピール、日本の海外戦略

他にも、パリでは日本の弁当をモチーフにした、その名も「NEO BENTO」が話題だったり、イギリス発のおにぎり屋「wasabi」がアメリカにも支店を展開するなど、ますますその勢いを増しているように見える和食。

 

2013年にユネスコ無形文化遺産へ登録されたことも、このブームの大きな要因と言えるでしょう。

寿司やラーメンは海外でもすっかりおなじみですが、おにぎりの知名度はまだまだ。

最近では日本国内で「おにぎり協会」なるものが発足し、「日本が誇る『ONIGIRI』を世界の共通語に」をスローガンに活動に取り組んでいます。

 

 


2016-07-29 23:31:00

~国際的な穀物等の需給の見通し(2016/17年度)~
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 穀物全体の生産量は、前年度より増加。消費量を上回るものの、期末在庫率は低
下する見込み。
穀物全体の期末在庫率(24.0%)は前年度(24.4%)を下回る見込み。
(1)生産量:25.22億トン(前年度比+2.8%)
(2)消費量:25.13億トン(前年度比+3.1%)
(3)期末在庫率:24.0%(前年度差-0.4ポイント)

【品目別の需給見通し】
<小麦>
 生産量は、EU等で減少するものの、米国、ロシア等で増加することから、世界全
体では前年度を上回り史上最高の見込み。生産量は消費量を上回り、期末在庫率も上
昇する見込み。
(1)生産量:739百万トン(前年度比+0.5%)
(2)消費量:729百万トン(前年度比+3.1%)
(3)期末在庫率:34.8%(前年度差+0.2ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積は減少するものの、冬小麦の単収が史上最高となること
から、前年度を上回る。期末在庫率は低下。
・EUの生産量は、収穫面積は増加するものの、フランスで多雨により減産となるこ
と等から、前年度を下回る。期末在庫率も低下。
・ロシアの生産量は、春小麦の播種面積が増加し、冬小麦の単収が上昇することから、
前年度を上回り史上最高。期末在庫率も上昇。

<とうもろこし>
 生産量は、中国、メキシコで減少するものの、米国、ブラジル等で増加することか
ら、世界全体では前年度を上回る見込み。生産量は消費量を上回るものの、期末在庫
量の伸びに対して消費量の伸びが大きいことから、期末在庫率は低下する見込み。
(1)生産量:1,011百万トン(前年度比+5.3%)
(2)消費量:1,009百万トン(前年度比+5.0%)
(3)期末在庫率:20.6%(前年度差-0.9ポイント)
・米国の生産量は、単収は低下するものの、収穫面積が増加することから、前年度を
上回る。期末在庫率も上昇。
・中国の生産量は、国家備蓄政策廃止及び国内価格低下に伴う播種面積の減少により、
前年度を下回る。期末在庫率も低下。
・アルゼンチンの生産量は、収穫面積が大幅に増加し、単収も上昇することから、前
年度を上回り史上最高。期末在庫率も上昇。

<米>
 生産量は、インド、タイ等で増加することから、世界全体では前年度を上回り史上
最高の見込み。生産量は消費量を上回り、期末在庫率はわずかに上昇する見込み。
(1)生産量:481百万トン(前年度比+2.3%)
(2)消費量:481百万トン(前年度比+0.4%)
(3)期末在庫率:22.3%(前年度差+0.0ポイント)
・中国の生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回る。期末
在庫率も上昇。
・インドの生産量は、モンスーン期の平年を上回る降雨から、収穫面積、単収ともに
上昇し前年度を上回る。期末在庫率は低下。
・タイの生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回る。期末
在庫率は低下。

<大豆>
 生産量は、米国で減少するものの、ブラジル、インド等で増加することから、世界
全体では前年度を上回り史上最高の見込み。生産量は消費量を下回り、期末在庫率も
低下する見込み。
(1)生産量:326百万トン(前年度比+4.4%)
(2)消費量:329百万トン(前年度比+3.6%)
(3)期末在庫率:20.4%(前年度差-2.3ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積は増加するものの、単収が低下することから、前年度を
下回る。期末在庫率も低下。
・ブラジルの生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回り史
上最高。輸出量の増加に伴い期末在庫率は低下。
・中国では、政府によるとうもろこしから大豆への転作奨励策により、生産量が増加
するものの、消費量も増加することから、輸入量が増加。


詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。



2016-07-29 23:30:00

(1)街中のお酒
 イギリスにはたくさんのパブがあり、多くの人で賑わっています。パブは日
本でいう居酒屋のような場所ですが、日本と決定的に違うのは、屋内・屋外問
わずに立ちながら飲んでいる人たちが多いということです。また、パブで注文
する場合、基本的にお会計はペイ・アズ・ユー・ゴー(注文時にその都度お金
を払うこと)になります。

 私の主観ですが、レストランのテーブルではワインをボトルで注文している
人が多く、カウンターではカクテルを注文する人も多く見られます。意外とウ
イスキーを注文している人をそんなに見かけません。ウイスキーの市場規模が
日本と同じく大きいため、今後の研究課題としたいと思います。客層は日本と
比べると平均年齢が低く、男女比率は日本よりも女性が少し多いようです。

 日本酒はイギリスでは高価なため、なかなか街角で見かけることはありませ
ん。多くの人がビールもしくはサイダー(炭酸のりんご酒)を飲んでいます。

(2)日本食ブーム
 そんな中、現在日本食ブームです。ロンドン中で日本食料理店を見かけます。
日本酒の人気も徐々に高まっており、注目が集まっています。

 日本に関するイベントでは、しばしば日本酒が振る舞われます。その際に飲
みやすいお酒(地ビール、梅酒、炭酸の日本酒など)を併せて用意することに
より日本酒にも馴染みやすいよう心配りをしているようです。

(3)ロンドンワインフェア
 2016年5月3日から5月5日にかけて、世界のワインやスピリッツについての見
本市である第36回ロンドンワインフェアがケンジントン(オリンピア)で開催
されました。世界中からワインが集まる中、今回が初の出展となる日本酒や梅
酒なども展示されており、多くの人で賑わっていました。出展者であるMUSEUM
 of SAKE代表の菊谷なつき氏は、「日本酒への注目は高まっている。ワインと
肩を並べることができるようになってきた。」と熱心に来場者に日本酒をPRさ
れていました。また、熊本地震で被害を受けた酒造の皆さんを少しでも支援す
るため、ブースに募金箱を設置し「熊本は日本酒にとって大変重要な協会9号
酵母の発祥の地。可能な限り支援をしたい。」と話していました。

                    (ロンドン事務所 吉嶋所長補佐)