インフォメーション
~食品展開催から得られた現地の嗜好~
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タイ向け日本産食品の輸出は順調に増加しており、2014年の日本からの農林水
産物・食品の輸出額は348億円で国別の第6位、アセアンでは最大の輸出先です。
また、2015年6月現在の日本食レストラン数は2,364店舗で、こちらもアセアン
最多です。
日本食は今や一時的なブームではなく、タイの食文化の中に浸透しているとい
える状況になっています。
では、実際にタイではどのような日本の食品が好まれるのでしょうか?
昨年11月に東京本部経済交流課とシンガポール事務所が開催した「日本ふるさ
と名産食品展 in バンコク」の結果から、果物の事例をご紹介します。
食品展では、鳥取県産梨の高価な箱入り6個セットを試食せずに購入していく
客や奈良県産の柿を一度に38個も購入する客も見られ、日本産食品に対するタ
イの消費者の信頼の高さがうかがえました。
特に柿はタイ国内での生産が難しく輸入に頼っている果物の一つで、他国産よ
りも大ぶりな日本産柿は個人消費用としても贈答品としても人気が高い商品と
なっています。
また、柿についてはその「硬さ」も重要です。日本では熟した柔らかい柿が好
まれますが、マンゴーやパパイヤ、バナナ等の柔らかい熱帯果実を日頃から食
しているタイ人には、熟す前の比較的硬い柿の食感が好まれるようです。
実際に、その場で柿を触って硬さを確認してから購入する客や、硬い柿を指名
買いしていく客も多く見られました。
このようなタイ人の嗜好を知るには、現場でのテストマーケティングが有効な
手法といえるでしょう。
皆さんの地域特産品の海外販路開拓の足掛かりとして、「日本ふるさと名産食
品展 in バンコク」を活用してみてはいかがでしょうか?
ベトナム 2016/02/03(水曜日)
米バーガーキング、ハノイで出店加速へ[商業]
米ハンバーガーチェーンのバーガーキングは、ハノイで出店を加速していく方針だ。ハノイのファストフード市場は潜在力が高く、今後の成長が見込めるという。1日付ダウトゥ電子版が伝えた。
ハノイでは、ショッピングモール「イオンモール・ロンビエン」に旗艦店を構え、ハンブオム通りやホアンキエム湖周辺にも出店している。バーガーキング・ベトナムのグエン・ザー・タイン社長は、ハノイ市場に期待を示し、積極的に店舗を展開していく方針を明らかにした。
一方、同社はこのほど、ホーチミン市3区カオタン通りの店舗を閉店した。全国で閉店した店舗はこれで3店目となる。タイン社長は、売り上げが伸び悩んでいる店舗を、より好条件の場所に代える動きと説明。ホーチミン市でも、ふさわしい場所が見つかれば引き続き店舗網を拡大する考えを示した。
『フランスにおけるサービス産業分野での店舗開設
-外食、小売を中心に-(改訂版)』
●ジェトロ・パリ事務所
ジェトロ欧州ロシアCIS課
本レポートでは、フランスでサービス産業分野の店舗を経営する際に必要
となる基礎的な情報につき取りまとめている。飲食店や小売店を中心に、
商用物件の借り方、店舗の開設に関わる法規制、許認可手続きなどを解説する。
2014年5月作成のレポートに「1.フランスでの拠点設立」を加えた他、
既存部分を改訂した。
https://www.jetro.go.jp/world/reports/2015/01/e38aa79faa39bba2.html
日本産食品の輸入規制、青森と埼玉は解除に-福島県産も緩和-
→ https://www.jetro.go.jp/biznews/2016/01/773407917c092051.html
EUの食品連鎖・動物衛生常設委員会(SCoFCAH)は2015年11月25日の会合で、放
射性物質検査証明書の添付が必要な日本産輸入食品の対象品目および地域につい
て見直すことで合意した。福島県産の一部の食品が初めて規制対象外となったほ
か、青森県と埼玉県は規制対象地域から外れた。欧州委員会は改正規則案を2016
年1月5日に採択し、1月9日に施行。
シンガポール 2016/02/02(火曜日)
岩手県産米をPR、シンガポールで初セミナー[農水]
岩手県は1日、シンガポールで「岩手県産米セミナー・試食交流会」を初めて開催した。県産米の最大の輸出先であるシンガポールで、現地の飲食店や小売店など業界関係者へ県産米の特徴や炊飯法を紹介。PRを強化し、輸出拡大を狙う。
セミナー・試食交流会は繁華街オーチャードのホテル、グランド・ハイアット・シンガポールで開催。現地の和食レストランや小売店などの関係者約50人が出席した。
セミナーでは、JA岩手ふるさとの担当者が県産米の産地や特徴、「世界一安全・安心な産地づくり」への取り組みなどを説明。米穀の加工・販売などを手掛ける純情米いわて(岩手県盛岡市)の担当者は、精米・精選など米収穫後の作業工程や、お米のおいしい炊き方を紹介した。
その後開かれた試食交流会では、岩手の特産品、南部鉄器を使って炊いた県産米のほか、牛肉、水産物、日本酒、菓子類など県産食品が振る舞われた。県庁やJA、生産者など岩手側の関係者との意見交換会も同時に行われた。
岩手県農林水産部の佐藤実・流通改善担当課長はNNAに対して、「シンガポールには県産米として『ひとめぼれ』と『あきたこまち』を出荷している。特にBtoB(企業間取引)は安定的かつ確実に供給できるので、今後さらに販路拡大を進めたい」と説明した。
シンガポール向けの県産米輸出量は179トン(2014年度)で、2位の香港(23.4トン)、3位の台湾(18トン)を大きく上回っており、全体の輸出量の約8割を占める。佐藤課長は「シンガポールの外食大手RE&Sの和食店で扱ってもらっていることが大きい。日本産米の輸出が加速する中、産地間競争の激化が予想されるが、昼夜の温度差が大きい気象条件から岩手ではおいしい米がとれることをアピールしていきたい」と話す。
BtoC(企業対個人取引)では、これまでシンガポールの日系スーパーマーケットで年1回、数週間ほどイベントを実施してきたが、今後は開催期日を計約40日に増やし、開催店舗も追加するなどしてブランド浸透を図る。
岩手県は、2008年ごろからシンガポール向けに県産米の出荷を開始している。
日本の農林水産省の統計によると、14年の商業用日本産米の輸出額で、シンガポールは前年比24%増の3億7,100万円となり、国・地域別で香港(4億9,700万円)に次いで2位だった。輸出量でも35%増の1,295トンで2位につけている。

