インフォメーション
日本の小売業のベトナム進出の動きが活発になってきた。18日までに、高島屋がホー
チミン市に百貨店を出店する方向で最終調整に入っていることが明らかになった。7
月にはファミリーマートが現地に合弁会社を設立すると発表したほか、先週にはイオ
ンがホーチミン市人民委員会からベトナム1号店の投資ライセンスを取得したばかり。
ただ、小売業のベトナム進出に当たっては、不透明な規制など解決すべき課題も多い。
(ベトナム&インドシナ版編集長・野村智)
http://news.nna.jp/free/news/20111019icn001A.html
洪水でサプライチェーンが被災し、店舗は直接の被害を受けていない飲食チェーンも
休業やメニューの見直しを迫られている。17日に浸水したバンコク北郊パトゥムタニ県
のナワナコン工業団地に工場を持つ8番らーめん、オイシ・グループ(OISHI)、
MKレストランなどが影響を受けており、今後こうした二次被害が広がっていくこと
も懸念される。(タイ版編集長・福地大介)
http://news.nna.jp/free/news/20111019thb002A.html
ブラジルの新聞フォラ・デ・サンパウロは、米国は今やブラジルを抜いて世界1位の牛肉輸出国になったと報じている。ブラジル食肉輸出業者協会(ABIEC)によると、米国の牛肉輸出額は今年の1~7月期で30億6,000万ドルに達し、ブラジルの30億1,000万ドルを1.7%上回った。輸出量は米国が74万1,300トンで、ブラジルの62万7,600トンを18%上回った。
首位交代の理由として、ブラジルでは生産コスト上昇で儲からないため大手パッカーが輸出意欲を喪失した、国内経済の問題で米国産牛肉のほうが安い、米国がヨーロッパ、エジプトなど新たな市場向け輸出を始めたことが挙げられている。
2011年における米国の加工用トマトおよびカリフォルニア州を中心とした秋季野菜等の収穫見通し
最終更新日:2011年10月14日
また、カリフォルニア州の秋季生鮮野菜は、ハネデューメロン、結球レタスおよびトマトの収穫面積が対前年比減少するも、ブロッコリーなどほかの秋季生鮮野菜は対前年比増加と見込まれる。
1.加工用トマトの収穫見通し(収穫面積、生産量等)
カリフォルニア州では、低温と多雨の影響により定植の開始が遅れたことにより、収穫作業は8月まで続いた。同州における加工用トマトの契約生産量は、前年並みの1106万8千トン、収穫面積は同4%減の104.0千ヘクタールと見込まれる。また、生産技術の向上や種苗の改良によって、1ヘクタール当たりの収量は、前年の102.09トンに対して4%増の106.41トンまで向上すると見込まれる(表1)。
なお、インディアナ州の加工用トマトは、定植期間中に豪雨に見舞われたものの、前年と比べ作柄は良いと見込まれる。

2.アスパラガスの収穫見通し(収穫面積、生産量等)
カリフォルニア州におけるアスパラガスの生産量は、収穫面積が前年比4%増、1ヘクタール当たりの収量が前年比3%減の3.81トンと見込まれることから、ほぼ前年並みの1万9千トンと予測されている(表2)。同州のうち、サリナス・バレーおよびサンホアキン・バレーでは、十分な雨量と気候に恵まれ、生育は良好で、7月中旬までには同州の大部分の地域で収穫が終了した。
ミシガン州では、生育に適した気候が続いた。十分な降雨と適温により生育は良好で、収穫は5月から始まり6月下旬までに終了した。

3.秋季生鮮野菜の収穫見通し(収穫面積)
(1)ブロッコリー
カリフォルニア州では、品質は極めて良好で、前年比8%増の11.3千ヘクタールの見込みである。
(2)カンタロープメロン
全米では、前年比11%増の5.9千ヘクタールと見込まれる。
カリフォルニア州では、同4%増の1.9千ヘクタールと見込まれ、同州のサンホアキンバレーでは、ほ場整備および定植作業の準備が行われている。また、アリゾナ州では、同14%増の4.0千ヘクタールと見込まれ、収穫作業は10月中旬までフル稼働で行われる見込みである。
(3)にんじん
生鮮用において、全米では、前年比30%増の8.7千ヘクタールと見込まれる。
カリフォルニア州では、同30%増の8.7千ヘクタールと見込まれ、収穫作業中の同州ベーカーズフィールドの作柄は良好である。また、テキサス州では、前年並みの40ヘクタールと見込まれ、初秋の収穫に向けて定植作業が行われている。
(4)カリフラワー
カリフォルニア州では、晩夏に天候に恵まれたため品質は良好で、前年比3%増の3.8千ヘクタールの見込みである。
(5)セルリー
カリフォルニア州では、前年比4%増の3.2千ヘクタールと見込まれ、同州サリナスおよびサンタマリア地域では、収穫作業が進められている。また、同州オックスナードでは、品質は良好であり、11月より収穫作業が始まる見込みである。
(6)スイートコーン
全米では、前年比12%増の4.7千ヘクタールの見込みである。
フロリダ州では、ほ場整備および定植作業の準備が計画どおり行われ、秋には予定どおり収穫作業が始まる見込みである。また、カリフォルニア州では、同5%増の1.9千ヘクタールと見込まれ、夏季に天候に恵まれたため、作柄は良好、害虫や病気の発生も報告されていない。
(7)ハネデューメロン
全米では、前年比12%増の1.5千ヘクタールの見込み。
アリゾナ州では、同43%増の809ヘクタールと見込まれ、収穫作業は10月中旬までフル稼働で行われる見込みである。また、カリフォルニア州では、同10%減の728ヘクタールと見込まれ、同州サンホアキンバレーでは現在、ほ場整備および定植作業の準備が行われている。
(8)結球レタス
カリフォルニア州では、前年比4%減の10.5千ヘクタールと見込まれ、同州サリナスバレーでは収穫作業が行われている。
(9)トマト
全米では、前年比2%減の7.3千ヘクタールの見込みである。
カリフォルニア州では、生育状況が良く、同2%減の4.9千ヘクタールと見込まれる。また、フロリダ州では、計画どおりにほ場整備および定植作業の準備が行われている。

4.春たまねぎおよび夏たまねぎの収穫見通し(収穫面積、生産量等)
州ごとの生産量を見ると、テキサス州では前年比55%増の18万8千トン、ジョージア州では、収穫作業が4月中旬頃から始まり5月末までに95%程度の収穫が行われ、生産量は前年比30%増の13万5千トンであった。
カリフォルニア州の春たまねぎの定植は、12月までに大部分の地域で始まった。生育期間中には低温と多雨に見舞われたことにより、同州における生産量は、前年並みの11万4千トン、1ヘクタール当たりの収量もほぼ前年並みの44.83トンと見込まれる。
一方、全米の貯蔵用夏たまねぎの生産量は、1ヘクタール当たりの収量が前年をわずかに上回ったものの、収穫面積が前年比3%減の41千ヘクタールと見込まれることから、前年を下回る253万7千トンと見込まれる。
カリフォルニア州の貯蔵用夏たまねぎの生産量は、収穫面積が前年比2%増の12千ヘクタールと見込まれるものの、1ヘクタール当たりの収量が同2%減の49.32トンと見込まれることから、前年並みの58万9千トンと見込まれる(表4)。なお、生育期の低温と多雨により、収穫作業が遅れている。
また、オレゴン州は低温および多雨に、コロラド州は生育期にひょう害に、ミシガン州は生育期に多雨に見舞われた。ワシントン州は春に低温だったものの夏の気候に恵まれたことから収穫にあたり状況が改善したが、アイダホ州は低温および多雨に見舞われたことから収穫作業が遅れている。なお、ウィスコンシン州は品質が良いと見込まれている。

農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
米国農務省は、10月12日(現地時間)、2011/12年度の6回目の世界及び主要国の穀物・
大豆に関する需給見通しを発表した。その概要は以下のとおり。
2011/12年度の穀物全体及び大豆の生産量は消費量を下回る見込み。
1世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
22億7,886万t(対前年度比 3.7%増)
(2)消費量
22億8,070万t(対前年度比 2.4%増)
(3)期末在庫量
4億5,976万t(対前年度比 0.4%減)
(4)期末在庫率
20.2%(0.5ポイント減)
≪主な品目別の動向≫
<小麦>
生産量は、米国で春小麦の作付面積の減少等から減産となるものの、前年度干ばつの
旧ソ連諸国で増産、インドで史上最高の豊作となることから、世界全体では消費量を上
回る見込み。期末在庫率は依然、高水準を維持。
(1)生産量
6億8,120万t(対前年度比 5.1%増)
ロシア、カザフスタン、ウクライナ、インド等で増加、米国等で減少。
(2)消費量
6億7,443万t(対前年度比 3.2%増)
EU、中国、インド等で増加。
(3)期末在庫量
2億0,237万t(対前年度比 3.5%増)
(4)期末在庫率
30.0%(0.1ポイント増)
(5)前月からの主な変更点
カザフスタンで夏期の天候に恵まれ生産量を上方修正。米国、ロシアで飼料用需要の
下方修正により消費量を下方修正。
<とうもろこし>
生産量は、米国で夏期の高温・乾燥等による単収減から、減産となるものの、中国等
では天候に恵まれ史上最高となり、世界全体でも史上最高の見込み。一方、中国の堅調
な飼料用需要等から、世界の消費量も増加して生産量を上回り、期末在庫率は低水準。
米国においても期末在庫率は6.8%と前年度(8.6%)より低下。
(1)生産量
8億6,009万t(対前年度比 3.8%増)
ウクライナ、EU、アルゼンチン、中国、ブラジル、メキシコ等で増加、エジプト等で
減少。
(2)消費量
8億6,666万t(対前年度比 2.9%増)
中国、メキシコ、ブラジル等で増加、米国等で減少
(3)期末在庫量
1億2,319万t(対前年度比 5.1%減)
(4)期末在庫率
14.2%(1.2ポイント減)
(5)前月からの主な変更点
中国、ウクライナで夏期の天候に恵まれ単収の上方修正により生産量を上方修正し、
中国で飼料用需要の増加により消費量を上方修正。
<米(精米)>
生産量は、米国で作付面積の減少から減産となるものの、インド、中国等で増産とな
ること等から、世界全体では史上最高の見込み。インド、中国等で消費量が増加するも
のの、世界の生産量は消費量を上回る見込み。
(1)生産量
4億6,139万t(対前年度比 2.2%増)
インド、中国等で増加。
(2)消費量
4億5,778万t(対前年度比 2.2%増)
インド、中国等で増加。
(3)期末在庫量
1億0,141万t(対前年度比 3.7%増)
(4)期末在庫率
22.2%(0.4ポイント増)
(5)前月からの主な変更点
インドで夏期のモンスーンに恵まれ生産量を上方修正。
2世界の大豆需給の概要(見込み):
生産量は、アルゼンチンで増加するものの、米国、ブラジルで減少することから、消
費量を下回る見込み。なお、中国の需要は依然、高水準。
(1)生産量
2億5,860万t(対前年度比 2.1%減)
アルゼンチンで増加、米国、ブラジル等で減少。
(2)消費量
2億6,175万t(対前年度比 4.2%増)
中国、アルゼンチン等で搾油用需要増加。
(3)期末在庫量
6,301万t(対前年度比 9.0%減)
(4)期末在庫率
24.1%(3.5ポイント減)
(5)前月からの主な変更点
大きな変更なし。
詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html
内「米国農務省穀物等需給報告」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_usda/index.html
でご覧ください。
