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2022-06-11 22:02:00

海外通信 外食ビジネスの新発想(53)NY発・カツサンドとカツ丼

2022.06.06 520号 13面
粗めのパン粉を使ったボリュームがあるカツ。紫キャベツとニンジンの千切りがたっぷり。ラディッシュの薄切りは、カツがふやけるのを防ぐために使う

粗めのパン粉を使ったボリュームがあるカツ。紫キャベツとニンジンの千切りがたっぷり。ラディッシュの薄切りは、カツがふやけるのを防ぐために使う

ポートベロ―のカツサンド

ポートベロ―のカツサンド

カツ弁当ボックス

カツ弁当ボックス

一口カツ。ベジタリアン用にはカリフラワーを使っている

一口カツ。ベジタリアン用にはカリフラワーを使っている

サイドディッシュとサラダ各種。トップはポテトサラダ、2段目左から卵サラダ、ウマミマッシュルーム、キムチ、下はコールスロー

サイドディッシュとサラダ各種。トップはポテトサラダ、2段目左から卵サラダ、ウマミマッシュルーム、キムチ、下はコールスロー


2022-06-11 21:59:00

外食の新しいカタチ ラーメン自販機最前線

2022.06.06 520号 08面
ハッピーツリーの「ご当地ラーメンセレクション」は立地を問わず響く

ハッピーツリーの「ご当地ラーメンセレクション」は立地を問わず響く

「ご当地ラーメンセレクション」の人気商品「煮干そば藍(柚子塩)」

「ご当地ラーメンセレクション」の人気商品「煮干そば藍(柚子塩)」

自社工場前に設置された丸山製麺の「ヌードルツアーズ」

自社工場前に設置された丸山製麺の「ヌードルツアーズ」

「ヌードルツアーズ」の中で人気トップの「AFURI柚子塩らーめん」商品

「ヌードルツアーズ」の中で人気トップの「AFURI柚子塩らーめん」商品

富士電機(株)の「FROZENSTATION」(写真右)もついにデビュー。ウルトラフーズの自社前で「ど冷えもん」と2台並べて試験的に運用しており好調

富士電機(株)の「FROZENSTATION」(写真右)もついにデビュー。ウルトラフーズの自社前で「ど冷えもん」と2台並べて試験的に運用しており好調

「ウルトララーメン大集合」シリーズの一番人気商品

「ウルトララーメン大集合」シリーズの一番人気商品

「ど冷えもん」の内部

「ど冷えもん」の内部

リンガーハットの黄色い自販機は目を引く

リンガーハットの黄色い自販機は目を引く

自販ランドの様子。「人気店の味」「話題性のあるビャンビャン麺」という2つの要素が人気に拍車をかける

自販ランドの様子。「人気店の味」「話題性のあるビャンビャン麺」という2つの要素が人気に拍車をかける

店の味をそのまま冷凍

店の味をそのまま冷凍

「西安麺荘 秦唐記」の看板料理、ビャンビャン麺

「西安麺荘 秦唐記」の看板料理、ビャンビャン麺

 

内部でラーメンを自動調理

内部でラーメンを自動調理

JR東京駅で試験的に販売された豚骨ラーメン(記者撮影)

JR東京駅で試験的に販売された豚骨ラーメン(記者撮影)

 外食自粛のコロナ下で爆発的に普及した冷凍自販機。中でも冷凍ラーメンの人気はすこぶる高く、多くの自販機では日販10~30食を維持している。もともとラーメンのスープ、生麺は冷凍向きの食材であり、何ら手を加えることなくそのまま冷凍商品化でき、おいしさを再現できる。一過性のブームを超えて一つの食文化として定着しつつある、冷凍ラーメン自販機の実情を追った。

 

 ◆有力各社で急拡大中 冷凍自販機の好調事例

 冷凍食品自販機の現在の主流は、2021年1月に発売されたサンデン・リテールシステムの「ど冷えもん」だ。同機は、4種類(ツイン・ハーフ・シングル・クォーター)のストッカーを組み合わせて多彩な梱包形式の商品を販売でき、最大11種類・308食を格納できる。参考価格は約200万円、電力費は1ヵ月約6000円。販売台数は、22年3月末時点で3000台を超え、新規導入はますます加速している。

 

 ●(株)ハッピーツリー「ご当地ラーメンセレクション」

 ど冷えもんの国内1号機は21年2月、東京・新宿区の餃子工場直売所「新宿餃苑」前に設置された冷凍餃子自販機だ。導入後の好調ぶりを受け、当時「新宿餃苑」のコンサルティングに携わっていたハッピーツリーは21年5月、冷凍ラーメンの自販機事業を本格スタートした。同社が手掛ける冷凍自販機「ご当地ラーメンセレクション」は、ミシュランガイド掲載の名店など約30の有名ラーメン店ブランド53商品をラインアップしている。屋号をうたわないフリーネームタイプも展開し、「ラーメン店が自店の商品とご当地ラーメンシリーズ商品を組み合わせて店前に設置したり、餃子店がラーメンを組み合わせる導入例が好調」と、同社の川瀬裕也社長はいう。日販は安定して平均10~20食を売り上げる。

 

 ●(株)丸山製麺「ヌードルツアーズ」

 業務用麺類製造の丸山製麺もいち早くど冷えもんを導入し、全国の有名ラーメン店のスープと自社の麺をコラボした冷凍ラーメン自販機「ヌードルツアーズ」を企画。21年3月末に1号機を東京都大田区の自社工場前に設置したところ大反響を呼び、日販は休日300~400食、平日約100食に及んだ。

 その後、自販機オーナーの土地に「ヌードルツアーズ」を設置し、そこで販売するラーメン製品を同社が卸す事業を展開。5月現在、23都府県で約100台が稼働しており、ブームが少し落ち着いた今も日販平均15~20食を維持している。

 

 ●ウルトラフーズ(株)「ウルトララーメン大集合」

 飲食店の開業支援や業務用食材販売を手掛けるウルトラフーズは、21年7月に自社隣接の駐車場に1号機を導入し、冷凍ラーメンを試験販売。日販330食を売り上げたことから、「ウルトララーメン大集合」ブランドを立ち上げ、冷凍ラーメン自販機のFC展開を開始した。ラインアップは、同社で運営している人気ラーメンチェーン「松壱家」「ゴル麺。」の屋号をつけた商品のほか、鶏白湯、和風魚介、担々麺など、人気の味を幅広く揃えている。5月現在、東北から中国地方まで約50台が稼働。さらに週4、5台のペースで新規設置が進んでおり、右肩上がりで拡大中だ。日販は平均30食以上。

 また、同社では他社に先駆けて3月、初の富士電機製冷凍自販機も導入した。(同社使用の)ど冷えもんは各10品×5種類の商品が格納できるのに対し、富士電機製は各10品×8種類で、自販機に入る商品サイズはど冷えもんよりやや小さい。飯塚眞執行役員によると、「本体の価格もほぼ同じ。どのようなすみ分けができるか、実験的に導入した」そうで、冷凍自販機文化が今後ますます多彩に広がる、と同社は見込んでいる。

 

 ●リンガーハットも店前に導入

 外食チェーンでも、自販機を導入する動きが生まれている。「長崎ちゃんぽんリンガーハット」は首都圏を中心に28店に冷凍ちゃんぽんや餃子を販売する冷凍自販機を設置。8月末までに国内589店舗の内、約60店に設置予定だ。

 

 ◆小規模店でも販売好調 店の厨房で冷凍商品化

 自社工場などを持たない小規模店で自販機を導入したのが、都内で4店舗を展開する「西安麺荘 秦唐記」だ。同店はコロナ下で看板料理であるビャンビャン麺のテイクアウト要望が急増したことから、冷凍自販機での商品販売を始めた。店前ではなく、東京・江東区に自販機集合型ショップ「自販ランド」をオープンしたのが何ともユニーク。自販ランドには5台のど冷えもんが並び、ビャンビャン麺のほか、餃子や「武漢熱乾麺」「麻辣鶏串」などを販売している。

 主要商品は、「秦唐記」各店で手分けして調理、冷凍しており、「朝、自販機の在庫確認をしたら、補充分の麺は永代総本店の厨房で、タレは神保町店で作り、業務用冷凍庫で1~2時間、急速冷凍します」と、同店を運営するソンメー商事の小川克実社長は説明する。「作りたてを急速冷凍するのだから、『店のお持ち帰り料理』と同じ感覚」と、シンプルな考え方だ。“最も画数の多い超難読漢字”としても話題性のあるビャンビャン麺と「自販機の集合ショップ」というキャッチーさから、付近の住宅にチラシをまくと集客効果は高い。チラシをまくと日販100食を超えるという。

 

 ◆「人気商品の傾向」と「主要価格の相場」

 「ご当地ラーメンセレクション」で人気が高いのは、ミシュランの冠が付いた商品だが、「京都のあっさりとしたラーメンや煮干しラーメンなど、ストーリー性のあるものも響いている」(川瀬社長)という。

 「ヌードルツアーズ」では二郎インスパイア系の「らーめんバリ男」が一番人気で、「ジャンク系に振り切った、中毒性のある濃いラーメンが人気」と丸山製麺の丸山晃司社長。ウルトラフーズでも屋号が付いた商品は人気があり、「『松壱家』の醤油豚骨はどこの自販機でも人気1位で、売上げの約4割を占める。そのほか、鶏白湯や和風魚介など、“ラーメン店の味”として想像しやすいものが人気傾向ですね」(飯塚氏)。また、自販ランドでは、「麺商品と一緒に購入する焼き餃子が、一番売れている」と、小川社長は話す。

 価格を見ると、「ご当地ラーメンセレクション」の商品は一律1000円だ。「商品の卸値は500円ほどで、当社は30~50円のロイヤリティを乗せて自販機オーナーに商品提供している」と、川瀬社長。平均日販30食以上を維持すれば、自販機オーナーは月に約100万円の売上げが見込めるというわけだ。

 「ヌードルツアーズ」は900~1000円、「秦唐記」のビャンビャン麺は1000円。釣り銭補充の手間を軽減する狙いもあるが、「お釣りを取るワンアクションが自販機では敬遠される」と、自販ランドの小川社長は言う。

 「ウルトララーメン大集合」の商品は従来の業務用食品販売業の強みを生かして、750円がメイン価格帯。リンガーハットは長崎ちゃんぽん、長崎皿うどんが各500円だ。

 冷凍自販機のラーメンの相場は概ね700~1000円前後といったところだろう。一方でコンビニやSMでは、レンジ調理で即食できるチルド、冷凍タイプのラーメンが400~500円前後で販売されている。自販機の冷凍ラーメンは価格競争で劣勢のようにも思えるが、そもそも冷凍ラーメン自販機事業者はコンビニ、SMに並ぶラーメン商品を「競合」と捉えていない。実際、冷凍自販機のラーメンは「専門店の味」「家では出せない味」を求める層が高価格でもリピート購入しており、各社ともに「われわれの競合はラーメン店であり飲食店だ」と口を揃える。

 

 ◆「売れる設置場所」と「購買ニーズ」

 冷凍ラーメン自販機設置に好適な条件としては、「駅前や多くの人の帰宅動線上にあり、視認性のいい場所」だ。コインパーキングなど「車が止めやすい場所」も好調。今後拡大しそうな例では、県内の名店ラーメンを集めた自販機が群馬県の信用金庫前に設置され、人気を集めている。

 また、「コインランドリーやセルフのガソリンスタンド、レンタル倉庫前などと相性がいい」と、丸山製麺の丸山社長。

 「ご当地ラーメンセレクション」はショッピングモールなどに多く、今後期待できる立地は「スーパー、ドラッグストア前」「パチンコ店」という。

 そして、冷凍ラーメン自販機の購買シーンだが、冷凍食品ながら「店のラーメンを(すぐに)家で食べたい」というニーズが大半だ。自販ランドの例では「18時から深夜の売上げが全体の7割を占める。飲食店は閉まっているが、店の味を求める人が圧倒的に多い」(小川社長)。自販機の冷凍ラーメンの立ち位置はやはり「外食がすくい切れないニーズをフォローする商品」が正解のようだ。

 また、ハッピーツリーの調査では、購買層は「近隣に住むリピーター」が最も多く、「リピート頻度と客単価をいかに上げるかが鍵になる」と、同社では販売する商品の定期的な入れ替えをすすめている。

 

 ◆自販機の横展開でビジネスが拡大

 各社では冷凍ラーメンからの横展開を見据えている。

 自販ランドでは、「自販機が集まるランド」としてのさらなる集客の仕掛けとして、為替両替自販機を新導入した。

 ウルトラフーズも「現在、飲料自販機が複数台並んでいる所などは、冷凍ラーメンのほか、例えばハンバーグ、馬刺しなど、バラエティーに富んだ冷凍自販機に変えるだけで、アミューズメントエリアになる」と、“食のアミューズメントとしての自販機”に大きな可能性を見いだしている。

 一方、ハッピーツリーの川瀬社長は、「冷凍自販機は町なかで目に付くだけに、さまざまなオファーが舞い込む」と明かす。同社には「自販機に入れる商品を卸したい」「マーケティング目的でサンプル販売してほしい」という問い合わせが絶えず、川瀬社長は「今後は自販機を軸とした、これまでにない新たなビジネスモデルがどんどん構築される」と確信している。

 

 ●ラーメン自動調理機も登場!

 全米約50ヵ所で稼働している自動調理自販機「Yo-Kai Express」が日本に上陸し、話題を呼んでいる。同機の中には丼に入った料理が冷凍保存されており、注文が入るとスチームで解凍調理し、90~100秒ほどで熱々の料理を提供。日本ではラーメンの自動調理自販機として、羽田空港第2ターミナル、首都高芝浦PAに設置されている(5月現在、機械メンテナンスのため販売休止中)。自販機内には、柚子塩、醤油、味噌、豚骨の4種類のラーメンが50食分ストックされていて、価格は790円(税込み)。現在、日販平均30~50食ほどで、飲食店が営業していない夜間の時間帯が特に人気だ。

 

 ●「ウルトララーメン大集合」FC収益シミュレーション例(月間)

 「販売価格=1個750円」「日販50食」想定

 売上げ:1,125,000円

 原価:637,500円(56.7%)

 粗利:487,500円(43.3%)

 <販売管理費(10.7%)の内訳>

 送料 90,000円 8%

 システム費 3,300円 0.3%

 管理費 3,300円 0.3%

 ロイヤリティ 16,500円 1.5%

 電気代 7,000円 0.6%

外食の新しいカタチ ラーメン自販機最前線 - 日本食糧新聞電子版 (nissyoku.co.jp)

 


2022-05-29 20:27:00

【明日のフードビジネスへの展望】

【第180回】

ポストコロナ時代の流通サービス産業の展望(3)

 

[2]ポスト・コロナ時代の予測

(1)ポスト・コロナ時代の産業

2020年のコロナ・ショックは、第二次世界大戦後の最大の危機で、経済的破壊が深刻を帯びている。今回の経済収縮の構造からみて危機の深刻化や重篤化は、リーマンショックに比較ならないくらい、より広い産業と地域を長期にわたって巻き込まれている。

これらのなかで、観光、宿泊、小売、外食、サービス、エンターテイメントなどの分野は、かつては、製造、金融の不況につれて悪化を始めたが、いまや最初にしかも営業禁止や自粛によって壊滅状態に陥ってしまった。

この結果、多くの識者が、衰退産業と指摘しているが、これらの産業分野は生活者にとって不可欠であり、特に生活者の生活がなくなることはないので、小売産業界、外食・中食・内食産業界(フードビジネス産業界)、サービス産業界と関連する広い範囲を「生活産業」として位置付けていくことによって新たな展望を図ることである。

重要なことは、当面は「長期マネジメント・ビジョン、戦略、計画」をかかげながら、「中短期マネジメント・ビジョン、戦略、計画」を早期に確立していくことである。

長期的には、グローバル化やデジタル革命によって、産業構造の大転換が進行している。

このような劇的な社会的経済的環境の変化に対して、企業は持続的に適応し、企業の進化を図るために、企業の根本的な「企業マネジメント体系」に時間をかけて「イノベーション」を図ることである。

コロナ・ショックの危機を脱するための「企業マネジメント」は、なんといっても「生き残る」ことである。このためには、「経営者」は各戦略、計画をトップダウンによりスタッフに卓越したリーダーシップと優れたコミュニケーションによって徹底させるとともに、る全員参加を強化し、危機後は、いち早く反転攻勢に転じ持続的成長を目指すことである。

 

(2)流通サービス産業界の対策

 

①  流通サービス産業界とは

流通サービス産業界は、新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」で壊滅状態に陥り、解除後も「三蜜対策」のルールのため生活者の「ライフスタイル」は、リスク回避の意識が高く、経済活動の復活には相当の期間を要すると言われている。

そのような状態のなかでも光明の見える対策をとった企業もあった。また、ポスト・コロナ時代を迎えるにあたり、過去の延長線ではなく、「原点回帰」に立って企業を見つめなおす企業が続出している。

さらに、「デジタル・トランスフォーメーション」と「コーポレート・トランスフォーメーション」によって、生産性の向上、自己資本利益率の向上、営業利益率の向上を図り、キヤッシュフロー・マネジメントによって、自己資金の増大をはからなければならない。

また、リスクマネジメント(事前策)とクライシスマネジメント(事後策)の導入、オンライン教育訓練や会議、企業目標数値の設定、企業間提携、M&Aの実践、人財重視のマネジメントを行っていかなければならない。

オンラインによって、生産性向上を図る傾向が高いが、重要なことは、コミュニケーションの緊密度や商品開発はチームワークによって行う不可欠である。さらに、「SDGs(sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、ビジネスにおいては世界共通のゴールを実践しなければならない。このためには、「未来価値創造」を行っていかなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 


2022-05-21 21:41:00

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インフレが家計を圧迫するなか、米国の消費者は節約を余儀なくされている。米労働統計局によると、4月の消費者物価指数(CPI)は、前年比8.3%の上昇となった。

生活費が増えている主な要因は、価格の変動が大きい食品とエネルギーだ。特にエネルギーは、ウクライナに軍事侵攻したロシアへの経済制裁による供給不足の影響が大きい。

食品価格については、「ハンバーガー」を例に考えてみたい。今年4月の主な材料の小売価格(都市部)はそれぞれ、1年前と比べて以下のように変化していた。値上がり幅が最も大きかったのは、肉類となっている。

ハンバーガーの値段はどう変化した?


・バンズ:+10.1%
・レタス:+12.7%
・トマト:+0.4%
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・ベーコン:+17.7%
・牛ひき肉:+14.8%
・ソース類:+9.2%
(出所:米労働統計局)

世界のサプライチェーンが依然としてパンデミックによる混乱に苦しむなか、各国は昨年以降、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために実施していた都市封鎖(ロックダウン)などの行動規制を緩和。消費者の間では、「リベンジ消費」と呼ばれる消費行動もみられ始めた。インフレ率はそうしたなかで上昇し始めたが、肉類はその時点ですでに、コスト上昇の影響が最も大きい食品のひとつとなっていた。

それ以後、物価上昇圧力は食品やアルコール飲料、家賃をはじめ、より幅広いカテゴリーにおいて強まっている。中古車・トラックの価格は昨年中にすでに高騰していたが、新車の価格も、1年前と比べて13%高くなっている。

ただ、あらゆるものが値上がりするなかでも、まだ例外はあるとみられる。トマトの値段は0.4%の上昇にとどまっており、それほど変わっていない。生鮮野菜全般も、食品カテゴリーのなかでは最も低い6.2%の値上がりになっている。

インフレは「ほぼ」世界的


米国以外の先進国も、インフレに悩まされている。経済協力開発機構(OECD)によると、インフレ率はドイツが7.4%(4月)、英国が6.2%(3月、入手可能な最新の統計)となっている。

例外といえる日本は、3月の物価上昇率がわずか1.2%だった。価格の上昇がニュースになる日本は値上げをひどく嫌う傾向にあり、現在のように経済が世界的に混乱するなかでも、企業は値上げを避けようとしてきた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、階層化された日本の労働市場と企業が行ってきたのは、投資ではなく貯金だ。それは、日本のエコノミストたちをいら立たせてきた。だが、低成長を容認する日本のアプローチは、少なくとも現在のような状況においては、都合がよかったということになる。

日本は、欧米が実施している対ロシア制裁に全面的に加わっているわけではない。だが、それでもウクライナで続く戦争の影響は、日本の消費者物価にも表れ始めている。

2022-05-21 21:38:00

レシートで判明⁉コロナ後の買い物時間 スーパー・ドラッグストアは昼間、コンビニは夕方の買い物が増えた

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フィールド・クラウドソーシング事業を展開する株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、全国のアンケートモニター(以下、POB会員)から月間1500万枚のレシートを収集する国内最大規模の(提携サイト含める)、日本初のレシートによる購買証明付き・購買理由データベース「マルチプルID-POS購買理由データPoint of BuyⓇ(以下、POBデータ)」を活用し、生活者の購買行動を分析しています。

小売り大手は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い営業時間の短縮を続けています。そこで今回は、新型コロナ感染拡大前(19年)、感染拡大後(20年、21年)における、POB会員から収集した食品・総合スーパー、ドラッグストア、コンビニ各業態別のレシート合計枚数に占める発行時間帯別構成比から、コロナ禍の生活様式の時間帯別の消費行動を分析しました。

レシートには、購入時間が打刻されており、それを弊社でデータ化しているため、時間帯別の消費行動分析が可能となります。

調査結果概要

13721_image01.jpg図表1は、食品・総合スーパーにおけるレシート枚数構成比を、新型コロナ感染拡大前(19年)と感染拡大後(20年と21年)時間帯別で表したものです。
コロナ前(19年)とコロナ後(20年と21年)の構成比をみると、買い物時間帯のピークは開店直後と考えられる10時頃~正午であることは変わりませんが、コロナ後は、開店直後~午後5時頃までの時間帯において、コロナ前よりもレシート構成比が高く、買い物時間帯が早くなっていることがわかります。

13721_image02.jpg
続いて、図表2はドラッグストアにおけるレシート枚数構成比を、新型コロナ感染拡大前(19年)と感染拡大後(20年と21年)時間帯別で表したものです。
コロナ前(19年)とコロナ後(20年と21年)で、買い物時間帯のピーク変化がみられ、コロナ前は、午後午後6時以降の帰宅時間~夜間の構成比が高い状態が続いていたのが、コロナ後は、開店直後の利用が増え、夜間の利用が減少しています。

食品・総合スーパー、ドラッグストアともに、コロナ後の買い物時間帯が昼間に変化した理由をみると、「その日の特売をめがけて開店直後に行き、まとめ買いするようになった(30代専業主婦女性)」「在宅ワークになったため、昼休みに買い物に行く機会が増えた(40代就業中男性)」、「ドラッグストアが好きなので仕事帰りに毎日のように通っていたが、感染が怖いので行く回数が減り、人の少ない時間帯に時々利用するようになった(40代就業中女性)」「スーパーだけで用事を済ますことが増えた。どうしてもの時だけドラッグストアに朝一に行く(40代就業中女性)」など、在宅勤務の定着や、感染症対策、特売狙いなどの理由が挙がりました。
次に、食品・総合スーパーやドラッグストアよりも営業時間が長く、自宅や職場などから近く利便性も高いコンビニの買い物時間はどのような変化があったのでしょうか。

13721_image03.jpg

最後に、図表3はコンビニにおける時間帯別レシート枚数構成比で、新型コロナ感染拡大前(19年)と感染拡大後(20年と21年)時間帯別で表したものです。
コロナ前(19年)の買い物時間は、通勤時間帯の朝(午前8時)と、ランチ時間(午後12時)の構成比が大きく、通勤時間~ランチ(午前8時~12時)のレシート構成比は<35.2%>が、コロナ後(21年)は<28.5%>となり、6.7pt減少しました。
そして着目すべきは、コロナ後(21年)は、夕食前から夜間(午後4時~午後9時)のレシート構成比が<39.1%>となり、コロナ前(19年)<32.8%>よりも6.3pt増加し、昼間の客足が増えた食品・総合スーパーやドラッグストアとは異なり、コンビニでは夕方以降の客足が増えていることがわかりました。

コロナ前のコンビニといえば、おにぎりやお弁当など、いわゆる中食で売上を伸ばしてきましたが、コロナ後は、「カレーやシチュー、ハンバーグなど、チルド商品を購入する機会が増えた(50代男性)」「お総菜をよく買うようになった(40代女性)」「家のみが増えて、お酒やおつまみを購入回数が多くなった(70代男性)」といったコメントからもわかるように、主菜や副菜向けの商品の拡充や、冷凍食品の強化、家飲み需要など、新しい食卓ニーズの取り込みにより、客層が拡大し、利用時間が変化したことがうかがえます。

●調査概要 各業態の分析チェーン数とレシート枚数(19年~21年の合計)
「食品・総合スーパー」約180チェーン/856,561枚
「ドラッグストア」約60チェーン/396,284枚
「コンビニ」約20チェーン/556,672枚

Point of BuyⓇデータベースとは?

13535_image06.jpgPoint of BuyⓇデータベースは、全国の消費者から実際に購入/利用したレシートを収集し、ブランドカテゴリや利用サービス、実際の飲食店利用者ごとのレシート(利用証明として)を通して集計したマルチプルリテール購買データです。

同一個人(シングルソース)から「消費行動」に関わる複数種類のデータを収集しており、ショッパーの行動結果からリアルなショッパーの実態に直接迫り、マーケティング戦略に不可欠なデータを、“より精度を高く” 企業・メーカーに提供します。集計対象は、消費財カテゴリ68種類 約6,000ブランド、飲食利用カテゴリ10種類約200チェーン(2018年1月現在)。全ての利用証明に購入/利用理由(フリーコメント)がデータ化されています。

■「マルチプルID-POS購買理由データPoint of BuyⓇ」 https://www.sbfield.co.jp/multi-idpos/
■【株式会社mitoriz】 https://www.mitoriz.co.jp/

元記事はこちら

レシートで判明⁉コロナ後の買い物時間 スーパー・ドラッグストアは昼間、コンビニは夕方の買い物が増えた - FoodClip| 食ビジネスの動向やトレンドを届ける専門メディア (cookpad.com)