インフォメーション
以前の「日経レストランONLINEマガジン」で少し触れた、日本食・食文化を世界に普
及させる農林水産省のプロジェクト事業としてインドネシア・ジャカルタで開催した
「食」イベントは10月6日に無事終了しました。現地での盛況ぶりは、「日経レスト
ラン」11月号でリポートしていますので、ぜひご一読ください。
さて、ジャカルタでは日本人の料理長に話を聞く機会がありました。皆が口をそろえ
ていたのは、「日本ではあまり経験できない料理の刺激を受ける機会がある」ことで
した。
例えば、「日経レストラン」11月号の巻頭インタビューに登場したジャカルタの日本
料理店、basaraの高井大樹氏はボルドーワインの魅力を広める「ボルドー親善大使」
に就任した際に、フランスのトップシェフと意見交換できて勉強になったと言います。
また、最近では中国料理の優れたシェフがインドネシアに来ていてレベルが高いとも
評します。
高級居酒屋「炎丸 PLAZA INDONESIA」店長の富江貴氏も、先日、シンガポールの料理
イベントに日本食のプレゼンテーションで招待を受け、海外のシェフと交流する場を
持ったとのこと。こちらも参考になるところが多かったようです。
単に成長市場であるというビジネスチャンスだけでなく、メニューの開発や人脈の拡
大といった効能も海外進出では多い気がしました。
同じように日本食のことを知りたい海外の料理人もたくさんいるように思います。外
国人料理人による日本料理の祭典「和食ワールドチャレンジ2013」を日経レストラン
はバックアップしています( http://washoku-worldchallenge.jp/ )。
このコンペティションには19カ国から103作品の応募をいただきました。届いたレシ
ピを拝見すると、和食の最新調理法を取り入れたメニューが散見され、ネットなどを
通じて一生懸命に情報収集している姿がうかがえます。
「和食ワールドチャレンジ2013」の第1次審査発表は11月11日(日)、決勝審査は12
月8日(日)を予定しています。外国人料理人が作る“本格派の和食”とはどんな料
理なのか――。ご期待ください。
いたずら者のハンバーグラー(マクドナルドのマスコットキャラクター)が良からぬことをしでかしたようだ。今回はビッグマックを盗んで同業のバーガーキングに持っていき、商標を「ビッグキング」に変更してしまった。
バーガーキングはまたもやマクドナルド商品を模倣したようだ。新バーガーは見た目や宣伝文句から秘密のソースに至るまで、全てがマクドナルドのビッグマックとそっくりだ。
バーガーキングの説明は「風味豊かな100%ビーフパティを2枚網焼きして使用。新鮮なレタス、パリパリのオニオン、当社オリジナルのキングソース。これらを3枚の温かくトーストしたゴマ入りのバンに挟みました」。
ビッグマックを有名にした宣伝文句は「2枚の100%ビーフパティ、特製ソース、レタス、チーズ、ピクルス、オニオン。それらをゴマ入りのバンに乗せました」。
バーガーキングは1997年に一定期間だけバーガーキングという名のバーガーを販売していたが、この商品は真ん中にバンを挟んでいなかった。ところが新商品はビッグマックと同様にバンを3枚使用している。
バーガーキングはマクドナルド商品を忠実に模倣しているのか。
同社北米部門のエリック・ハーシュホーン最高マーケティング責任者(CMO)は「独自のグリル方法」で調理したとして、新バーガーは他社製品とは異なると主張する。
もしバーガーキングがお世辞の意味合いで模倣したのなら、マクドナルドは自社よりずっと小さい同業から敬愛されて大喜びするところだ。バーガーキングは数カ月前からマクドナルドに倣ってサラダやスムージー、フラッペ、チキンナゲット、ラップといった商品を提供している。
2つのバーガーの大きさもほぼ同じだ。エネルギー量はビッグキングが510カロリー、ビッグマックが550カロリー。
マクドナルドは新バーガーの登場に肩をすくめている。広報担当者は「自社の事業と顧客に焦点を絞っている」と答えた。
ホリエモンこと元livedoor社長堀江貴文氏がグルメサービスに乗り出す。3日、「刑務所の中で考えていた。出たら絶対やろうと思っていた」と自身がプロデュースしたグルメアプリ「テリヤキ」をローンチ。同日、そのお披露目会を都内某所のレストランでおこない、「世界展開を目指している。世界中の美食の街を網羅して、海外のキュレーターも集めていく」と声を弾ませた。
【グルメアプリ「テリヤキ」お披露目会のダイジェストレポート】
テリヤキの最大の売りはテリヤキストと称し、各界屈指の美食家らが名を連ねるキュレーター達だ。その舌の肥えたキュレーターらがこれまで食べ歩いた中から「最高に美味しい店」だけを厳選し、紹介する。基本サービスは無料だが、cookpadと同様、記事検索やお気に入り登録など、便利な機能を活用にするには別途月額400円かかる。
ローンチ時点では、まだ最低限の機能しか用意していないが、今月上旬には、ポケットコンシェルジュと組んで、予約機能に対応するほか、12月上旬には一般ユーザーからのタレコミで実際にキュレーターが「うまい」と舌をうならせた優良店をアプリで紹介するタレコミ機能などを設ける。また、来年早々に英語・中国語版をリリースし、4月下旬にはキュレーターがおすすめするお取り寄せ商品などを購入できるEC機能も用意する。
「まずは他言語化。世界の美食の街東京から世界に羽ばたくということを考えている」(堀江氏)

<キュレーター一覧>
・マッキー牧元 味の手帖編集顧問タベアルキスト
・小浦場 祥夫 さっぽろキズケア・アンチエイジング研究所 所長
・大木淳夫 東京最高のレストラン編集長
・園山真希絵 食プロデューサー・フードジャーナリスト
・柏原光太郎 東京いい店うまい店編集長
・伊藤章良 東京百年レストラン 著者
・山本憲治 農産物流通コンサルタント
・永田寛哲 ピクシブ代表取締役副社長
・木村郁美 TBSアナウンサー
・角谷浩一 政治ジャーナリスト
・Koji ☆ Imai
・花千代 フラワーアーティスト 会員制美食倶楽部「ベストテーブル」主宰
・本郷義浩 料理情報番組プロデューサー・麻婆豆腐研究家
・小石原はるか 偏愛系フードライター
・森美樹 食とワインのトータルコーディネーター
・口福ヤマトモ 福岡口福倶楽部会長
・堀江貴文 元livedoor 社長
・ミスターX 食を知り尽くした賢人

旨い店が分かるグルメアプリ「テリヤキ」
https://www.facebook.com/gourmet.teriyaki
マレーシア 2013年11月6日(水曜日)
京都のホテル、認証取得のハラル弁当を販売[観光]
JR西日本ホテルズ系列のホテルグランヴィア京都(京都市下京区)が、イスラム教徒(ムスリム)旅行者の取り込みに力を入れている。8月から提供を開始したハラル(イスラム教徒向け)メニューのうち、特に人気の高い「ハラル・洋食弁当」は3カ月間で約50食を販売。これに先立ちマレーシア・ハラル・コーポレーション(MHC)から非イスラム国向けのハラル認証も取得した。
館内のレストラン「ル・タン」では、ハラル専用の食器や調理器具を用意。ハラル認証を受けたオーストラリア産の肉など、ハラル食品だけを保管するためのスペースも設置した。従業員に対しイスラム研修も実施し、洋食弁当のほか、ハラルのキッズプレート、アラカルトメニューなどを提供している。洋食弁当の価格は、税・サービス料込みで3,500円。
今年6月には、非イスラム国向けの「ローカルハラル」認証を取得した。これまでも事前の要望があればハラル食材を利用した食事メニューを提供していたが、さらに1歩踏み込んだ形だ。同認証は、マレーシアの認証基準をベースに、日本で実現可能なハラル基準を提案したもので、マレーシアのハラル産業開発公社(HDC)が認めたハラル監査人の資格を保有するMHCが発行している。
グランヴィア京都の担当者は「マレーシアのハラル認証は、厳格であることなどから世界での評価が高い」と説明。ムスリム客の大幅な増加など、数としてはっきりした効果はまだ表れていないが、ローカルハラルでも十分との声が聞かれるなどムスリム利用者から好評を博しているという。
同ホテルでは、お祈り用マットを用意するなど、利用者の声を受けて3年ほど前からムスリム旅行者の受け入れ体制を整えてきた。当初は中東諸国の富裕層を対象と考えていたが、中間層の拡大や格安航空(LCC)の就航などによってマレーシアやインドネシアなど東南アジアのムスリム客も増えるとみている。外国人宿泊者に占める両国からの利用者の割合は8月時点で0.5%と少ないが、今後団体客を中心に誘客していく方針だ。このほか、同じJR西日本ホテルズ系列のホテルグランヴィア大阪や奈良ホテルでも、ムスリム対応を進めているという。


Images via McDonald's / Burger King