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2021-09-12 11:22:00

中国ミレニアル世代が牽引する2021年の消費最前線
~巨大ECセール[618] にみる売れ筋商品トレンド~

balconia Shanghai Ltd.

2021年中国の消費はコロナ前を上回る水準まで回復し、経済正常化が進んでいる。中国における消費やデジタル活用の”いま”について中国消費者のトレンドを連載で紹介。中国市場でブランド戦略立案等マーケティング支援を行うbalconia Shanghaiに現地における中国トレンドを解説してもらう。

中国ミレニアル世代が牽引する2021年の消費最前線~巨大ECセール[618] にみる売れ筋商品トレンド~

618は、6月18日に向けて行われた、11月のダブルイレブン(W11,独身の日)に次ぐ中国で2番目に大きなECのセールである。JD.comを運営する京東商城の設立日6月18日が由来で、2010年から開始され年々売上げが増加している。ECトッププレーヤーであるアリババの天猫やタオバオ、JD.comの他にも、今年はショートビデオアプリの新たな勢力である抖音(中国版Tiktok)や快手も618商戦に大きく加わった。2021年JD.comは約3,438億元(約5兆8,446億円、1元=約17円)の総取引金額を報告しており、この数字は前年2,692億元の27.7%増で過去最高額を更新した。アリババは最終的な売上高を発表していないが、中国のデータ関連会社星图数据によるとすべての618キャンペーンの売上高を5,785億元(9兆8,345億円)と見積もっており、2020年から26.5%増加している。

2021年の618での注目トレンド① 「ペットケア製品」

 2021年の618は家電製品、モバイル通信、アパレル部門を中心に様々なカテゴリーで売り上げが増加した。その中でも見逃せないのはペットケア製品、美容製品、アウトドアである。

 天猫では「ペット/美容製品」の売上高は前年比109%増、JD.comでは「スマートペット製品」の売上高は前年比47%増となり、各プラットフォームでペットケア製品が堅調だった。この背景として中国では猫を飼う人が増加している。「中国ペット業界白書」2019年版によると、中国都市部のペット関連の市場規模は前年比18.5%増の2,024億元(約3兆4,408億円)に上り、10年で15倍になっている。

 また、犬・猫の飼い主の74%が1980-90年代生まれの20-30代、男女比では女性が88%で構成されており、飼い主は20-30代女性が中心である。テクノロジーに精通した働き盛りで忙しい20-30代女性飼い主が増えた結果、自動ウォーターディスペンサーや自動トイレなどの猫用AI製品の売上が急増している。

中国で人気ブランド「CATLINK」のAPPと連動する猫用スマートトイレ。天猫公式サイトより引用
中国で人気ブランド「CATLINK」のAPPと連動する猫用スマートトイレ。天猫公式サイトより引用

 

2021年の618での注目トレンド② 「美容製品」

 美容分野で、天猫ではメンズコスメの売上が40%増加。中国でのより高品質な製品への需要を反映しているのはもちろん、ここ数年美容意識の変化に対し、様々な要因が絡み合ってメンズコスメカテゴリーは年々増加の一途をたどる成長を見せている。

 その要因は3つあり、1つ目はZ世代と呼ばれる1995年以降生まれの「顔値」(見た目)を重視する風潮、2つ目に「创造营2019」(韓国のオーディション番組「Produce 101」の中国版)や「偶像练习生」といったオーディション番組の爆発的人気である。このオーディション番組の若い男性タレントは皆美白でばっちりメイクをしていた。3つ目にその番組のタレントがスキンケアやコスメブランドのイメージキャラクターに起用されるようになり、女性ファンが商品を購入する「新男色経済」が発生した。

 現在メディア上でメイクをしている男性を見ない日はない。この一連の流れからか、95后时尚消费洞察报告(1995年以降生まれのファッション消費に関するインサイトレポート)によると、1995年以降生まれの男性の5人に一人はBBクリームを使用するほど身だしなみへの意識が増加している。

2021年618でも圧倒的人気を誇ったロレアルのメンズBBクリーム。天猫公式サイトより引用
2021年618でも圧倒的人気を誇ったロレアルのメンズBBクリーム。天猫公式サイトより引用

 その他美容分野では、香水の売上が約200%急増した。中国で香水は年々市場が拡大しており、2020年には市場規模が11億3,630万ドル(約1,175億6,727万円)に達し、毎年7.1%成長が予想されている急成長市場である。

2021年の618での注目トレンド③「アウトドア」

 COVID-19の影響による旅行制限のため中国国内での野外レジャーや自然への人気が高まっている。近年各地でグランピングスポットが急増し、キャンプブランドが注目を浴びている。

 2021年天猫によると、618の初日のキャンプ用品の売り上げは昨年に比べて130%増加した。山だけでなく海レジャーも人気を得ており、618期間中毎日30万人以上が釣り関連製品を購入し、サーフボードの売上高が40%増加した。特に釣りは90年代生まれ以降の若い世代で人気を得ている。

中国でも人気のsnow peak。ステンレス真空マグは手に入れやすい価格でキャンパー以外にも人気。天猫公式サイトより引用。
中国でも人気のsnow peak。ステンレス真空マグは手に入れやすい価格でキャンパー以外にも人気。天猫公式サイトより引用。

世界中のブランドが中国EC開設を急ぐ

 2021年最初の大きなECセール618がこのような記録や盛り上がりを見せたのは、2020年のパンデミックにより消費者や企業がこれまで以上に生活にオンラインを取り入れたことが追い風になったと考えられる。消費が急速に回復した中国で、世界中のブランドが中国でのEC開設を急いでおり、重要性は今後ますます高くなると予想される。

 

balconia Shanghai Ltdロゴマークbalconia Shanghai Ltd.
日系ブランドコンサルとして、上海に拠点を構え、ブランド戦略立案とクリエイティブ制作を提供する。多数のリサーチ案件を通じて消費者、マーケット動向を注意深く観察し、中国市場に合わせたブランドカルチャライズ®を数多く手掛ける。上海、東京、香港に拠点あり。

公式HP:https://www.balconia.co.jp/

代表Twitter:@k_static  @sa_10shi

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2021-09-12 11:18:00

コロナ禍を経た2021年の「朝食」に変化は!?データをもとに朝食のトレンドを探る

倉田 悠

長引くコロナ禍は、2021年7月に東京都で4回目の緊急事態宣言が発令され、いまだ収束の気配は見えない。昨年のテレワーク普及や外出自粛による家ナカ需要の拡大など、新しい生活様式も定着しつつある。そこで、今回は家庭の食卓を連続的に観察してきた食MAPデータから、コロナ禍を経た21年の朝食傾向を探っていく。

朝食喫食率は高い水準を維持

 食MAPによると、2020年4~6月期の「家庭内で朝食を食べた割合」(以下、「朝食喫食率」)は82.2%で、新型コロナウイルス感染拡大の影響により19年4~6月期の77.6%と比べ大幅に増加した。その後、コロナ禍を経た21年4~6月期における朝食喫食率は80.1%となり、20年4~6月期と比べ減少となるものの、コロナ禍前の19年4~6月期と比べると高い水準を維持しており、家庭内における朝食需要が増加したことがわかる。

朝食のイメージ
ご飯のほか納豆、目玉焼き・ハムエッグ、サラダなどの「おかずメニュー」は減少した。 i-stock/kuppa_rock

手軽なメニューが定着・増加

 家庭内での朝食需要が高い水準を示すなかで、21年4~6月期の朝食メニュー傾向を見てみよう。【図表1】コロナ禍前と比べて、菓子パンや惣菜パン、シリアル、バナナ、おにぎりなど「手軽なメニュー」やコーヒー・紅茶などの出現増加が目立つ。一方で、ご飯のほか納豆、目玉焼き・ハムエッグ、サラダなどの「おかずメニュー」は減少した。手軽さを求める背景には、朝食だけではなく、昼食や夕食も家庭内食回帰が進み、調理機会がコロナ禍前と比べ増加していることによる調理負担の軽減も考えられそうだ。とくに、コーヒーはつくり方による違いが表れている点が興味深い。コーヒーは、全体的にコロナ禍前と比べ出現が増加しているが、手入れ・市販品に関しては昨年と比べると減少している。

 

【図表1】朝食メニュー傾向

【図表1】朝食メニュー傾向
分析期間:2019~2021年、4~6月 食卓機会:朝食 TI値:1000食卓当たりの出現回数
出典:食MAP®
※食MAP®データにつきまして無断転載は禁止とさせていただきます。
※TI値は㈱ライフスケープマーケティングの登録商標です。

 一方で、インスタントはコロナ禍前・昨年比ともに増加となった。コーヒーユーザーは昨年と比べ、ヘビーユーザーの割合が増加し、さらにヘビーユーザーにおけるインスタントの使用割合も増加していることが食MAPからわかっている。テレワークの普及などでコーヒーを飲むシーンが家庭内へシフトし、毎日飲むものだからこそより手軽さを求めているのかもしれない。生活者は、同じメニューの中でも自分のライフスタイルによりフィットしたかたちを求めているようだ。

 今回はコーヒーに着目したが、今後コロナ禍を踏まえた提案を考えるにあたり、単純にメニューの傾向を把握するだけでなく、つくり方などより細やかな切り口が必要となるだろう。

食MAP®のロゴ

食MAP®とは、株式会社ライフスケープマーケティングが提供するマーケティング情報システム。1998年10月から首都圏30km圏内在住の主婦世帯を対象に、食品の購買、調理、消費までをパネル形式で調査したもの。

コロナ禍を経た2021年の「朝食」に変化は!?データをもとに朝食のトレンドを探る _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】 (diamond-rm.net)

 


2021-09-03 22:06:00

ウーバーイーツ/高級食材輸入商社のアルカンと個人向け商品販売・配送を開始

2021年08月30日 / 経営

     

ウーバーイーツは9月6日から、業務用食材輸入商社のアルカン(東京・中央区)と、個人向けに商品販売と配送を開始する。同社が輸入食材・酒類飲料の取り扱い専門商社と提携するのは初となる。

<アルカンが販売する高級食材や酒類>
0830uber - ウーバーイーツ/高級食材輸入商社のアルカンと個人向け商品販売・配送を開始
アルカンは、プロフェッショナル向けに欧州や中南米産の高級食材、ワインなどの酒類・飲料を輸入販売する専門商社。今回のサービスでは、エリア内の利用者であればワイン、フォアグラ、キャビア、チーズ、菓子、調味料など、約300の商品を注文できる。

まずは、アルカンの東日本物流センター(東京都江東区)と、西日本物流センター(大阪府大阪市)のエリアから開始。11月には、同社の東京本社の商品供給センターを増設し、東京都心部からも注文できるようにする。

ウーバーイーツでは、今回のサービスを通じて、家庭で高級食材をはじめとする専門商社ならではの味を楽しんでもらいたいとしている。


2021-09-03 22:03:00

福岡企業が広州に日本食品店 在日中国人からニーズ探る新手法

事業開発やイベント企画のトータルプロデュースを手掛けるシーアンドイー(福岡市博多区)は5日、九州産を中心とした食品を扱う店舗「日嘗君」を広東省広州市で開業する。日本で暮らす中国人から高評価を得た商品だけを販売するユニークな方法を採用。消費者ニーズにより近づく手法だ。新型コロナウイルスの影響で日中間の往来が制限されている中、これまでにない取り組みとして注目を集めている。【広州・川杉宏行】

日本食品店「日嘗君」のイメージ図。店内に陳列する日本産食品は全て試食できる(シーアンドイー提供)

日本食品店「日嘗君」のイメージ図。店内に陳列する日本産食品は全て試食できる(シーアンドイー提供)

日嘗君は、シーアンドイーのグループ会社である広州当先国際貿易(広州市)が運営。市内番禺区の観光・商業施設のコミュニティーエリア「西坊大院」に設けた。主に福岡県を中心とする九州メーカーの食品を取り扱い、店舗では全ての食品を試食できるようにする。まずは48品目からスタートし、年内には300品目まで増やす計画だ。

中国事業の展開に当たり、シーアンドイーは独自のマーケティングシステム「Tousen(トウセン)」を構築した。日本の食品メーカーが無償提供するサンプルを九州に在住する子育て世代の中国人女性が試食。高い評価を得た場合、工場見学を通じて製品開発のストーリーを知ってもらった上で、商品レビューを書いてもらい、中国でのテスト販売時に活用する。現地での販売量が増えれば、シーアンドイーが商品を委託販売したり、買い取り販売をしたりする仕組みだ。

日嘗君ではまず、菓秀苑森長(長崎県諫早市)のカステラ、味の兵四郎(福岡県筑紫野市)のあごだし、フンドーキン醤油(大分県臼杵市)のしょうゆやみそなどを販売する。取引先メーカーは現在9社だが、来春までに50社へと増やす計画だ。

実店舗は広州だけにとどまらず、将来的に北京や上海などで開設することも視野に入れている。

シーアンドイーの魚住昌彦社長は「何をおいしいと思うかは国や地域によって異なるが、自国外の食品を買い求める際に、同胞が薦める商品は信頼が置ける」と強調。「日本の食品メーカーの商品で、まだ良さが知られていないものを探し当て、中国で売り込みを図りたい」と意気込む。そのためにはサンプル試食の際、在日中国人に「中国にいる家族や友人に薦めたい」と思ってもらえるかどうかが重要だと指摘する。

広州の日系コンサルティング会社、せとうちコンサルタントの平岡省吾総経理は「コロナ流行前は日中間の往来が盛んで、中国人が自ら日本に足を運び、現地で日本食を味わうことができた。現在は往来が思うようにできなくなったが、トウセンのようなシステムを活用することで、中国人は母国にいながら、日本にいる同胞によって最新の日本食の情報を収集することができる」と指摘。今回のシーアンドイーの取り組みは「コロナ下での新しい試みとして注目したい」と話す。

■オンライン販売も展開

シーアンドイーは、中国の電子商取引(EC)や会員制交流サイト(SNS)でも日嘗君と同じ商品の販売を行う。魚住氏は「実店舗にはアンテナショップ的な役割を担わせ、ECやSNSでの販売拡大につなげたい」と説明する。

EC最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)傘下の通販サイト「淘宝(タオバオ)」に自社サイトを開設済みで、既にテスト運用を開始。5日の実店舗オープンに合わせて本格運用を始める予定だ。インターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)が運営するチャットアプリ「微信(ウィーチャット)」のミニプログラム(ウィーチャット内で動くアプリ)でも販売を行う予定で、9月中旬をめどに運用を始める見通し。

日本食品店「日嘗君」で販売する菓秀苑森長(長崎県諫早市)のカステラ。店舗では主に福岡を中心とする九州産食品を取り扱う(シーアンドイー提供)

日本食品店「日嘗君」で販売する菓秀苑森長(長崎県諫早市)のカステラ。店舗では主に福岡を中心とする九州産食品を取り扱う(シーアンドイー提供)

 

動画配信を使ったインターネットでの実演販売「ライブコマース」も積極的に活用する。例えば、日本ではなじみの酎ハイ(焼酎の炭酸割り)も中国ではそれほど知られていないとみて、動画を通じて作り方を紹介する。酎ハイに興味を持った視聴者が動画の画面上から焼酎を購入することもできるようにする。動画配信は9月下旬までに、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の中国版「抖音(ドウイン)」を使って始める予定だ。

■「消費者のリアル」把握を

中国市場に詳しい日本人関係者は、「日本の地方企業による中国での市場開拓は一筋縄ではいかない」と話す。特に日本国内の落ち着いたビジネス環境で安定した経営を続けている地方企業にとって、中国市場の変化のスピードは「あまりにも速い」という。「消費者ニーズの変化が激しく、その変化は主要な経済指標だけを追っていても把握できるものではない」と指摘する。

一般家庭の冷蔵庫の中身は何かといった「消費者のリアル」を理解する必要があり、消費者目線に立った「ミクロのニーズ」を捉えるなど、地に足のついた事業展開が求められるというのだ。それができないと、雑多な情報に振り回され、経費だけがかさんで実績が出せないという事態に陥りかねないと警鐘を鳴らす。同関係者は、そうした観点からもシーアンドイーが手掛ける在日中国人の評価を活用したユニークな手法に「注目している」という。

シーアンドイーをはじめ日本の地方企業が中国で商品販売を行う場合、こうしたミクロのニーズを拾い上げることができるかが、事業展開を占う上で鍵の一つとなりそうだ。

福岡企業が広州に日本食品店 在日中国人からニーズ探る新手法 - NNA ASIA・中国・小売り・卸売り

 


2021-09-03 22:01:00

ロシアの食品バイヤー、世界のトレンドに沿った日本製品に関心

(ロシア)

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サンクトペテルブルク発

2021年08月30日

ロシアでは近年、ラーメンをはじめとしたカジュアルな日本食が普及しつつある。2020年の日本からロシアへの農林水産物輸出額は約68億円、国別では18位(農林水産省)と、アジアなどと比べて市場の存在感は強くないが、その分、日本産食品の市場開拓の余地は大きいと言えそうだ。9月のジェトロ食品輸出オンライン商談会に参加を予定するサンクトペテルブルクの食品輸入卸企業バル・トレーディング外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますのアンナ・シリャーニナ社長に、企業概要やロシア市場の状況、関心商材などを聞いた(8月20日)。

(問)企業概要は。

(答)1998年に設立した。従業員数は16人で、取引先は中・高級スーパーや大手ハイパーマーケットなどだ。モスクワやサンクトペテルブルクに加え、エカテリンブルクやムルマンスクなど国内各地の店舗に卸している。取扱品は菓子や缶詰(野菜・果物)などの加工食品や飲料など250種類以上ある。

(問)国外の輸入先は。

(答)フィンランドやドイツ、イタリア、ラトビア、ポーランドなど。日本からの輸入実績もある。新型コロナウイルス禍では新商材の発掘が難しいため、既存の取引企業からの輸入が中心だが、新商材も探している。

(問)ロシアの食品市場が新型コロナ禍で受けた影響は。

(答)国内品に比べて高価な輸入食品は全般的に苦戦している。手頃な価格の製品の売れ行きは良いが、物流費の高騰により輸入食品全般の価格が上がり始めている。

(問)今後のロシア市場のトレンドは。

(答)世界的なトレンドに近くなった。具体的にはビーガン、グルテンフリー、シュガーフリーなどだ。例えば、グルテンフリーのコーンスターチや米粉の麺、シュガーレス飲料に可能性があると考える。日本産でそうした製品があれば面白い。

(問)商談会に向け、日本からの調達を希望する商品は。

(答)まずは菓子類だ。チョコレートやキャンディー・キャラメル、クッキー、喉あめに関心がある。飲料では、缶ジュースやアロエジュース、エナジードリンク。それ以外では、麺類や米類、調味料を見たい。中価格帯を想定している。

(問)商談会で日本企業に期待することは。

(答)消費者は日本製の品質に高い信頼を寄せている。ぜひさまざまな種類の商品を提案してほしい。調達量に応じて物流・商流を柔軟に検討する。直接輸入に加え、ウラジオストクや日本の商社経由での輸入も視野に入れている。

写真 バル・トレーディングのアンナ・シリャーニナ社長(同社提供)

バル・トレーディングのアンナ・シリャーニナ社長(同社提供)

(一瀬友太、アユナ・イダムジャポワ)

(ロシア)