インフォメーション
大豆に関する需給見通しを発表した。その概要は以下のとおり。
2010/11年度の穀物全体の生産量は消費量を下回るが、大豆では上回る見込み
1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
21億8,199万t(対前年度比2.3%減)
(2)消費量
22億3,500万t(対前年度比1.7%増)
(3)期末在庫量
4億3,564万t(対前年度比10.9%減)
期末在庫率:19.5%(2.7ポイント減)
【主な品目別の動向】
【小麦】
豪州東部やアルゼンチンでは生育期の降雨に恵まれ増産が見込まれるものの、ロシ
アをはじめとする旧ソ連諸国の干ばつ等から世界の生産量は減少し、消費量を下回る。
(1)生産量
6億4,718万t(対前年度比5.4%減)
ロシア、カザフスタン、ウクライナ、カナダ等で減少、豪州、アルゼンチン等で増
加。
(2)消費量
6億6,226万t(対前年度比1.5%増)
インド、ロシア、中国、豪州等で増加、EUで減少
(3)期末在庫量
1億8,283万t(対前年度比7.6%減)
期末在庫率:27.6%(2.7ポイント減)
(4)前月からの主な変更点
大きな変更なし。
【とうもろこし】
米国で単収の低下により前年度に比べ生産量は減少、消費量はエタノール向けの需
要増等から増加する見込み。米国の期末在庫率は5.0%と15年ぶりの低水準。
世界の生産量は、中国の生産の回復等から史上最高となるも、消費量を下回る見込み。
(1)生産量
8億1,494万t(対前年度比0.3%増)
中国、カナダ等で増加、米国等で減少。
(2)消費量
8億3,832万t(対前年度比2.8%増)
米国、中国等で増加。
(3)期末在庫量
1億2,243万t(対前年度比16.0%減)
期末在庫率:14.6%(3.3ポイント減)
(4)前月からの主な変更点
ブラジルで降雨に恵まれ生産量を上方修正し、中国で飼料用需要増により消費量を
上方修正。
【米(精米)】
インドネシアの水害、病虫害、パキスタンの洪水の影響等がみられるものの、インド
の生産の回復や中国の増産等から、世界全体では増加し、消費量を上回る見込み。
(1)生産量
4億5,068万t(対前年度比2.3%増)
インド、中国等で増加
(2)消費量
4億4,740万t(対前年度比2.1%増)
インド等で増加
(3)期末在庫量
9,709万t(対前年度比3.5%増)
期末在庫率:21.7%(0.3ポイント増)
(4)前月からの主な変更点
大きな変更なし。
2.世界の大豆需給の概要(見込み)
アルゼンチンで豊作であった前年度を下回るも、ブラジルで史上最高の生産量となる
ことから、世界の生産量は前年度よりわずかに増加し史上最高となり、消費量を上回る
見込み。
なお、中国の旺盛な需要は継続する見込み。
(1)生産量
2億6,097万t(対前年度比0.3%増)
アルゼンチンで減少、ブラジルで増加。
(2)消費量
2億5,577万t(対前年度比7.5%増)
中国、アルゼンチン等で搾油用需要増加、米国で減少。
(3)期末在庫量: 6,094万t(対前年度比3.5%増)
期末在庫率:23.8%(0.9ポイント減)
(4)前月からの主な変更点
ブラジルで降雨に恵まれ生産量を上方修正。
詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html
内「米国農務省穀物等需給報告」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_usda/index.html
でご覧ください。
東日本大震災後の放射能漏れで最初に影響を受けたのが日本近海物の海産物。質検総局は先月24日、福島県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県から輸入される乳製品、野菜とその加工品、果物、水生動物、水産物の輸入を禁止すると公告している。
「私どもはすでに日本産水産物の輸入を取りやめています。在庫が終わり次第、カナダ産、大連産の海鮮に代えます」。市内のホテル・金陵飯店内の高級日本料理店、桜花苑はこれまで本物の日本産食材が売りだった。同ホテル担当者は記者に対し、現在は顧客への食品安全を最重視しているとした。同ホテルはこれまで、日本産海産物を高級料理用として上海の大手商社から仕入れてきた。「今は半月分ほどの在庫が残っています。今月中旬から下旬にも切れるでしょう。その後はカナダ産の高級海産物、また大連産の国産海産物に代え、日本産水産物の輸入はいたしません」と担当者は語っている。(編集HT)
「人民網日本語版」2011年4月11日
| |||||
健康志向が進んでいる英国で、白い食パンの代わりに全粒粉やシード(ヒマワリなどの種)入りの「黒い」食パンが人気を集めていると「デイリー・メール」紙が伝えた。
独立系小売アナリスト「Kantar Worldpanel」によると、ホワイト・ブレッド(精製した小麦粉からつくられる、いわゆる「白パン」)の昨年の売上げは、小売店全体で1%減少したという。
一方で、シード入りパンの売上げは9%、ブラウン・ブレッド(※)も6%増加している。
ホワイト・ブレッドが健康に与える影響については近年疑問の声があがっており、ホワイト・ブレッドが性的活力を減退させるという説もあるという。
一方で、全粒粉を使うホールグレイン・ブレッドなどのブラウン・ブレッドは、繊維質、ビタミンB6、ビタミンE、マグネシウム、亜鉛、葉酸、クロムなどの栄養素が豊富に含まれ、健康的なチョイスとして考えられている。
ハーヴァード大学の科学者たちが10年間にわたって行った研究によると、高繊維のパンを食べている人は、ベーグルやバゲットを食べる人よりも心臓発作や脳卒中を起こす割合が少ないという。
また、ワシントン大学の研究では、ホワイト・ブレッドからブラウン・ブレッドに変えることで、心臓発作の危険性が20%も下がるとしている。
しかし、ホワイト・ブレッドの人気が後退しているといっても、売上げ自体は依然としてブラウン・ブレッドよりも圧倒的に優性。毎日販売される1,200万斤のパンのうち、ホワイト・ブレッドは66%の790万斤を占め、ブラウン・ブレッドは27%の324万斤、シード入りは7%の84万斤。
年間売上げでは、ホワイト・ブレッドが10億ポンド、ブラウン・ブレッドは4億2,300万ポンド、シード入りは1億100万ポンドと、まだまだ差がある。
※ブラウン・ブレッド=小麦の皮や胚芽を除かずに製粉した全粒粉と小麦粉で作ったパンのほか、ライ麦パン、胚芽パンなども含む、褐色のパンの総称。いわゆる「黒パン」。
英国では、10年以内に国内で消費される食料の半分が輸入物になるという予想が発表された。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
英農業団体「National Farmers Union(NFU)」のピーター・ケンダル会長が「NFU」の会合で発表したところによると、英国の自給率は、1980年代初頭の4分の3から現在は60%以下に低下しているという。
また、今後10年から20年で50%以下になると予想されており、英国が不安定な世界市場や、深刻な食料不足の影響を受けやすくなることが懸念されている。
ケンダル会長によると、英国は欧州からの移民によって人口が増加する一方、食料の増産に苦労しているという。
近年では、英国の多くの乳製品業者が廃業に追い込まれ、牛肉や豚肉などの畜産業者は、欧州の畜産業者との激しい競争を強いられている。
ケンダル会長は「予想では、英国は2030年までに人口が7,000万人になり、その時点でも現在の生産レベルしか達成できていいない場合、自給率は50%以下になる」と話している。
