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台湾 2014/09/09(火曜日)
台北で日本酒イベント、約60の蔵元が出展[食品]
台北市の「松山文創園区」(松山区)で6~7日、日本酒をより知ってもらうための試飲・販売イベント「日本酒主義(Japanese Sake Exhibition)」が開かれた。蔵元のほか台湾の輸入業者などが、北海道から九州までの蔵元約60社の商品をPRした。
日本酒主義の開催は昨年に続いて2回目で、輸入業者の桑提と酒類関連の出版事業などを手掛ける酒訊文化事業が主催。入場料は500台湾元(約1,760円)で、一般客のほか、小売りや卸売り、飲食などの業者も対象とした。
海外での出展は初めてという喜久水酒造(長野県飯田市)は、純米吟醸「猿庫の泉」とにごり酒「白貴天龍」、梅酒を紹介。台湾へは既に約20年間輸出している実績があり、輸出量も緩やかに伸びているが、今回の出展を皮切りに販売を本格化したい考えだ。同社の加藤昇常務は「日本国内の同様の催しでは幅広い年齢層が来場するが、台湾では特に若い女性が多く、梅酒の人気が高い」と出展の感想を述べた。また、「台湾と日本では食文化が異なるため、日本酒が現地のどのような食べ物とマッチングするか、販売ルートの開拓と合わせて研究の余地がある」と今後の展開に向けた課題を語った。
関谷醸造(愛知県設楽町)は、純米大吟醸「空」や青じそペーストを使ったリキュール「青じそ薫る梅酒」などを紹介。食品の国際見本市「台北国際食品展覧会」(フード・タイペイ)への出展で輸入業者から引き合いがあったのをきっかけに、既に台湾への輸出を行っているが、今回は再び台湾で直接商品をPRした。同社営業部の関谷匡史さんは「台湾は日本食に親しみを持つ人が多く、伸びる市場だと感じる。今回のイベントもSNS(交流サイト)で情報を得た若い来場者が目立つ」と手応えを語った。

ハワイに行った日本人旅行者の多くが訪れる「アラン・ウォンズ・ホノルル」。この度、大手ハウスメーカーのタマホーム株式会社が外食に進出すべく、タマフードインターナショナル株式会社を2013年7月に設立した。その最初の事業として「アラン・ウォンズ・シャンハイ」を上海に今年度末にオープンさせる。上海出店を控えるアラン・ウォン氏を取材した。

かつお風味のお汁から手打ち太麺をつるつるっとすすると、麺はしこしこ。う~ん、旨い。 日本人なら誰もが食するさぬきうどんを、人種のるつぼ西海岸ロサンゼルスで大成功させたのが讃岐うどん「もんぞう MONZO」だ。話題の店舗を米国西海岸から、同地で不動産仲介業を行うマーク桑田氏がレポートする。

フィリピン 2014/09/08(月曜日)
ラーメンの一風堂、10日に比1号店[食品]
外食事業を展開する力の源カンパニー(福岡市中央区)は10日、ラーメン・ダイニング「博多 一風堂」のフィリピン1号店をマニラ首都圏に開店する。

フィリピンでとんかつ店「YABU」など飲食店の運営を手掛けるジョン・コンセプション氏との協業で展開。2シフト約50人の従業員で1号店を運営し、軌道に乗った段階で、来年以降の2号店開設を検討していく。日本人スタッフを1人常駐させ、味がぶれないよう管理する。開店前には、スタッフを台湾やマレーシアの店舗で研修させたほか、開店後もしばらくは両拠点から応援スタッフを派遣。麺は店内で製造する。

1号店はマンダルヨン市の商業施設「SMメガモール」に開設し、客席数は80席。日本の一風堂と同じとんこつラーメン「白丸元味」(375ペソ=約900円)、香味油と辛みそを加えた「赤丸新味」(390ペソ)などや餃子、おつまみも投入。替え玉は85ペソで、ビール(85ペソ~)も提供する。別途5%のサービス料、12%の付加価値税(VAT)が加算される。
6日に開催された試食会で、力の源カンパニーの河原成美会長(一風堂創業者)は、「グループ全体では国内外で120店舗、毎日5万食を提供している。その責任は重いが、スマイルの国フィリピンでも、笑顔とありがとうを届けたい」と抱負を述べた。河原会長は、NNAに対し、「フィリピンは未開拓の市場ともいえ、伸びしろが大きい。とんこつ以外も近く投入し、ラーメンファンの裾野を広げたい」と語った。
■将来は国内外の売り上げ半々に
力の源カンパニーによると、昨年の国内事業の売上高はグループ全体で107億円。海外の売上高は非開示だが、将来は海外と国内の売り上げを半々に高める考えだ。
一風堂は2008年に米ニューヨークで海外初の出店を果たしたのを皮切りに、他国・地域へも展開。10日のフィリピン1号店開業で海外店舗は10カ国・地域に42店を構えることになる。今月末には世界最大のイスラム教国インドネシア、年内には欧州初の拠点として英ロンドンにも進出する。
これまでラード臭が強く男性の食べ物と言われてきたとんこつラーメンを、女性でも気軽に入れる店づくりや味にして、業界のイメージを大きく変えたと言われる一風堂。日本ではとんこつ以外のラーメンも販売し、グループではそば事業なども展開。この流れで、世界にもラーメンをはじめとする粉食文化を広めたいと河原会長は語る。
■インドネシアは今月末に
一風堂は豚肉の飲食が禁じられているイスラム教徒が大多数を占めるインドネシアの首都ジャカルタにも今月末に出店。とんこつはイスラム教徒以外の華人などの需要が見込まれるほか、鶏ガラ由来のスープのラーメンも用意し、イスラム教徒でも気軽に入店できるラーメン店を目指す。
タイのバンコクでも先月、同国1号店を開店したばかり。
EU向け輸出解禁に合わせ、独仏両国で牛肉プロモーション・イベント開催
2014年7月
EU向けの牛肉輸出が今年6月から解禁されたタイミングに合わせ、ジェトロはドイツ・デュッセルドルフとフランス・パリで日本産牛肉のプロモーションイベントを開催しました。
イベントでは、現地の輸入業者、卸業者、レストラン・ホテル関係者向けに、1.和牛の美味しさの特徴や安心安全の仕組みの説明、2.ワインとの相性、3.現地の星付き有名シェフによる調理例紹介などとともに、日本側企業と来場バイヤーとの間でネットワーキング(商談)を実施しました。予想を上回る多数の来場者から、現地での日本産牛肉への関心の高さが伺えました。

試食をする来場者【ドイツ】

調理デモを熱心に見る来場者【フランス】
和牛を少量使用するフィンガーフードを提案
和牛の調理を現地の感覚で提案してもらうために、ドイツでは長屋佳澄シェフ、Steffen Hensslerシェフ、フランスではPierre Gagnaireシェフ、Phillip Milleシェフ、小林圭シェフ等、現地で活躍しているシェフにご協力いただきました。
赤身の牛肉を楽しむ食文化があるEU地域においては、アジア諸国で人気を博した霜降り肉のステーキやしゃぶしゃぶのような調理法だけでは現地の料理文化になじみにくいと判断、現地シェフと相談の上、和牛をトリュフやフォアグラのように少量使用するフィンガーフードを提案しました。
幸いにも、このフィンガーフードは「少量でもインパクトがある」として来場者から好評を得ました。また赤身文化を前提として、サーロインだけでなく、らんいち・とうがらし・うちもも・肩ロースといったさまざまな赤身部位を使った調理例を紹介し、バイヤーそれぞれがお気に入りの部位を見つけるのに一役買いました。

和牛を使った調理例【ドイツ】

和牛を使った調理例【フランス】
本来の「WAGYU」の美味しさをアピール
EU域内では、豪州産を中心とした他国産の「WAGYU」もしくは「KOBE」と表示された牛肉が販売されていますので、イベント併催のセミナーでは、日本以外の国で生産された牛肉は、わが国本来の定義では和牛とは呼べないことを説明、日本産和牛の丁寧な飼育方法や美味しさの秘密等についても説明しました
来場したバイヤーは、「実際に口にすると、他国産のWAGYUと日本産の和牛は、香り・口あたりやとろけ具合がまったく異なる」「豪州産のものと日本産和牛を消費者にわかりやすく区別して販売する必要がある」などの声がありました。
今後ともジェトロでは、EU域内での日本産牛肉の販路拡大に向け、継続的支援に努めてまいります。
- 日本産農水産物・食品輸出商談会 in ドイツ・フランス(牛肉) 概要
- 日程
- ドイツ2014年7月3日(木曜)、フランス2014年7月7日(月曜)
- 開催場所
- ドイツ・デュッセルドルフ、フランス・パリ
- 主催
- ジェトロ
- 対象品目
- 牛肉
- 参加企業数
- 3社
