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マレーシア 2016/02/18(木曜日)
料亭菊乃井の村田吉弘氏、KLで和食イベント[食品]
京都の料亭「菊乃井」の代表取締役で料理長の村田吉弘氏が17日、マレーシア・クアラルンプール(KL)の駐マレーシア日本大使公邸で日本料理のデモンストレーションを開催した。伝統和食の基本である「だしとうま味」について説明・実演し、参加者を大いにわかせた。

特定非営利活動法人(NPO)法人日本料理アカデミー理事長も務める村田氏は、日本料理を世界に広げることを喚起して、デモンストレーションを世界中で開催している。KLでの開催は初めて。
村田氏は、世界の料理が「糖分、脂肪、うま味」で構成されており、その多くが脂肪を重視する中で、和食だけがうま味を引き出すことに集中し、だしを磨き上げたと説明。昆布に含まれるグルタミンと、鰹節に含まれるイノシン酸が和食のだしの素であると説明し、だしを取るための最適な温度と材料の分量を紹介した。また同じくグルタミンとイノシン酸が含まれているトマト、鶏胸肉のひき肉、それにシイタケと同じうま味成分のグアニル酸を含むアミガサダケ(モレロ)を使っただしを作り、鰹節と昆布がなくても、うま味を引き出すことは可能だと語った。
参加したフランス人シェフは「鰹節と昆布のだしの組み合わせ次第で味が変わることに驚いた」と話した。
■和食は「最もハラルに対応しやすい」
村田氏は、シンガポール航空(SIA)の機内食メニュー創作に参加したほか、日本国内でも食育活動を推進している。日本料理アカデミーでは、「いかに日本の食材を口にしてもらえるようにするか」に力を入れてきた。村田氏は「日本の一次産品は世界に誇ることができるもの。ただ人口が先細る中で、和食文化を残していくためには、勘と経験以外の方法で世界にその魅力を広げる必要がある」と力説する。同アカデミーでは、会員のうち3分の1近い100人が「料理人でなく学者」であると述べ、「海外の人にも目で見て分かる形で和食について説明できる」と話す。また、海外で日本の食材が求められている中、「食材を出す側の意識改革も必要」と語った。
マレーシアをはじめとするイスラム圏でのハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)に和食が対応できるかとの問いには「伝統的な和食では基本的に牛や豚の肉を使わないなど、最もハラルに対応しやすい食事だと思う」と話す。料理酒やみりんの代わりに半分の量の砂糖で代用することも可能だと説明した。
タイ 2016/02/18(木曜日)
飲食マイナー、タイ料理店の海外展開を加速[商業]
タイのホテル・外食チェーン経営大手マイナー・インターナショナルは、傘下のマイナー・フード・グループを通じてタイ料理店の海外展開を強化する。5年以内に国内外合わせて200店以上とする計画だ。ホテル・住宅事業でも近隣国の開発を促進する。
17日付ネーションによると、タイ料理店「タイ・エクスプレス」では中国の支店数を70~80店に増やす。同ブランドの支店数は現在計51店(シンガポール25店、ベトナム15店、タイ4店、マレーシアと中国が各3店、モルディブ1店)となっている。
タイ料理ファストフード「グラブ・タイ」、レストランチェーン大手のS&Pシンジケートとの合弁会社パタラ・ファイン・タイ・キュイジーヌを通じて展開する高級タイ料理店「パタラ」「スダ」は、英国で計20店舗体制とする計画。同国では現在、S&Pシンジケートが単独でパタラ4店、スダ1店を運営している。マイナーとS&Pは資本提携しており、マイナーがS&Pに33%を出資している。
飲食店以外では、17日にインドネシアの国営建設会社ウィジャヤ・カルヤと折半出資で同国にホテルや住宅を開発・運営する合弁会社ウィカ・リアルティー・マイナー・デベロップメントを設立すると発表。登録資本金は2,600億インドネシア・ルピア(約22億円)。マイナーは、傘下のMHGインターナショナル・ホールディング(シンガポール)を通じて出資する。
どうも日本は東京五輪の実現に向かって重たい荷物を背負いつつあるようだ。国立競技場問題の次はエンブレム問題で、これから何が起こるのだろうと滅入った気分になる。正直な所、東京オリンピック招致が「おもてなし」で決まった時、やるべきことが違うのではないかと、素直に喜べない感覚を抱いた人はそれほど少なくなかったと思うのだ。(エフティーピーエス 代表取締役=徳江倫明)

先日のNHKの調べでは、川内原発の再稼働に反対している人が48%とのことだった。他のメディア調査でも過半数以上が反対だ。安保法制に対してもしかり。それらの人々は、おそらく五輪招致に疑義を持った人と、どこか通底している気がする。
その東京五輪で、悩ましい問題がもう一つ浮上している。選手村で使われる食材の選定基準だ。2012年のロンドン五輪では、食材は食品安全に加えて環境配慮基準にも沿って調達されていたことは、日本ではほとんど知られていない。
2016年のリオデジャネイロ五輪も同様で、とりわけ重視されているのが資源の「持続可能性」という視点だ。
農産物でいえば、環境配慮や安全衛生を重視した管理基準である適正農業規範といわれるGAP(Good Agriculture Practice)認証。海産物では「海のエコラベル」とも言われ、海洋環境を守り、水産資源の持続的利用に配慮した海産物を認証するMSC(Marine Stewardship Council)認証などである。
さらに食材ではないが、選手村で使用される家具類も、森林資源の持続的利用に配慮した木材であることを保証するFSC(Forest Stewardship Council)認証品を使用するという。
http://www.alterna.co.jp/17268
フランスで「賞味期限切れ食品」の廃棄を禁止する法律が成立した。世界で類を見ない画期的な法律であると世界各地のメディアで取り上げられ話題になっている。課題もたくさんあるが、フランスのこの取り組みは日本でも参考になるのではないだろうか。
フランスで2016年2月初めに「賞味期限切れ食品」の廃棄を禁止する法律が成立したのをご存じだろうか。類を見ない画期的な施策であると世界各地のメディアで取り上げられ話題になっている。
日本では、愛知県の産業廃棄物処理業が廃棄処分になった冷凍カツを横流ししていた事件がまだ記憶に新しい。そういう背景からも、フランスのニュースは日本でも一部ネットで取り上げられた。
実のところこの法律は、2015年5月の時点で法案としてフランス下院を通過しており、世界では今よりも当時のほうが話題になっていた。日本も同じで、当時ネットを中心にやはり「日本もやるべきだ」といった論調を目にした(ちなみに法案はその後、一旦無効になったが2015年末に復活した)。そして今回、その法案が正式に成立したことで改めてスポットライトが当てられている。
ただ日本で報じられているサラッとした内容ではこの法律の本質は見えてこない。その本質をよく知れば、日本もこの法律を改良して、導入を検討してみればどうかと感じさせられる。
そもそもこの法律は、貧困対策やチャリティーなどを支持する人権派の議員らが中心となって活動し、成立にこぎつけた。フランスのスーパーマーケットは、賞味期限切れ、または賞味期限に近づいている食品を廃棄すること(「食品ロス」と呼ばれる)はできなくなり、その代わりに、普通なら廃棄する食品をボランティア組織やチャリティー団体に寄付することが求められる。現物の寄付を受け取った団体は、貧しい人々のために食品を分配することになる。
比較的多くの廃棄食品が出る大規模店(法律によると400平方メートル以上の店)は必ず、貧困対策を行っているようなチャリティー団体と契約を結ぶ必要がある。さもないと罰則を受けることになり、最大で約8万4000ドル(約970万円)の罰金または最大2年の禁固刑を課される可能性がある。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1602/12/news024.html
アジアでは知名度も高い「うどん」が、今度は西欧諸国で人気の予感。イギリスが火付け役となり、ロシアにまで「うどん新風」が広がっているようです。なんちゃって日本食も多い海外で、はたして日本人も納得のうどんは広がって行くのでしょうか。
「うどん」が「ポスト・寿司 / ラーメン」の座に
世界的な日本食ブームにある昨今、英インディペンデント紙は、寿司やラーメンに続く「うどんブーム」の兆しについて報じました。
通訳は同誌ライターに、「うどんはイギリスで言うところのハム・サンドイッチですよ」と説明したとか。
この例えが適切かどうかは別として、サンドイッチのようにお手頃な食べ物として、イギリスの人々が「うどん」に興味を持ち始めているのは事実のようです。
では、このうどんブームの火付け役となったのは一体誰なのでしょうか。
それはイギリスの「Wagamama」というチェーン・レストランで、「ジンジャーチキンうどん」をメニューに加えたところ、お客さんの人気を集めたようです。
2010年には日本食レストランの「Koya」が、うどんの提供を始め、9.9ユーロの「豚味噌ヌードル」のために、寒空の下、一時間も列をなすお客さんがいるとか。
また、日本でも人気のマークス&スペンサーが先月からうどんの販売を始めるなど、イギリスでは着実にうどんの知名度が上がっているようです。
さらに、このうどんブームはイギリスに留まらず、寿司レストランが多数展開しているロシアのモスクワでも、2013年に丸亀製麺がオープンしています。
開店後は予測の2倍となる一日あたり一千人の客が来店し、列に並ぶ客がモタモタしないように、お店はビールの販売を中止するなんていう事態もおきたようです。
うどんの販売をスムーズに行うために、お酒好きのロシア人がお酒の販売を辞めるなんて、うどん人気のパワーがうかがえますね。
ロシア人のうどんに対する反応、気になりますよね。
Trip Advisorによると、ほとんどの人は「うどん」を好意的に受け入れているようです。
「とても合理的、味噌うどんは大きくて、お腹いっぱい。料理の匂いもいいし、味も新鮮でまろやか。しょっぱすぎず、甘すぎ」
「コシがあるうどんが食べられるモスクワで唯一のお店。量も多くて、味もいい!」
「チキンスープのうどんを食べたけど、最悪だったよ!」
「食中毒にあっちゃった。だけど、うどんはすごく美味しかったよ!」
「うどんは美味しくて、ユニークだった。お茶が無料なのもいいね」
「なんちゃって」うどんとの攻防に注目
しかし、海外ではまがい物の日本食が出回っているのも事実。
ロシアを含め12カ国に店舗を持つ丸亀製麺や、シンガポール、台湾、インドネシアで香川県のうどんチェーン店「たも屋」が開店するなど、日本のお店が海外に進出している場合は安心です。
ところがフランスでは、天ぷらうどんと称して、海老フライがのっているうどんが出て来たり、台湾でもタピオカの粉を練りこんだうどんが販売されているなど、やはり良くも悪くもアレンジされてしまったうどんも存在しているようです。
日本食ブームのおかげで、本場の讃岐うどんを食べに来てくれるなど、国内でも海外からのお客さんが多く見られるようになってきました。
はたして、今回ヨーロッパに出て行った新たな日本食の代表「うどん」は一人歩きをせずにオリジナルの味を保ったまま、広がっていってくれるのでしょうか。
みなさんもヨーロッパへ行った時には、始まったばかりの「うどんブーム」の経過を是非チェックしてみてください。
Image by: Shutterstock
Source by: 英インディペンデント
文/MAG2 NEWS編集部


