インフォメーション

2016-01-23 15:54:00

小売業の販売動向の大部分が季節的な変化で決まるにもかかわらず、近年ではこれまでに経験したことのないような気候や家畜の疾病、予想外の消費傾向や卸売業界での変化が、小売業の食肉販売に影響を与えてきた。2016年の小売業界において、考慮すべき要因を見てみよう。

【消費傾向】

2015年、食肉の価格は多くの品目で前年を下回って推移しため、需要はまずまずだったが、食肉間(牛肉、豚肉、家きん肉)の競合が激しくなった。この傾向は2016年も続く見込みだ。

2015年も、タンパク質は食事の主力商品であり続けた。2016年もパレオ・ダイエットのようなタンパク質を豊富に摂るダイエットの伸びが予想され、食肉の需要増にも繋がるだろう。

また消費者の間では、農場から食卓までの透明性を求める傾向が強まっており、より多くの情報を欲している。すぐに入手可能な仕組みで情報を提供する必要性は、食品業界の各分野、特に小売とフードサービスで強まっていくだろう。

オンラインサービス、モバイル機能の増加、自宅への宅配など、小売業界での利便性への対応は進んでいる。加えて、伝統的な小売業にとって有効なのは、近年の成長分野である軽食部門の強化である。フードサービスやCVSから消費者を取り戻すために、素早く手軽なランチやディナーを店頭で提供することだ。調理済み食品、ビュッフェ、デリなどの人気が高まるだろう。

【牛肉】

牛肉卸売価格は前年比20%近くダウンした。牛肉価格は2015年8月中旬から急降下を始め、以来その傾向が続いている。牛肉の小売価格はこのところ前年比約7%減で推移しており、2015年9月中旬以降はほぼ2014年の実績を下回っている。

2015年第4四半期の牛肉価格は、供給増と輸出の低調により下落した。最新予測では、2016年の牛肉供給は引き続き拡大基調が予想されており、輸出の改善がなければ2016年の牛肉小売価格は右肩下がりとなるだろう。

【豚肉】

2015年、豚肉の生産量は記録的に多く、卸売価格はここ数年間の底値に沿う水準で推移した。2015年第4四半期の週当たりの豚肉生産量は、過去最高を記録した。潤沢な生体豚の供給、枝肉重量の増加、そして輸出不振によって国内向けの豚肉供給量が増大した。これにより、小売業者は豚肉価格の安値に着目し、販促頻度と販売量が増加した結果、食肉間の競合が強まった。

豚肉の小売価格は、2015年春以降は概ね前年水準以下で推移し、消費者にとって魅力的な価格で提供されている。比較対象となる多くの豚肉品目が、鶏肉の価格を下回る水準で売り出されることも多かった。2016年を通して、もし生産量が前年を上回るなら、卸売価格はここ数年間の底値付近で推移する可能性がある。その結果、豚肉は食肉売場で競合する他の食肉の価格に比べて、依然として優位な位置にあり続けるかも知れない。

 

※2016年1月4日 FOODMAERKET.Com


2016-01-23 15:52:00

CBWが毎年行っている肉牛肥育業者トップ30社の2015年調査によると、上位30社の収容能力は120フィードロットで594万頭だった。施設数、収容能力ともにほぼ前年並み。30社合計で米国内のフィードロット(1000頭以上)が保有する55%の肉牛を肥育する能力を持っているということになる。

調査対象の多くの肥育業者には、昨年、市場の不安定さと資産の損失が大きな問題となった。肥育業者の中には不安定さの原因は高頻度の取引にあると指摘するものもあり、また価格の見極めが難しいことも上げている。

Cattle Empire社のロイ・ブラウンCEOは「肥育牛、肥育素牛ともに振れ幅が大きく、利益を予測することができない中で、安定した牛の売買は非常に難しかった」という。市場の激しい変動は肥育ビジネスの経営維持を困難にし、銀行や外部株主からの重圧を受けることに繋がったようだ。

 

※2015年12月21日 CATTLE BUYERS WEKKLY

 2015年 肥育業者ランキング上位30社(上位20社まで抜粋)
 

2016-01-23 15:50:00

シンガポール  2016/01/18(月曜日)
日本産牛・豚肉、個人消費用で持込可能に[農水]

日本の農林水産省は15日、日本産の牛肉・牛肉製品、豚肉・豚肉製品について、簡易証明書があれば土産物などの個人消費用携帯品としてシンガポールに持ち込むことができるようになったと発表した。1人当たり5キログラム以内であれば手荷物として持ち込める。

シンガポールの農畜産物管理庁(AVA)と簡易証明書の導入で合意した。農林水産省の担当者によると、同日から施行する。AVAはこれまで、日本産牛・豚肉を個人が持ち込むことを認めていなかった。

あらかじめ簡易証明書が添付されている牛・豚肉については、空港や港の売店で購入した後、空港・港内の動物検疫所で検疫手続きを受けなくても、そのままシンガポールに商品を持ち込むことができる。日本国内で市販されている牛・豚肉も、表示などで日本産であることが確認できれば、動物検疫所で簡易証明書の交付を受けることで、個人消費用としてシンガポールに持ち込める。

農林水産省の担当者は、「今回のような簡易証明書を導入するのはシンガポール向けが初めて。他の国・地域とは合意に向けて現在協議中だ」と話した。

シンガポール向けの日本産牛・豚肉の輸出は、商業用貨物では動物検疫所での輸出検査が義務付けられている。個人消費用で5キログラムを超える牛・豚肉のシンガポール向け輸出は、商業用と同様に動物検疫所で輸出検査を受ける必要がある。


2016-01-17 11:35:00

米国農務省は、1月12日(現地時間)、2015/16年度の9回目の世界及び主要国の
穀物・大豆に関する需給見通しを発表しました。その概要は以下のとおりです。
-2015/16年度の穀物全体及び大豆の生産量は、消費量を上回る見込み-

1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
24億6,746万トン(対前年度比 1.3%減)
(2)消費量
24億6,067万トン(対前年度比 0.3%増)
(3)期末在庫量
5億6,652万トン(対前年度比 1.2%増)
(4)期末在庫率
23.0%(対前年度差 0.2ポイント増)

《主な品目別の動向》
〈小麦〉
 生産量は、インド、アルゼンチン等で減少するものの、ウクライナで春の降雨による
作柄改善から増加、中国、豪州等で増加することから、世界全体では史上最高の前年
度を更に上回る見込み。また、消費量は、EUで飼料用需要が増加すること等から史
上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度よ
り上昇。
(1)生産量
7億3,539万トン(対前年度比 1.3%増)
・中国、豪州、ウクライナ等で増加、インド、アルゼンチン等で減少
(2)消費量
7億1,614万トン(対前年度比 1.3%増)
・EU等で増加
(3)期末在庫量
2億3,204万トン(対前年度比 9.0%増)
・中国、EU、米国等で増加、インド等で減少
(4)期末在庫率
32.4%(対前年度差 2.3ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、中国、カナダ等で増加するものの、EUで乾燥により減少、米国、ウクライ
ナ、ブラジル、南アフリカ等でも減少することから、世界全体では史上最高の前年度を
下回る見込み。また、消費量は、中国、ブラジル等で増加するものの、EUで飼料用需
要が減少すること等から前年度を下回る見込み。世界全体の生産量は消費量を上回
り、期末在庫率は前年度より上昇。
 なお、南アフリカの生産量は、2015年12月を通じて高温・乾燥型の天候に見舞われ、
収穫面積及び単収が低下することから、前月より下方修正。
(1)生産量
9億6,793万トン(対前年度比 4.0%減)
・中国、カナダ等で増加、EU、米国、ウクライナ、ブラジル等で減少
(前月に比べ、南アフリカ等で下方修正)
(2)消費量
9億6,622万トン(対前年度比  1.0%減)
・中国、ブラジル等で増加、EU等で減少
(3)期末在庫量
2億894万トン(対前年度比 0.8%増)
・中国等で増加、EU、ブラジル等で減少
(4)期末在庫率
21.6%(対前年度差 0.4ポイント増)

〈米(精米)〉
 生産量は、インド北東部でカリフ米の単収、タイで乾燥による収穫面積の減少及び単
収の低下により減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費
量は、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量
を下回り、期末在庫率は前年度より低下し、2006/07年度以来の低い水準。
 なお、フィリピンの生産量は、2015年10月に主産地を襲った台風による被害が、当
初予測より少なかったことから、前月より下方修正。
(1)生産量
4億7,012万トン(対前年度比 1.7%減)
・インド、タイ等で減少
(2)消費量
4億8,427万トン(対前年度比 0.5%増)
・中国等で増加
(3)期末在庫量
8,970万トン(対前年度比 13.6%減)
・インド、タイ等で減少
(4)期末在庫率
18.5%(対前年度差 3.0ポイント減)

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、アルゼンチン等で減少するものの、ブラジルで現地通貨の下落に伴う輸
出競争力増から収穫面積が増加し史上最高が見込まれることから、世界全体では前
年度を上回り史上最高となる見込み。また、消費量は、中国、アルゼンチン等で増加
することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回るものの、期
末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
3億1,901万トン(対前年度比 0.1%増)
・ブラジル等で増加、アルゼンチン等で減少
(2)消費量
3億1,404万トン(対前年度比 4.5%増)
・中国、アルゼンチン等で増加
(3)期末在庫量
7,928万トン(対前年度比 3.1%増)
・米国等で増加、アルゼンチン等で減少
(4)期末在庫率
25.2%(対前年度差 0.4ポイント減)



2016-01-17 11:32:00

米国では大戸屋に90分待ち! 日本の定食屋はなぜ高級料亭になれたのか?

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あっという間に年が明けて、間髪入れずに仕事始めとなった感のある2016年のお正月。メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者である高橋克明さんは、年越しは今年も仕事でタイムズスクエアのカウントダウンに行ったとのこと。でも実は、元日になった時間帯にあの定食屋「大戸屋」が大行列していたとか。日本では超おなじみだけど、NYでは客が並ぶその理由とは…?

90分待ち!?ニューヨークでは超満員な日本の定食屋

少しでもNYを身近に感じて頂くため、そしてNYに興味がない方にも、この街を書くことによって、日本で暮らすことの素晴らしさ(あるいは、ちょっとヘンなとこ)諸々に気付き、 日々の生活に反映して頂けたら、これ以上ないほど嬉しい。今年も書き続けていきたいと思っています。(てか、笑って頂ければそれで十分です♪)

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今年も年越しはタイムズスクエアのカウントダウンの取材に行ってきました。シゴトです(苦笑)、5年連続。プライベートも入れれば10年連続。(こんなことなら、プライベートで行かなきゃよかったよ)さすがに来年あたりからうちの若い社員にバトンタッチしたいところです(もちろん、現場に着いたら着いたで楽しいんだけど)。

元旦には昨年同様、家族で大戸屋NY店に行きました。

え!? お正月に大戸屋!? 元旦にあの、ファーストフード並みの大戸屋?

日本の方は驚くかもしれませんが、こっちの「OOTOYA NY」は、チップタックス合わせると、ちょうど日本の3倍の価格設定です。 内装も少し小洒落て、実は高級とまで言わないけど、少し高いレストランになります(料理は日本とまったく同じだけど)。

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例えば、日本でデートに大戸屋や一風堂に連れて行くとぶっ飛ばされると思いますが、こっちで大戸屋、一風堂に連れて行くと、基本、みんな目がハートマークになります。 日本人、アメリカ人、ともにです。

クリスマスイヴもカップルで超満員で、満員過ぎて予約は受け付けてません(大戸屋がだよ 笑)。

料理は日本のそれとまったく同じだけど、日本とまったく同じってことはニューヨークでは素晴らしく美味しい部類に入ります。

オフィスから歩いて5分のとろこに大戸屋ミッドタウン店はあるので、僕もスタッフも割と利用していますが、少し贅沢ディナーな感じです。

今回もアペタイザーと定食二つ。ホリデーなので、少し多めにチップを置くと、$70(約8500円)。日本でふたりで大戸屋で8000円ってなかなか遣えないと思います。

実は4年前のオープン時、プロモーションとして少しだけ弊紙もお手伝いさせて頂きました。で、僕は西日本の出身でしたので、もともと日本の「大戸屋」を知りませんでした。当時はまだ関西方面に進出してなかった。東京では知らない人がいない定食屋さんでも、大阪より西は知らなかった人は多かったと思います。

なので、僕にとっての「大戸屋」はニューヨークが最初でした。ニューヨーク店の立ち上げにプロモーションでお手伝いさせて頂いた際に見た高級な内装と高級な料理が最初。なので、東京に出張で行った際に、逆にその安さと気軽さに驚いたくらいでした。

会長にもインタビューさせて頂いたのですが「日本の味をそのまま持ってきた」というところを非常にアピールされていました。そのあたりがいつもニューヨーカーが行列になっている秘訣かな、と思います。

先日、ニューヨーク一風堂店の前に、リムジンが横付けされて、中からスーツを着た日本のお偉いさんたちが出てきて入店するところを目撃しました。

おそらく日本から出張で来ている役員が、そろそろ日本食ってことで連れられて来てるのだと思います。 

一風堂にリムジンで横付け。 

日本だと考えられない光景だと思います(笑)。とにかく一風堂も超満員。 先日行ってみると「90Min!」って言われました。 ラーメン一杯に1時間半待つ気はない僕たちはそのまま帰りました。 とにかく僕たちの中では超満員でなかなか入れない、というイメージなので、逆に足が遠のくくらいです。

ちなみに味は日本のそれとまったく同じです。

とにかく大戸屋も一風堂も超満員。 地元のニューヨーカーでいつも大盛況です。

image by: Shutterstock

 

『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』 より一部抜粋

著者/高橋克明


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