インフォメーション
菊地原正和(きくちはら・まさかず)料理人(38歳)は,2011年10月に公邸料理人としてマドリッドに着任。ベルギーやイタリアの日本大使公邸で料理人として働いた豊富な経験を活かし,当地スペインでも,大使公邸での重要なお客様を招いての会食やレセプションにおいて,多彩で美味しい和食を提供し大好評を博しています。今回は菊地原料理人にその経験の一端を語ってもらいます。
スペインでも日本食は人気ですか?
はい。スペインは食事を楽しむ伝統のある国ですが,最近は健康志向もあって日本食が大ブームになっています。
和食の食材はどうされていますか?
大半の食材は当地で入手できます。スペインは日本と並ぶ漁業国で新鮮な魚介類が豊富にありますし,新鮮な野菜やフルーツもあります。イベリコ豚や地中海畜養マグロ等を含めできるだけ現地の食材を活かしながら,多彩なメニューを作ろうとしています。
大震災後の日本食材についての風評被害はありますか?
当地の人はあまり気にしていないようです。しかし,昨年11月には公邸で「日本酒・日本料理デモンストレーション」が行われ,日本から来られた有名シェフとともに,東北地方の日本酒や日本食の魅力を紹介し,風評被害の解消と被災地の復興をアピールすることができました(写真参照)。
公邸以外でも和食を提供したことがありますか?
本年1月,毎年国内外の観光関係者20万人以上が来訪する「マドリード国際観光見本市(FITUR)」の日本ブースで和食デモンストレーションを行いました(写真参照)。
公邸料理人として一番気をつけていることは何ですか?
お客様が最大限ご満足いただけるよう,お客様の年齢や性別,嗜好等を考えながらメニューを検討し,誠心誠意おもてなしの心で料理を作っています。また,大使の健康管理にも気を配っています。
今後の抱負を一言お願いします。
明年6月から「日本スペイン交流400周年」事業が行われます。私としても,食文化を通じた交流に少しでも貢献できればと思っています。
佐藤悟在スペイン大使のコメント:
私は,公邸にお招きしたお客様によく冗談交じりで「この公邸はスペインで二番目に美味しい和食レストランです」と言います。すると,お客様は一番美味しいところはどこだといろいろ聞きますが,食事が終わると,異口同音に「こんなに綺麗で,こんなに美味しい和食を食べたのは初めてだ。公邸はスペイン一のレストランだ」と言っていただきます。菊地原料理人のおかげで,数多くの日本ファンが生まれつつあります。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/spain_kikuchi.html
サン・テミリオンの新しい格付け
Classement des grands crus de Saint-Emilion
----------------------------------------------------------------------
9月6日に行われた全国AOCワイン委員会で、サン・テミリオンの新しい格付け
の提案が認められた。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm0910.html#committee-1
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
収穫関連情報 2012
Les vendanges 2012
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
プロヴァンス 収穫開始
Coup d'envoi des vendanges en Provence !
----------------------------------------------------------------------
プロヴァンスでは8月27日に収穫が始まった。春が涼しく雨も降ったために、
ぶどうがゆっくりと熟し、収穫開始は昨年よりも少し遅くなった。ぶどう畑の
衛生状態は健全であり、2011年並みの収穫量が予想されている。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm0910.html#committee-2
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ボージョレーの2012年の収穫公示は9月7日に決定
Vendanges dans le Beaujolais : le ban 2012 est fixe au 7 septembre
----------------------------------------------------------------------
ボージョレーでの最初の収穫が、最も早熟な区画で9月7日に開始されることと
なった。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm0910.html#committee-3
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
笑みがこぼれるローヌ地方
Vendanges 2012 : le Rhone a le sourire
----------------------------------------------------------------------
夏が乾燥していたおかげで、春先のカビ病のリスクもなくなり、ローヌ地方の
ぶどう畑の衛生状態はとても健全である。収穫はローヌ地方南部で9月10日、
北部で9月17日から開始される見込みである。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm0910.html#committee-4
----------------------------------------------------------------------
<お断り>
以下は、収穫状況に関して、各メディアからの情報を抜粋し、ご紹介している
ものです。公式の収穫開始日、ヴィンテージの評価などについては、各ワイン
委員会からコミュニケが発表され次第、随時メルマガでご紹介していきますの
であらかじめご了解ください。
----------------------------------------------------------------------
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ボルドーで最初の白ぶどうの収穫が始まる
Vendanges : premiers coups de secateur dans le vignoble bordelais
----------------------------------------------------------------------
ボルドーでの2012年の最初の収穫が9月3日に開始された。この日、AOCペサッ
ク・レオニャンのシャトー・ラトゥール・マルティヤックで、ソーヴィニヨン・
ブランの収穫が始まった。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm0910.html#committee-5
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2012年の収穫量が極端に減少
Vendanges 2012 : une recolte exceptionnellement basse
----------------------------------------------------------------------
2012年のぶどうの収穫量は、4,250万hlとなるという見込みが発表された。収
穫量の多かった昨年の5,100万hlを大きく下回り、この10年間の平均である
4,600~4,700万hlよりも減少する。霜で大きな被害を受けた1991年以来の少な
い収穫量である。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm0910.html#committee-6
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2011年のフランスワインの輸出金額は過去最高を記録
Les exportations de vins en France
----------------------------------------------------------------------
2011年のフランスワインの輸出金額は、対前年13%増の71億7,000万ユーロで過
去最高を記録した。輸出数量は同5%増の1,416万ヘクトリットルであった。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm0910.html#committee-7
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆フランス情報◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
シャトー・ド・ジュヴレ・シャンベルタン:中国投資家の計画
Chateau de Gevrey-Chambertin : les projets de l'acheteur chinois
----------------------------------------------------------------------
ブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタン村にあるシャトー・ド・ジュヴレ・
シャンベルタンを買収した中国の投資家は、栽培醸造をドメーヌ・ルソーに委
託した。またシャトーについても修復を行うという。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm0910.html#france-1
Worldwatch Institute
VITAL SIGNs
★広がる農地収奪
世界で2000年以降に、民間及び公的投資機関に売却又はリースされた農地面積は
推定7020万ヘクタールに及んでいる。その大半は2008年から2010年にかけて取引
されたもので、ピークは2009年であった。当研究所のキャメロン・シーアによれば、
2010年はピーク時より相当に減少はしているが、2005年以前の水準で依然として
取引が行われている。
さて、このような動きはランド・グラブ(農地収奪)と呼ばれ、その定義もさまざまで
あるが、本稿では「民間及び公的投資機関による、農地の大規模な購入」とする。2012年
4月、ランド・マトリックス・プロジェクト(世界の45を上回る調査組織及び市民組織
から成るネットワーク)が冒頭の7020万ヘクタールの1,006件の取引内容の詳細なる
データを発表した。
そのデータによれば、このランド・グラブの最大の舞台はアフリカで、その面積は
3430万ヘクタールに及んでいる。なかでも、東アフリカに集中していて、310件の取引が
あり、面積は1680万ヘクタールを占めている。この背景にあるのは、世界からアフリカに
向けられた海外直接投資が2000年から2010年の間に2.59倍に増加している事である。
アフリカに続くのが2710万ヘクタールのアジア、そして660万ヘクタールのラテン・
アメリカである。
一方、投資側には82か国がリストアップされていて、これほどの集中はみられない。
敢えてまとめれば、ブリックスのブラジル・インド・中国の3か国の合計が1650万ヘクタール、
全面積7020万ヘクタールの24%を占めていることになる。工業化が進むアジアの3か国、
インドネシア・マレーシア・韓国の合計は、取引件数274、面積3050万ヘクタールに
及んでいる。
アメリカとイギリスは合わせて640万ヘクタールになる。乾燥地帯に位置する有力な
産油国、サウジアラビア・アラブ首長国連邦・カタールの3か国の合計は460万ヘクタール
である。
南アフリカ・中国・ブラジル・インドには投資側であると同時に、その対象にもなると
いう両側面がある。世界的にみれば、2つの特徴が挙げられる。まず、新興国が近隣の
文化的にも近い国を投資対象にランド・グラブを展開している事である。いまひとつは、
経済力の強い国、あるいは経済力を強めつつある国が、とりわけ農地の少ない場合に、
財政的に貧しい国、その一部は食料の輸入依存度が強く近年の農産物価格高騰によって
暴動が起きたような国の農地を買い上げている事である。
2007年から2008年にかけて複数の途上国における食料暴動の原因となった世界的な
農産物価格高騰は、国際市場における需給逼迫、従来は供給側にあった一部の国における
輸出禁止措置に加えて、思惑的な投機資金が市場に大量に流入した事も大きく影響した。
食用農産物の国際価格が高止まりするなか、その投機資金は2009年のランド・グラブにも
向かった。加えて原油価格が基本的には上昇を続けるなか、バイオ燃料への需要が高まり、
その原料となる農産物の作付地の拡大のためのランド・グラブにつながった。
ランド・グラブには不透明な部分が多い。そのターゲットになる途上国、とりわけ
アフリカでは土地所有権が確立していないことが多く、現地の住民は経済的見返りや
代替農地もなく、実質的には追い出されることになる。自然と折り合いながら受け継がれ
てきた在来農法にくらべ、短期的な生産を最優先するような収奪的近代農法が持ち込まれ
れば、それだけ環境への負荷は大きく、現地の人々の生活環境も悪化するであろう。
キャセイパシフィック航空と同社の全額出資子会社の香港ドラゴン航空は、フカヒレなどサメ由来の食材輸送を停止する。フカヒレ目当てのサメ乱獲が増え、一部の種が絶滅の危機に瀕している中、サメ関連製品の輸送は、環境に配慮した発展を促進する同社の理念に反すると判断した。約3カ月の移行期間を経て、関連業務を終了する。
香港在住の英国人カメラマンでサメ保護を訴えるアレックス・ハフォード氏は1カ月ほど前、40以上の環境保護団体と共に、キャセイ航空に対し、フカヒレ輸送中止を求める書簡を送っていた。ハフォード氏によると、香港が昨年輸入したフカヒレの量は1万200トンで、空輸が13%を占めた。このうちキャセイが2~5割の輸送を担っているという。フカヒレ貿易のうち、香港が過半数を占めているとの統計もあり、大手2社が輸送を停止することで、香港や中国本土への輸入が大幅に減るとみられている。
6日付明報によると、キャセイの広報担当者は、具体的なフカヒレ輸送量は明らかにしていないが、「業務に大きな影響はない」と説明している。<香港>
イトーヨーカドー、イオン等の大衆的な百貨店が中国市場で足場固めを行う中、新たな日系百貨店が中国市場に攻勢をかけようとしている。3日発表された情報によると、三越や高島屋等の老舗百貨店は来年、上海等で新店舗を設立する予定だ。日系百貨店の市場判断能力は誰もが認めるものだが、中国は今まさに、ショッピングモール時代に向け歩みを加速している。今回の日系百貨店による中国市場進出は、長い道のりを歩むことになるだろう。北京商報が伝えた。
◆日系老舗百貨店の進出
日本政策投資銀行はこのほど発表したビジネス戦略調査報告書の中で、中国が日系百貨店の主な投資先となると指摘した。三越や高島屋等の老舗百貨店は来年、上海等で新店舗を設立する予定だ。
三越と高島屋は、日本国内では高級百貨店として知られる。三越伊勢丹ホールディングスは日本最大の百貨店チェーンを経営するグループだ。10数年間の日本勤務歴を持つ、某日系百貨店の関係者は、「三越と高島屋は、日本では典型的な『質を重視する』百貨店で、土地選定や店内のデザインに秀でている」と指摘した。
◆本土市場が飽和化
上述した報告書は、「日本の百貨店業界は各種専門店の台頭や30-50代の衣料品支出の減少を受けて収益が低迷している。海外進出が重要な突破口となる」とまとめた。三越や高島屋等、本土での発展に取り組んできた企業も、隣国に店舗を開設している。北京市の高級デパートの「新光天地」は、三越伊勢丹ホールディングスの台湾子会社・台湾新光三越と北京華聯の共同出資により設立された。また新光三越の蘇州店も、計画通りであれば来年に開業する予定だ。
http://j.people.com.cn/94476/7936158.html
