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2012-09-08 22:33:00

キャセイパシフィック航空と同社の全額出資子会社の香港ドラゴン航空は、フカヒレなどサメ由来の食材輸送を停止する。フカヒレ目当てのサメ乱獲が増え、一部の種が絶滅の危機に瀕している中、サメ関連製品の輸送は、環境に配慮した発展を促進する同社の理念に反すると判断した。約3カ月の移行期間を経て、関連業務を終了する。

香港在住の英国人カメラマンでサメ保護を訴えるアレックス・ハフォード氏は1カ月ほど前、40以上の環境保護団体と共に、キャセイ航空に対し、フカヒレ輸送中止を求める書簡を送っていた。ハフォード氏によると、香港が昨年輸入したフカヒレの量は1万200トンで、空輸が13%を占めた。このうちキャセイが2~5割の輸送を担っているという。フカヒレ貿易のうち、香港が過半数を占めているとの統計もあり、大手2社が輸送を停止することで、香港や中国本土への輸入が大幅に減るとみられている。

6日付明報によると、キャセイの広報担当者は、具体的なフカヒレ輸送量は明らかにしていないが、「業務に大きな影響はない」と説明している。<香港>