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2015-01-30 17:49:00

中華から寿司へ 
ウルグアイのコメ消費


私は今ウルグアイとブラジルの国境の町で、コメ作りと精米、そしてそのコメの輸出を仕事としています。

 ウルグアイのコメ料理はもちろん「長粒種を使った……」と、紹介したいところですが、ウルグアイのコメ消費は非常に少なく、統計によれば国民一人あたりの年間白米消費量は、6キロにすぎません。その代り牛肉は一人あたり60キロと世界一の年間消費量です。白米ベースで100万トン以上を毎年生産していますが、人口350万人で年間の国内消費は2万トン程度です。

 スーパーでは1キロ入りの白米がたくさん売られています。ウルグアイでコメをスーパーで購入するのは、ヨーロッパからの移民を先祖に持つ人々がほとんどです。白米だけではなく玄米・香り米なども並んでおり、日本のスーパーのコメ売り場とは違った雰囲気が感じられます。

 その中にごくわずか短粒種白米と玄米が並んでいます。短粒種のブランド米は2つあります。1つはウルグアイで30年ほど前から日本品種を生産して、ウルグアイとブラジルで販売している農場のオリジナルブランドです。もう一つは、数年前から短粒種の生産と販売を始めたウルグアイ最大規模の精米業者で、ウルグアイの生産量の約半分を精米し輸出している会社のブランドです。

富裕層の間で人気の短粒種

 最近は、高級住宅街のスーパーの短粒種売り場近くでは、巻き寿司や握り寿司の作り方を説明した写真入りチラシを置いたり、出来上がった寿司をパック入りで販売したりもしています。価格は一般長粒種とは倍程度の価格差で販売され、寿司用短粒種と表示されたブランド米は、高付加価値米として販売されています。

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http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4608

 


2015-01-30 17:47:00
    • 地域情報
 2015.01.28.水

毎日シェフが変わるコミュニティレストラン〜コラボ食堂〜

コラボ食堂

 

主婦も農家も学生も----。誰でもシェフになれるって本当ですか?
そんな噂を聞き、訪ねた先は上田市にある複合施設「木楽歩(こらぼ)」。
赤いのれん「真田の六文銭」が目立つこのお店の中に、地元の農家やベテラン主婦らが気軽にシェフとなり、自家栽培や自分たちで調達した野菜を使いながら料理の腕を振るう「毎日シェフの変わる店〜コラボ食堂〜」があります。

ワンデイシェフで地産地消を楽しむ

コラボ食堂

柳町通り

上田市は、2016年の大河ドラマ「真田丸」の主人公・真田幸村(信繁)のゆかりの地。市内の所々に、昔ながらの城下町が立ち並んでおり、「木楽歩」もまた、旧北国街道の佇まいを色濃く残す柳町通りの一角に位置しています。

コラボ食堂

木のぬくもりに癒されるコラボ食堂店内

そんな「木楽歩」の中にあるのが、ワンデイシェフと呼ばれる形態で運営する「コラボ食堂」。ワンデイシェフとは、お店に登録した料理好きな方々が、シェフとして日々入れ替わりで食事を提供するというサービスのことで、近年注目を集めています。
食を通じて上田を盛り上げたいとの思いから、シェフ登録の条件は「地産地消」。仕入れはシェフそれぞれが担いますが、ほとんどが自分で生産した野菜や、直売所・知り合いの生産者等から仕入れたものを使っています。

コラボ食堂

シェフ登録している皆さん。それぞれの店舗名があります

「コラボ食堂」は今年(2015年)で設立6年目になります。
シェフの中には、趣味として登録している人もいれば、独立するための勉強として登録している人などもいて、目的はそれぞれ。
設立当初の説明会には、食の関心が高い人が参加はしてくれるものの、実際にシェフとして活動してくれる人はわずか5名程度。月に1回程度の活動や口コミ等で少しずつ人が集まり、今では40名〜50名の方々がシェフ登録をしています。

コラボ食堂

 

「おいしい!」を通じて人と人をつなぐ

また、シェフと気軽に直接やりとりできることも魅力の一つ。
普段、自宅で作っているレシピや食べ方の話から、上田の観光施設や地域情報まで、主婦・市民目線の貴重な情報を得ることができます。シェフ登録しているベテラン主婦の方から漬け物を教えてもらう若い女性もいたそうですよ。

コラボ食堂

「ほのかふぇ」という屋号でシェフをする落合淳子さん

今回シェフを担当していたのは、普段コラボ食堂や松尾町フードサロンで「ほのかふぇ」という屋号でシェフをするほか、介護施設に勤務している落合淳子さん。以前、東京都でカフェを経営していた経歴の持ち主で、知り合いの生産者から主に野菜等を仕入れています。落合さんは「信州でもいつか自分の店を持ちたい」と力強く話してくれました。

コラボ食堂

【この日、落合さんが作った料理】
・お豆腐ハンバーグ人参ソースがけ
・ひじきとれんこんの煮物
・白菜のスープ
・小松菜のおひたし
・小豆入り玄米ご飯
・リンゴの豆乳ヨーグルト添え

NPO法人「食と農のまちづくりネットワーク」

  • 長野県上田市中央4-7-27
  • 電話 0268-71-5355
  • miccafe1217@gmail.com

2015-01-30 16:45:00

マレーシア  2015/01/29(木曜日)
日本食の安全・安心の背景、地場飲食業者が学ぶ[食品]

農水省主催の「マレーシアと日本の食文化・食産業交流フォーラム」が28日、クアラルンプールで開催された。既に2~3年前から日本食レストランが急増し、「安心」「安全」の印象が強く根付くマレーシアで、それを実現する具体的なシステムをより深く紹介することに主眼が置かれた。両国の飲食サービス関係者ら約100人が熱心に聞き入った。

 



「日経レストラン」の戸田顕司編集長が「世界に広がる日本食のトレンド」と題して講演したのに続き、マレーシアで事業展開するホシザキ・シンガポールの山下和彦社長が、新鮮な食材を厨房に届けるためのコールドチェーンの仕組み、鮮度が大事なサラダや魚料理をおいしく仕上げるために不可欠な衛生システムが日本の高品質を支えていると説明。同社は業務用冷蔵・冷凍機器のほか、洗剤や化学成分を使わず滅菌効果を実現するイオン処理水システムをシンガポール、マレーシアなどで販売している。

ヌグリスンビラン州で東南アジア初のシメジ生産工場を設けたホクト・マレーシアの山本忠夫社長は、全自動化により人の手が触れることなくキノコを栽培する同社独自の生産システムを紹介したほか、低カロリーで繊維を多く含み、コレステロールの低減効果もあるキノコの健康食材としての利点について説明。また、マレーシアで日本料理レストラン「MIZU」などを経営する日本料理専門調理師・調理技能士の柳田哲也氏が、ワサビ、マスクメロン、マグロの3素材に焦点を当てて日本ならではの品質管理について、伝統的な手法から最新技術までを分かりやすく伝えた。

マレーシアで日本食レストランチェーンを展開するシンガポール人男性は「マレーシアで日本食展開するためにハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)認証を目指すことは非常にハードルが高い。自社でもシェフがうま味を増そうとハチミツをアルコールの代用とするなど試行錯誤しているが、まったく異なるものになる」と、ハラル対応ができる新たな素材への期待を語った。また、鮮魚卸会社経営のマレーシア人男性は「日本でマグロの完全養殖に成功したという話に興味を持った。マグロは国内で非常に人気が高いが、今はインドネシア産などの冷凍しか手に入らない」と関心を寄せていた。

 

■ホクト、ヌ州の工場から出荷開始へ

ホクトの山本社長はフォーラムの席上、ヌグリスンビラン州ニライのエンステック工業団地で建設していた工場が既に完成し、2月から出荷を開始すると明らかにした。フル稼働時の年産能力は1,000トンだが、600トンからスタートする。茶色のブナシメジ、「ブナピー」の名称で売り出すホワイトシメジの2種を生産し、シンガポールにも輸出する。同社のシメジはこれまでも日本からマレーシア市場に輸出され、大手小売店で販売されている。山本社長によると、日本ではブナシメジの人気が圧倒的であるのに対し、マレーシアやシンガポールではホワイトシメジを好む消費者の割合が高いという。


2015-01-30 16:43:00
フードリンクニュースでは「2015年、居酒屋の復活。」と題した特集で連載レポートを掲載したが、その中で総合居酒屋の不調がささやかれる一方、「磯丸水産」や「魚盛」などの海鮮居酒屋は好調であることを紹介させてもらった。この「磯丸水産」は、生簀や水槽、トロ箱などを見せるように配置し、浜焼きスタイルで魚介類が楽しめるタイプの通称"トロ箱系居酒屋"を世に広めた功労者であるが、今回はこれらの海鮮居酒屋の数ブランドを実際に利用し、ブームの理由を解析していきたい。
 
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「磯丸水産」の名物である浜焼き。卓上コンロで魚介類を焼くという、エンターテインメント性あふれる特徴だ。
 
 最初に、海鮮居酒屋やトロ箱居酒屋が好調な理由を述べておこう。1つめは、昼間から酒を飲みたいシニア層、要するに定年を迎えた団塊の世代(主に今年65~68歳)のニーズと合致したからである。日中の時間が自由になった彼らの増加は、たとえば「コメダ珈琲」の人気にも通じる。そして飲みたい場合は、多くが「昼間は営業していない」または「昼は定食しか提供していない」総合居酒屋ではなく、ファミレスで昼から飲む。これが「ちょい飲み」のブームにも影響しているのだ。そんな現状にあって、24時間営業している「磯丸水産」はシニア層の欲求に見事ハマったといえよう。
 
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「磯丸水産 西新宿一丁目1号店」の外観。2階建てになっており、派手な看板や「24時間営業」のサインが目立つ。
 
 2つめは、魚をおいしく食べられるようになったことだ。これは流通ルートの改善に伴う鮮度の向上に加え、「神経締め」という魚の鮮度の劣化を防ぐ技法が漁獲関係者に広まったことも大きい。3つめは、内食の魚離れに起因する。街の魚屋からではなくスーパーで魚を買うようになるとともに、調理や後処理に手間がかかる魚を家庭で扱う機会も減り、結果として外食で魚料理を求める動きが強まった。4つめは、生簀に魚が泳いでいたり、板前が目の前で魚を捌いてくれたり、浜焼きのようなスタイルで、あえて魚や貝類をトロ箱に入れたりするエンターテインメント性が魅力になっているという点。5つめは、魚料理のヘルシーさが改めて注目されているからだ。1つめで述べた定年後の団塊世代のニーズにもつながるが、シニア層は必然的に健康を意識するため、飲食シーンの利用を総合居酒屋から海鮮居酒屋へシフトしたくなる。そんな背景も追い風になっているといえよう。
 
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「魚盛」のエントランス。手前の木箱がトロ箱で、水色の生簀の中には貝類や鮮魚が泳ぐ。
 
 続いて店舗レポートだが、まずはやはりトロ箱系居酒屋のパイオニア的存在であるSFPダイニング株式会社(東京都世田谷区 代表:寒川 良作)の「磯丸水産」を紹介しよう。訪れたのは、西新宿一丁目の家電量販店などが集中するエリアの一軒だが、この一帯には「西新宿一丁目2号店」や「西新宿一丁目3号店」もあり、強力なドミナント体制が敷かれている。先述したように多くの「磯丸水産」は24時間営業であり、ターゲットには定年後のシニア層のほか、朝まで働く同業者や水商売関係者も多い。またビジネスマンのランチ利用や買い物客を目当てにした昼のみの需要も目論んでいる。それもあって、新宿や池袋、上野といったターミナル駅周辺の出店が目立ち、特に新宿駅周辺は9店舗もの「磯丸水産」が存在する密集地だ。店の存在にも気づきやすいから入りやすく、店によっては昼間からちょい飲みセットを提供するといったサービスもウケているようだ。
 
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店内は浜辺にある海の家をモチーフにしたような、あえて簡素な造りが特徴だ。卓上の上にはコンロが置かれている。
 
 実際日曜日の昼に訪れてみたが、利用客は高齢者の仲間内や老夫婦に加え、仕事終わりと思われる黒服姿の人やデート利用のカップル、外国人観光客など実に幅広く、若い女性のグループ利用も見られた。この店には生簀はなく水槽のみだが、テーブルの上にはコンロがあり、浜焼きメニューも充実。ランチ利用者に向けた海鮮丼メニューが多いのも特徴といえよう。
 
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「貝類盛り合わせ」はホンビノスガイ、ホタテ、サザエのセットとなり1186円。「〆さばの炙り」と「縞ホッケ」はともに754円で、「キリン一番搾り」は538円。
 
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海鮮丼はランチで特に人気。同店には8種類があり、写真は約8種の具が乗る「バラチラシ丼」(966円)。
 
 この「磯丸水産」をモデルに、「花の舞」などで知られるチムニー株式会社(東京都墨田区 代表:和泉 學)によって運営されているのが「豊丸水産」だ。都内には上野と田無、武蔵境にしかないが、これから増える可能性は大きい。漁船の旗や魚屋の看板が配されたデザインなど、基本設計は「磯丸水産」と大きく変わらないが、若干料金が安めなのと、肉のメニューが用意されているのが魅力といえる。24時間営業ではなく、昼に営業している店舗も少ないが、浜焼きと同時に焼肉も楽しめるのはうれしい。
 
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武蔵境店は駅前商店街に所在。入口は小さいが、2階と3階の2フロアに席が用意されている。
 
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店内はボックス席になっていて、やはり漁船や海をイメージさせる装飾が目立つ。卓上コンロも常備されていた。
 
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「海鮮浜焼き盛り合わせ」は赤海老、イカ丸焼き、鮭の切り身のセットで1058円。「肉盛り合わせ」はソーセージ、鶏モモ、豚トロ、ベーコンから3つを選べて734円。「イカゴロホイル焼き」は日替わりメニューで302円だった。
 
 最後は株式会社ダイナック(東京都新宿区 代表:若杉 和正)の「魚盛」を紹介しよう。サントリーの子会社である同社は「咲くら」や「鳥どり」などの和業態が多く、そのノウハウを活かした海鮮居酒屋が「魚盛」である。とはいえ、店によって「カジュアル」、「ゆったり居酒屋」、「地産地消」とスタイルが異なり、昨年11月末にオープンした浦和店は初の郊外店舗だ。筆者が訪れたのは新宿三丁目駅直結のビル6階にある「ゆったり居酒屋」タイプの店。エントランスこそトロ箱系ならではの生簀や旗、看板などが設えられていたが、案内されたのは靴を脱いで上がるタイプの掘りごたつ座敷で、「磯丸水産」や「豊丸水産」と比べると高級さを感じた。
 
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しっかりとした造りの掘りごたつ座敷。テーブルの奥にはスムーズなオーダーを助ける専用端末が常備されていた。
 
 だが料金はそこまで高いと感じさせず、オーダーも総合居酒屋によくある、テーブル上の専用端末で行うシステムだ。浜焼きを名物としているわけではないのでコンロも席にはないが、ここで楽しむのはエンターテインメント性よりも、本格和食を感じさせる一皿だったり、豊富に揃う地酒だったり、くつろぎの空間だったりするのであろう。個室であれば接待に十分利用できる格式もある。
 
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看板メニューの「魚盛(三点盛り合わせ)」。この日はハマチ、サワラ、コチ、タチウオ、マグロ漬けの5点盛りというサービスで1382円。
 
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これも名物の「海鮮シュウマイ 三種盛」(756円)。海老、ホタテ、イカの大きなシュウマイが提供される。単品なら270円で注文可能だ。
 
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「鮭ハラス」は594円。写真奥は「五島鯵の手作りメンチカツ」(1個340円)で、2個から注文できる。
 
 3つの店舗を訪れ、じっくりと分析してみて強く感じたのは、やはり魚そのものがおいしいということだ。冒頭でも述べたが、これは魚介類における流通革命であると断言できる。昔はこのレベルの魚を味わおうものなら、目利きの優れた職人がいるような敷居の高い和食店や寿司屋でなければ難しかったであろうし、料金も高く付いただろう。それが今は街中のチェーン店で気軽に味わえる。非常にありがたいことだ。
 
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「豊丸水産」の「海鮮こぼれ寿司」(1058円)。専門店でなくとも、鮮度抜群のネタによる寿司を味わえるのは大きな魅力である。
 
 今のトレンドとしては魚よりも肉がもてはやされているが、世界的に広がるクールジャパンの影響や、和食の世界遺産認定にも紐づく和食と日本酒のリバイバル、さらには2020年の東京オリンピックに向けた外国人観光客向けのおもてなし体制など、魚食が見直される土台はしっかりとでき上がっている。そしてなにより、今後さらに重要視される少子高齢化社会は、外食産業の発展とも切り離せない問題であることを確信させられた。ニーズの高齢化はますますマーケットに影響を与えていくだろう。今回取り上げた海鮮居酒屋人気と高齢化の因果関係はその一例であるわけだが、機会があれば改めてこの状況をレポートしていきたい。

2015-01-30 16:40:00

シンガポール  2015/01/28(水曜日)
神戸出身の著名シェフ、アジアに初出店[食品]

興行大手のマレーシア系ゲンティン・シンガポールが運営する総合リゾート(IR)のリゾート・ワールド・セントーサ(RWS)に、日本人著名シェフ山下春幸氏が率いるレストラン「春(Syun)」が先ごろオープンし、27日にメディア関係者向けの試食会が行われた。

昨年12月下旬に開業した「春」は素材にこだわり、山下氏の出身地である神戸の食材を取り入れた和食レストラン。神戸牛を使った「ウニの黒毛和牛巻きキャビアのせ」などが看板メニューで、料理を視覚で楽しむこともできる。オープン以来、日本人だけでなくシンガポール人も多く来店。「春」が抱える料理人は皆、和食の経験を多く積んでおり、料理は斬新さがあるものの、伝統的な和食の基礎もしっかりと保っている。

山下氏は「ハイクオリティーな和食を、手ごろな価格でいかに多くのお客様に楽しんでいただけるかという点に最も力を入れた」と述べた。日本食の需要が高まるシンガポールで新しい和食の形を提案していく意向だ。