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2018-06-09 09:56:00

5億5200万人!最強アリババを支える膨大な顧客データと分析力

2018年05月24日読了時間:6分
 

←第9回 野菜1個も最短30分配送 盒馬鮮生に見るアリババ新小売戦略

第二部「アリババ、京東集団……中国の最強データ活用企業の新成長戦略」の3回目。今年5月4日に発表した阿里巴巴集団(アリババグループ)の2018年3月期決算を振り返り、その全体像と今後の進路を数字から明らかにする。併せてアリババの最大の強みが、その膨大な顧客データにあることを示す。

 日経クロストレンドの創刊記念イベント「日経クロストレンド FORUM 2018」内では、「アリババ・グループがつなぐ、日本と世界の未来 ~データテクノロジーを駆使した新しいビジネスのカタチ~」と題して、アリババ代表執行役員副社長でアント フィナンシャル ジャパン代表執行役員COOの田中豊人氏が講演。グループが目指す新しいビジネスのカタチについて、余すところなく語ってもらう。日時は6月19日(火)午前10時~10時40分。「Amazon Goの衝撃~その先にある新たな買い物の世界~」

 日本でアリババグループといえば、まず思い浮かべるのは、CtoCのECサイト「淘宝網(タオバオ)」やBtoCのECサイト「天猫(Tモール)」を抱える中国のEC最大手であることだろう。

 アリババのこの現況は、数字からも見て取れる。5月4日にアリババが発表した18年3月期決算で、アリババグループの売上高は2502億元(約4兆3000億円)となり、前年同期比で58%も増えた。純利益も639億元(約1兆1000億円)に達し、前年同期比47%増である。成長の勢いに、今のところ陰りは見られない。

アリババグループの2018年3月期の業績
クラウドコンピューティング事業の伸びも大きいクリックすると左の画像を拡大

2018-06-09 09:51:00

中国EC「京東」が描く未来型スーパーの全貌

ここまでやる!中国最新流通事情<前編>

セブンフレッシュの果物売り場。上のスクリーンにさまざまな商品情報を提示できる(記者撮影)
急速にIT化が進む中国。一足飛びの進化は、小売店舗にも現われている。顔認証を活用した無人スーパーから自動倉庫の活用まで。中国EC(ネット通販)2位の京東集団(ジンドン)を通じ、2回に分けて「中国未来店舗」の実像に迫る。

入り口を抜けると、色とりどりの果物が陳列棚にぎっしりと並ぶ。1つひとつの果物にはQRコードがついていて、専用の機械で読み取ると、陳列棚の上にある巨大なスクリーンに産地や購入者の評価などの商品情報が映し出される。

買い物客に寄り添うAIカート(写真:ジンドン)

すぐ横にはAI(人工知能)カートがぴたりとついてくる。専用アプリを起動したスマートフォンをかざせば、カートが買い物客とともに動く仕組みだ。子供連れで手がふさがっている母親でもカートを引いたり押したりする必要がなく、利便性も高い。

これは中国の首都・北京郊外にあるスーパーマーケットの店内の様子だ。店の名前は「7 FRESH(セブンフレッシュ)」。中国のEC2位の「京東集団(ジンドン)」が今年1月にオープンした店舗である。ネットから注文した商品を配達してもらえるサービスもあり、ネット利用と合わせると1日平均6000~7000人が利用する。

魚1匹にもQRコードを付ける

ジンドンは1998年に創業、2004年にEC事業を開始した。もともとは家電製品を専門に扱っていたが、化粧品や日用品などへ品目数を拡大。2017年12月期の売上高は前期比39.3%増の3623億元(約6.2兆円)に達した(営業損益は8.3億元〈同142億円〉の赤字)。

魚にもQRコード。スマホでかざすとどこで水揚げされたのかなどの情報がわかる(記者撮影)

そんなジンドンがリアル店舗にも進出し始めた。先鋒を務めるのがセブンフレッシュだ。

同店では食品の7割を生鮮食品が占め、一部輸入品を除きほぼすべてにQRコードがつく。前出の果物だけではなく、水槽を泳いでいる魚の1匹1匹も対象になる。代金の支払いも、すべてQRコードを介した電子決済が可能だ。

https://toyokeizai.net/articles/-/224239?utm_source=morning-mail&utm_medium=email&utm_campaign=2018-06-08&mkt_tok=eyJpIjoiWXpNM056ZGtZV001Wm1WbCIsInQiOiIrUmtCQW16SDhYZGZmcHQ5UFBpZXJVeEt0bm5KVzk5bmlXeWpjZzA3OWo5Q1hpdlwvaFpNb1Jqa1dyODlQUk5ObFpLdFVuTGhabkQ3MUNPdTZoeHBBQ21vVjUrZ3l0aFNcL0tRM2xYNXdKUEVcL2hoWDlMMDFTS3FVVWVvaEttVFVzYyJ9

 


2018-06-09 09:48:00

2018/06/07(木)

《日系進出》LIXIL、上海に旗艦ショールーム

住宅設備大手LIXIL(リクシル)グループは6日、上海市に旗艦ショールームを開設した。キッチン・バス・トイレなどの水回り製品から窓やドア、建材などを幅広く展示。複数の住宅設備をまとめて購入できるメリットのほか、日本の高い品質、技術力をアピールし、販売増やブランドの知名度向上につなげる。

LIXILが上海で開設した旗艦ショールーム=6日、同市普陀区

LIXILが上海で開設した旗艦ショールーム=6日、同市普陀区

旗艦ショールームは「LIXILフルホームフラッグシップストア」と名付け、上海西郊の普陀区の大規模家具・内装用品展示場「紅星美凱龍」内に開設した。ショールームの面積は約500平方メートル。約200点を展示している。

LIXILグループが持つ「LIXIL」や「INAX」、「TOSTEM」といった複数ブランドの製品をそろえた。同社によると、水回りから窓、玄関ドア、室内ドア、収納など多様な製品を扱う住宅設備販売拠点は中国では珍しい。また販売のほか見積もり依頼、採寸、設計、施行、アフターサービスの機能も持たせ、ワンストップサービスを提供する。LIXILグループが海外で複数ブランドを扱い、ワンストップサービスを手掛ける販売拠点を設けるのは、今回が初めてとなる。

製品展示では、窓の場合は5重ガラスや機密性の高いアルミサッシで騒音や外気を遮断できることを紹介するなど、高品質をアピールしている。富裕層の別荘向けに大型の玄関ドアや駐車場の自動開閉ゲートも展示。販売価格は、中国でも都市部を中心に需要が出てきている洗浄便器で5,499~9,830元(約9万4,700~16万9,300円)などとなっている。都市部のファミリー層や郊外に戸建て別荘を持つ富裕層をメインターゲットとしている。

LIXILグループの瀬戸欣哉社長兼最高経営責任者(CEO)は同日の開設式典の場で、「上海では富裕層が拡大する中、今まで売れるとは思わなかったハイエンド製品が売れるようになってきた」と旗艦ショールーム開設の理由を説明。「富裕層は増加を続けており、ハイエンド製品の需要が急拡大する可能性もある」と、中国事業の先行きに期待を示した。今回開設した旗艦ショールームは、売り上げ増のほかLIXILブランド浸透の役割も担う。瀬戸社長は「旗艦ショールームのビジネスモデルが成功すれば、中国のほかの地域にも広げていきたい」と語った。

 


2018-06-09 09:46:00

2018/06/07(木)

翠華がファストフード2ブランド、日本食も

香港の茶餐庁(香港式大衆カフェ)チェーン大手、翠華控股は5日、新たに日本式の丼物と香港式の軽食を提供するファストフードの新ブランド店をそれぞれ立ち上げたと発表した。収益源の拡大に向け、若い世代をターゲットに集客を図る。香港経済日報が伝えた。

新たに立ち上げたのは、日本式の丼物を提供する「廿一堂」と香港式の軽食を扱う「軽。快翠」。新界・将軍澳の商業施設「ポップウオーク(天晋匯)」2期と香港島・セントラル(中環)の旧セントラル警察署建築群「大館」にそれぞれ1号店を開いた。

廿一堂のターゲットは、ファストフードや日本食を好む若い世代。軽。快翠では菠蘿包(パイナップルパン)やミルクティーといった香港名物の軽食のほか、健康志向の高い消費者をターゲットに植物由来の牛肉パテを使うハンバーガーなどを提供する。米ビヨンド・ミートの大豆やエンドウ豆などから開発した牛肉パテを採用した。

翠華控股は現在、香港、マカオ、中国本土で「翠華餐廳」を68店展開しており、近くシンガポールに海外1号店を開業する予定。昨年末には香港でベーカリー店「BEAT」を出店するなど、多様なブランドの展開に取り組んでいる。

 


2018-06-09 09:44:00

「妊活」にファストフードの食べ過ぎはNG

2018/6/6

清水 篤司

 ゴールデンウイーク明けの初日に、体の動きにややキレがないなと感じつつ、歩きながらPodCastで米国のニュースを聞いていると、妊娠前の食事が妊娠に与える影響についての話題が耳に入ってきました。「妊娠前には妊娠後の胎児への影響を考慮して、なるべく栄養があるものを食べておくべきなのでは?」というところまでは、誰もが考えることでしょう。

 それでは早速、その情報の中身について詳しく見ていきたいと思います。私が聞いたニュースの元になっていた研究は、オーストラリアのアデレード大学のチームによって行われ、医療雑誌のHuman Reproductionに2018年5月4日付で掲載されたものでした。

ファストフードは妊娠の敵

 医学的な介入が必要な場合を除き、妊娠を望み試みる中で1年間妊娠することができないような状態を不妊症と呼ぶことになっています1)。不妊症は妊娠を望む世界中の多くのカップルに影響を与え、経済的、感情的な問題を生じさせます。ところが、この研究の前書きによると、妊娠前の母親の食生活が妊娠に与える影響については、これまでほとんど研究されていなかったそうです。そこで同チームでは、果物や野菜、魚など、より健康的な食品の摂取量が高く、ファストフードの摂取量が少ないほど妊娠に至るまでの時間が短くなり、不妊症率が低くなるのではないか──との仮定を立て、研究を行いました。

 この研究に用いられたデータは、2004年11月から2011年2月にかけて、オーストラリア(アデレード)、ニュージーランド(オークランド)、アイルランド(コーク)、英国(リーズ、ロンドン、マンチェスター)の4カ国6都市において登録された5628件の妊娠を対象に行われた、前向き多施設コホート研究によって得られたものです。具体的には、妊娠15±1週において、妊婦から受胎直前の1カ月間の食事摂取量を項目別に整理し、そのデータを分析しています。

 この研究の結果、「妊娠にダメな食事」として、週4回以上ファストフード(ハンバーガー、フライドチキン、ピザなど)が挙げられました。週4回以上ファストフードを食べていた妊婦の群(グループ)が妊娠するまでに要した時間を1とした場合、週に2回以上4回未満のグループは0.89、週に2回未満のグループは0.79、一度も食べなかったグループは0.76という結果が出たそうです。妊娠にファストフードが良くないというのは、一般的なイメージ通りではないかと思います。