インフォメーション
日本食レストランチェーン「富士」を展開するフジグループは、先月末にミャンマーのヤンゴンに同国1号店を開設したと明らかにした。今年初めに開業したラオス・ビエンチャン店に続く海外出店となる。2015年の東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)発足が進出の追い風になるとみて、向こう5年以内にASEAN全域での出店を目指す。
ヤンゴン店は2フロアで計1,000平方メートル。主にメディカルツーリズムでタイを訪れるミャンマー人の中・高所得者層の間に「富士」ブランドが浸透しているとの調査結果を受けて出店を決めた。生鮮食材はすべてタイから輸入するためメニュー価格はタイ国内の店舗より3割ほど高くなるが、ビエンチャン同様にヤンゴンにも本格的な日本食レストランが少ないため、富裕層の取り込みは難しくないとにらむ。
今後はマレーシア、シンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイなど、海外への出店をさらに本格化する。また、日本の壱番屋(愛知県一宮市)と提携して展開しているカレーチェーン「CoCo壱番屋」は、年内にシンガポールの3号店を開設する。タイ、シンガポール以外の国への展開も視野に入れている。
富士の国内店舗数は現在70店以上。今年は少なくとも10カ店以上を出店し、年内に計85店とする計画。1店舗当たりの開設投資額は200万~300万バーツ(約500万~750万円)。富士のメニュー数は300種類以上におよび、品質管理に手間がかかることから、フランチャイズ(FC)展開は行わない。
■創業30周年のプロモ開催
フジグループは現在、創業30周年を記念した特別プロモーションを展開している。注文1,000バーツごとにくじ引きに参加できるもので、300種類の賞品は総額1,000万バーツ相当。プロモーションの実施期間は9月末まで。
米国農務省は、7月11日(現地時間)、2012/13年度の3回目の世界及び主要国の穀物・
大豆に関する需給見通しを発表した。その概要は以下のとおり。
2012/13年度の穀物全体の生産量は消費量を下回るが、大豆の生産量は消費量を上回る
見込み。
1世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量:23億1,404万t(対前年度比 0.4%増)
(2)消費量:23億2,776万t(対前年度比 1.3%増)
(3)期末在庫量:4億5,041万t(対前年度比 3.0%減)
(4)期末在庫率:19.3%(0.9ポイント減)
≪主な品目別の動向≫
<小麦>
生産量は、前年度、悪天候による被害を受けた米国、インドで増産となるものの、凍
害や秋から春にかけて乾燥の影響を受けた旧ソ連諸国、EUで減産となることから、世界
全体では前年度を下回る見込み。また、消費量もインド等を除き前年度より減少。世界
全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量:6億6,533万t(対前年度比 4.2%減)
米国、インド、等で増加、カザフスタン、ロシア、EU、豪州、アルゼンチン等で
減少。
(2)消費量:6億8,006万t(対前年度比 2.1%減)
インド等で増加、ウクライナ、EU、カナダ等で減少。
(3)期末在庫量:1億8,244万t(対前年度比 7.5%減)
(4)期末在庫率:26.8%(1.6ポイント減)
(5)前月からの主な変更点
生産量は、単収等の下方修正からロシア、カザフスタン、中国で下方修正、仏・
独での増産からEUで上方修正。
<とうもろこし>
生産量は、世界全体では史上最高の見込みであるが、主産国の米国では6月以降のコ
ーンベルトの高温乾燥の影響で前月予測から大幅に(375.7百万トン→329.5百万トン▲
12.3%)下方修正。また、世界の消費量は、米国や中国の飼料用需要の増加等から、増
加する見込み。
米国の生産量の下方修正により、米国の期末在庫率は9.3%と前月予測(13.7%)に比
べ4.4ポイント下方修正され、低水準で推移。
(1)生産量:9億0,523万t(対前年度比 3.6%増)
米国、アルゼンチン、カナダ、中国、メキシコ等で増加、ブラジル等で減少。
(2)消費量:9億0,051万t(対前年度比 3.7%増)
中国、米国、EU、カナダ、ブラジル等で増加。
(3)期末在庫量:1億3,409万t(対前年度比 3.6%増)
(4)期末在庫率:14.9%(0.0ポイント増)
(5)前月からの主な変更点
生産量は、米国で高温乾燥の影響から下方修正、消費量は、米国で飼料用需要等の
下方修正。
<米(精米)>
生産量は、東南アジア諸国での増産等により、世界全体では史上最高となるも、イン
ド、中国等の消費量の増加から、世界の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は低下。
(1)生産量:4億6,508万t(対前年度比 0.2%増)
インド等で減少
(2)消費量:4億6,679万t(対前年度比 1.8%増)
インド、中国等で増加
(3)期末在庫量:1億0,247万t(対前年度比 1.7%減)
(4)期末在庫率:22.0%(0.7ポイント減)
(5)前月からの主な変更点
生産量は、インドの雨期の到来遅れによる影響から下方修正。
2世界の大豆需給の概要(見込み)
生産量は、世界全体では増加するものの、主産国の米国でコーンベルトの高温乾燥に
より前月予測から大幅に(87.2百万トン→83.0百万トン:▲4.8%)下方修正。米国の減
産に加え、中国の輸入需要の増加等により、米国の期末在庫率は4.2%と、前年度
(5.4%)を下回り歴史的低水準。
(1)生産量:2億6,716万t(対前年度比13.3%増)
アルゼンチン、ブラジル等で増加。
(2)消費量:2億6,315万t(対前年度比 3.8%増)
中国、アルゼンチン等で搾油用需要増加。
(3)期末在庫量:5,566万t(対前年度比 6.0%増)
(4)期末在庫率:21.2%(0.5ポイント増)
(5)前月からの主な変更点
生産量は、米国で高温乾燥の影響から下方修正。
詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html
内「米国農務省穀物等需給報告」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_usda/index.html
でご覧ください。
ここ数年、中国の食文化に“パン食”が定着し始めている。下水油(廃油や下水から作られた食用油)やメラミン、水銀入り粉ミルクのニュースが流れる中、食の安全を求める消費者は外資系のベーカリーチェーンやホームベーカリー(パン焼き器)にそれを求めているようだ。
外資のパン食チェーン、中国全土に展開中
最近のトレンドというよりはここ数年の中国全土的なトレンドではあるが、パン(中国語で面包)のステータスがう上がっている。そのきっかけはベーカリーチェーンの台頭だ。
中国では長らく「油条」なる油揚げや、中に肉もあんこも入っていない白い「饅頭」がパン的ステータスにあった。パンが売られていなかった訳ではない。昔からあんこ入り月餅が売られていただけに、西洋のパンに抵抗があるわけではなかったと思われる。しかし、当時のパンは怪しい添加剤満載で、外国人ばかりでなく、中国人ですらも「できることなら食べたくない」というシロモノであった。
パンが普及し始めたのは、ここ10年から20年のこと。中国各地にパンとケーキを販売する専門のチェーン店や、スーパーにパン売り場が登場し始めてからだ。こうした店のパンは、それまで個人商店などで売られていた謎のパンよりも格段に安全なパンだった。
さらに2~3年ほど前から現在に至るまで、沿岸部から内陸部へと、もっと健康志向で味もまともなパンのチェーン店が台頭してきた。その結果、人々の中でパンは「学生のお菓子」から「食事の1つ」へとポジションを変えた。ただ中国では3世代の大家族で住むのが基本。今どきのパンを受け入れられない年配の人もいるし、食パンに塩豆腐のようなものを塗って、塩辛くして食べる人もいる。
中国全土で「より安全」で「よりおいしい」パンを普及させた立役者は、シンガポールのチェーン店「Bread talk(面包新語)」だ。それを追うように、台湾資本のチェーン店「85度C」や、韓国資本のチェーン店「巴黎貝甜」進出している。
中国各地の住宅地にも個人経営のベーカリーやパンをメーンしたカフェもあるが、やはり香港人や台湾人が多い。少ないが、その中には日本人もいる。
値段はざっくり日本の半分くらいだが、中国人の平均収入から考えれば高い買い物になる。とはいえ、筆者が拠点とする内陸の都市の店舗ですら、しばしばレジに長蛇の列ができるほど人気。どんなパンがあるかと言えば、全体的に甘いパンが基本。環境に配慮した食パンやピザもあり、加えて期間限定商品のキャンペーンなどがしばしば展開される。また、伝統を重んじる消費者向けに、伝統行事前には特製のちまきや月餅が登場し、こちらも好評となっている。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120705/1041817/
中国人が飲むモノといえば、「お茶」を思い浮かべる人が多いでしょう。製法によって違うのですが、中国には大きく分けて6種類ものお茶があります。渋みが強いものや、食後に飲むすっきりとした後味のものなど。「中国茶」といっても種類は数え切れないほどたくさんあります。
日本人にとって、一番親しみのあるものはウーロン茶ではないでしょうか。今では“トクホ”など脂肪の吸収を抑えるモノもあって、「ちょっとお腹が出てきたなあ」という人が飲んでいるのかもしれませんね。
中国茶は美容や健康にも効果があると言われています。前回、このコラムで「中国人は意外にも健康志向!?」といったことを紹介しましたが、やはり中国人は中国茶しか飲まないのでしょうか(関連記事)。それとも日本の喫茶店では定番ともいえる「コーヒー」を飲んだりするのでしょうか。
中国人の嗜好の変化(コーヒー)
ある中国人はこのように言っていました。「昔……『コーヒーは胃に悪い』と言われていたんですよ。なので中国では、コーヒーを飲む人がほとんどいませんでした」と。
ただ、今ではそんな過去がなかったかのように、上海の中心地ではコーヒーショップが溢れかえっています。
東日本大震災の影響が薄れる中、日本の観光市場に活気が戻りつつある。富裕層を中心とする中国人観光客が、日本各地および各社から注目を浴びている。日本新華僑報網が伝えた。
岐阜県多治見市は中国人観光客を対象とするサービスを強化しており、銀聯カードによる決済が可能な中国のオンラインショッピングモール「銀聯在線商城日本館(以下:日本館)」に、7月よりオリジナル旅行商品や工芸品を出店している。
「日本館」には新たに「工芸館・匠(たくみ)」コーナーが開設され、美濃焼の焼き物などを販売するほか、JTBグループが中国富裕層を対象とする「オリジナルツアー」を企画、窯元で陶芸を直接体験するプランや、多治見市周辺地域の観光地を巡る商品を出店し、中国人の取り込みを図る。
中国人観光客の急増を受け、多治見市の関係者は「おしゃれな生活用品などの販売拡大の他に、オンラインサービスを強化し、中国富裕層を主要ターゲットとする」と述べた。多治見市はまた日本の地方金融機関と提携し、各地の中小企業による中国市場開拓を支援し、日本の伝統文化を伝える。「日本館」での「工芸館・匠」等の開設が、その取り組みの一つとなっている。関係者は提携を継続し、より柔軟に「日本館」を活用することで、さまざまなビジネス活動を実施する計画だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年7月12日

