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2015-06-12 23:37:00
香港 2015/06/12(金曜日)
日本産輸入食品の検査強化へ、香港政府当局[食品]
香港政府食品・衛生局の高永文局長は10日、日本からの輸入食品に対する検査を強化する方針を示した。埠頭(ふとう)でのランダム検査を強めるなどの措置を取る見通し。
「放射能汚染地区からの日本食品が当局の検査を受けず、香港市場に流入している」との報道を引用した立法会議員の質問に答えた。高局長によると、香港政府食物環境衛生署食物安全センター(CFS)は現在、コンテナ埠頭に食品検査場を設置することで税関と検討しているという。
CFSは税関から日本産食品のリストを毎日受け取り、食品の放射能検査と生産地確認などを行っている。CFSは2014年6月から今年5月までの1年間で6万6,000件を超えるサンプルを対象に放射能検査を実施したが、全て合格だった。
食物環境衛生署の劉利群(ビビアン・ラウ)署長は今年5月、海運経由で香港に入ってくる輸入食品に対する検査を強化すると発言していた。日本の生鮮食品も念頭に置いたものとみられる。
福島第1原発事故以降、香港では5県(福島、茨城、栃木、群馬、千葉)産の青果類、乳製品について現在も輸入禁止措置が取られている。肉類や水産物の輸入には、放射能値が基準を超えていないことを示す日本政府の証明書が必要となる。
■コメからカドミウム
CFSは10日、輸入した日本産のコメから基準値を超えるカドミウムを検出したと発表した。販売の即時停止を求め、輸入業者が回収に乗り出す。
11日付蘋果日報によると、販売先の日本式百貨店「一田百貨(YATA)」と「一田超市」では、これまでに対象となるコメ(1.8キログラム入り)を15袋販売した。ただCFSは「カドミウムの含有量からみて、食べても健康被害を引き起こす恐れはない」としている。
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