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タイ 2015/06/09(火曜日)
東急百貨店、タイ2号店を19日にオープン[商業]
東急百貨店(東京都渋谷区)は、19日にタイで2店舗目となる「バンコク東急百貨店パラダイスパーク店」を開業する。タイの不動産開発・商業施設運営大手MBKとの合弁会社が運営し、開業初年度に売上高7億バーツ(約25億円)を目指す。今後も新たな郊外型店舗モデルの構築に取り組む。

タイ2号店を設置するのは、バンコク東部シーナカリンの商業施設「パラダイスパーク」の1・2階で、売り場面積は計1万1,800平方メートル。「上質な生活を提案する、ライフスタイル型百貨店」をコンセプトに、1階で婦人服と化粧品、子供服、2階で紳士服とスポーツ用品、文房具、家庭用品を取り扱う。バンコク中心部のMBKセンターに入居する1号店「バンコク東急百貨店」で培った運営ノウハウを生かし、近隣居住者の取り込みを図る。
パラダイスパークの周辺エリアでは、新規の住宅建設プロジェクトが予定されており、今後にさらなる消費需要が見込まれるとして出店を決めた。東急百貨店広報部の担当者によると、パラダイスパークの利用者はタイ人が9割で、中~高所得層が多い。
東急百貨店は昨年9月、2号店の出店主体となる合弁会社ピーティーリテール・コーポレーションをMBKと折半出資で設立した。資本金は4億バーツ。
■訪日時の買い物需要も取り込み
パラダイスパーク店の出店で東急百貨店への認知度を高め、日本を訪れるタイ人旅行者の国内店舗の利用も促す。同担当者によると、昨年10月に日本が外国人旅行者などに対する消費税免税制度を変更し、従来は免税販売の対象外だった食品類、飲料類、薬品類、化粧品などの消耗品を含むすべての品目が新たに免税対象に加わったことなどを背景に、同制度を利用して買い物をする外国人が急増。タイ人の利用も顕著で、日本の東急百貨店におけるタイ人の2~4月の購入額は前年同月比240%増で推移した。タイからの情報発信で、訪日客の需要をさらに取り込む考えだ。
