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中国 2015/01/23(金曜日)
マスクなど環境対策に月120元消費、北京市民[社会]
北京市民の約9割が大気汚染など北京の環境問題を深刻と認識し、その対策に平均で毎月約120元(約2,300円)を使っている――。こんなデータが、同市社会心理工作連合会などが発表したリポートで分かった。21日付京華時報が伝えた。
同市で近年、深刻な大気汚染が発生しているのを受け、市民の環境問題への意識や行動を把握するのを狙いに調査を実施。社区(居住区)住民2,796人から回答を得た。
その結果、北京の環境問題を「非常に深刻」または「比較的深刻」と回答した人は合計で86.9%に上った。「普通」と答えたのは11.0%、「そんなに深刻ではない」または「深刻ではない」を選んだ人は合計で2.1%にとどまり、市民が環境問題に強い危機感を抱いていることが明らかになった。
健康を損なう恐れが強いと認識している人の割合が多い環境問題は、主に◇大気汚染:92.2%◇飲用水汚染:56.6%◇生活ごみの処理:47.2%◇騒音:41.6%◇建築材料の汚染:32.7%◇土壌の重金属汚染:19.7%――の6つだった。
健康被害を防ぐための製品を購入した人は73.5%に上った。大気汚染と水汚染に関係する支出が最も多く、家庭用浄水器は44.5%、微小粒子状物質「PM2.5」対策マスクは42.3%、空気清浄機は31.6%の市民が購入していた。一方、いずれの対策も取っていない人も26.5%に上った。
支出額は月平均119.5元で、300元以下が過半数の53%を占めた。300元以上は7.0%、ゼロの人は12.5%だった。未回答は27.4%だった。
■京津冀のPM2.5濃度、14年は10%減少
北京市、天津市、河北省の3地域のPM2.5の平均濃度は2014年、前年と比べて約10%減少したことが分かった。21日付北京商報などが伝えた。
周生賢環境保護相が明らかにした。1立方メートル当たりのPM2.5の年平均濃度は北京市が前年比4.0%減の85.9マイクログラム、天津市が13.5%減の83マイクログラム、河北省が12.0%減の95マイクログラムで、平均で約10%下がった。
3地域の今後の環境政策について、周環境保護相は環境影響調査の実施を強化することを明らかにした。<北京>
