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2014-12-13 22:35:00
シンガポール 2014/12/09(火曜日)
クールジャパン、日本食街に最大7億円支援[食品]
日本文化を海外に発信するための官民ファンド、クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)は8日、シンガポールの繁華街オーチャードに多数の日系中小外食企業が出店する「ジャパンフードタウン事業」に最大7億円を出資すると発表した。単独では海外進出が難しい中小外食企業に足がかりとなるプラットフォームを提供して支援する。
日本外食ベンチャー海外展開推進協会(JAOF)や同事業を支援する民間企業とともに、シンガポールに合弁会社を設立。伊勢丹オーチャード店の4階に「ジャパンフードタウン(仮称)」を設けて運営する。事業の総投資額は10億円を見込んでいるが、調理器具や飲料、調味料メーカーなどの「サポーター企業」を募ることで増やす。
ジャパン・フード・タウンにはJAOFに加盟する外食ベンチャー企業15~20店舗を進出させる。そば、うどん、ラーメン、丼、焼き鳥や、オムレツなどの日本風アレンジ洋食も含め、広義の大衆日本食の分野で、日本国内で実績のある中小企業を2015年初頭まで公募し、3月末ごろまでにテナントを決定。同年10月にオープンする予定だ。初年度の売上高は30億~40億円を目指す。
クールジャパン機構の広報担当者は、すべての出店テナントが直営店形態で展開するため、日本の味とおもてなしを提供できると説明。現地で日本の食材調達や、日本のサービスを提供するための人材の確保を単独で行うのは難しいが、数社がまとまることで効率化やコスト削減が可能になると指摘した。進出各社が情報を共有できるのも同事業の強みと強調した。
東南アジアの流行発信地であるシンガポールで事業を展開することで、今後、日本の食文化を世界に広めるためのモデルケースとしたい考え。アジアの他地域でも、同様の事業展開を検討していく。
