インフォメーション

2014-12-06 15:15:00

キャトル・バイヤーズ・ウィークリー紙のビーフパッカートップ30社のランキング調査は1989年から開始された。この25年間のランキングがどう変化してきたかをみると、まず、1989年のトップ3社はIBP社、コナグラレッドミート社、エクセル社。この3社はそれぞれタイソンフーズ社、JBS USA社、カーギルビーフ社となり、現在もトップ3の地位にある。

4位だったビーフアメリカ社は廃業し、他の9社に買収された。ナショナルビーフ社、ハリスランチビーフ社、そしてオーロラパッキング社は1989年から同じ社名で継続し、ABフーズ社も1989年当時の社名であるワシントンビーフと呼ばれている。

この25年間で多くの統合、再編が行われ、上位企業が大規模化してきた。ただ近年はトップ5社のシェアは比較的安定している。一方で小規模な企業の多くが姿を消した。1989年の業界全体のと畜能力は1日当り14万5000頭であったが、現在は12万8000頭に縮小している。

新生した企業もある。1989年当時、1250頭の能力を有して15位にランキングされていたアイオワ州のテーマミートパッキング社。同社はアイオワプレミアムビーフ(IPB)社として再びランキングに登場した。と畜処理能力は1100頭でランキングは当時と同じ15位。IPB社は4000万ドルを投下して拡張し、11月10日から稼働を開始した。この工場は閉鎖される前の2003年から2004年にかけてアイオワクオリティービーフ社として運営されていた。

IPB社は高級品質のブラック・アンガス種のみを扱い、CABの認定も取得。中東市場で成長する米国産牛肉への需要に応えるべく、と畜は100%ハラールで対処。EU諸国を含む世界43カ国への輸出を可能にしている。

 

※2014年11月10日 CATTLE BUYER'S WEEKLY