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2014-08-08 13:08:00

中国  2014/08/08(金曜日)
危険食品は24時間内に緊急回収、法制化へ[食品]

食の安全を脅かす事件が相次いでいることを受け、国家食品薬品監督管理総局は6日、食品のリコールに関する法規「管理弁法」の草案を発表し、意見公募(パブリックコメント)を開始した。人体に深刻な危険を及ぼす食品は、危険性の発覚から24時間以内に回収を開始することを義務付けるなどの内容となっている。

同弁法は、食品回収に関する責任の所在と義務を明確化するもので、問題食品を速やかに市場から締め出して消費者の安全を守る効果が期待される。リコールの対象となるのは、メーカーの自主検査や行政機関による検査、消費者からの告発などによって、安全基準違反または人体の健康に危害が及ぶ可能性が発覚した食品。リスクの度合いと緊急性に応じ、「緊急リコール」と「一般リコール」の2方式で対応する。

このうち、緊急リコールに相当するのは「食後に死亡または深刻な健康被害が予想される」場合で、メーカーはリスクを認識してから24時間以内に所在地の行政当局へリコールを届け出、ただちに回収を開始しなければならない。行政当局は申請受理から24時間以内に専門家チームを組織してリコール計画の妥当性を判断し、回収ロットの範囲などが不十分と判断すれば業者に是正を勧告する。

緊急リコールには該当しない一般リコールでは、届け出の期限が72時間以内に緩和される。メーカーが自主回収を行わない場合や、リスクがメーカーの対応能力を超える場合には、当局が回収を主導する。

このほか、食品の流通過程で腐敗などの問題が発生する場合を想定し、流通業者の責任や義務も明記。さらにはインターネット通販による食品取引が急拡大していることを背景に、ネット上で販売される食品に問題が見つかった際は、通販サイトの運営業者が問題商品の流通を停止させ、当局に届け出る義務を負うことなども盛り込んでいる。

意見公募期間は9月5日まで。草案は同局のウェブサイト<http://www.sda.gov.cn/WS01/CL0782/104034.html>で確認できる。<全国>