Editors' Letter
植物性食品のブームは終わったのか
植物肉をはじめとしたプラントベースフードといった類の名前を見かけることが、最近めっきり減った気がします。以前は毎日のようにいただいていた関連のプレスリリースも、かなり下火に。プラントベースフードブームは終焉してしまったのでしょうか。うっすらとそんなことを思っていた矢先に、11月26日をもって渋谷ロフトに入居している植物性食品専門カフェ・2foodsが閉店すると聞きました。2foodsは、私も以前に何度か取材したことがある企業でした。出店当時は「ヘルシージャンク」というフレーズを用いて、「植物性食品=味が薄くおいしくない」という印象を打破しようと試行錯誤していました。植物肉やプラントベースフードといえば、世界のタンパク質危機や健康食の文脈で捉えられることが多かった中で、一般ユーザー目線のアプローチがとてもいいなと思っていました。実際にカフェで提供されている植物性食品もレベルが高く、個人的に何度かリピートもしていました。そんなお店が閉店してしまうなんて、プラントベースフード業界はやはりかなり苦しいのか……、と内情を少し取材してみた記事がこちらです。▶渋谷ロフト、2foodsが11月26日で閉店。プラントベースフードはオワコンなのか話を聞いてみると、確かにプラントベースフード業界には苦しい時期があったようですが、今回の閉店理由は業界の不振ではないといいます。かつて取材したプラントベースフードを提供している飲食チェーンやスーパーなどの小売店を見渡してみると、今でもしっかりメニューとしてラインナップされていました。 確かに報道数は減っているように感じますが、それは一方で社会の中に溶け込み始めたことを意味しているのかもしれません。
Editor's Pick
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Business Insider Japan副編集長
三ツ村崇志