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ポストコロナ時代の流通サービス産業の展望(10) |
[7]GAFA & MICROSOFT
「DX」と「CX」を推進し、「創造的破壊とイノベーション」を行うにあたり、「GAFA &
MICROSOFT」の事業展開や大転換や次世代の考え方を学ぶことが必要であろう。
(1)戦略構図
「経営戦略 & マーケティング戦略」の「4.0の構図」というのは、次の通りである。
キープレーヤー |
GAFA |
GOOGLE |
インターネット広告 |
APPLE, |
携帯端末 |
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FACEBOOK |
インターネット広告 |
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AMAZON |
Eコマース |
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米国企業 |
MICROSOFT |
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NETFLIX |
動画配信 |
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BATH |
BAIDU |
インターネット広告 |
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ALIBABA |
Eコマース |
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TENCENT |
インターネット広告 |
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HUAWEI |
携帯端末 |
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日本企業 |
ソフトバンク |
情報通信、投資ファンド |
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トヨタ |
コネクティッドカー スマートシティ |
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楽天 |
Eコマース |
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ファーストリティリング |
アパレル |
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ソニー |
ゲーム |
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最重要ビジネス・プラン |
プラットフォーム |
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エコシステム |
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経済圏 |
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サブスクリプション |
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中心のテクノロジー |
IOT |
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AI |
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クラウド |
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5G |
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(2)キープレーヤーの大転換
◎AMAZON:世界最大の書店→エブリシング・ストア→
AMAZON GO
・書店、通信、金融、音楽、電子取引、食料品、印刷など、を買収。なかでも高級スーパーマーケット「ホールフーズ」は注目されている。
・カスタマー・エクスペリエンス重視
・事業成長⇔低コスト体質⇔低価格→お客様の経験価値
・個性化戦略
・次世代:オンライン経験とオフライン経験のシームレスな融合した「カスタマージャーニー」の確立。
◎APPLE:「プラットフォーム」「エコシステム」
(驚異的な収益力)
・垂直統合型+水平分業型のビジネス・プラン:中間コストの削減
・ユーザー・エクスペリエンス:「わかりやすさ」「使いやすさ」
(ユーザー)
・iPhoneを購入シテ、アプリをダウンロードして利用するユーザー
・アプリを開発し、販売するユーザー
(プラットフォームの参加者)
・プラットフォームの提供者
・プラットフォーム上で取引されるモノやサービスの販売者
・モノやサービスの購入者
・自世代→サービス事業:ヘルスケア
◎FACEBOOK
・人々にコミュニティを構築する力を提供し、世界のつながりを密にする。
・独自の仮想通貨「リブラ(LIBRA)」の発行の新規事業の発表。世界的な金融サービスの提供。
・グループの機能強化。
・世界最大の「SNS」である。一人勝ちである。
・売上高のほぼすべては広告事業。
・ターゲティング精度が高いる
・「GOOGLE」とはまったく違ったアプローチをしている。