インフォメーション

2013-05-04 22:05:00

穀物全体の生産量は、前年度より減少して消費量を下回り、期末在庫率は低下する見
込み。
  穀物全体の期末在庫率は 19.3%と前年度(20.3%)を下回る見込み<FAOの安全在庫水準
(17~18%)>.

《主な品目別の需給》
〈小麦〉
 生産量は、米国、インド等で増産も、旧ソ連諸国や豪州、EU等の減産で、世界全体
では前年度より減少して消費量を下回り、期末在庫率は低下する見込み。
(1)生産量:655百万トン(▲6.0%)
(2)消費量:673百万トン(▲3.4%)
(3)期末在庫率:27.1%
・旧ソ連諸国では凍害や乾燥等により生産減。
・豪州では降雨不足等から、生産量は前年度を下回る見込み。
・インドでは史上最高の生産量となり、輸出が大幅に増加。
・米国で13/14年度冬小麦の初期生育への乾燥の影響懸念はやや緩和。


〈とうもろこし〉
 生産量は、米国の高温・乾燥による減産等で、世界全体では前年度より減少して消費
量を下回り、期末在庫率は低下する見込み。
(1)生産量:856百万トン(▲3.0%)
(2)消費量:863百万トン(▲1.9%)
(3)期末在庫率:14.5%
・米国はコーンベルトの高温・乾燥により生産量が大幅に下方修正(274百万トン)され、
 期末在庫率も低水準(6.8%)。
・中国では、天候に恵まれ史上最高の生産量を更新。飼料向け需要等は今後も堅調の見
 込み。
・EUでは、東欧南部の高温・乾燥により前年度より減産見込み。
・収穫が最盛期の南米は、アルゼンチンでは降雨過多から乾燥傾向に転じるも前年度よ
 り増産、ブラジルでも2年続きの豊作見込み。

〈米〉
 生産量は、インドでの減産はあるも中国、インドネシア、ベトナム等での増産により
世界全体では前年度より増加したが、消費量を下回り、期末在庫率は低下する見込み。
(1)生産量:468百万トン(+0.4%)
(2)消費量:469百万トン(+2.2%)
(3)期末在庫率:22.1%
・中国、インドネシア、ベトナム等で単収の増加等から豊作見込み。
・インドは、モンスーン到来遅れで減産も生産量は2年連続で1億トン超。
・ベトナム、インド等で輸出競争。中国では輸入が増加。

〈大豆〉
 生産量は、米国で降雨による高温・乾燥被害の緩和や、収穫が開始された南米の増産
見込みから世界全体では前年度より増加し消費量を上回り、期末在庫率は上昇する見込
み。
(1)生産量:270百万トン(+12.5%)
(2)消費量:260百万トン(+1.5%)
(3)期末在庫率:24.1%
・米国では、コーンベルトの高温・乾燥の影響が8月末以降の降雨で緩和。期末在庫率
 は4.0%と低水準で推移。
・中国では、生産減に加え、旺盛な需要から輸入量が増加。
・南米では、作付面積の増加に加え、収穫が開始されたアルゼンチンでは降雨過多から
 乾燥傾向に転じるも前年度より増産、収穫が終盤を迎えるブラジルでは天候に恵まれ
 史上最高の豊作見通し。


詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。