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2013-05-04 21:25:00

高知県産のユズを使ったケーキが、米コーヒーチェーン大手スターバックスの国内全87店舗で一斉に発売された。

県産のユズ果汁とユズ皮のペーストを使用した「ユズケーキ」で、価格は5.5Sドル(約440円)。今年1月に国内で開催したユズ賞味会がきっかけとなった。

高知県シンガポール事務所の揚田徹副所長はNNAに対して「1月の賞味会では招待リストに入っていながら当日参加できなかった関係者もいたため、イベント後に個別に訪問していた。その中で地場菓子チェーンを回った際、ユズを使った商品開発について前向きな返答を得た」と説明。同菓子チェーンはスターバックスのケーキをOEM(相手先ブランドによる生産)供給しており、今回の商品化につながった。スターバックス側は短期間ではなく常備商品にする意向という。

高知県は2010年にシンガポールで開催されたアジア最大規模の食品・ホテル業界向け見本市「フード・アンド・ホテル・アジア(FHA)」で「高知県ユズブース」を出展。これを機に国内でユズ製品の売り込みを進めてきた。地場人気飲料ブランド「マリーゴールド」でユズ果汁を原料にした高級志向のジュースが流通しているほか、日系、地場スーパーマーケットでユズドレッシングなどユズ関連商品が販売されている。ユズ皮のペーストはFHAをきっかけに地元のケーキ店向けなどに出荷しているが、今回のような本格受注は初という。