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2020-11-30 16:41:00

 

前回に引き続き、「経営者の教科書」について説明しよう。

 

 

 

現代経営者の条件(22)

 

 

 

[7]経営者の教科書(2)

 

 

 

51.上に立つ者は、先憂後楽の心構えが必要

 

 

 

52.呑みにつれていかななければ部下を育てられない上司は、三流の上司である。

 

 

 

53.時間のけじめ、お金のけじめ、人間関係のけじめ、この三つのけじめは決して忘れてはならない。

 

 

 

54.経営者は<秘密のない組織づくり」を目指すべきである。

 

 

 

55.互いの目を見ながら直接離しをする。これが人間関係の基本である。

 

 

 

56.部下に注意したいこと、指示したいことについての「なぜ」を説明できなければ、責任者として失格である。

 

 

 

57.自分の考え方を100%部下に伝えたいと思うのなら、100%の熱意を持って訴えなければならない。

 

 

 

58.平凡な言葉でもいい。しかし経営者の言葉は純金の言葉でなければならない。

 

 

 

59.これまで会社は「家庭」だった。しかしこれからは、会社は「駅舎」である。

 

 

 

60.仕事に面白みを見出し、味わうということができるようになるならば、その人は必ず成功する。

 

 

 

61.会社をほめるという態度、心がまえで終始している人はね必ずどこの会社にあっても注目される。

 

 

 

62.威張って知識を見つけるよりも、心を開いて尋ねるほうが、敬意を表される。

 

 

 

63.いいことはさらに良く工夫してもう一度やったらいい。間違いはもう繰り返さない。その反省の繰り返しが人間的成長をもたらす。

 

 

 

64.努力をし、汗の中から生まれた知恵こそ本物である。

 

 

 

65.仕事であれ経営であれ、あらゆるものは、もともと必ず成功するようになっている。

 

 

 

66.理想を掲げることと、一歩一歩を積み重ねていくことは、車の両輪である。

 

 

 

67.成功も失敗も、日常の一見些細なと思われることが積み重ねられた叙事詩である。

 

 

 

68.知識は教えて教えられるが、知恵は教えて教えられない。経営のコツは、自分で会得するしかない。

 

 

 

69.将来から現在を考えるのが経営者の発想、現在から将来を考えてはいけない。

 

 

 

70.成功を目指すというならば、まず働いて、次に答えて、それから遊ぶ。それが考え方の順番である。

 

 

 

71.改善、改革をしていくときには、今あるものに継ぎ足すのではなく、全部否定してゼロから発想してみる勇気を持つことが重要。

 

 

 

72.三つの「J」で仕事を進めよ。「3J」とは、順番、時間、充実の頭文字である。

 

 

 

73.鷹は鷹なりに、スズメはスズメなりに一生懸命生きる努力をしなければならない。そこに、それぞれなりの成功をする道も開けてくる。

 

 

 

74.人間一人でできることは限りがある。大きな成功のためには、必ずすぐれた組織をつくることが不可欠である。

 

 

 

75.責任者は、部下が持ってきた話や提案の内容よりも、部下が責任者のところへ話しに来るといった行動や勇気をほめなければならない。

 

 

 

76.すぐれた指導者かどうかは、情報を持ってくる「がらッ八」を何人持っているかで決まる。

 

 

 

77.教育というのは、夏の芝生の雑草取りに似ている。取り続けることが教育である。

 

 

 

78.部下にものを尋ねると三つの得がある。一つは部下がやる気を出すということ、二つ目に情報を集めることができるということ、そして三つ目に、けっきょく尋ねた人が尊敬されるということである。

 

 

 

79.雑談の中からいろいろ指導していくという自然な形が、部下を育てるときに一番効果的である。

 

 

 

80.燃える思いで訴える、繰り返し訴える、「なぜか」を訴える。この三つの努力なしに経営者の真意は部下には伝わらない。

 

 

 

81.部下を育てるポイントは四つある。一つ目は、部下にものを尋ねるということ、二つ目に、方針を明確に示すということ、三つ目に、権限を委譲するということ、そして、四つ目が、感動させるということである。

 

 

 

82.経営者は、権限は委譲しても権威は維持しなければならない。

 

 

 

83.責任を自覚し、責任を取る自覚を持つか持たないか。指導者の指導者たる所以は、まさにそこにある。

 

84.北風に向かうときも、経営者はつねに凛としていなければならない。

 

 

 

85.これからの経営者は「活動する哲人」でなければならない。

 

 

 

86.よく切れる包丁は、それ自体は善でも悪でもない。使い方によって善になり悪になる。

 

 

 

87.これからは表現力があって行動力のある人間の時代である。

 

 

 

88.親しき仲こそ一線を超えていけない。

 

 

 

89.ビジネスには、絶対に渡ってはならない橋があることを、知っておかなければならない。

 

 

 

90.偶然の成功は、ともすれば不幸の種になる。

 

 

 

91.会社がいかに大をなすとも、常に初心を忘れない。

 

 

 

92.会社は公のものである。私的なものではない。

 

 

 

93.使命感をどの程度に持てるか、どの程度自覚するかによって、経営のいっさいに変化が生じてくる。

 

 

 

94.経営理念を血肉にする努力を続けること。

 

 

 

95.経営者には不断の人間的向上が求められる。

 

 

 

96.素直な心こそ、王道の経営の根源であると共に、経営成功の最高の秘訣である。

 

 

 

97.企業が活動しているのは、人間の幸せを実現するため。

 

 

 

98.人間観を正しく持つ。

 

 

 

99.王道の経営には、悟りの経営理念が絶対必要。

 

 

 

100.持って生まれた人間的能力を、死ぬまでに発揮し尽くすことが人間としての幸せである。