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2012-12-02 12:09:00

高値が続く生体牛価格と牛肉の卸売価格に対し、需要面での値下げ圧力が強まっている。全米の人口の約20%が暮らす北東部を襲ったハリケーン「サンディ」と、それに続く吹雪が牛肉販売に大きな影響を与えている。また、全米の小売業界では、ターキーの販促が主体となるサンクス・ギビング・デー(感謝祭)が終わるまでは、牛肉の発注が増えることはないだろう。ビーフ価格の高値推移により、小売業者は先行きも牛肉の特売を抑える可能性がある。

パッカーは、10月最終週から11月第1週にかけての牛肉生産が過剰気味であったことから、と畜頭数を減らし、生体牛の価格を引き下げようとしたが、スポット市場での生体牛の販売はわずかな頭数にとどまり、肥育業者は持ちこたえた。パッカーの買い値は125ドル(100ポンドあたり)まで引き上げられ、その水準を維持している。11月第1週のボックスビーフ価格は弱含み気配で始まり、月曜日から水曜日は小幅な値動きで推移したが、パッカーは週初の販売予測(推定64万6,000頭)よりも多くの牛をと畜したため、木曜日には幾つかのカット商品を選び、大量に出荷した。これにより価格は一時的に値下がりした。 4日間の出荷量は609コンテナと前週の556コンテナを大きく上回った。ただ、アナリストは、「パッカーは2週連続の過剰生産で、まだ在庫を抱えているようだ」という。

生体牛の先物価格は、水曜日の終値で1 2月期の契約が7 2ポイント下げ、124.95ドルとなった。ネブラスカ州中部の肥育農場が平均124.68ドルで5,560頭を販売したこともあり、木曜日には再び回復傾向をみせ、金曜日には肥育業者とパッカーの間で価格の主導権争いから激しい綱引きが繰り広げられた。

 

※CATTLE BUYERS WEEKLY 2012年11月12日