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2012-09-14 17:15:00

マグロやタラ、イワシなど世界の主要な漁業資源のうち、資源を保つための適切なレベルを超えて過剰に漁獲されている種が約30%、適切量ギリギリまで漁獲され、これ以上量を増やすことができない種が約57%に達するとの調査結果を、国連食糧農業機関(FAO)がまとめた。乱獲種には日本で好んで消費される種も多く、このまま国際社会が手をこまねいていては、日本の食卓やすしネタからマグロが消える日も遠くない。

マグロ・イワシなど118種

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 FAOは今回、北西部太平洋のイワシや西部大西洋のクロマグロ、北西部大西洋のタラなど主要395種の魚介類(世界の全漁獲量の約70%)について、2009年段階の資源状況を調べた。資源量や漁獲量の推移、産卵可能な親魚の量などから、現状の漁獲量が資源を維持できるレベルに比べ過剰と判断されたのは118種で、全体の29.9%に上った。

 これらの中には、ミナミマグロ、クロマグロ、一部のビンチョウマグロや北西部太平洋のイワシやスケトウダラ、タチウオなど、日本が主要な漁獲国の一つである資源が多い。北東部大西洋のサケや北西部大西洋のタラやカレイの仲間など、日本で多く食べられているものも含まれる。例えば、北西部大西洋のタラは、1960年代には年間約200万トンの漁獲があったが近年は乱獲で4万~6万トンにまで激減した。

 FAOのジョゼ・グラジアノ・ダシルバ事務局長(62)は、「世界人口の12%の生計が漁業に依存し、世界人口の17%にとって魚介類が主なタンパク源である。しかるに、このままでは世界の漁業は早晩立ち行かなくなる。世界各国は持続可能な漁業への支援と乱獲資源の回復に向けたあらゆる努力をしなくてはならない」と呼びかけている。当面、資源管理が不十分な公海を含めた漁獲量削減が課題となりそうだ。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1209/10/news031.html