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2012-08-05 00:36:00

今回は「市場細分化」の「基準」について説明しよう。

 

市場調査の意義と方法⑦

 

[5]市場細分化とは(2)

(3)市場細分化の基準

 「市場細分化の基準」は、いろいろな観点からつくられるが、P.コトラ-/G.ア-ムストロングの「新版マ-ケティング原理」では、次のように説明しているが、これらの要素を日本のマ-ケットに合わせて「細分化変数」を決めていく必要がある。

細分化変数

主 な 細 分 化 市 場

地理的変数

 地域

 

 

 群の規模

市あるいは標準大都市

 地区(SMSA)

 

 

 人口密度

 気候

 

西海岸、山岳部、西北中央部、西南知勇おうぶ、東北中央部、東南中央部、東海岸南部、東海岸中央部、ニューイングランド

A.B.C.D.

5,000人以下、5,000~19,999人、20,000~49,000人

50,000~99,999人、100,000~249,999人、

250,000~499,999人、500,000~999,999人、

1,000,000~3,999,999人、4,000,000人以上

都市部、郊外地、地方

北部、南部

人口動態変数

 年齢

 

 性別

 世帯規模

 ファミリ-・ライフサイクル

 

 所得

 

 

 職業

 

 

 教育

 宗教

 人種

 国籍

 

サイコグラフィック変数

 社会階層

 ライフスタイル

 パ-ソナリティ

 

6歳未満、6~11歳、12~19歳、20~34歳、35~49歳

50~64歳、65歳以上

男性、女性

1~2人、3~4人、5人以上

若者独身、若者既婚子供なし、若者既婚未子6歳以下、若者既婚未子6歳以上、高年既婚子供あり、高年既婚18歳以下

子供なし、高年独身、その他

10,000ドル未満、10,000~15,000ドル未満

15,000~20,000ドル未満、20,000~30,000ドル未満

30,000~50,000ドル未満、50,000ドル以上

専門職、技術職、管理職、経営幹部、経営者、事務職、販売職、職工、工場主任、作業員、農業、退職者、学生、主婦、失業者

中学卒業以下、高校中退、高校卒、大学中退、大学卒

カトリック、プロテスタント、ユダヤ教、その他

白人、黒人、東洋人、ヒスパニック

米国、英国、フランス、ドイツ、スカンジナビア、イタリア、ラテン・アメリカ、中東、日本

 

下の下、下の上、中の下、中の上、上の下、上の上

従属型、努力型、協調型

強圧的、社交的、権威主義的、野心的

人口動態変数

 年齢

 

 性別

 世帯規模

 ファミリ-・ライフサイクル

 

 所得

 

 

 職業

 

 

 教育

 宗教

 人種

 国籍

 

サイコグラフィック変数

 社会階層

 ライフスタイル

 パ-ソナリティ

 

6歳未満、6~11歳、12~19歳、20~34歳、35~49歳

50~64歳、65歳以上

男性、女性

1~2人、3~4人、5人以上

若者独身、若者既婚子供なし、若者既婚未子6歳以下、若者既婚未子6歳以上、高年既婚子供あり、高年既婚18歳以下

子供なし、高年独身、その他

10,000ドル未満、10,000~15,000ドル未満

15,000~20,000ドル未満、20,000~30,000ドル未満

30,000~50,000ドル未満、50,000ドル以上

専門職、技術職、管理職、経営幹部、経営者、事務職、販売職、職工、工場主任、作業員、農業、退職者、学生、主婦、失業者

中学卒業以下、高校中退、高校卒、大学中退、大学卒

カトリック、プロテスタント、ユダヤ教、その他

白人、黒人、東洋人、ヒスパニック

米国、英国、フランス、ドイツ、スカンジナビア、イタリア、ラテン・アメリカ、中東、日本

 

下の下、下の上、中の下、中の上、上の下、上の上

従属型、努力型、協調型

強圧的、社交的、権威主義的、野心的

行動変数

 購買状況

 求めるベネフィット

 使用者タイプ

 

 使用率

 購買準備段階

 製品に対する態度

 

通常の状況、特別の状況

経済性、品質、サ-ビス

非使用者、過去の使用者、潜在使用者、初めての使用者、常時使用者

ノンロイヤル、中ロイヤル、高ロイヤル、完全ロイヤル

未認知、認知、理解、関心、欲求、購買意図

熱狂的、肯定的、無関心、否定的、敵対的

 

(4)市場細分化の要件

 「市場細分化」によって細分化された市場で、すべての「マ-ケティング」活動が、効果的に発揮されるかどうかは、次の要件を満たしていなければならない。

① 測定可能性

 「市場細分化」を行うには、市場規模とか購買能力とかが測定できないと、「マ-ケティング戦略」を立ててはいけない。この場合、測定できないならば、「マ-ケティング・ミックス」は構築できないし、「経営資源」の投入は極めて危険である。

 たとえば、出店候補の物件が持ち込まれた場合、その立地の市場規模や購買能力を測定できないと、売上高の予測が立たない。

 

② 接近可能性

細分化した市場のお客様のタ-ゲットを明確にできないと、「マ-ケティング・コミュニケ-ション戦略」が確立できず、マ-ケティング計画が停滞してしまう恐れがある。つまり、タ-ゲットが明確でないと、「マ-ケティング・コミュニケ-ション」のコストが高くなるにもかかわらず、効果はあがらない。

 

③ 実質可能性

 「市場細分化」のマ-ケットが十分な規模を保有していなければ、「マ-ケティング・ミックス」は不可能であり、マ-ケティング活動が効果をあげない。全国チェーンを展開したい場合、タ-ゲットとする生活者が、どの位