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2025-01-08 11:54:00

中国B級グルメ「麻辣燙」、日本の若い女性らに大人気 ヘルシーで「一人飯」にピッタリ

中国でおなじみのB級グルメ「麻辣燙(マーラータン)」が日本で大きな注目を集めている。女性向けニュースサイト「モデルプレス」の「読者が選ぶトレンドランキング2024」では「バズったグルメ」部門の2位にランクイン。瞬く間に日本の飲食市場の一角を占めるようになり、若い女性を含む幅広い層から支持されている。

都内の複数の店舗を取材した。「薬膳スープ春雨」と銘打ってマーラータンを提供するチェーン店「七宝麻辣燙」の恵比寿店から出てきた男性は、近くに住むという大学4年生。月に2、3回は店を訪れるという常連客だ。「おいしいけれどすごく辛くて汗をかいた。健康的だから食べても罪悪感がないので、よく来ている」と語る。

中国でメジャーなチェーン店で東京、横浜、大阪、福岡など日本各地に13店を展開する「楊国福麻辣燙」の銀座店は午後3時ごろになっても大勢の客でにぎわっていた。かつてマレーシアに住んでいたという女性(68)は娘と共にはるばる愛知県から来店した。「マレーシアでよく食べていたので、この味が懐かしくてやって来た」

同じ店にいた男性は、半年ほど前にSNSでの爆発的な人気を見て「マーラータン巡り」を始めた。「最初はどんな味なのか試してみようという程度だったが、食べたらやみつきになってしまった。食べると次の日も食べたくなる」。具材や辛さを好きなように選べる自由度の高さがマーラータンの魅力だと話す。

取材したどの店舗でも目立ったのが、若い女性客の多さだ。ある会社員の女性は、マーラータン好きの同僚に連れられて昼休みに食べに行ったら自分もすっかりとりこになってしまったという。「たくさん野菜を入れて食べられるからヘルシー」というのが、女性を特に引き付けているポイントのようだ。

楊国福麻辣燙を日本で運営する大天元の李震会長は「中華料理は日本のあらゆる場所で一角を占める可能性を持っている」と語る。「中国の小吃(シャオチー、軽食)の一つであるマーラータンが日本でこれほどヒットしたことは、中華料理の奥深さを物語っている」。今後は日本で店舗を拡大するとともに、日本人の口に合った商品を増やすなど現地化戦略を強化し、文化交流なども幅広く実施する方針だ。

全日本中華料理・ホテル支援協会の程顕斉理事長は日本でのマーラータン人気について「具材やスパイス、スープを自由に選べるスタイルが、せわしない現代を生きる若者の食生活にフィットしたからだ」と見る。「すぐにできるし20分あれば食べ終わる。人々の生活リズムと『一人飯』の習慣にちょうど合う」

マーラータンが市民権を得たことは、日本の中華料理の変化を示す現象でもある。程氏によると、かつては日本人好みにアレンジされた中華料理が主流だったが、近年では本場の「ガチ中華」がますます受け入れられるようになった。上海の「生煎包」が焼き小籠包(ショーロンポー)として知られるようになり、アヒルの首肉などで有名な湖北省発祥の総菜チェーン「周黒鴨」も進出するなど、今では地方の「小吃」やB級グルメも珍しい存在ではなくなっている。

【新華社東京】

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2025-01-08 11:46:00

ファミレスが「オワコン化」する裏で進む大変化「二極化」の背景には一億総中流の"崩壊"がある

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ファミレス
じわじわと国内店舗数が減っているファミレス。二極化が進んでいるのは、一億総中流が崩壊したことも影響しているだろう(編集部撮影)
デフレが終わり、あらゆるものが高くなっていく東京。企業は訪日客に目を向け、金のない日本人は"静かに排除"されつつある。この狂った街を、我々はどう生き抜けばいいのか?
新著『ニセコ化するニッポン』が話題を集める、"今一番、東京に詳しい"気鋭の都市ジャーナリストによる短期集中連載。

今年(2024年)、筆者は東洋経済オンラインに「ファミレスが『時代遅れ』になってきてる深い理由 ガストもサイゼも…国内店舗数はジワジワ減少」「"時代遅れ"の『ファミレス』とくに厳しい店の正体 ガスト等の安い店より、中価格帯のほうがキツい?」と題した、2つの記事を寄稿した。

上位4チェーンが揃って国内店舗数を減少させていることを説明しつつ、個々人の嗜好が多様化し、「なんでも安く食べられる」こと自体が大きな魅力を持たなくなった現在、より専門的で個人の好みを満たすことのできる専門店のほうが、業態としては有利なのではないか。そして、中価格帯のファミレスがどんどん厳しくなっていくのではないか……などと論じていた。

読者からも多くのコメントを貰い、また「オワコン化」と言った声に批判の声も届くファミレスの記事だが、筆者は最近、「一億総中流の"崩壊"も、ファミレスの二極化に影響しているだろうな」と考えるようになった。どういうことか?

『花束みたいな』は経済格差の恋の話? 

思えばファミレスは、いつの時代も、さまざまな人が出会う場所だった。

多くのフィクションでファミレスが舞台に選ばれているのは、それを表している。

【画像11枚】ファミレス大手の店舗数推移と、その中でもっとも苦戦?する意外なチェーンの"正体"

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