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2011-12-18 00:00:00

日本の食品大手・株式会社明治は日本国内で放射性セシウムが含まれる可能性のある粉ミルク40万缶を回収したが、中国市場では回収を行っておらず、代理購入などで日本産の明治粉ミルクを買っていた湖北省武漢市の母親たちは今、返品の困難さという壁にぶつかっている。「武漢晩報」が伝えた。

 明治は先週、「明治ステップ」(850グラム入り缶)の8ロット分から放射性セシウムが検出されたことを明らかにし、無償で回収・交換に応じるとした(8日付報道)。武漢市のスーパーマーケットでは明治の粉ミルクを取り扱っていないが、一部の消費者は海外での代理購入やオンラインショッピングなどのルートで日本産の同製品を購入していた。

 明治の顧客サービス担当者によると、日本国外の消費者が友人や親戚などを通じて問題ある製品を代理購入した場合は、まず製品を日本の担当者の元へ送付し、担当者が消費者に代わって製品を交換し、交換した粉ミルクを送り返す段取りになっている。

 だが同市のある母親がこのほど送料を計算したところ、「ひどい話だ。時間もお金もかかり過ぎる」ことがわかった。国際スピード郵便(EMS)を利用した場合、500グラムのものを送るには180元かかり、500グラム増えるごとに40元が加算されるため、850グラム入り粉ミルクの送料は約200元に上る。さらに日本からの返送料金も必要で、送料は粉ミルクの価格を上回ることになる。郵便の国際小包サービスを利用すれば安いが、それでも日本への送料は1キログラムまで108元はかかり、時間も片道だけで2カ月間かかる。

 ある消費者は「明治の中国法人が交換業務を代行すればよい」と提案する。

 明治の中国法人である明治乳業貿易(上海)有限公司によると、中国市場で販売されている明治の粉ミルクは、すべてオーストラリアでパッケージされ、輸入されたもので、オーストラリア産の乳原料を使用しており、このたび日本で回収された製品と中国の正規ルートで販売されている製品とは別物だ。現時点では国内の消費者が代理購入した日本製粉ミルクの交換は受け付けられないという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年12月13日