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米国農務省は、1月12日(現地時間)、2017/18年度の9回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関す
る需給見通しを発表しました。その概要は以下のとおりです。
-2017/18年度の穀物の生産量は消費量を下回り、大豆の生産量は消費量を上回る見込み-
1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
25億6,594万トン(対前年度比 1.4%減)
(2)消費量
25億7,568万トン(対前年度比 0.1%減)
(3)期末在庫量
6億4,286万トン(対前年度比 1.5%減)
(4)期末在庫率
25.0%(対前年度差 0.4ポイント減)
《主な品目別の動向》
〈小麦〉
生産量は、米国で冬小麦の収穫面積が記録的な低水準になること等から減少、豪州でも東部の乾燥に
より減少するものの、ロシアで冬小麦・春小麦ともに作柄が極めて良好であることから史上最高、EU
等でも増加が見込まれることから、世界全体では前年度を上回る見込み。消費量は、中国等で減少する
ものの、ロシア、インド等で増加が見込まれることから前年度を上回る見込み。世界全体の生産量は消
費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
7億5,701万トン(対前年度比 0.9%増)
・ロシア、インド、EU等で増加、米国、豪州、ブラジル等で減少
(前月に比べ、ロシア等で上方修正)
(2)消費量
7億4,170万トン(対前年度比 0.3%増)
・ロシア、インド等で増加、中国等で減少
(3)期末在庫量
2億6,802万トン(対前年度比 6.1%増)
・中国、ロシア等で増加、米国等で減少
(4)期末在庫率
36.1%(対前年度差 2.0ポイント増)
〈とうもろこし〉
生産量は、米国、南アフリカ、中国、ブラジル、ウクライナ等で減少が見込まれることから、世界全
体では前年度を下回る見込み。消費量は、中国、米国等で増加が見込まれることから前年度を上回る見
込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
なお、ベトナムは、北部産地で生育期間中の多雨により、生産量が前月から下方修正された。
(1)生産量
10億4,456万トン(対前年度比 2.9%減)
・米国、南アフリカ、中国、ブラジル、ウクライナ等で減少
(2)消費量
10億6,673万トン(対前年度比 0.4%増)
・中国、米国等で増加
(3)期末在庫量
2億657万トン(対前年度比 9.7%減)
・米国等で増加、中国等で減少
(4)期末在庫率
19.4%(対前年度差 2.2ポイント減)
〈米(精米)〉
生産量は、米国で作付期にアーカンソー州北東部及びミズーリ州南東部で洪水が発生、カリフォルニ
ア州では土壌水分過剰により収穫面積が減少し、生産量が1997/98年度以来最低となること、インド等
でも減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。消費量は前年度並み。世界全体
の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
なお、フィリピンは、史上最高の収穫面積により、生産量が史上最高の12.0百万トンに上方修正され
た。
(1)生産量
4億8,471万トン(対前年度比 0.5%減)
・インド等で減少
(2)消費量
4億8,175万トン(対前年度比 0.0%増)
(3)期末在庫量
1億4,108万トン(対前年度比 2.2%増)
・中国等で増加、インド等で減少
(4)期末在庫率
29.3%(対前年度差 0.6ポイント増)
2.世界の大豆需給の概要(見込み)
生産量は、米国で史上最高の収穫面積、中国でも収穫面積の拡大により増加するものの、ブラジル等
で減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。消費量は、中国等で増加が見込ま
れることから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度
より低下。
なお、ブラジルは、単収の上方修正により、生産量が前月から200万トン上方修正、アルゼンチンは、
主に北部産地での播種面積の下方修正により、生産量が前月から100万トン下方修正された。
(1)生産量
3億4,857万トン(対前年度比 0.8%減)
・米国等で増加、ブラジル等で減少
(前月に比べ、ブラジル等で上方修正)
(2)消費量
3億4,447万トン(対前年度比 4.4%増)
・中国等で増加
(3)期末在庫量
9,857万トン(対前年度比 2.2%増)
・米国等で増加、ブラジル等で減少
(4)期末在庫率
28.6%(対前年度差 0.6ポイント減)
「米国農務省穀物等需給報告」はこちらから
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_usda/index.html
